@kichi_theatre2005

decade

書いた人:スピカ

 

 英単語で10年(間)は「decade」と言います。カタカナ表記にするとディケイドが適当でしょうか?皆様、ぜひとも10年はでっけいど(でっかいぞ!)とでも覚えましょう。
 …で、何故このような書き出しからはじめたのかと言いますと少しだけ理由があり、やはり10年という年月はやはりでっかいねと駄洒落とはいえしみじみ思ったからです。

―先月のことです。
 「黄昏にロマンス」の公演の問い合わせ電話を受けていたところ、
「実は前にもう30年は前かしら? “ターリン行きの船”って言って、キャストは今回のお二人ではないけれども設定は全く同じで、たしかその時も同じ舞台を観に行ったのよ。だから、今回もとても楽しみにしているの」
とご丁寧に私に説明してくださる年配のお客様のお問い合わせを受けました。
「確かにこの作品は随分以前に公演されたことがあったようですよね。ぜひ観にいらしてください。」
とその場はそのまま受話器を降ろしたのですが
さて・・・と業務に戻ろうした刹那、今から30年以上も前の舞台のこと?このお客様はそんな昔のことまで大切な記憶として温めていらしたのか!と内心驚きで一杯であったからです。
皆様、たとえば30年前どうしていたかとか、または逆に今から30年後、自分はどうなっているか覚えていたり、想像がついたりしますでしょうか?
そんなことを考えていると少し事情はかわってしまうかもしれませんが、私も似たようなことであれば、体験だけはしているかもしれません。ネットでモノを調べることができる時代になって随分世の中も変わったものだと「今浦島」を唱えるほど時代錯誤のことは言いませんが、時々、自分がまだ子どもであったころ、読んでいた本であるとか映画のことを調べてしまうことがあるのです。それは当時の世間的な評価がどのようであったかとかリアルタイムの情報を知ることができたり、作品レビューを読んでみたり、今になってから記憶の確からしさを追認する作業と似ているのかもしれません。
まぁそれはさておいても、自分の30年後は・・・と思い浮かべても、「さて・・・」と答えはないままではありますが・・・。 

 


 

移ろいゆく季節

書いた人:スピカ

 

 今年も残り一月半となりました。早いですね~。一年ってあっという間だなぁと、自宅で書棚の整理をしていたところ、学生の頃、読んだ本をもう一度手に取る機会がありました。美術評論家である椹木野衣の著作で「平坦な戦場でぼくらが生き延びること(筑摩書房)」の中に「私たちの記憶に残っている風景というのは見えるものを手立てとして、実はその中の意味を見ているもかもしれない。」という趣旨の文言で、時節柄感慨深く思いました。これはつまり、些細な事ながら夏から秋、秋から冬といった変化にも応用が可能で、例えば衣替えで周りがネクタイを締めるようになってはじめて秋が深まったことを感じ、冬物のコートやマフラーを用意したりとか、今日は寒いから鍋でもつつくかと肘を組んで寒い寒いとポーズを取ることってありますよね。我々の意識というのは、実際の暦の変化よりも「目にはさやかに見えねども」の変化の世界で生きているのであって、型どおりに意識の変化が追いついているというよりは、五感を通じてふとした瞬間に秋だなぁ、冬だなぁなんて気づき、思い出したかのように昨年はどうしていたかと記憶の連鎖が続くような気がいたします。

 
 ふとそんなことを思ったのも、当館では9月よりアマヤドリ「非常の階段」にはじまり、つい先日まで公演のありました「黄昏にロマンス」で今年度の秋の協力・提携公演が一区切りついたということもあるかと思います。晩夏にアマヤドリの稽古場見学に行かせていただいた際には半袖で十分だったのに、あっという間に11月も中旬となり、気温の低下と日の短さを感じたのが、実に「黄昏にロマンス」の楽日のことでした。

 さて、そろそろ年末に差し掛かってきました。来月は 5日(金)~7日(日)のデュ社旗揚げ公演「ふたつの太陽」、そして毎年恒例劇団SCOT「トロイアの女」、「からたち日記由来」19日(金)~26日(金)の公演が控えております。
 2公演とも、お時間がありましたら、ぜひとも吉祥寺シアターまで足を運んでいただければ幸いです。

 


 

可児市物産展がやってきました!

