時の振り子

 

 

書いた人:スピカ

 

およそ10年前に買った時計が急に止まってしまったので、電池を換えに行くことにしました。店の従業員の方が使い込まれた時計を見て

「これ・・・いつくらいに(電池)交換しましたか?」

「10年くらいもちましたかねぇ」

なんてやりとりのうちに、そんなに内臓バッテリーがもつものなんですか?

と店の方に驚かれはしましたが・・・。

 

 以前、当ブログにも十年一昔、英語ではdecadeですね。などと物知り顔で申しておりましたが、改めて電池を入れ替えた時計を手にすると、止まっていた時が動き出したかのようで購入したときから数えて十年という“時”の、歳月の重みを持っていったときよりも治したものを持ち帰るときにズシリと感じました。

 そんなこともあってかTVではつい少し前にあった今年の成人式の様子などを見ておりましたら、ある小学校の先生が、教え子たちの10代を撮ったビデオ録画を本人に見せるという試みに眼がいき、改めて10年という時間の重さを思いました。言うまでもなく10代(子ども)の十年と20代過ぎてからの(十年)では意味が大きく違いますけどね。・・・既に成人式なんてあったのかというくらいに歳を重ねてしまいましたが、自分にとっての貴重な想い出や価値観は変えずにブレイクスルーできる術を私自身も身につけたいものです。

 

 さて前置きが長くなってしまいましたが、吉祥寺シアターでも昨年の内はまだまだ先のことと思っていた1月の催し物が本番を迎えることになりました。

 まず劇団オーストラ・マコンドーの3月公演「家族」の、プレイベントとして開催される1月18日(日)17時からの「東京物語を読む!」(リーディングイベント)参加者による無料成果発表会、続いて、24日(土)からはサスペンデッズによる公演「夜と森のミュンヒハウゼン」です。

 サスペンデッズの公演を含め吉祥寺シアターの事業団、チケットの前売りに関しましては回によっては若干枚数となっているものもありますので、ご興味のあるお客様はお早めにご予約をお願いいたします。(チケットのご予約は→こちら