大雪の日のこと。

書いた人:しだた

  
 また雪ですね~、なぜかブログ当番の日はいつも雪に悩まされているような気がします。それにしても先週の雪はすごかったですね、ちょうどその日は閉館時間まで事務所にいる日だったので、入り口付近の雪かきをしました。なんとそれが人生初の雪かきだったのです!地元は雪が全く降らない地域だったので、まさか自分が雪かきをする日が来るとは、驚きです。といっても人生初の雪かきは思っていたほど素晴らしいものではなく(笑)、雪の恐ろしさを知る機会となりました。

なんと帰宅するときには、いつも通勤に使っている路線が運転見合わせとなってしまったのです!止まった電車はもう動く気配がなく、仕方なく動いていた井の頭線で渋谷に出て、都心経由で自宅まで帰ることに。そしてのろのろ運転の電車に乗りなんとか乗り継ぎをし、最寄り駅の3駅手前まで着いたのですが、またここから大変、次の電車がなかなか来ず、もうその時点では雪はほぼ止みかけていたのですが、極寒の中ホームで待つこと30分やっと電車が来て、最寄り駅に到達というなんとも大変な道のりでした。本来なら1時間程度で家まで帰ることができるのですが、その日は2時間半近くもかかりました。雪の洗礼を受けた1日でした。そして今日もまた雪!今日もまた電車が止まるなんてことになると困りますね、定時になればなんとかすぐに帰宅しようかと内心たくらんでいるのです・・・
 

 さて、そんな雪にも負けることなく、吉祥寺シアターでは、オーストラ・マコンドー『さらば、箱舟』の公演が続いています。大雪の日も上演が中止になることなく、多くのお客様がご来場くださいました、ありがとうございます。寒くて、地面は滑るという最悪なコンディションの中、なんとかシアターまでたどり着き、そして劇場の舞台では80名のキャストが出迎えるというなんとも感動的な、当分忘れられない体験になったのではないかと思います。もちろん今日も公演はやります! 前売はすべて完売ですが、当日券は若干枚数ですが開演の1時間前より発売するとのことなので、観劇を考えていらっしゃる方は、防寒対策をしっかりして、時間に余裕を持って足をお運びいただければと思います。

 

さよならだけが人生ならば・・・

書いた人:スピカ
 

「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて悲しむような人を僕は信じない。個人的に。」
村上春樹著「ダンスダンスダンス」P.239 

印象深い言葉です。何があったというわけでもなく、「そうですね・・・」と正論にこれ以上の言葉しかない台詞ではありますが、この考えは、読んだ当時20代前半の私にとって強烈なインパクトを残したまま、自分や周囲の方を考える指標になりました。これは死というおおげさなことでなくても、もう二度と会うこともないだろう、お別れとかそういう場であっても、お世辞抜きで潔癖であったほうがよいなと思わせるには十分すぎる言葉でした。

前置きが長くなってしまいましたが、いま、吉祥寺シアターでは『さらば箱舟』の公演が佳境を迎えております。寺山修司という人を考えたときにこの考え方を適用するということは大いに可能ではないでしょうか。少年期に父親を亡くし、また生活の為に米軍キャンプで働く母とも疎遠になる生活を強いられるなど、両親への複雑な愛憎に溢れ、また自身も大学入学後に患った病により、生死の境を彷徨います。昭和32年に発表された「われに五月を」は第一作品集にして遺稿となりかねない状況だったと聞きます。とかく難解、奇抜、体制への反発のイメージが寺山さんにはつきまといますが、やはり、根底には何物にも取り繕わない性格と、愛に満ち溢れたもの(特に弱者への)ものだったと私は思います。

もちろんこれは推測の域を出ないので、実際はご本人しか知りえないことでありますが・・・。芸術作品が作家のバックグラウンドそのままに作品へ反映されたとしても、本来は作品としての価値というものは単体として称揚すべきかもしれません。しかし私の手元にある詩歌集を読むと、嫌がおうにも父、母に対する俳句や短歌を意識させられてしまいます。それも追慕というのではなく、生きることや死の予兆を綴ったものに対して。それは現実にどうあったかの是非にではなく、表現論として昇華するだけの意味を持ちうるだけの存在だったことを暗に示唆しております。死と生を二分割しない、二項対立にしない、生の延長上に死がある姿勢を感じるからかもしれません。

最後は寺山修司の言葉で締めたいと思います。

『さよならだけが人生ならば人生なんかいりません』 (幸福が遠すぎたらより)

『荒野のリア』が紹介されています!