書いた人:バタコ

 ala Collectionシリーズvol.7『黄昏にロマンス-ロディオンとリダの場合-』が絶賛公演中の吉祥寺シアターロビーに可児市の物産展がやってきました!11月7日(金)と8日(土)の2日間、可児市の名産品をご来場の皆様にお届けしました!その様子を少し紹介したいと思います。
























有名な可児市のバラのバスソルトやローズアクセサリー、バラのジャムやせっけんなど、吉祥寺シアターのロビーがとっても素敵な香りに包まれました。香りはもちろん、様々な種類のグッズはとても色鮮やかで、ロビーが一気に華やかになりました。













他にも、可児市ゆかりの武将グッズや、観光情報パンフレットなども準備され、吉祥寺に居ながら可児市に遊びに行った気分を味わうことが出来ました。可児市の皆様ありがとうございました!













 吉祥寺シアターでのala Collectionシリーズ公演を楽しみにされているお客様も多いのですが、この物産展を楽しみにされているお客様も多いようで、公演前にもお問合せをいただきました。2日間ご来場ありがとうございました。連日たくさんのお客様にお越しいただいている『黄昏にロマンス』も残りわずか!平幹二朗さんと渡辺美佐子さんの夢の共演が東京で観ることができるのは残り2日。おふたりの若さに驚愕しながら、私も頑張らなければ・・・と感じる今日この頃です!!ご来場のお客様は可児市からのプレゼントのバラもぜひお楽しみに。

  

悲しさ半分、喜び2倍

書いた人:スピカ

 

 吉祥寺シアターで公演中の「黄昏にロマンス」の公演も中日を過ぎ、今日を含めて、残り4日間の公演となりました。今日、明日とご来場のお客様には、岐阜県可児市の物産展もあります。そちらもぜひお立ち寄りください。
 

 さて、ゲーテと並び称されるドイツの詩人であり劇作家としても名高いシラーの言葉に「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」というものがあるそうです。おそらく学生の頃に、何か部活動に打ち込まれた方には、こうした言葉って共に歩んだ仲間との繋がりや絆っていくつになっても身に染みてわかるのだろうなぁ・・・なんて解釈していたのですが、これは”友“という部分を言い換えて、ご結婚をされた方にとっては生涯の伴侶や家族に対しても当然言えることにも気づきます。今、公演中の「黄昏にロマンス」も、(夫婦という設定ではありませんが)あくまで脚本を読んだ限りのことですが、これに通底するものを感じておりました。ただ、今月号のシアターガイドに主演お二人の対談が掲載してありまして、渡辺美佐子さんが、「戦争の傷跡を知っている世代の悲しみを含めて、単にラブロマンスというのではなく、孤独な二人がすれ違いながらも寄り添って行く過程をお客様に観て頂けたら」とおっしゃっていたのが印象に残ります。そこで、ほんの少しだけ、自分なりの解釈ではありますが、この言葉が劇を読み解く鍵になればと、1冊の本を紹介したいと思います。

 
 「孤独」とは一体何であるのか?ということについて、劇作家の鴻上尚史さんは「孤独と不安のレッスン」(大和書房)の中で、人間は生きている限り、孤独と不安に苛まれながら生きているもので、どうにかして輪に馴染じみ、気を紛らわせるよりはむしろ孤独と真に向き合うことで人との付き合い方も変わるものだと。また、人と人とは分かり合えるのが当然だという意識を捨てること。そもそもが分かり合えないからこそ、分かり合おうとするものだと意識をシフトするよう勧めております。これって劇中のロディオンとリダそのものかもしれないなんて重なるものを感じます。もちろんこの考えが全てとはいえませんが・・・。

あっ・・・昔読んだ本の中で恋愛に対しての印象深い箴言(しんげん)をひとつ思い出しました。
最後に1つ
 「恋愛の最初の一歩はインスピレーションである。しかしその後の長い道程は忍耐と容認にある。」
                      「過ぎ行く風は緑色」倉知淳 創元推理文庫

 

 


 

故郷の姿

書いた人:スピカ

 

