@kichi_theatre2005

もう風も吹かない ポスターに思う

                                  書いた人:スピカ
 

早いもので暦の上では、季節は立冬を迎えたようです。立春まで、もう季節は冬になるのですね。日中、日が照っていても朝晩は特に冷え込むようになりました。コートを着ていこうか、迷う今日この頃です。この季節、頓に思うのですが、出勤前に朝のTV情報番組を観ていると「今朝は今シーズン一番の寒さを記録しました!」との声を耳にするのですが、これから大寒まで、ほぼ、毎日その記録は更新されていくのでは?と素朴な疑問を感じております。

さて、当館で公演されております青年団の「もう風も吹かない」ですが、連日、多くのお客様にご来館頂いております。開場20分まではロビーで待機して頂き、整理番号でのご案内となりますので、開演まで少々館内が混雑しますが、何卒ご了承ください。

武蔵野文化事業団でもチケットの取り扱いはございまして、とりわけ、追加公演となりました16、17日(土・日)18時の回はまだお席に余裕がございますので、ぜひチケットをお求め頂ければと存じます。(チケットのご予約は→こちら

今回は本公演のポスターから受けたインスピレーションからペンを執りたいと存じます。

・・・とても印象的な場面ですよね。(ちなみに舞台上ではでてきません。)つり橋を渡る一人の女性。奥には森が広がっており、傍らにはよく見るとパスポートが乱雑に落ちております。これは一体何を意味するのか?劇を見るとあぁなるほどといった観がありますが、もう後戻りできない、つり橋というのも綱渡りのような不安定な日常を物語っているかのようです。森は未知なるもの、未開の地へ赴く象徴として描かれているようです。

ともあれ観劇する前に、個人的に想起されたのは、前述のポスターが森へと向かう様子ということもあり、場所や環境、歴史は違いニュアンスはまったく異なるものの、たまさか覚えていたアメリカ文学者のH・D・ソロー「ウォルデン森の生活」の一節でした。

「私が森に行って暮らそうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に、実は本当は生きていなかったと知ることのないように、暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は、今を生きたいのです。」・・・ストーリーと直接、関係ないのですが、若者たちの心情、信条に通低しているかのように感じたのでした。

平田さんは『もう風も吹かない』の初演時の当日パンフレットの中で「卒業公演に相応しくない、夢も希望もない作品を書いてやる。」という言葉を残しております。(ここで卒業公演とありますのは、平田さんが教鞭を執られていたことによります。)挑戦的な言葉に映りますよね・・・。しかしこれには平田さんなりの裏返しのアイロニーがあるようで、閉塞感と孤独感に満ちて、既存の価値観が大きく揺らぐ今日であるからこそ自分の立脚点を見失うことなく、強く生きなさいというメッセージであるようです。

動画で見る「コエキモ」

書いた人:コモト


コモトです。どうしたことでしょう、もう冬がやってきてしまいました!シアターでは「ウォームビズ」期間中なので暖房をつけずに厚着をして過ごしていますが、壁や窓を伝って入り込んでくる外気はなかなかのものです。今日外出される方や、シアターで公演中の青年団「もう風も吹かない」にご来場のお客様は是非温かい格好でお越しくださいね。

さて、今月末に芸能劇場で上演予定の演劇集団 声を出すと気持ちいいの会「富士が破れる日」、youdubeではこれまでの上演作品の様子が公開されています!

第7回公演『黒猫』


声を出すと気持ちいいの会『女郎蜘蛛』PV
 

 

是非観劇前の参考にご覧くださいませ!


■コモト、今日の一冊
演劇集団「声を出すと気持ちいいの会」は2011年にシアターグリーン学生芸術祭vol.5にて、最優秀賞を受賞されているのですが、当時の劇団インタビューがサイトに掲載されています!劇団の由来や主宰の山本タカさんご自身に迫るボリュームたっぷりのインタビュー。是非ご覧ください。

手帳選び。

 書いた人:しだた
 

今日は11月10日、あっという間に11月も10日が経ちましたね。いつも使っている手帳が12月で終わりなので、そろそろ来年用のものを買わないといけないなぁと思っている今日この頃。この時期になると新しいカレンダーや手帳が店にいろいろな種類売られていますよね。その中から来年1年間ずっと持ち歩くものを選ぶというのは、なかなか大切な選択だと思いつつ、ここ数年は同じ種類のものを毎年買っているような気がします・・・
 