書いた人:バタコ

 大雪に見舞われた先週末、皆様無事ご帰宅できましたでしょうか。吉祥寺シアターでは大雪にも関わらず、お客様にご来場いただき公演を行うことが出来ました。大雪の中ご来場本当にありがとうございました。

 そんな大雪となった日に私は昨年末からずっと楽しみにしていたバレエの公演を観に行きました!自称シェイクスピア好きの私バタコが観た演目はもちろん『ロミオとジュリエット』。シェイクスピア原作のあの長い台詞を一言も発せずに世界観を表現してしまうこと、またキャラクターの心情や関係性など新たな発見に大感動でした!!大雪の中頑張って本当に良かったです。大雪の中、吉祥寺シアターにご来館してくださったお客様にとって『さらば箱舟』が「頑張ってよかった」作品になっていることを願うばかりです。

 「大雪にも負けないほど」シェイクスピア好きな私も楽しみにしている『荒野のリア』の記事がカンフェティ3月号に掲載されています。
それがこちら↓












主要人物のグロースターを演じる手塚とおるさんとグロースターの息子を演じる柿喰う客の玉置玲央さんのグロースター親子対談です!!グロースター親子は原作ではリアとコーデリアと対比される、互いを思いやりながらも食い違ってしまう親子で、私が『リア王』を見るたびに気になってしまうのがこの親子なのです。今回お二人ともとても求心力が強い役者さんなので、どんな親子像が誕生するのか・・・今からとても楽しみです。このカンフェティ3月号は吉祥寺シアターロビーにも設置されていますので、是非チェックしてみて下さい。『荒野のリア』残席僅かになってきましたので、是非ご予約はお早めに!

その他の公演も、吉祥寺シアター公演チケットはこちらから↓
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
皆様のご来場お待ちしております。 

アトリビュート

書いた人:スピカ
 

今朝は朝早くから隣家から雪かきをする「ザックザック」という音で眼が覚めました。昨日の積雪量は48年ぶりの大雪だそうで、半世紀ぶりの大雪だったのですね。昨日の帰りには轍(わだち)さえもなかった道が、そう時間も経っていないのに既に道となり、続いているのかと思うと、言葉にしてしまうと陳腐な表現しかできませんが、日々の営みがあることを実感いたします。

昨日は都内でもこのような大雪に見舞われたため、公演に関するお問い合わせが相次いで寄せられました。「滞りなく公演が行われました。」とお伝えしてしまうと、当館に着くまで電車の遅延等、行き帰りの移動に要した全ての時間を考慮すると、皆様にとってそれほど容易なことではないと考えます。ご観覧いただきましたお客様、本当にありがとうございます。

公演がはじまって既に3日が過ぎたのですが、事務所から見えてくるモニターと下から突き上げてくるような音量の舞台を観ていると、総勢82人というキャストということも相まって、大きなうねりというかパワーを感じますね。

さて、少しだけ、このところ感じたことを綴ってみたいと思います。

西洋絵画に“アトリビュート”という概念があります。これは例えば、キリスト教絵画にはよくあるのですが、マグダラのマリアが描かれるときには、香水瓶が近くに置かれてあるとか、洗礼者ヨハネには十字架状の長い杖が描かれるとか、要は絵画の中で言葉でそれを書くわけにはいかないので、聖書やギリシア・ローマ神話から身につけているものや、装飾具などからその者がなんであるかを示す事物を画中に配置するというわけです。

そこから寺山修司さんといえばどんな思い浮かべるものというとなんだろうか、なんてことを考えてみました。すると「さらば箱舟」の中にも重要なキーとなる「時計」に行き当たりました。寺山さんと時計というのは、これは言ってしまえば、寺山作品を理解するうえでのアトリビュートみたいなものかと。他には、かくれんぼとか麦藁帽とか郵便夫などがあげられますでしょうか。

