@kichi_theatre2005

明日、発売日です!

書いた人:コモト


 コモトです。ここ数日暑い日がぶり返しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。さて、明日は武蔵野文化事業団チケット発売日です。吉祥寺シアターからは11月公演の青年団『もう風も吹かない』のチケットが発売されますよ~!

青年団の公演に一度行ったことのある方はもうお分かりかもしれませんが、本公演は自由席で、整理番号制の入場となります。武蔵野文化事業団でチケットをご購入いただいたお客様は、チケットに明記してある整理番号順のご入場となります。「自由席なので早めに行こう!」と心しご来場くださるお客様が多いのですが、整理番号の早いお客様からの入場になりますのでご注意ください。「じゃあ何時に来ればいいの?」というお客様は、客席の開場が開演20分前からとなりますので、開場時間を目安にお越しいただけると幸いです。

なお今回武蔵野文化事業団でチケットをご購入いただいたお客様には、入場方法を詳しく描いた案内文をお付けしておりますので、そちらをご参考ください。

また劇団さんのご厚意で、武蔵野市民の皆さんは武蔵野文化事業団でチケットをご購入いただくと特別価格でご観劇いただけます!なんと在勤・在学の方も割引が適用されますよ~!武蔵野市民のお客様は会員でなくても特別価格で購入できますので、この機会に是非!


■コモト、今日の一冊
『BEST STAGE』10月号にて、9月公演の柿喰う客『失禁リア王』、葛河思潮社『冒した者』が特集されています!書店にお立ち寄りの際は探してみてくださいね!

『失禁リア王』間もなくです!!

書いた人:バタコ

 いよいよ8月も終わり、少しずつ秋を感じ始める今日この頃ですが、今年も吉祥寺シアターは秋もアツいんです!!というのもこの秋は柿喰う客からスタートして葛河思潮社可児市alaCollectionアマヤドリ青年団と注目の公演が続き、まさにアツい芸術の秋となる予定です。そんなアツい秋の始まりを飾るのが柿喰う客女体シェイクスピア『失禁リア王』です!!この『リア王』シェイクスピア作品の中でも有名な悲劇ですが、重くて暗そうで・・・と近寄りがたいイメージを持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 シェイクスピア好きを自称する私バタコも『リア王』は何度か観劇済みなのですが、あの結末のせいか観劇後は落ち込んでしまったという思い出もあります。ですが、今回の『リア王』は一味も二味も違うようで・・・なんと音楽劇に仕上がっているとか!!しかも音楽を手掛けるのが、「独りミュージカル」を行う異色のミュージカル楽団「てらりすと」。最近は音楽活動だけでなく舞台への楽曲提供でも注目を集めています。「てらりすと」の作詞・ボーカルを務める新良エツ子さんは女体シェイクスピア常連の女優さんでもあり、今回の『失禁リア王』にも出演されます!!数々の素敵な女優さんの中でも今回は「てらりすと」こと新良エツ子さんを要チェックです!!「てらりすと」が気になる方は是非こちらで楽曲をチェックしてみて下さい!
音楽劇で、女優だけで、スピーディーな『リア王』・・・想像がつきません!!私も本番が楽しみです!

 吉祥寺シアターでは先日本チラシが届きまして、1階ロビーに設置しております。
そのチラシがこちら↓













 この素敵なチラシ、是非お早めにゲットしてください!!なおこのビジュアルは吉祥寺周辺のバスにも掲出予定で、9月は吉祥寺が『失禁リア王』カラーに染まります!?是非吉祥寺シアターにご来場の際はバスもチェックしてみて下さい!!

