大道具仕事

                                                                書いた人:クロコ

 


 

吉祥寺シアターでは昨日から、ACTOR’S TRASH ASSH
「世界は僕のCUBEで造られる」の劇場仕込みが始まっています。

劇場の大きさや演出プランにより、各パートの仕込み内容、規模はそれぞれですが、
小劇場の世界では出演する俳優さんが劇場仕込みに参加することが殆どです。
音響、照明に関しては機材の移動の仕事が殆どで、その先は専門的な知識、
経験がないと出来ませんが、大道具の仕込みに関しては、若手男性俳優にかなりのウェイトがかかります。

舞台監督以外は全員出演する俳優さんで大道具を仕込むと言うこともあります。
女優さんは何をしているかと言うと、劇場入りする前の稽古中に借りたり、
作った小道具や衣裳をバックステージにスタンバイしたり、制作のお手伝いをしている訳です。

大道具に関しては3、4人のスタッフの指導を受けながら、
「男なら釘ぐらい打てるだろう(最近はインパクトドライバーでねじ打ち)、
鋸で木ぐらい切れるだろう」と言う感じで作業しています。

だいたいそんな感じで、お手伝いと言うような仕事ですが、
中にはとても大道具仕事が得意な人がいて、それこそプロ顔負けで
後輩を指導しながら(怒鳴りつけながら)、手際よく作業している俳優もいます。
そんなときの俳優さんの顔はやはり大道具さんになりきった顔をしているので、
チラシに見る顔とはまるで別人になっています。