これまでの展覧会絵本・自然・子ども・・・ いわむらかずおの世界

 
絵本・自然・子ども・・・
いわむらかずおの世界
12/6(水)〜2007.1/28(日)
 
休館日:12/27〜1/4
 
  

↑14ひきのあきまつり©いわむらかずお

 

『絵本・自然・子ども』・・・これは、いわむらかずお氏の活動の中心テーマです。
 いわむらかずお氏は小学校時代を雑木林のある東京・杉並で過ごし、東京藝術大学美術学部工芸科に進学、1964(昭和39)年に卒業後、化粧品会社にデザイナーとして勤務しましたが、2年半ほどで退社。学生時代から係わっていたテレビの幼児番組の絵を描く仕事に専念するうちに、同氏の関心は次第にテレビから絵本へと移ってゆきました。
 1970(昭和45)年、最初の絵本「ぷくぷくのえほん」を出版し絵本作家としてデビュー。以後、多くの自作絵本を発表し、数々の賞を受賞。現在、それらの作品はヨーロッパ、アメリカ、アジア等16ヶ国語に翻訳出版され日本と世界の子どもたちに親しまれています。
 1975(昭和50)年、子どもの頃の原風景・雑木林での活動を目指して栃木県益子町に転居後も、里山の自然とそこに生きる生き物たちを主人公に「14ひき」、「トガリ山のぼうけん」、「ゆうひの丘のなかま」等のシリーズを次々に発表するかたわら、「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館するなど活発な活動を展開、同氏のやさしいまなざしと繊細な筆致が描きだすほのぼのとしたぬくもりの世界は見るものの心にあたたかい灯をともし続けています。  
 今回の展覧会は、「いわむらかずお絵本の丘美術館」(栃木県那珂川町) のご協力のもと、1970年代から90年代にかけてのいわむらかずお氏の創作の軌跡をたどるとともに、人気シリーズの絵本原画や関係諸資料を展示・紹介するものです。
 絵本作家としてのみならず里山の自然をこよなく愛する自然観察者として、美術館活動や環境教育活動にも貢献を続けるいわむらかずお氏の豊かでユニークな世界を訪れていただく機会となれば幸いです。

主催:武蔵野市立吉祥寺美術館/協力:いわむらかずお絵本の丘美術館

   

 

 
  ■絵本作家・いわむらかずお氏による
   「絵本・自然・子ども」をテーマにしたお話とサイン会
  
     講師:いわむらかずお(絵本作家)
     日時:平成18年12月23日(土・祝)午後2時〜3時30分  
     会場:吉祥寺美術館音楽室
     定員:80名(当日、整理券を配布します)
     入場:美術館入館券(100円)が必要
          (但し、小学生以下・65歳以上・障害者の方は無料)
    ↑トガリ山のぼうけんA©いわむらかずお
     
  ■ボランティアグループ  
   「むさしのお話語ろう会」のメンバーによる
    いわむらかずおの絵本の読み聞かせ
 
     日時:@平成18年12月16日(土)午後2時〜3時
           A平成19年1月14日(日) 午後2時〜3時
     会場:@吉祥寺美術館音楽室
           A吉祥寺美術館ロビー
     対象:幼稚園から小学校低学年の児童と保護者
     入場:美術館入館券(100円)が必要   ↑かんがえるカエルくん©いわむらかずお
          (但し、小学生以下・65歳以上・障害者の方は無料)    
     
              
 
いわむらかずお(岩村和朗) 略歴
   
1939 4月3日 東京に生まれる。
1958年 杉並区立第二小学校、区立東田中学校を経て、都立西高等学校卒業。
1964年 東京藝術大学卒業。
1970年 「ぷくぷくのえほん」(実業之日本社)を発表。
  絵本作家としてデビュー。
1975年 栃木県益子町に転居。雑木林の中にアトリエを建てる。
1976年 「タンタンのずぼん」(偕成社)刊。「タンタンのシリーズ」はじまる。
1979年 「りんごがひとつ」(銀河社)刊。
1980年 「おおきいトンとちいさいポン」(偕成社)刊。
1982年 「こりすのシリーズ」はじまる。「よるのともだち」(至光社)刊。
  栃木県文化奨励賞受賞。
1983年 「14ひきのひっこし」(童心社)刊。「14ひきのシリーズ」がはじまる。
  「14ひきのあさごはん」で絵本にっぽん賞受賞。

↑もりのあかちゃん ©いわむらかずお

  「14ひきのやまいも」で小学館絵画賞受賞。
1985年 「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」(偕成社)刊。
1986年 「ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ」でサンケイ児童出版文化賞受賞。
1990年 大阪花博・いんなあとりっぷ館の作・演出・美術を担当。
1991年 「トガリ山のぼうけん@風の草原」「同 Aゆうだちの森」(いずれも
  理論社)刊。「トガリ山のぼうけんシリーズはじまる。
1993年 絵本の丘美術館の設立準備はじまる。
1995年 「トガリ山のぼうけん」前進座公演の原作・脚本・美術・衣装を担当。
1996年 「カルちゃんエルくんねむいねむい」(ひさかたチャイルド社)刊。
  「かんがえるカエルくんシリーズ」はじまる。
1997年 「かんがえるカエルくん」で講談社出版文化賞・絵本賞を受賞。
1998年 「いわむらかずお絵本の丘美術館」開館(栃木県馬頭町)
2000年 「ゆうひの丘のなかま・栗栖ちくりん」(理論社)刊。
  「ゆうひの丘のなかまシリーズ」はじまる。
2001年 「かんがえるカエルくん」前進座公演の原作・脚本・衣装を担当。
  「どこへ行くの?To See My Friend!」(エリック・カールとの合作)刊。
   

↑カルちゃんエルくんいいないいな ©いわむらかずお