 そしてそして柿喰う客演出家・中屋敷法仁さんから作品の内容に関するメッセージも届いております。気になる作品の内容についても聞けるかも?こちらは柿喰う客のFacebookでご覧いただけます。あわせてカンゲキのススメも更新しております。初日まで残り僅か、吉祥寺シアターでは完売の日はありますが、それ以外は公演前日16時までチケットを販売しております。まだチケットをお持ちでないお客様はぜひお早めに!皆様のご来場お待ちしております。

 ご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

 

夏の終わりに近づくと・・・

書いた人:しだた

   
 8月も気がつけば最終週、あっという間に終わりに近づこうとしています。小学生の頃は毎年この時期になると、夏休みの宿題が全然終わってないという目を背けたくなるような現実(かなり大袈裟)からいつまで逃避できるかというあまり心落ち着かない毎日だったような気がします。夏休みの友や自由研究という言葉も懐かしいですね。しかし、大人になってもこの時期になると、夏にまだできていないあれこれをやらなければという気持ちになって、焦り始めるという習慣は子供の頃から変わっていないような気がします。結局ほとんどのことが次の季節に繰り越しになるのですが・・・
 

 ここ数日は気温が少し低くて、比較的過ごしやすいですね。恐ろしいほど暑かった今年の夏も終わりに近づきつつあるのでしょうか。なぜか毎年この時期になると、もうこのまま秋になって冬がやってくるので、今のうちに食べておかない!と思ってアイスクリームの消費量が真夏のときより増えるような気がします(別に冬になってもアイスは売ってはいるのですが・・・)そして、案の定食べ過ぎてお腹の調子が悪くなるというのがいつものパターン、今年もすでにその気配が少しあるような・・・
 

 さて、そうこうしているうちに秋に向けて吉祥寺シアターのラインアップの詳細が発表になっています。11月7日(木)から18日(月)までは青年団第71回公演『もう風も吹かない』です。架空の青年海外協力隊の訓練所を舞台に、最後の派遣隊員となる青年たちの青春群像劇。この作品は青年団主宰の平田オリザさんが、桜美林大学の演劇コースで教鞭を執っていたときの卒業公演のために書き下ろしたものだそうで、今回はその戯曲を青年団の本公演として8年ぶりに上演します。卒業公演で書き下ろしの新作を上演できるなんて、当時の学生さんたちにとっては夢のような出来事だったのではと推測できます。          

  今回は青年団の役者さんで上演するとのこと、楽しみです。チラシも表の写真が作品の内容ともリンクしていて、いろいろと作品への想像力が高まるとてもかっこいいものになっています。この写真の撮影場所が気になりますね・・・吉祥寺シアターでのロビーにもおいているので、ぜひ気になった方はチェックしてみてください。そして、武蔵野文化事業団でのチケット発売は9月3日(火)10時からです!今回はアルテ友の会会員の方に加え、武蔵野市民の方も特別料金の3600円でお買い求めできるので、こちらもぜひお早めのチェックをお願いします!https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/


 

稽古場風景~本日発表日!

                                  書いた人:スピカ
 終戦というと圧倒的に皆さんが思い浮かべることは8月とか夏の季節を思い出すような気がします。自分の祖父母が自分と同じ年齢の時、いったいどのような想いでその瞬間を生きていたのだろうか、何を思い生活をしていたのだろうか、あるいはそのときの社会情勢はどのように動いていたのか・・・。結局聴く機会はいつでもあったのだろうけれども、とうの昔に鬼籍に入ってしまいました。両親については私の場合、自分が幼少期のことを思い浮かべれば、大体の見当はつくけれども、祖父母に関して・・・となると、それは半世紀ほど振り返らなければならない。それはいくら想像を張り巡らせてみても想像の域をでません。まさにセピア色の写真のようで、おそらく写真を見せられても、なんのことなのかわからないでしょう。これは一緒にいて話をする時間もあってのことだから、やはり同じ時代を生きたというのと、話を聞いたというのでは意味がまったく違うのだと思います。物が極端に不足した時代であったことは折りあるごとに聞いた記憶がありますが、それは直接の実感としてではなく、どこか社会科の現代史のような教科書的な「歴史」と重なる部分が多々あり、過去を推し量れるものではありません。