 さて、吉祥寺シアターでは、青年団『もう風も吹かない』の公演がはじまっています。7日(木)の初日の公演がはじまる前は、なんだかいつにも増してぴりっとした緊張感が劇場内を漂っているような感じがしました。そして連日たくさんのお客様で賑わっており、ありがたいかぎりです。すでに前売券が完売となっている回もありますが、当日券は毎回受付にて開演の1時間前より販売しています。(混雑状況によってはバルコニー席や見づらい席になることもあるので、事前にご了承ください)また追加公演も11月14日(木)14時、16日(土)18時、17日(日)18時の三公演が決まっています。武蔵野文化事業団でも公演前日の16時までチケットを取り扱っていますので、まだご予約でない方はこちらをぜひチェックしてみてください。→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/ 
また今回の公演にあわせてカンゲキのススメも更新されています↓
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/kangekisusume/index.html こちらもぜひ観劇前にお読みいただければと思います。より作品を楽しんでいただけるはずです!!
 

そして少し気が早いですが、来年1月30日(木)から2月2日(日)まで公演が予定されているミクニヤナイハラプロジェクトの公演概要が公式HPのほうにアップされています→http://www.nibroll.com/index.html チラシのビジュアルがとても気になりますが、今回はアーティストの竹本真紀さんが手掛けられているそうです。一度見たら忘れられないインパクトがありますね。今回の作品の題名は『シーザーの戦略的な孤独』、どんな内容になるのかこちらも気になりますが、シェイクスピアのジュリアスシーザーを下敷きにした作品になるとのこと、どんなものになるのか今から楽しみです。近日中に公演日時などの詳細も発表できると思うので、乞うご期待!! 

 

「もう風も吹かない」ただいま上演中!

書いた人:コモト


コモトです。2013年もあっという間に残り2ヶ月となりました。吉祥寺の駅前では早くも年末年始に向けてのイルミネーションが始まり、11月の存在の薄さをしみじみと感じる今日この頃です・・・

さて、シアターでは7日から青年団「もう風も吹かない」の上演が始まりました!初日の終演後、事務所まで聞こえる万雷の拍手!10年ぶりの再演ということで、劇団の皆さんはもちろん、お客様も上演を楽しみに待ってくださっていた方が多かったようですね。コモトも早く観たくなりました。

さて、青年団のホームページやTwitterでは舞台写真と観劇の感想が続々とアップされています!

「もう風も吹かない」舞台写真→ http://s.seinendan.org/play/2013/08/1822
「もう風も吹かない」関連ツイートまとめ→ http://togetter.com/li/586665

ちょっと気になるので行ってみようかしら・・・と思ってくださったそこのあなた!続々と完売の回が出ているので、お勧めは追加公演の回です→ 14日(木)14時、16日(土)18時、17日(日)18時   他の回も受付けておりますので、ご検討くださいませ!


■コモト、今日の一冊
青年団HPに掲載されている「主宰からの定期便」11月5日の更新分で、今回の「もう風も吹かない」についてのことが書かれています。10年前の初演時に平田オリザさんが書いた文章も掲載されていますよ。是非観劇前に是非ご覧ください。

公演情報続々到着!

書いた人:バタコ

 本日青年団『もう風も吹かない』が初日を迎えます!!当日券は毎日販売予定とのことですので、是非ご来場ください。なお、武蔵野文化事業団では公演前日16時までご予約承っています。武蔵野文化事業団チケット予約をぜひチェックしてみて下さい。

 さて、そんな初日の緊張感に包まれる吉祥寺シアターに続々と公演情報が届いています!まずは11月30日(土)から武蔵野芸能劇場で上演される声を出すと気持ちいいの会『富士の破れる日』の公演チラシが届きました!!それがこちら↓













かっこよくてインパクト大!公演がますます楽しみになる一枚です。吉祥寺シアター1階ロビーに掲出していますので是非ゲットしてください。

 また、12月7日、8日に吉祥寺コピスのウッドデッキで行われるオーストラ・マコンドーのプレイベントの出演者応募は明日11月8日までと締め切り間近!来年のオーストラ・マコンドーの本公演『さらば箱舟』の出演者オーディションもかねている今回の募集、演出家倉本さんはじめ、若手注目映画監督の池田千尋さんなど、素敵な若い才能と出会うチャンスになると思います。是非、吉祥寺の街で「演劇」してみませんか?クリスマスカラーに染まる吉祥寺の街で、寺山修司の『書を捨てよ、町に出よう』がどのように響くのか…。私も今からとても楽しみです!!皆様のご応募お待ちしております。詳しくは公式ホームページをご確認ください!

