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企画展示室

土田圭介 鉛筆画展 心の旅 モノクロームの世界で描く心のカタチ→5月10日(日)まで閉室となります

 
《ボクらの翼》2008年 鉛筆・ワトソン紙
 
新型コロナウィルス感染症の予防対策に伴い、4月14日(火)まで臨時休館とさせていただきます。
『土田圭介 鉛筆画展 心の旅』は4月15日(水)より開催の予定です。
※新型コロナウィルス感染症の影響で、今後も日程等が変更となる場合がございます。
 
 
会期:2020年4月11日(土)~6月7日(日)
休館日:4月30日(木)、5月7日(木)、8日(金)、27日(水) 
    ※5月7日(木)、8日(金)に一部展示替えを行います
開館時間:10:00~19:30
入館料:300円、中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
主催:武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人武蔵野文化事業団)
 
 

 鉛筆で淡い縦線と濃い縦線とを無数に描き重ね、モノクロームの幻想空間を創出する個性派作家 土田圭介(つちだ・けいすけ1974年新潟県生まれ)。ミステリアスでユーモラス、ロマンティックでセンシティブ、時にノスタルジック・・・。実に様々な表情が緻密・濃密な陰影から浮かび上がり、その様相はどこか魔術的に感じられます。

 土田が、一貫した制作態度で描き続けているモチーフは「心」です。「心の動きは言葉では言えるが形にできない。けれども、形のないものに形をつけていくとどうなるのか、それを形にしてみたい」と語るように、心を静かに見つめ、鉛筆のみで声高に主張することなく、自分の中にあるものを掘り起こして形にします。描き出されたものは、具象でありながらも現実には存在しない、抽象と具象の中間の「形」として表現されます。そして、見るものを飽きさせないメカニックな造形は、硬さを感じさせる「鉄」という素材でありながら柔らかさを見せることで、自然と機械を融合した形として、内に秘める生命力を確かに捉えます。

 また、土田の一番の特徴は、緻密に丁寧に一筆一筆描きこまれた縦のストロークです。面で塗りつぶす通常の鉛筆画と比べると、時間のかかる効率の悪い描き方ではありますが、縦の線を重ねることで生まれる“揺らぎ”は、通常の鉛筆画が生み出す写実的なリアリティとは違い、靄がかかったような幻想的な世界が広がり、生命のリズムを感じさせます。それは、“形のないもの”に形を与えることに専念する土田のイメージした世界感を的確に表現することとなりました。

 公立の美術館では初めての展示となる本展では、初期の作品から新作をご紹介します。土田独特のモノクロームの陰影の世界に描かれる「心の形」を、各々の感じるままにお楽しみください。

 
 
 
 
 
《THE WORLD》制作年不詳 鉛筆・ワトソン紙
 
 
  
《JUSTICE》制作年不詳 鉛筆・ワトソン紙       《プロローグ》2009年 鉛筆・ワトソン紙
 
 
  
《telephone line》2012年 鉛筆・ワトソン紙       《ASHITA》2017年 鉛筆・ワトソン紙
 
 
 
☆関連イベント☆
【ミニトーク&ワークショップ】
 講 師:土田圭介
 日 時:①4月19日(日)14:00~16:00
     ②5月3日(日・祝)14:00~16:00
 定 員:各回10名
 参加費:1,000円(材料費込み)
 申 込:4月5日(日)10:00より、お電話(0422-22-0385)にて受付
 
 ※定員に達し次第締切(キャンセル待ちの受付はいたしません)
 ※1回のお申し込みにつき、2名様まで受付可
 ※汚れてもよい服装でお越しください
 
 
【スペシャルトーク】
 出 演:土田圭介×倉本美津留(放送作家、アート・プロデューサー)
 日 時:5月24日(日)14:00~16:00
 定 員:80名
 参加費:無料(当日の美術館入館券が必要)
 申 込:5月2日(土)10:00より、お電話または美術館窓口にて受付
 
 ※定員に達し次第締切(キャンセル待ちの受付はいたしません)
 ※1回のお申し込みにつき、2名様まで受付可
   
 倉本美津留…
 数々の伝説的なテレビ番組を手掛ける。そんな中、アート番組『アーホ!』『アーット!叫ぶアートAh!!rt』を企画し、新人アーティストを発掘してテレビで紹介するなど、日本の現代アートシーンを活性化することに注力している。テレビ以外のアート応援活動も多数。渋谷西武:「アーホ!展」「アーット叫ぶアート〜大Ah!!rt展」プロデュース。2018年六本木アートナイト参加アーティスト。横浜トリエンナーレ関連イベント『アートと笑いの境界線』主宰。美術書『パロディスム宣言』美術出版社より上梓。
倉本氏が手がけるWEBサイト「倉本美津留のえりすぐり これやん」※にて土田氏の作品を紹介。
※倉本氏オススメのアーティストや作品を対談形式で紹介、ご覧の方にご購入もいただけるアート応援サイト。