 室生犀星の詩の一篇に「ふるさとは遠きにありて思ふもの」から始まる小景異情という作品があります。詩人の名はあまり馴染みがなくても、このフレーズはどこかで聞いた事がある方は多いかと思います。
 進学と同時に都内に出てきた私にとって、十代の終わりから頓に感じることの一つは、この場合のふるさとというのは、距離的な遠さではなくて、しいて言えば時間軸的な遠さもあるのかもしれない、日本人の精神性に組み込まれている典型的な概念の1つで、実際のふるさと=故郷というものとはあまり関係がないのでは?という気がします。というのも、学生の頃は用があって、少しだけ実家に帰ることを伝えたときなど、家から通う旧友の反応は一様に田舎があることは羨ましい(?)と興味本位で聞いてくるのです。田舎がよいという感覚はまさに未知の感覚でした。それは言ってしまえば極端かもしれませんが、たとえ首都圏に住む方にとっても地方に出れば今住んでいる家が実の家になるわけで、その場合、首都圏から出れば、誰にとっても今の家が田舎に他ならないのですから。

 ・・・しかし、これはきっとこれはそういうことではないのでしょうね。首都圏の人が思い浮かべる地方の姿とは、まるで年末に「ゆく年、来る年」で展開されるような冬になると雪深くなる山郷であったり、温泉であったり、夏になれば盆踊りやその土地ならではの夏祭りが展開されるようなそんな光景なのでしょう。そういう風光明媚で伝統的な家制度に支えられた穏やかな村社会というのも確かにあるのかもしれませんが、少なくとも私の周りにはそこまでのどかな光景はなくて、何にもない。何にもないことがよいのかもしれませんが、おそらくこれから過疎化と高齢化が進行する予感はあります。

 長いイントロダクションになってしまいましたが、こんなことを思いましたのも吉祥寺美術館で現在開催されている村越としや写真展「火の粉は風に舞い上がる」を観に行った感想とこの感情は微妙にリンクしています。人によって見方は異なるでしょうし、地方といっても都市部は異なるかとは思いますが、田舎とか故郷というものの実の姿とは、それほど口当たりのよいものではありません。だからといって重々しいと言うこともなく、取り繕うところのない福島の寒村の姿をありのまま見せられた気がしました。

吉祥寺美術館 村越としや写真展 火の粉は風に舞い上がる
2014年9月20日(土)-11月3日(月・祝)【会期中の閉館日:10月29日(水)】

 

 


 

価値観の違いをコミカルに

書いた人:スピカ

 

「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がかつて10年以上も前にベストセラーになったことがありました。これは内容を簡単に申しますと、男性と女性で考え方や価値観がいかに違うのかということをいくつもの事例を用意して書かれたもので私も当時、書店に並べられた本を捲りながら、いわゆる「男性と女性の間で起こるあるあるネタ」(互いに接していてよく起こりがちな現象)を読んで納得したり、それは違うのでは?と疑問に感じたり、そんなことは自分の身近なところにはないし、意外だ。なんて思ったりしたものでした。しかし、こうした本がベストセラーになった背景には、人はカテゴライズする事で、(出身県であったり、血液型であったりしますが)自分との相違点を見つけることを面白がったり、会話の潤滑油になったり、納得したり、大概たわいもないことでありながら話のネタには欠かせない要素がそこにあるからかもしれないな、なんて思ったりもしました。

 前置きが長くなってしまったのですが、こんなことを思ったのも、当館で来月から公演されます「黄昏にロマンス-ロディオンとリダの場合-」の脚本を読ませていただいたからかもしれません。まっさきに感じたことはロディオンとリダという二人のご年配の会話劇を見ていると、男女が理解しあえない点、そりの合わない男女はここまで会話が成立しないこともあるのかという例をまっさきに描いていたからです。

もちろんある出来事をきっかけに2人は互いを知るということがこの物語の肝であることは申し上げておく必要はありますが、意外と人というのは、例えば30年も連れ添った夫婦であっても、お互いの考え方について初めて知ったという部分もあるでしょうし、または付き合い始めてひと月もしないうちに、相手の意外なところに気づき、たちどころにその人を理解したなんてこともあるのかもしれないな、なんてことを想像したりもしたのです。この物語にはそういう要素があります。つまり、ロディオンとリダの場合と副題がありますが、これは1つの例であって、あなたの場合は実はこんな風かもしれませんし、または実際はどうなのでしょうね?という問いかけのようにも思えてくるのです。

 さて、現在行われている青年団「暗愚小傳」も本日20日(月)の休演日を挟みまして、明日より公演が再開されます。開場方法については開演20分前より、A~Dまでのアルファベットのついているお客様を優先に、加えて番号順に並んでいただいてのご入場となります。ご来場前にお手元のチケットを今一度ご確認いただきたく、よろしくお願いいたします。
(※アルファベットのついていないお客様はその後でのご入場となります。ご了承ください。) 

 


 

シアターカフェの秋メニュー

書いた人:バタコ

 10月に入りシアターカフェでは新ランチメニューがスタートしました!