 ある一つの歴史的な文学作品があったとして、もし時代考証的なことをあまり意識しないでよいというものがあったら、やはりそれは嘘で、そこに至るまでには、その当時の社会通念、あるべき社会の価値観が反映されていることが少なからずあるかと思います。思えば世の中を理解するということは両親をはじめとする自分の周りの大人たちのことがよくわかっているということをも意味するように思うのです。こんなことを、はっと思いましたのも来月、吉祥寺シアターで行われます「冒した者」の原作を読んでいたからでしょう。昭和の戦後まもなくの頃を取り扱った作品だけありまして、自分自身はメディアや親戚の経験談を通して知った記憶の中の風景であって、何一つ経験していないことなのだなという想いがしました。

 9月、10月に公演が予定されております葛河思潮社の「冒した者」、そして可児市芸術文化振興財団の「秋の螢」、両者にいえることですが、それは、年代は異なるものの戦後の家族のあり様を説いた一つの現われでないかと考えます。両者の比較から、根底に流れる共通項を見出すことができればと思っております。

 さて、現在当館では稽古場にて夏休み限定企画「吉祥寺シアター演劇部」が開催されております。講師は劇団マームとジプシーを主宰される藤田貴大さん。稽古場の風景は当館のフェイスブックのページに写真が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

 なかなか稽古場まで足を運ぶ機会に恵まれませんでしたが、昨日やっと稽古場の風景を目にすることができました。少年、少女にとって夏というのは特別な季節であり、そして思い出がそのまま大人になった時に回想したとき何か自分の大切な核の部分を作り上げるものなのだろうなぁとおぼろげながら小さかった頃を思い出してみたりもしました。

 しかしそれにしても早い。今日は最終日。最後に発表会を控えておりますので、生徒の皆さんには有終の美を飾っていただければと願いつつ、本番までにもう一度その勇姿を拝見したく思っている所存です。 

吉祥寺シアター演劇部最終日!

書いた人:コモト


 コモトです。マームとジプシーの皆さんとお送りした「吉祥寺シアター演劇部2013」も本日が最終日です。あっという間の5日間でしたが、小学生・中学生たちの元気には圧倒させられるものがありました。毎日ワークショップ後にマームとジプシーの皆さんとフィードバックをしていたのですが、その場で藤田さんが「大人たちだけになると、一気に老けた気になる」というようなことをおっしゃっていて、まさにという気分でした。そんな元気な参加者の皆さんの5日間の様子を、少しだけお見せします!





























さて本日の発表会ですが、客席数の都合によりご入場いただけるのは関係者と参加者の保護者様・ご友人の方々のみとなっております。マームファンの皆さん、すいません・・・が、ご了承の程よろしくお願いいたします。発表会の様子は後日シアターブログやFacebookなどでお伝え出来ればと思っております!


■コモト、今日の一冊
以前ここでも紹介した高校演劇の応援サイト「ゲキ部!」にて、9月に吉祥寺シアターでの公演を控えた劇団「柿喰う客」の演出・中屋敷法仁さんのインタビューが掲載されています!ぜひご覧ください。

秋の気持ち。

書いた人:しだた

  
 相変わらず暑い毎日ですが、少しだけこの暑さにも慣れてきたような気がします(仕事中はほとんどエアコンのきいた涼しい部屋にいるからでしょうか・・・)個人的に夏は海やプール、お祭りなど楽しいイベントが多くて、服装も薄着で楽なのでわりと好きな季節なのです。冬も自分の生まれた季節ということもあり、たまに積もる雪を見て興奮する性質なので好きな季節でもあります。ただ秋は少し苦手です。もちろん過ごしやすい気候ではあるのですが、肌寒い風が吹き始めると活発な夏から季節の移り変わりを直に感じるようで、なんとなく寂しいような気持ちになってしまいます。
 

