チェーホフの『プロポーズ』

 

書いた人:バタコ

以前チェーホフ作品に出てくるロシアの名前が覚えられないという
ちょっと残念なブログを書いてしまった私ですが
そんな私でも大丈夫!!という戯曲を発見しました。
チェーホフの短編戯曲です。
チェーホフは2010年に生誕150年を迎え、短編戯曲の上演も度々目にするようになりました。
そんな今注目の短編戯曲ですが、短編なだけあって登場人物も少なく(覚えやすい!!)
短いのであまり戯曲は読まないという方にもお勧めです。
短い中にもチェーホフ作品の雰囲気はそのままで、
皮肉の効いた笑いがあり、思わずニヤっとしてしまうような作品が多いです。
その中でもとくに私がお気に入りなのが『プロポーズ』という戯曲です。

あらすじは・・・
プロポーズをするためにやってきた男性は
互いの家の持つ土地のことで意中の女性と喧嘩をし、追い返されてしまう。
しかし、プロポーズをしにきたのだと知ると彼女は慌てて彼を連れ戻す。
もう一度話し始めると今度はお互いの家の猟犬はどっちが優れているかで大喧嘩になる。
大喧嘩の最中、もともと心臓の悪い男性は心臓発作で倒れてしまい・・・


『プロポーズ』という題名から
いつプロポーズするのかと楽しみにしていると喧嘩を始めてしまい、
完全にプロポーズのタイミングを逃し、プロポーズをしに来たことさえ忘れたような男性と
散々大喧嘩したくせに「プロポーズをしに来てくれたのに!!」と大泣きする女性
怒って泣いて死にかけてと大騒ぎする人々の様子がとても面白いです。
アンドロイド版『三人姉妹』でチェーホフ作品が気になった方も
気楽に読めるのでよろしければぜひ!


アンドロイド版『三人姉妹』のチケットもご好評のため残りわずかとなっています。
当日券も若干数のため事前のご予約がお勧めです。
武蔵野文化事業団のチケット予約とこちらで発売が終了してしまった回は
青年団のチケット予約もチェックしてみて下さい。