人形劇はいかが?

投稿者:ピンクのイヤホン


   
東京タンバリン「婦嶽百景」、明日は休演日です。
吉祥寺シアター内では、珍しい平場舞台・囲み舞台のこちらの公演が話題沸騰中なのですが、未だに公演本番を観ることのできていない私は少し取り残されている感があります。喩えるならば、周囲は熱湯の中に放り込まれて30秒ほどたった豚肉の薄切りなのですが、私だけは薄切りは面倒になってブロックのまま入れられた豚肉と言ったところでしょうか。表面は隠せても、中には火が通っていません。よくわからないですね、はい。


というわけで、ちょっと別な話題をぶっこみます。お肉だけでは不健康ですから、たまには野菜も摂取しましょうと、人参やジャガイモを入れるイメージでいきたいと思います。


みなさま、人形劇って観たことはありますでしょうか?現在は小金井市を本拠地としてアトリエを構えている江戸糸あやつり人形・結城座が、我らが武蔵野市、それも姉妹劇場(と言っていいのかしら?)の武蔵野芸能劇場で年に何度か公演を行っています。というのも、この結城座はかつて武蔵野芸能劇場を本拠地としていた時期があり、その縁で今でも定期的に公演を行っております。


この結城座は1635年に江戸幕府公認で創設されたあやつり人形の一座で、それから377年間、紆余曲折を経ながらもこれまで続いてきた伝統ある劇団なのです。人形劇って一体なんぞやと思われる方も多いでしょうし、実際、私も観るまでは「なんぞや」と思っていた訳なのですが、いざ観てみるとこれがなかなか面白い!人形と言っても、いろいろな種類があり、中には身体がバラバラになってくっついたりするような「変わり者」もいました。


人形劇なのですが、人形をあやつっている「人形遣い」の人は同じ舞台上に立っていることも多く、また特に新製作の公演ですと、人形遣いの方々が、人形を手放し、「役者」として舞台に立っていることも多くあります。


3月には新作公演としてシェイクスピアの「夏の夜の夢」を上演しましたが、パックを始めとした妖精たちと恋に振り回される若者4人が人形で演じられ、夜と昼、夢と現実を行き交う虚構の物語を、人形と人間の競演で、今までに観たことのない「夏の夜の夢」に仕上がっていたことに驚きました。


そして、この度、6月30日(土)、7月1日(日)の2日間、武蔵野芸能劇場で新作「笑うタクボク~雲は天才である~」を上演致します。
これは、「病弱、貧困、でも美男」というイメージの強い石川啄木の処女小説「雲は天才である」の舞台化になります。石川啄木が代用教員として勤めていたときの体験を基に描かれた作品です。舞台も学校の場面からスタートしていきます。石川啄木先生の人形学級の開講です。ご興味のある方は宜しければどうぞ。


公演詳細ページ:http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/03/-318-1.html
公演予約:https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/index.jsp?id=19&type=O