・ハヤシライス
・キッシュと自家製パンのプレート
がランチタイム12時~14時のランチタイムではドリンク付きで850円です!!

私のおすすめがキッシュです。












実はあまり食べたことがなく、おしゃれメニューだから食いしん坊の私にはちょっとハードルが高いなと思っていたキッシュ。でもシアターカフェの新メニューのキッシュを食べてみると…美味しい!!サクサクのパイ生地にトロッとした具が美味しい!秋の味覚きのこが入っていてこの秋にぴったりです。
シアターカフェにお立ち寄りの際は是非!!

 10月のシアターカフェのお休みは
6日(月)、14日(火)、20日(月)、28日(火)です。また、今月も12時オープンとなります。
ご来店の際はお気をつけ下さい。

 そして今月もBGM生演奏があります!!
10月16日(木) 17:00~ アマデュオスさん
10月30日(木) 16:00~ 西室良治さん
皆様のご来場お待ちしております。 

 

台風。


書いた人:しだた

 
 早いもので気がつけば、10月も半分が過ぎ去ろうとしていますね。そろそろスーツを出さないといけない季節になってきました。そうこうしているうちにコートも出さないと!という気温になってくるのでしょうか。今日の朝は台風が首都圏にも直撃するのでは?という予報だったので、電車が動いているかどうかかなり不安な起床だったのですが、どうやら夜中の間に過ぎ去ってしまったようです。先週も台風がやってきたので、ここ最近は天気予報を細かくチェックするようになっています。一応台風に備えてカッパと着替え一式を前日から準備していたのですが、使うことなく終わって何よりです。何事も早め早めの準備が必要ですね。
 

 さて、そんな中吉祥寺シアターでは、小池博史ブリッジプロジェクト『風の又三郎』の公演が終了しました。小屋入りと楽日の二度台風に挟まれた公演になりましたが(笑)本番自体にはそこまで影響なく終わりました。舞台自体もまさに風のように躍動感溢れる作品で、楽しんでいただけたのではないかと思います。
 

 そして休むことなく本日より青年団『暗愚小傳』の仕込みがはじまりました。公演は10月17日(金)から27日(月)までです。今回の作品は、詩人として有名な高村光太郎と妻・智恵子の生活を軸とした作品で、宮沢賢治や永井荷風などの作家も物語には登場します。また青年団はほとんどの作品が一幕で時間の切れ目なく物語が進行していくのですが、今回の『暗愚小傳』では珍しく、光太郎の生きた時代から4つの時期を抽出してそれぞれを描いています。普段青年団をご覧になっている方も新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。
 

ちなみに公演後に行われる作・演出を務める平田オリザさんのポストパフォーマンストークですが、当初予定していた17日と18日の18時の回に追加して、19日18時の回でも開催することが決定しました!今からチケットを予約する方はぜひこの回をご検討いただけると幸いです。また25日には18時の回の追加公演も決定しています。前売チケットは武蔵野文化事業団でも18日18時の回以外はすべて各公演前日の16時まで販売しています→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
また公演に合わせてカンゲキのススメも更新しているので、ぜひチェックをお願いします!

 

 

 

公演後のアフタートーク

書いた人:スピカ

 

 “アフタートーク”があるからその日を選んで演劇を観にいくというお客様はあまりいないのかもしれません。しかしながら、公演日程のうち、ご自身に都合のよい日にちを選んで、たまたまその日がアフタートークの日程に当たっていたというのは、私自身は、結構ラッキーと思ってしまうかもしれません。もし、舞台の内容が余韻を残すような終わり方で、なんとも消化しきれない想いを抱えていたままであったり、素晴らしい舞台でもう少し、その世界観にじっとしていたかったりするときであれば、なおさらその気持ちの持って行き場や指針を示してくれる、そう思えるからかもしれません。

そんなわけでアフタートークが聴けることのメリットってなんなのだろう・・・と改めて思いつくことを考えてみたのですが、おおまかに言えば1つは「楽屋落ち」が聴けるということと、もうひとつは、外からお招きしたゲストが自分にとっては大きな存在だったということもあるかもしれません。(場合によってはゲストと劇団との意外な関係性や接点を知ることができる。)

