スタッフブログ:2014年04月

駅リニューアル。


書いた人:しだた

 
 早いもので2014年度がスタートしてもう7日が経ちましたね。ここ最近は春休みで朝の電車がいつもより空いているような気がしましたが、今週からはいつもの満員電車が戻ってきました。桜がきれいに咲いているのを見ると新年度のスタートを実感しますね。満開のピークは早々と過ぎてしまったようですが、吉祥寺シアターの近くにある井の頭公園もお花見で賑わっているみたいです。
 

ところで最近吉祥寺駅が少し変わったのをご存知でしょうか。改良工事が終了し、南北自由通路という北口と南口(公園口)を直線で結ぶ広い通路が完成したのです!これにより駅中をスムーズに移動することができるようになりました。そしてこの完成を記念して4月13日(日)に駅前で記念イベントとパレードが開催されるようです。ダンス、音楽、アニメなどのグループが駅周辺をパレードして回るとのこと。

そして記念イベントとして、なんと吉祥寺駅前に「機動警察パトレイバー」の実物大レプリカが展示されるそうなのです!パトレイバーといえば、これまでアニメや映画、小説など様々なメディアで作品を発表し、熱狂的なファンを獲得している作品で、ちょうど今実写版の映画も公開されています。しかも今回は実物大ということで全長約8mもあるパトレイバーがやってくるとのこと。駅前にそんな巨大なロボットがやってくると景色がかなり変わるだろうなと思いつつ、どんな感じに見えるのかなと駅前を通るたびに少し興奮気味で想像している今日この頃です。


 さて、吉祥寺シアターでは、6日より6月13日(金)から22日(日)まで開催されるFUKAIPRODUCE羽衣『耳のトンネル』のチケットが発売されました。FUKAIPRODUCE羽衣は作・演出・音楽を担当する糸井幸之介さんの描く独自な世界観を、歌とダンスで表現する“妙ージカル”(妙なミュージカル)を特徴としています。今回の作品は1人の男の生から死までを描いた、2012年に上演された作品を再構成して上演する予定です。一度見ればやみつきになることまちがいなしです!チケットは現在発売中なので気になった方はぜひチェックしてみていただければと思います→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

 

味覚の変化とJAZZメドレー

書いた人:スピカ


子どものころと全く味覚が変わらないという方にあまり出会ったことがありません。子どものころは大好きな食べ物が明確にあって、また苦手な食べ物も今より多かった。苦手な食べ物がいつの間にか食べられるようになった経緯と、同時に味覚音痴になったかのように、それほどには大好物と言えるほど料理をおいしく頂く機会というか自覚もなくなってきてしまいました。・・・どうしたことでしょう。ただ子どものころに苦いと思っていた食べ物が逆に味わいがわかるようになる・・・“苦味”がわかるというのはどうやら大人になるということのようですね。

勢い食べ物の話からはじめてしまいましたが、音楽の趣向もこれと少し似通ったことがあるのではないかと感じることがあります。子どものころに聞いていた音楽と今のそれが全く同じということはあるのかもしれないけれども、JAZZがわかるというのも、大人入門の1つではないかと。

「子どもは大人になる。大人は子どもと化す。」

とはディズニーランドのCMで流れていたいつかのキャッチコピーでしたが、これを音楽に応用すれば、映画音楽にはたくさんのジャズアレンジされた曲があるように思います。たとえばディズニーであれば、一昨年亡くなったジャズピアニストのDave Brubeck。自身のアルバムにディズニーメドレーのコンピレーションアルバムを出しております。お子さんと一緒にディズニーランドに行ったときに、ジャズアレンジのインスピレーションを得たとライナーノーツには書かれております。後にこのアルバムに触発されたアーティストは、それらの曲を取り上げており、いまやジャズスタンダードとなっている曲がいくつもあります。有名なものでは「Someday My Prince Will Come」(いつか王子様が)「Alice in Wonderland」(不思議の国のアリス)「When You Wish upon a Star」(星に願いを)など。どれもすぐには思い出せなくても一度聴けば馴染み深いはずです。

本日発売となりましたジョー・ロック(ヴィブラフォン)カルテット(武蔵野市民文化会館・小ホール)は映画音楽やジャズのスタンダードナンバーを中心としたプログラムとなっております。オードリー・ヘップバーンの主演映画が中心と伺っておりますが、皆様が、いつか聴いたことのがある!という感慨しきりのナンバーがきっと見つかるはずです。

ふと懐かしくも、優しい気持ちになれるのではないでしょうか。

 

江戸の昔から現代

書いた人:スピカ


  明日はチケット発売日です。吉祥寺シアターでは5月9日(金)~12日(月)の日程で    演劇集団 砂地「3crock」の発売が開始となります。ご興味のあるお客様はぜひともチケットをお求め頂きたくよろしくお願いします。今回の作品は原作が河竹黙阿弥の「三人吉廓初買」(さんにんきちさ くるわの はつがい)。歌舞伎の演目がモチーフとなっており、舞台を近未来に置き換え、大胆にアレンジされたものとなっております。そんなこともあってか図書館で原作本(古典戯曲)が眼に留まり、読むというよりはパラパラとめくってみましたが、内容が難しいというよりは、言い回し等がなかなか入ってこない。斜め読みであっても筋だけは把握しておきたいものです。

 これに関連して岡本綺堂が出している明治から見た過去の江戸の気風を残す随想録を読んでいると時々、いろんなことが頭の中を駆け巡ることがあります。本の内容そのものではなくて、自分が今いる現代があって、明治があって、その昔に確かに江戸時代があって、それらは別個に存在しているのではなくて、地続きに存在していたのだなぁと。

 まだ小さかった頃、こんなに国際化しているのなら、読み物から書き物まで全部英語にしてしまえば、何も困らないのに・・・と家の人に聴いたことがあります。日本人がこんなに国際的な面で苦労を強いられることもないだろうに・・・などと思ったり、考えたりしました。

「確かにそうしたほうが楽だろうけれども、その国の文化とか歴史を形成してきたものって、ある時点から文字やら言葉をもとにしてきたものだろう?だから今、それをすべて切り替えてしまったら、今度は小さな子が日本語を古文のように習わなければならなくなるんじゃないのか?」・・・と即座に教えられた記憶がありますが、いかにももっともな話であります。

まぁ他愛もない話ではあります。

 私たちは江戸の言葉は使えませんし、読み書きができるわけでもありません。それでも、落語を聴くと向島や浅草の様子が描かれ、また浅草界隈では寺社によっては歌舞伎や落語など往時を偲ぶたくさんの碑が残っていたりするんですよね。そうしたものを見聞きすると、今更ながらに、自分が小さかった頃、家の人に聞いた人の答を今、そういうことなのかなぁなどと感じることがあります。