 さらにさらに12月の吉祥寺シアターといえば定番となりつつあるSCOT公演の特設ページも公開されました!今回は3作品が上演され、しかも対談やQ&A、演劇教室など演劇を学べる企画も盛りだくさんで、とても濃い1ヶ月間になるのではないでしょうか。事業団でのチケット一般発売は11月19日(火)からです。現在発売中の12月12日(木)の武蔵野市民貸切公演のチケットは残り僅かですので、こちらは是非お早めにご予約ください。

とても寒くなると言われる今年の冬ですが、吉祥寺シアターの公演はアツいものになりそうです。皆様のご来場お待ちしております!! 

ハロウィン。

 書いた人:しだた
 

 早いものでもう11月ですね、月の変わり目のブログはいつもこんな書き出しではじめているような気がしますが、ほんとうにあっという間に一ヶ月が過ぎているように感じます。今月に入り吉祥寺駅前ではイルミネーションが点灯していて、だんだんとクリスマスのうきうきした感じで街は賑わっていきそうです。
 

そういえば先月の終わりに、チラシの折込で下北沢に行ったとき、仮装した子供たちがたくさん歩いていました。ちょうどその時にハロウィン関連のイベントが開催されていたらしく、店の前でお菓子を配っている店員さんに子供たちが殺到していました。同じ頃、自宅近所の美容院でも仮装をしている美容師さんを見かけました。船長の格好をしたお兄さんに髪を切ってもらうのは、なんだか落ち着かないような気がしますが・・・自分が子供だった頃はハロウィンを祝うという習慣は無かったので、あまり馴染みはないですが、一度仮装して街を練り歩くなんてこともやってみたいものです。
 

 さて、吉祥寺シアターでは昨日でアマヤドリ2本立て本公演『うれしい悲鳴』『太陽とサヨナラ』の公演が千穐楽をむかえました。一日三公演の日もあり、怒涛のスケジュールで出演者、スタッフの方々は大変だったと思われますが、本当にお疲れ様でした。そしてご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。私も見させていただいたのですが、役者の方々の繊細な演技と舞台を余すところなく使いきる演出で作品の独特な世界観が表現されていました。二作品とも物語は架空のフィクションなのですが、日々変化している現実の世界ともつながるところがあり、初演時とはまたちがった作品となったのではないでしょうか。新生アマヤドリとして今後の活躍もますます楽しみですね。
 

 そして休む間もなく、本日から青年団『もう風も吹かない』の仕込みがはじまりまして、着々と舞台美術が出来上がってきています。公演は11月7日(木)からですが、好評につき、すでに追加公演も11月14日(木)14時、16日(土)18時、17日(日)18時の三公演が決まっています。武蔵野文化事業団でもチケットを取り扱っているのでまだご予約でない方はお早めにチェックをお願いします。→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/ 
劇場でお待ちしております!

  

語られた想いを受け取ること

                                  書いた人:スピカ
 アマヤドリの「太陽とサヨナラ」を観劇いたしました。ブログに掲載するほどの言葉がまだ纏まりませんので感想を寄せることができなかったのですが、本記事で少し言葉にできればと思います。また本日でアマヤドリの公演は落日となってしまいますが、今回の公演は適わなかったお客様は次回、劇団のHPをチェックしていただき、観劇の機会を作っていただければと存じます。ちなみに本日の最終日の公演、客席はほぼ満席、有終の美を飾れて、来ていただいたお客様には本当にありがたいことです。

 私はアマヤドリの舞台を観るのははじめてでしたが、HPの劇団紹介にありました通り、台詞の量とそれに呼応するかのように言葉の韻律やリズム、言葉の応酬、その対比に重点が置かれているようでした。ストーリーをムリに追うということはしなかったのですが、逆にそれが功を奏したのか印象に残る言葉がいくつかありました。

