@kichi_theatre2005

同時代劇作家ワークショップ・プログラムvol.1
『景観の邪魔』『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』

『景観』 11月29日(木)、12月3日(月)☆、6日(木) 各日18:30~21:30、9日(日) 13:00~21:00頃
『Q体』 11月26日(月)、12月1日(土)、6日(木)☆ 各日18:30~21:30、9日(日) 13:00~21:00頃

 

(左上から時計回りに、綾門優季、橋本清、入手杏奈〈©bozzo〉、オノマリコ)


劇作家と共に体験する戯曲の読み方、紡ぎ方

現在注目の劇作家2名の、近年の上演作品を題材に、
劇作家自身によるリーディング・ワークショップを開催します。
最終日には成果発表として、吉祥寺シアターでリーディングの上演を行います。

2017年に青年団リンク キュイ『TTTTT』で初演された綾門優季 作『景観の邪魔』は
東京23区と武蔵野市、合計24のシーンで東京の現在から未来の風景を描き出します。
2011年の初演以来根強い人気を誇る、オノマリコ 作の
『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』(愛称:『Q体』)は
東京女子大学にかつて実在した体育館と、
そこで同じ時間を過ごした学生たちの物語です。

来たる2020年とさらにその先へ向けて、
私たちの今いる場所の過去と未来を見つめ直してみましょう。
 

『景観の邪魔』は、東京の未来を生き抜いていくうえで、僕たちが近いうちに熱烈に再演したい演目のうちのひとつでした。東京に愛着がないわけではないが、正直好きになれないこともある、というのが、今の都民の本音ではないでしょうか。愛憎ありながら、それでも土地を愛するということ。そういう意味では、これは人と土地の恋愛の話、出会いと別れの話でもあるのです。また、忘却と想起をめぐる物語とも呼べるでしょう。ことの起こりと終わりというのは、あとになって見出されるものだからです。今回の企画を通じて、多くの人との素晴らしい出会いと素晴らしい別れを。劇作家と演出家、そして、参加者のみなさんとで経験出来ることを期待しています。

綾門優季/橋本清

   

長い長いタイトルの作品です。愛称は『Q体』。2011年の初演からずっと、わたしも、上演に関わってくれた人たちも、この戯曲を『Q体』と呼びます。
吉祥寺シアターは、モデルとなった大学の一番近くの劇場です。だからなんだってことはないのですが、学生時代に自転車で来た図書館やスーパーや映画館(今はもうない)、アルバイト先、手相見ますと声をかけられた街角、一人で食べたうどん屋がこの街にはあります。だからなんだってことはないのですが。
若い戯曲です。今更どんな気持ちでこの本に向かい合えばいいのかわかりません。読み返すと蘇ってくるものにむせそうになります。それは、学生時代に自転車で来た図書館スーパー映画館今はもうないバイトした店手相見ますと声かけられた街角一人で食べたうどん屋に、似たものです。ご応募お待ちしております。

オノマリコ

 
   
●日程  
『景観』 11月29日(木)、12月3日(月)、6日(木) 各日18:30~21:30、9日(日) 13:00~21:00頃
『Q体』 11月26日(月)、12月1日(土)、6日(木) 各日18:30~21:30、
9日(日) 13:00~21:00頃
 
●ワークショップ概要・募集要項  

《『景観の邪魔』》
【ファシリテーター】 綾門優季(劇作家、青年団リンク キュイ主宰)、橋本清(演出家、ブルーノプロデュース主宰)
【定員・条件】 期間中全日程に参加可能なこと。高校生以上4~10名(応募者多数の場合、選考あり)

※本作は以下のリンク先で戯曲をお読みいただけます。
 http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventworkshop/keikan.pdf

 



《『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』》
【ファシリテーター】 オノマリコ(劇作家、趣向 主宰) 
【サポートアーティスト】 入手杏奈(振付家・ダンサー)
【条件・定員】 期間中全日程に参加可能なこと。高校生以上~25歳くらいまでの女性(戸籍上の性別は問いません)。9名(応募者多数の場合、選考あり)
※本作は以下のリンク先で戯曲をお読みいただけます。

 http://suiseidou.cool.coocan.jp/kaitai.pdf



《2作品共通》
【会場】 吉祥寺シアター けいこ場 ☆印の回は吉祥寺シアター劇場でリハーサル。
     9日は上演日のため2作品合同で劇場にてリハーサル、本番(18時開演)。
【参加料】 2,000円(食費・交通費等は参加者各自でご負担ください)
【申込方法】 参加希望作品の応募フォームに必要事項を記入の上、ご応募ください。

『景観の邪魔』へのお申し込みはこちら
『Q体』へのお申し込みはこちら

【応募〆切】 募集は終了いたしました。

 

 

     
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●アーティスト・プロフィール

綾門優季
1991年生まれ、富山県出身。劇作家・演出家・青年団リンク キュイ主宰。青年団演出部。2011年、キュイを旗揚げ。2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2018年度急な坂スタジオ主催「坂あがり相談室plus」対象者として選出。
橋本清
1988年ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。演出家。個人の演劇ユニット、ブルーノプロデュース主宰。 坂あがりスカラシップ対象者(12年〜15年)として横浜を拠点に活動。断片的な日常のエピソードを組み合わせ、記憶の持つ瞬間的な鮮やかさと儚さを劇場空間に立ち上げる演出が特徴的。

オノマリコ
1983年生まれ。神奈川県藤沢市出身。東京女子大学文理学部哲学科卒。趣向主宰。2015年、シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.7『解体されゆくアントニン・レーモンド建築旧体育館の話』。2016年、マグカルシアターin KAAT『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』。同作品にて第61回岸田國士戯曲賞最終候補作にノミネート。近年は、大阪の高校生との共同創作『大阪、ミナミの高校生』シリーズなど、その場所に住む人の言葉や日常を演劇作品にすることに興味を持って取り組んでいる。
入手杏奈
ダンサー・振付家。幼少よりクラシックバレエを学ぶ。大学在学中よりコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。卒業後ソロダンス作品の発表を始める。ダンサーとして様々な振付家の作品に出演。演劇作品への振付、多数の音楽PVの振付と出演を行う。2014年「第1回ソロダンサフェスティバル2014」最優秀賞受賞。2018年「SICF19PLAY」住吉智恵賞受賞。現在、桜美林大学にてダンス科目の非常勤講師を務める。



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主催:吉祥寺シアター(指定管理者:公益財団法人武蔵野文化事業団)
共催:武蔵野市  助成:一般財団法人自治総合センター