所蔵作品特別展示 たいせつなじかん
武蔵野市では、現在、2,500点を超える作品を所蔵しています。
所蔵の大きな軸となっているのは、武蔵野市ゆかりの作家の作品です。
野田九浦や小畠鼎子などのように、武蔵野市のみがまとまった数の作品を所蔵しているという作家も少なくありません。
所蔵作品を展示公開し、永く保存管理していくために、修復も継続的におこなっています。
なかには、修復してはじめて、展示できる状態になる作品もあります。
今回は、そうした修復の経緯のある作品を中心に、関連資料とあわせ、約40点をご覧いただきます。
展示作品のうち、小畠鼎子の《冬霽》(1961年)、織田一磨の《待乳山から隅田川》(1916年)など7点は、収蔵後、修復を経て初めての公開となります。
作者なきあとも、作品は生き続けます。
そして、たくさんの鑑賞者の眼によって、物質的な劣化とは別の次元で、成長を続けていきます。
作品を永く守り、伝えるなかで、吉祥寺美術館では、作品が包含する「時間」も、大切に展示公開していきたいと考えます。
作品との対話が、ご来館の皆さまにとって大切な時間となりますように。
織田一磨《待乳山から隅田川》(〈東京風景〉より) 1916年 石版画 武蔵野市蔵
★中高生ガイドを募集します!~本展の展示作品を紹介する「ガイド」になりませんか?★
展示をご覧いただいて気になった作品1点を選び、400字程度の紹介文を書いてくださる中高生のかたを募集します。
紹介文は作品の場所に掲出するほか、配付資料や美術館公式SNSでもご紹介させていただく予定です。
★中高生(だけじゃない)ガイドの皆さんから作品コメントをいただきました!こちらからご覧ください★
【新型コロナウイルス感染症予防のためご協力をお願いいたします】
■入館時はマスクの着用をお願いいたします
■入口にて非接触型体温計により検温させていただきます
■館内各所に消毒液を設置しておりますので、入退館の際は手指を消毒してください
■入館時、日時・代表者氏名・連絡先電話番号・住所(市町村名)・人数のご記入をいただきます(書式は美術館ホームページよりダウンロードいただけます)
■ご滞在は1時間程度を目安としてください
■他のお客様とは2m程度の距離をとっていただき、飛沫拡散防止のためできるだけ会話はお控えください
■密集等の混乱を防ぐため、18:30頃までを目安にお越しください
■混雑した場合は人数制限をおこない、ご入館いただけない場合もございますので、ご了承ください