 今回はその中の1つからブログを展開させていこうと思います。

 舞台中盤から後半に“途方もない時間”“遠すぎる距離”と語られる言葉があります。・・・敢えてこれを言わせたかったのかなと考え、ペンで走り書きを残しておいたのですが、カンゲキのススメでワークインプログレスにおいて作・演出を手がけた主宰の広田淳一さんが質疑応答で語られていたことを知り、あぁなるほどと得心いたしました。あながち見当違いでなかったことが証明されたようで少し嬉しかったです。状況はまるで違うのですが、同じような言葉が北村薫さんの小説「秋の花」の終盤にあったかと思い、探してみたところ、少し似ている文言に出会いました。

そのこころは

人間というのは脆い生き物であるけれども、今、生きているということが大事なのであって、何年生きようと、結局持つのは今という一つの時の連続であると。その脆さを知るからこそ、手の中から擦り抜けそうな今をつかまえて、何かをしようと思い、何者かであることを願い、また何かを残せるのだということ。

 やや飛躍するようですが、想像は膨らみます。奈良時代に編まれた万葉集には時に「詠み人知らず」が知見されます。これは防人歌や東歌にありますが、その当時の庶民レベルで識字率がどの程度であったかというと本当に限られ、数パーセントにも満たなかったといわれております。では何故、今日日の目を見ているのかというと、その歌を文字として残したいと感じた国司や当時の文化人がいたからで、その意志を受け継いだ形といえましょう。

 そう、想いを形にする。ということはたとえそれがそういう人がいたという事実がなく形として残らなくても、その意志が確実に残るというものでして、素晴らしいものだなと素直にその意味を静かに受け取りたいと思いました。 

コエキモのご紹介!

書いた人:バタコ

 ついに11月!気付けば2013年も残り2ヶ月なんて信じられません。11月も吉祥寺シアターはアマヤドリから青年団へと注目ラインアップが続きます。そんな11月は、吉祥寺シアターだけでなく、他の劇場でも注目公演がたくさん上演されます。私も観劇必須の公演が本当に多く大忙し!寒さに負けず演劇三昧の予定です。そんな観劇必須の公演の一つが、武蔵野芸能劇場で上演される声を出すと気持ちいいの会『富士の破れる日』です。

 この「声を出すと気持ちいいの会」、名前だけを聞くと合唱団体とも勘違いされそうですが、通称「コエキモ」と呼ばれる演劇集団です。明治大学文学部演劇学専攻の学生を中心に旗揚げされた劇団で、2011年には注目の若手劇団が数々登場するシアターグリーン演劇祭で最優秀賞を受賞しています。今後の活躍が期待される演劇集団で、主宰の山本タカさんが作品の脚本・構成・演出をされています。コエキモの特徴は古典作品や小説を元に作品を作っている点。過去の作品ではシェイクスピアの『ハムレット』や『夏の夜の夢』やエドガー・アラン・ポーの『黒猫』を原作にした舞台を作っています。私は『夏の夜の夢』を原作に作られた『A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM』の映像を見たのですが、有名な『夏の夜の夢』に3.11の震災を受けた東京の若者の様子が重なり合いながら進行する物語でした。『夏の夜の夢』の喜劇のハチャメチャな要素を残しながら、言いようの無い不安を抱えた若者たちの一夜の情景を重ねていて、とても引き込まれました。

 もう一つの特徴はスピーディーで印象的な台詞回しと場面の切り替わり。「古典作品や小説原作の舞台って眠くなりそう・・・」と思う方も多いと思うのですが、コエキモの作品はそんなことはありません!前回公演『女郎蜘蛛』では犯人が殺人事件までに至る姿を、暗くどんよりとしたものではなく、急き立てられるようなスピード感で表現していて、物語が進むにつれて緊張感が増し、見ているこちらもドキドキしてしまいました。

 今回の作品は吉祥寺美術館に作品が展示されている萩原英雄が描いた『大富士』連作郡から着想を得たという作品です。公式サイトにも「富士」を舞台にかつてないスケールで展開する虚構の歴史劇!神と人、政治と宗教の争いの中で、「日本人」のあり方を問いかける。とあって期待大の作品になりそうです。
 是非芸能劇場で、若い才能と出会ってください!『富士の破れる日』のチケットは武蔵野文化事業団チケット予約でご予約承っています。現在公演中のアマヤドリのチケットも公演前日16時まで受付けております。皆様のご来場お待ちしております!!

