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《近藤勇と鞍馬天狗》 1955年
写真はすべて土門拳記念館蔵
 
土門拳写真展
日本のこころ
20071216日()〜2008211日(月祝
 
 

休館日 : 12月26日(水)、年末年始12月29日(土)〜1月3日(木)、1月30日(水)

 
※会期中一部展示替があります。
前期展示=12月16日(日)〜1月16日(水)
後期展示=1月17日(木)〜2月11日(月祝)
 
主催=武蔵野市立吉祥寺美術館
協力=財団法人土門拳記念館  後援=山形県酒田市
監修=藤森 武(写真家・土門拳記念館理事)
 
 

 山形県酒田市(旧・飽海郡酒田町)に生まれた土門拳(1909-90)は、画家になることを夢見ながら、少年期を東京・谷中と横浜で過ごしました。長じて社会運動に参加しながら苦悩の日々を送る中、昭和81933)年、母の勧めで上野の宮内幸太郎写真場に入りますが、やがて目指す写真の方向性の違いに気づき、社会性の強い写真を発信しつづける名取洋之助の興した日本工房へ移り、報道写真家として手腕を発揮しました。

 昭和141939)年、美術史家・水澤澄夫の案内で室生寺を訪れたことを機に、奈良や京都の寺院、仏像を繰り返し訪れるようになり、土門拳の代名詞ともいえる「古寺巡礼」シリーズを撮り始めます。また、文楽、陶芸、織物、華道といった日本の伝統、「風貌」シリーズに代表されるような著名人の肖像や、下町の子供たちの生き生きとした表情、女優と文化財をテーマに撮影した『婦人公論』の表紙など、多岐にわたる作品を残しました。

 また、昭和351960)年には、福岡・筑豊の炭鉱に生きる人々の貧窮する状況を伝えようと、ザラ紙に印刷した写真集『筑豊のこどもたち』を100円で販売、10万部を売り上げるなど、既成の概念にとらわれることのない活動には、鋭いリアリズムの眼が光るとともに日本人を愛する思いが根底にありました。晩年、数度の脳出血に倒れながら、なおも写真を撮り続けようとした気迫と執念の写真家・土門拳の名は日本写真史の中で今も異彩を放っています。

 本展は、武蔵野市の友好都市でもある山形県酒田市に昭和581983)年に創設された土門拳記念館のご協力を得て開催するもので、同館の約7万点の所蔵品の中から約120点を選び、「風貌」「古寺巡礼」「筑豊のこどもたち*「こどもたち傑作選**「勅使河原蒼風との共作*「女優と文化財**「傑作選(一)*」「傑作選(二)**」などのテーマに分け、土門拳のエネルギーあふれる写真の数々を紹介します。

 

註:会期中、一部展示替えがあります。文中および写真キャプションに、*がついているものは(12/161/16)のみ展示、**がついているものは(1/172/11)のみ展示、印のないものは全会期展示します。

《ゴムとび 築地明石町》
コンタクトシート 1954年
   
   
   
講演会のご案内   2008年1月14日(月祝) 午後2時〜3時30分
詳細はこちらをご覧ください。   「弟子が語る土門拳」 藤森 武氏(写真家・本展監修者)
   
    2008年1月27日(日) 午後2時〜3時30分
    「プレ/ポスト土門拳 〜写真史のなかの土門拳〜」  飯沢耕太郎氏(写真評論家)
   
   
 
   
   
《吉永小百合さんと深大寺釈迦倚像》 《伊豆 帆かけ舟》 《唐招提寺金堂  
『婦人公論』1965年8月号表紙 1936年    千手観音立像右脇千手詳細》
    1963