 先日、吉祥寺美術館で開催されている「佐藤真生展 _家 HOME _」にお邪魔してきたのですが、そんな秋の季節に感じる感情に少し似た気持ちになりました。佐藤真生さんは山形県酒田市(武蔵野市の友好都市)ご出身の画家で、東京学芸大学在学中に個展「夕映えサーカス」を開催以降、国内外で幅広く活動をされています。今回始めて佐藤さんの作品を拝見したのですが、なんとなく懐かしさを感じさせる風景の中に人物と日本的なモチーフが綿密に配置されていて、一枚一枚見入ってしまいました。絵全体の色使いは見ている者をどこかセンチメンタルな気分にさせる一方で、細かいディティールをよく見ていくと、どこか非日常で幻想的なイメージが立ち上がってくるとても見ごたえのある作品がたくさんありました。また今回は絵画だけではなく、立体や映像の作品も展示されており、色々な角度から佐藤真生さんの作品を知る展覧会になっています。開催は9月8日(日)までなので、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
 

 そして吉祥寺シアターで秋といえば、10月10日(木)から16日(水)まで上演される可児市ala Collectionシリーズvol.6『秋の螢』です。「焼肉ドラゴン」や「ぼくに炎の戦車を」などの舞台や映画「月はどっちに出ている」や「血と骨」などの脚本も手掛ける鄭義信の名戯曲を、国民的ドラマ「おしん」で大ブレイクした小林綾子やその独特な演技で定評のある渡辺哲をはじめとする実力派キャストで再演します。愛おしくて憎めないおかしな人々の擬似家族ドラマです。現在チケットはアルテ友の会会員先行発売中ですが、8月24日(土)午前10時より一般発売も開始しますので、ぜひこちらもお早めにチェックをお願いします! 


 

季節感

                                  書いた人:スピカ
 

 先日、日暮れ時、吉祥寺シアターの階段をトカトントンと降りて行きますと、街路樹の前で、なにやら携帯のカメラで写真に収めている方がいらしたので何を被写体としているのか訊いてみたところ、どうやら蝉が羽化のために木に登っている瞬間に立ち会っていたのでした。私もTV映像ではその様子を見たことがありますが、目の前でということはありませんでしたので、一緒になってほんの少しその様子を伺っていたのですが、何より、雑木林ならともかくとして、当館のまわりの街路樹などほんの少ししか地面に面しているところはありませんのに、自力で土から這い出て、他に仲間もなく、よちよちと登る姿は感動を誘います。当館が開館したのは平成17年のことですから、オープンした頃には既に土に潜っていたのでは・・・と推測されます。あんなに土の中に長い年月潜っているのに、地上に出て、ほんの一瞬に生命の輝きを放つというのは、なんとも切ない話であります。

 都内だからでしょうか、少し前まで今年になってから蝉の鳴き声を聴いていないなぁと思っていたところでしたが、そんな心配も杞憂のようで8月になって盛んに耳にするようになりました。・・・暑さが倍加するとか、鬱陶しいと思われがちですが、蝉の鳴かない夏を想像することのほうが、夏らしくない気もします。今では外では照りつける太陽がジリジリと、中にいても蝉がジリジリと鳴いている様子ですね。

 さて、蝉といいますと、併せて蛍も夏の昆虫ですね。卒業シーズンになると必ず歌われる定番に蛍の光がありますが冒頭から「蛍の光 窓の雪」であるから、冬の寒い季節にも蛍は越冬、生息しているのに違いないと私は歌詞をよく理解しないまま、随分そのままにしていたような気がします。後ほど、これは光源を歌ったもので、明りの不自由な時代、夜半になれば夏は蛍の灯りの下で、冬は積もった雪をとってきて、手元を明るくして本を読んだものだということを知ったわけですが、照明が完備された現代人には、もはや分からない感覚であります。そんなことをつらつら考えてみますと、当館ではじまります可児市 ala Collection シリーズ vol.6 『秋の螢』も、もしかすると秋に蛍が飛んでいるということがそもそも季節はずれということを認識していないと、少し理解しづらい表現かもしれません。そしてそうした季節のずれや違和、機微を感ずることで作品をより深く味わい、理解したいものです。