さて、時計では『さらば箱舟』のほかにも『田園に死す』という歌集と、同名の映像作品が製作されましたが、映像作品では歌集に収められた歌も朗読されます。

『売りにゆく 柱時計がふいに鳴る 横抱きにして枯野ゆくとき』

というものですが、どこかうら寂しいですね。(・・・映像は夢に出るか!?と思うくらい衝撃的ですが・・・。)

『さらば箱舟』の公演でご興味を持たれたお客様も、『田園に死す』は大きいレンタル屋さんであれば置いてありますので宜しければご確認されてみるのもよいかもしれません。

雪と風邪。

書いた人:しだた

  
 はやくも今月2回目のブログ当番がまわってきました。前回のブログで喉が少し痛いという話を書きましたが、その後本格的に風邪の症状になりまして、喉の腫れ→咳→鼻づまりとだんだんと時間を経て悪化し、完全に風邪引きの状態になってしまいました。これだけ温度差の激しい日が続くとしょうがないのかなと思いつつ、手洗いうがいなど体調にはそれなりに気を使っていたつもりですが、どうしても年一回ぐらいは風邪を引いてしまいます・・・そうこうしているうちに先日ついに降りましたね、雪!積もるほど降るという予報ではありませんでしたが、自宅のベランダにはしっかりと積もっていました。今年はもう降らないのかなと思っていましたが、急に関東周辺も雪の予報が増えてきました。そしてなんと明日は前回とは比べ物にならないほどの大雪になるとのこと。交通機関に影響が出る可能性もあるとのことですし、道路が凍るととても危険なので、明日は時間に余裕を持って家を出たほうがよさそうですね。
 

 さて、吉祥寺シアターでは昨日よりオーストラ・マコンドー『さらば、箱舟』の公演がはじまりました。このブログでも何度か触れられていますが、今回の公演は出演者とスタッフの人数をあわせると100名近い数になり、かなり見ごたえのある舞台になっているとのことです。
ちなみにこちらの公演は、全席自由・整理番号順でのご案内となり、各公演の開演1時間前より1階ロビーの受付にて整理券を配布します。チケットをすでにお持ちの方は受付にて整理券の引き取りをお願いします。武蔵野文化事業団での前売チケットはすでに完売の回も多いですが、まだ販売中の回も若干ありますので、気になった方はぜひチェックしていただければと思います。→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/ 
 

そして吉祥寺シアターで行われる今年度最後の公演、世田谷シルク『美しいヒポリタ』のチケットが武蔵野文化事業団で発売を開始しました。今回の作品はシェイクスピア原作の喜劇「夏の夜の夢」を下敷きに、舞台を現代の社内恋愛禁止の会社へと置き換え、そこで密かに恋愛を楽しんでいるカップルに起こった些細な勘違いが会社全体を巻き込んだ大騒動へと発展するというお話です。スタイリッシュな舞台を作ると定評のある世田谷シルクなので、こちらも見ごたえにある作品になることまちがいなしです! 

 

付属養成所、再開!

書いた人:コモト

コモトです。寒暖差の激しい日が続いておりますが、皆さま変わらずお元気でしょうか。事務所では一気に数名が風邪っぴきになる事態を迎えております。(かくいう私も風邪を引いてしまいました)

さて、先日ネットの演劇情報サイト「Next」さんから送られてくるメールマガジンのニュースを眺めていたところ、吉祥寺に拠点がある劇団「前進座」さんのニュースが飛び込んできました。前進座さんには昨年11月に武蔵野市民文化会館にて公演をしていただいたこともあり、何かと縁のある劇団さんです。

そんな前進座さんの拠点でもありながら昨年惜しくも閉館となった前進座劇場からほど近いところに新しい稽古場が出来たそうで、2014年4月より附属養成所を開設(再開)する運びとなったそうです。演劇界のあらゆるジャンルに適応できるプロのスタッフと俳優の養成を目指すとのことで、ゆくゆくは前進座への入座の可能性もあるとのことです。

創立から80年を超える老舗の劇団の付属養成所の再開ということで、注目が集まりますね。興味のある方は是非、前進座ホームページより募集要項等ご確認いただければと思います。まだまだ応募、間に合うみたいですよ。


■コモト、今日の一冊
劇団前進座の公式ブログがあるのをご存知でしょうか。公演毎にけいこ場から、劇場から、新鮮な話題をお届けしています。お時間のある時に是非!

『さらば箱舟』がやって来た!