 

言葉といえば

                                  書いた人:スピカ
 10月も末になりました。改めてこの2ヶ月間を振り返ってみますと、柿喰う客、葛河思潮社、可児市芸術文化振興財団と怒涛のごとく共催・協力事業が目白押しでした。
 いま現在、23日(水)から入っていらしている劇団アマヤドリも、来月4日まで公演日程となっておりますので本当に月日が経つのはあっという間であることを実感いたします。

 さて残り2ヶ月で今年も終わってしまうのかと思うと、やはり年追うごとに、早いなぁと実感してしまいます。季節というのはいくようにも分け方があって、「春よりの夏」(初夏)とか「秋よりの冬」(晩秋)といった表現がありますが、年々、9月いっぱいは意外なほど暑かったりもするもので、いつの間にか晩秋へと移る観があります。

 少し気が早いかもしれませんが、もう一月もすれば流行語大賞なるものの審査イベントが開かれますが、見ているといつも思いますのは、その時点で「・・・あぁそういう言葉があったなぁ。」という感覚です。つまり言葉を聞くだけで映像にして脳裏に描き出すことが出来るもの、過去を振り返ることができるものであり、それは同時にその年の流行語となったことは、すべて一過性のことであって、次の年には使われることが稀になることを多分に意味するような気がいたします。その年々を彩った言葉というものは、“その時、その瞬間に用いたから時宜を得たのであって”翌年になっても同じような言葉を繰り返し使い続けていれば、たちまち時代遅れとなってしまいます。

 吉祥寺シアターでは、毎年翌年の演劇スケジュールのラインナップを打ち出して、公演に向けて準備を進めて行きます。まだ年の暮には時機が尚早ですがいま、これまでの公演を振り返っての思いと、来年上演されるであろう公演が無事成功しますようにという思いがいま見事に重なり合っている状態であったりします。などといっていると気が早いと他のスタッフより叱責を受けそうですが・・・。

 先程述べたことはあくまで流行語の話でありますが、観た演劇だけはいつまでも皆様の心の中で生き続けますようにと、そしていま目の前のアマヤドリの公演が楽日まで無事皆様のご期待に応えられる舞台になることを祈っております。 

SCOT公演情報公開!!

書いた人:バタコ

 台風が過ぎ去り、さらに寒くなった気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。そんな冬の訪れを感じる今日この頃ですが、冬の吉祥寺シアターの定番となりつつあるSCOTの公演情報を公開しました。今年も吉祥寺シアターにSCOTがやってきます!しかも今回は『リア王』『新釈・瞼の母』『シンデレラ』の3作品を吉祥寺で見ることが出来るという豪華な連続上演となっています。こちらの公演のチケットは事業団では11月19日(火)から販売いたします!!また武蔵野市在勤・在学・在住の方は12月12日(木)の貸切公演は今からご予約できますので、是非チェックしてください。

 『リア王』は今回、日中韓3カ国版で上演されます。日中韓の役者が入り乱れて上演されるのですが、個人的な注目ポイントとしては、たった一人の中国の役者さんが物語の重要人物となるエドガーを演じるという配役。『リア王』ではエドガーに注目してしまう私としてはとても気になる配役です。その他の詳しい配役は公式ホームページをご確認ください!!
 『新釈・瞼の母』は利賀村で今年も行われたSCOTサマーシーズンで上演され、話題になった作品です。長谷川伸原作の名作『瞼の母』をベースに鈴木ワールドが展開します。母と息子の感動の物語として知られ歌舞伎、新国劇、新派、剣劇、映画、テレビドラマ、講談に浪曲、歌謡曲と様々に形を変え日本で愛されてきた作品です。ですが、もちろんそこは鈴木作品ですから、これまでの『瞼の母』像とは違った新しい作品の姿が観れる作品になるのではないでしょうか。今年の夏、利賀村までは行けない・・・と諦めたお客様は是非吉祥寺でご覧下さい!
 『シンデレラ』はおとぎ話だと思って油断すると大変なことになる作品!(まさに私がそうでした。)なんと言っても女の子の永遠の憧れの王子様が登場しないんですから!!もしおとぎ話や王子様を信じていた子どもの頃にこの舞台を見ていたら、きっと人生が変わっていたんじゃないかと感じる作品ではないでしょうか。

公演チラシも先日届きました!それがこちら!!












吉祥寺シアター1階ロビーに掲出していますので是非ご覧下さい!

 現在公演中のアマヤドリもチケットは公演前日16時まで武蔵野文化事業団チケット予約でご予約承っています。公演も明日の休館日を挟んで後半戦です。是非お見逃しなく!!