 チケットにつきましては、今月24日(土)からは一般発売が開始されます。ぜひとも、ご興味がありましたら、この機会にご購入いただければと存じます。

暑さにまつわるあれこれ。

書いた人:しだた

 
   いやはや、毎日すごい暑さですね、先月のブログに今年は千年猛暑や灼熱地獄になるかもという軽い興味本位で書いたことが、本当の現実になるなんて思ってもみなかったです・・・先週は午後の時間帯に自宅から駅に自転車で向かうだけで、あまりの暑さにくらくらしてしまいました。今まで昼間は自宅ではクーラーをつけないようにしてきましたが、さすがにこの暑さに耐えられずスイッチを入れてしまっています。これまで経験したことのないような暑さ、しかもずっと晴れているのかと思いきや、いきなりゲリラ豪雨や雷やらでなんとも入れ替わりが激しい天気。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
 

  これだけ暑いと、プールや海に行く人も増えるのか、もしくはあまりに暑すぎて外に出るのもいやだという人のほうが多いのでしょうかね。一つだけたしかなのは、アイスクリームとジュースの消費量は増えるだろうなということです。先週たまたま入ったコンビニで、奥の清涼飲料水売り場のところにたくさん人がいるなぁと思ってよく見てみると、中学生の野球部員らしき団体が、特に何かを買うそぶりもなく、「涼しいなぁ」と言ってみんなで涼み合っていました(笑)そして、その様子を店員のおばさんたちがカウンター越しに「今日の暑さだと仕方ないわよねぇ」と言って笑顔で見守るという微笑ましい光景に遭遇しました。この暑さだと熱中症など無理をしすぎると体に危険なこともありますし、暑すぎると思ったら近くのクーラーがきいていそうな建物に駆け込むということも大事ですね。
ちなみに吉祥寺シアターの1階ロビーはどなたでもお入りいただけますので、ぜひ一時避難にご利用ください。またチラシ棚もあるので、気になった公演情報をついでにゲットしていっていただければと思います。

  そして吉祥寺シアターの稽古場では来月9月5日(木)からはじまる柿喰う客 女体シェイクスピア004 『失禁リア王』の稽古が連日行われています。まだ公演の細かい内容は未定ですが、先日は何やら映像撮影を行っていました。本番で使用されるのか、それまでにどこかにアップされるのかは分かりませんが、楽しみです。またチラシのビジュアルも公演ページにアップされていますが、完成度がすごいんです!一瞬凝視するのが憚れるような過激さもあり、一見すると髭のダンディなおじ様までもが女性で、いったいどんな公演が繰り広げられるのかいろいろと想像力が高まります。
チケットは武蔵野文化事業団でも現在発売中です→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/index.jsp?id=48&type=O ぜひお早めのチェックをお願いします! 

電報とメール

                                  書いた人:スピカ
 暦の上では立秋を過ぎましたが、ますます猛暑、暑さ冷めやらぬ毎日。また東京でも最近では突然のひどい夕立がありまして、天候には要注意といった日が続いております。お盆で帰省等外出されていらっしゃる方、ぜひとも過ごしやすい休暇になることを祈っております。

 さて、劇場に届くもの、団体様宛のもので、問い合わせの多いもの、届くもののトップといえばお花の贈り物になるかと思います。ですから当館への生花業者の出入りはひっきりなしですが、しかしこれに加えて時にNTTから電報が届くことも稀にあります。公演を迎えるにあたっての祝電ですね。もちろん団体さん宛てに届くものではありますが、私は個人的に、いいなぁと思ってしまいます。

 電報なんて、私も卒業式であるとか、結婚式のお祝いのスピーチの中で代読されるもの、もしくは某お茶の間のTV番組の1シーンでしか見たことがありませんが、そこまで特別でなくとも日常的に交わされる光景があるのですから、需要があるのでしょう。