書いた人:バタコ

 ぽかぽか陽気から一転、急に寒くなりましたが、皆様お元気でしょうか。現在、吉祥寺シアターでも風邪が流行中で、そろそろ私もかかってしまうのではないかと恐れています。うがい手洗いを忘れずに、皆様も体調管理にはお気をつけてお過ごしください!

 そんな猛威を振るう寒さと風邪を吹き飛ばす公演がやってきました!オーストラ・マコンドーの『さらば箱舟』がついに劇場に登場です。現在仕込み中のオーストラ・マコンドーですが、総勢100人超えの出演者とスタッフがやってきてお客様が居ないにも関わらず吉祥寺シアターは異様な熱気に包まれています!!公演前なのに劇場に人が多すぎて、落ち着かずに私もそわそわしています。まさに文化祭の前日のあのわくわくするような空気に包まれている劇場内です。
そんなわくわくの公演本番を控えた『さらば箱舟』が武蔵野新聞で紹介されました!!↓
http://musashin.com/music_art/240.html/
稽古場の様子が写真付で紹介されていて、公演がますます楽しみになる内容です。ぜひご観劇前にこちらもチェックしてみてください。

 そして本日、吉祥寺シアター2013年度のラインアップの最後を飾る世田谷シルク『美しいヒポリタ』のチケット販売がスタートしました!!シェイクスピア喜劇『夏の夜の夢』を原作に、現代を舞台にアレンジした作品ということで、シェイクスピア好きの私バタコも今からとても楽しみにしています!!『夏の夜の夢』と言えば、あの台詞も、あの場面も、あの登場人物も・・・!!と紹介したいものはたくさんあるのですが、長くなるので今度にしておきたいと思います。原作の『夏の夜の夢』を知っている方は、原作との違いを楽しんでいただける、『夏の夜の夢』を知らないという方には、シェイクスピア作品の「難しそう」というハードルを乗り越えるきっかけになる作品になるのでは?と思います。
是非ご予約はお早めに!

吉祥寺シアター公演チケットはこちらから↓
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
皆様のご来場お待ちしております。 

 

アフタートーク。

書いた人:しだた

 
 早いものでもう今日は2月1日、ブログを書くたびに「早いもので~」というフレーズを使っているような気がしますが、今日があまりにもちょうど区切りの良い日時だったのでいきなり使ってしまいました。今月はついにオリンピックもはじまりますし、何かと話題の尽きない月になりそうです。
 

前回のブログにも書きましたが、最近は暖かくなったり、かと思えば夜はかなり寒くなったりと気温の差が激しいですね。そのせいかあまり体調がはっきりしないなぁとここ数日思っていたのですが、今朝起きてみると喉が少し痛い・・・世間ではインフルエンザやノロウィルスなどが流行っているみたいですし、そろそろ危なそうな感じがしていたので、なんとか早めになおしたいなぁと思っている今日この頃です。
 

 さて、吉祥寺シアターでは、先月の1月30日(木)よりミクニヤナイハラプロジェクトvol.8『シーザーの戦略的な孤独』の公演がはじまりました。昨日の夜の回では急遽、演出の矢内原さん、出演者の足立さん、光瀬さん、本多さん、制作の奥野さんによるアフタートークが開催されました。今回の作品でなぜシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を下敷きにしようと思ったかや矢内原さんが考える孤独についてなど、作品にまつわる具体的なお話が聞けました。ジュリアス・シーザーを取り上げるきっかけになったのは、有名な「ブルータス、お前もか」という台詞の中の「もか」というところに、シーザーの孤独がとても現れているような感じを受けたからだそうです。また今回の三人の出演者は、作品の人物像に見事にはまっていて、出演者の足立さんが普段もとてもいい人だというエピソードや本多さんの絶妙な突っ込みなどで和気藹々と進行しました。

そんなミクニヤナイハラプロジェクトの公演は明日まで!そしてなんと本日19時と明日2日の楽日14時の回はアフタートークがまたもや急遽決定しました!!今回は演出の矢内原さんと制作の奥野さんのお二人でトークされる予定とのことです。当日券はどちらも公演の1時間前よりロビーで販売される予定なので、気になった方はぜひ劇場まで足をお運びいただければと思います。ぜひこの貴重な公演をお見逃しなく! 