まず前者について申し上げますとそもそも「楽屋落ちって何?」と聞きなれない言葉を簡単にご説明する必要がありますよね。楽屋落ちとは舞台上では見ることのなかった素の役者さんの顔を知ることや、稽古を通して楽屋内の仲間など特定の人にはわかるけれども、通例、一般に観客にはお披露目しない創作の裏話などが聞けるなんてことを指すかと思います。

また後者の、ゲストが自分にとっては偉大な方であったという例で申し上げますと、公演中の小池博史ブリッジプロジェクト「風の又三郎」で私は10日の公演のゲストに今福龍太さん(文化人類学者・批評家)のお名前を拝見しまして、おおっこれはすごい方をお呼びしたものだなぁと個人的なことながら感慨しきりだったりしたのでした。

・・・といってもこれには若干の説明が必要となるかもしれません。昨年の暮れであったと思いますが、吉祥寺美術館で開催されていた「森山大道-モノクローム展」に合せて本ブログ上でもそのことについて書かせて頂いたのですが、実は私が写真に興味を持ったのは、「ここではない場所~イマージュの回廊へ」(今福龍太著)とそれに併せて写真家の東松照明「時の島々」(写真:東松照明 文:今福龍太)という2冊の本に触れ、詩的で流麗なリズムさえ感じさせる文体に心魅かれたからでした。

・・・というわけでしてアフタートークの回も含め、まだお席には若干、余裕のあるもありますので、ぜひともチケットをお求めいただければと幸いです。(小池博史ブリッジプロジェクト『風の又三郎-Odyssey of Wind- 』チケットのご予約はこちら

 

 

小池博史さんがむさしのFMに登場しました!

書いた人:バタコ

 本日、むさしのFMの「サンデーカフェ」という番組内の「アートスペース」に小池博史ブリッジプロジェクトの小池博史さんがご出演されました!『風の又三郎』のお話だけでなく、小池さん自身の演出家として活動をはじめる前のエピソード等もあり、私もパソコンの前で楽しく聞いておりました!これは私事ですが、同じ茨城県出身の私としては小池さんのあの話し方がとても懐かしく、大好きな私は思わずニヤニヤしてしまいました。

 今回のお話の中で特に興味深かったのが、吉祥寺の街と小池博史さんのつながりです!実は小池さんは吉祥寺とは深い縁があり、今年6月に閉館となったバウスシアターで、小池さんが演出家としての道をスタートさせた「パパ・タラフマラ」の公演を行っていたのです。当時はまだまだ駆け出しだったにも関わらず、バウスシアターの方が「君達はきっと海外で公演ができるようになる!」と認めて、応援してくれたことを今でも覚えているとおっしゃっていました。バウスシアターが閉館した今年、小池さんが新作の『風の又三郎』を吉祥寺シアターで上演する!!というのはとても運命的です。ぜひたくさんの地元・吉祥寺のお客様にも楽しんでいただきたいです!吉祥寺シアターはバウスシアターがなくなった今、ますます頑張っていかねばなりませんね!

 その他にも、「宮沢賢治作品をなぜ舞台化することにしたのか」という質問に、2000年あたりから日本のこれからへ不安を感じていたそうです。それが自分自身の作品にもあられていた矢先に3.11の震災があり、やはり行動を起こさねばと決意し、そこで「日本の原点に立つ」ことを考え、宮沢賢治作品の舞台化を決心したそうです。

 他にもとても興味深いお話があったのですが、やはり15分はあっという間で私も「もっとお話が聞きたい!」と思っていたのですが、そんな皆様に朗報です!『風の又三郎』公演終了後に企画されていた小池博史さんとの対談形式で行われるアフタートークのトークゲストが決定しました!
9日19:30 鈴木康広さん(『風の又三郎』の舞台美術を担当)
10日19:30 今福龍太さん(文化人類学者・批評家)
これはかなり面白いお話が展開されそうです!!
どの回を観ようかしら・・・と悩んでいたお客様、ぜひお見逃しなく。

 そして、現在吉祥寺シアターではティーファクトリー『生きると生きないのあいだ』が公演中です!!毎公演たくさんのお客様にご来場いたただいております。残券が少ない回も多くなって参りました。武蔵野文化事業団では公演前日16時までご予約受付中です!!是非こちらもお見逃しなく!!

その他の公演もご予約はこちらから↓
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
皆様のご来場お待ちしております。