言葉を紙媒体で送られて嬉しいという感覚はメールやFAX全盛、即時性が求められる昨今、なかなかに感覚として伝わりにくいものであります。しかしながら、我々も日常それと似ている経験をしていることはないか、ふと思いを巡らしました。

1つだけありました。携帯電話のメールの送受信箱です。あれは何百件と保存できる機能になっていることは周知の通りでありますが、メールを通して電報にとても近しいことをしているのではないでしょうか。すなわち履歴を読んで過去に起きたやりとりを楽しむ。そこにあるのはどうっていうことのない用件を綴ったものばかりですが、端的に用件のみ伝えたものだからこそ、その前後に起きた事柄を探る手がかりになります。―後から振り返ってみるに行間に過去に起こった状況を想像すると日記のような作用を果たし、現在からすると戻れない日常と申しましょうか、言葉が形として残るからこそ切ない気持ちになります。また長文メールにしてもつい10年少し前くらいまでは、携帯でEメールを打つこともまだそれほど普及していなかったように思います。Eメールというと圧倒的にパソコンで文書を打つことを意味していました。パソコンも各家庭1台なんてことがまだなかった私が学生の頃は、学校のPCを使って全てのやりとりを済ませておりました。そんなわけで送受信のタイムラグが生じないわけがありません。7月下旬にもらったメールを夏休み明けに開く・・・なんていう光景もあったわけでして、しかしそれはそれで、終わってしまった夏休みの事後報告のようで・・・遅く着いた残暑見舞いのようで、感慨深いものがありました。

そして、こちらは秋の便り。今月4日(日)に友の会先行発売となりました『秋の螢』ですが、ご好評を頂いておりまして、日にちによっては友の会先行発売分も残り僅かとなって参りました。(→チケットのご予約はこちらから)一般発売は8/24(土)となっておりますが、チケットのお求めをご検討されているお客様、ぜひともこの機会にアルテ友の会同時入会でのご購入をお勧めいたします。 

チケット完売しました!

書いた人:コモト


 コモトです。先日ブログでもお知らせしておりました、葛河思潮社「冒した者」武蔵野文化事業団取扱い分は、アルテ友の会先行・一般販売分共に全て完売いたしました。ご予約いただいた皆様、ありがとうございました。またチケットが取れずご不便をおかけしたお客様もいらっしゃったようで、誠に申し訳ございませんでした。噂に聞くと、他のプレイガイドでもかなり回線が混雑していたようですね。当日券の有無は未定ですが、販売がある場合はシアターのブログやTwitterでもお知らせいたします。どうぞ続報をお待ちください。

『冒した者』の主催者であるゴーチ・ブラザーズの方々と先日お話をさせていただいたのですが、『冒した者』出演の皆さんは現在稽古中とのことで、いわく「すごいことになっています!」だそうです!

演出の長塚圭史さんは葛河思潮社以外にも「阿佐ヶ谷スパイダーズ」での活動や個人でのご活躍も目立ちますが、コモトは長塚さんの演出作品を観るたびに、自分自身が何か大きなものに対峙させられているような心地になります。含みのある物語の世界のなかで、自分が何を感じ取るか、何を感じ取れるのかを試されているとでもいいましょうか(勿論良い意味です)。圧倒なまでの世界観を老若男女に納得させる力を持っている長塚さんの演出は、これまで演劇を観たことのないお客様にも是非体感していただきたいと思っています。

本作では原作者の三好十郎が戦前・戦時中・そして戦後を生きた中で感じた「生と死の在り方」が、長塚さんというひとりの演出家のフィルターを通すことでどのように描かれるのか。ご来場いただく皆さまと一緒に、コモトも公演までの日々をいろいろと予想しながら待ちたいと思います。


■コモト、今日の一冊
というわけで、原作の三好十郎「冒した者」はご一読いただいてからご来場いただくと、より作品の内容が感じ取れるのではないでしょうか。ネットだと無料で読めますので是非!