 

作品を審査すること

書いた人:スピカ
 

 さて、スタッフブログを読んでいたところ、同僚のしだたさんが第58回岸田國士戯曲賞最終候補作がノミネートされたニュースを取り上げていましたが、一方、こちらはまだ賞としての歴史は浅いのですが第17回鶴屋南北戯曲賞には北村想さんの『グッドバイ』に受賞が決まったそうですね。演劇に疎い私は北村さんというと2008年に金城武さんが映画で主演を務めた『K-20 怪人二十面相・伝』の原作が北村さんだったなぁという印象しかなかったのですが、これを機に演劇作品にも目を向けていきたいと思います。
 

 さて、演劇の授賞式というと、いったいにその審査というのはどのように行われているのだろうかということでありますが昨年の夏のことになりますが、日本劇作家協会が主催しているトークイベント「劇作家が戯曲を審査する」を観るため、お隣の杉並区にある座・高円寺でお話を伺ったことがあります。

テーマは、劇作家協会新人戯曲賞の特色である、公開で最終審査を行うことの意義について―審査員全員が劇作家であることや審査員を引き受けることの思い、賞と審査についてどのように考えているのか・・・多岐に渡る内容でお話が進行しました。

 なかでも作品を選ぶ上で基準を設けることがあるか――その捉え方が印象的でした。
 

 “シナリオ教室があったとして―テーマが前もって決まっていてテキストに基づいて面白いものがあれば、それは教室の約束事として面白いと評価をすることは簡単にできる。けれど、絵画に印象派であるとかシュールレアリスムとかあるように、応募された作品には何らかの意図や形式があるので自分がその技法が好きだから、その1つを絶対的なものとして捉えてしまうと、その時点で選別することになってしまう。作品として同じ土俵ではあるが、光るものがあれば具体的に好み云々を抜いて、完全に客観性を持たせる事は出来ないけれど、“なんであるかわからなくても、拾い上げる、わかろうとする”その努力はしている。・・・いやそういう作品はそもそも作品の方から何度も読み返すことを要求するもので、公平性という意味では保たれると思う“内容を纏めると、思わず、はぁ~と思わずため息をつきたくもなりましたが、興味深い発言が多々あったことを思い出します。

個人的に、作品を選評する、文芸関係で与えられる賞はどのような選考方法が行われているのか気になっておりましたので、非常に真摯な、応募者に誤解を与えることのないよう配慮した受け応えであるなとも感じました。

私としてはこれを聴いて改めて、作品を客観的に見つめる難しさを感じた次第です。何が好き、嫌いで判断する以上にさらに高いハードルがあって、まして審査する人がどのような思いでその判断を下すのかというのは、表現というものの奥深さを痛感します。お話を拝聴し、心地よい言葉の洗礼を浴びながら館を後にしました。 


 

アフタートーク開催決定!

書いた人:コモト


コモトです。昨日30日よりミクニヤナイハラプロジェクト『シーザーの戦略的な孤独』の上演が始まりました!Twitterなどで観劇したお客様の感想などを見ていると、早く観たくてうずうずしてきます。笑 皆さんの感想をまとめたTogetterのページも更新されているみたいですよ。

そして本日31日19:30開演の回では、急遽アフタートークの開催が決定しました!パチパチパチ!ミクニヤナイハラプロジェクト公演でのアフタートーク、コモトはまだ観たことがありません。主宰の矢内原美邦はもちろん、出演の足立智充さん、本多力さん、光瀬指絵さんと勢ぞろいのアフタートークとなるそうです。土日は混雑が予想されますので、当日券で行ってみようかなあと思っていた方は是非!今日がオススメであります。なお別の回のチケットをお持ちの方も、アフタートークのみのご観覧は可能とのことです。お時間のある方は終演の20時40分頃を目指して吉祥寺シアターに足をお運びいただければと思います。

また、1階ロビーではポスターの展示も行っております。(吉祥寺シアターFacebookでも写真で展示風景がご覧いただけます)開演前のお楽しみに是非。


■コモト、今日の一冊
吉祥寺シアターホームページの「カンゲキのススメ」コーナーでは、ミクニヤナイハラプロジェクトの特集も行っております!観劇が2倍、3倍にも楽しめる!?盛りだくさんの特集です。未見の方はこちらからどうぞ!