@kichi_theatre2005

耳をすませば

書いた人:コモト


コモトです。先日、テレビで映画『耳をすませば』の放送がありましたね。スタジオジブリの作品に共通して言えることですが、何度見ても、ストーリーを完全に覚えていても、また見たくなるのがジブリ作品の凄さだと個人的に思っています。『魔女の宅急便』の最初のシーンに憧れて手持ちラジオを買ってみたり、『風の谷のナウシカ』に憧れて動物を肩に乗せたがったり、『おもひでぽろぽろ』が好きすぎてカラオケで都はるみを歌ったり…特に女性は、ジブリ作品の主人公に憧れを持ったことのある方は多いのではないでしょうか。勿論わたしもそのひとりです。

改めて『耳をすませば』を観てみると、わかってはいるんですが聖司君(主人公が恋する男の子)はバイオリン職人になるためにイタリアに行ってしまうんですね・・・中学3年生にして、素晴らしい決意です。なんでもイタリアはこれまでにも名器を生み出す職人を次々に輩出していて、バイオリン製作のメッカと呼ばれているそうです。音楽に関して知識が薄いのでアレなのですが、コモト的に、イタリアはオペラのイメージが強いです。イタリアの都市ヴェローナでは夏に円形劇場で野外オペラの上演があったりするんですよね。街のいたるところで音楽の歴史が感じられるような、どこからともなく物語が始まりそうな、そんな街のイメージがあります。いつかは行ってみたいですね・・・

というわけでそんな歴史ある街・イタリアのヴェローナを舞台にして繰り広げられる青春ストーリー『ヴェローナの二紳士』が明日8日より上演開始です!(無理やり繋げました!)まず、セットが凄い!写真を載せたいところなのですが、実際に観ていただくのが一番ですので、ぜひ劇場に足を運んでいただいて度肝を抜かれてください!吉祥寺シアターが、一瞬にしてヴェローナの町並みに変身!劇場に入った瞬間、物語の中の世界に入っていくような心地になります。武蔵野文化事業団でも各公演前日までチケット販売中です!皆様のご来場、心よりお待ちしております!

公演詳細→ http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/index.html


■コモト、今日の一冊
吉祥寺シアターのホームページにて「カンゲキのススメ」更新しています!最新号は『ヴェローナの二紳士』の魅力を余すことなくお伝えしておりますよ!観劇前にサクッとお読みいただけると本望です!

 

想像ラジオ

書いた人:しだた

  早いものでもう7月ですね。1日からさっそく半袖を解禁しまして、長袖のときより動きやすくまだそこまで暑くはないので、なんとなく過ごしやすい毎日です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。昨日の夜に自宅にいると、遠くのほうから花火の音が聞こえてきました、もうそんな季節になったんだなぁとしみじみ。これからの季節は至る所で花火やお祭りが行われるかと思うと、だんだんとうきうきした気持ちになってきます。

 そんな夏の暑さがなんとなく待ち遠しく思われる日々ですが、ついに発表されましたね、そう、第149回芥川賞候補作品!今日朝出勤するときに知ってびっくりしたのですが、なんと、いとうせいこうさんの「想像ラジオ」がノミネートされているのです!いとうせいこうさんといえば、TVタレントとして以外にも、俳優や音楽家など様々なジャンルで活動されており、小説家としてもこれまで多数作品を発表されています。今回ノミネートされた「想像ラジオ」は東日本大震災を受けて、死者と生存者の間をなんとかお互いの想像力で埋め合わせることができないだろうかという意欲作。物語の構成自体はラジオDJのアークがリスナーからのリクエスト曲やメッセージとともに番組を進行させ、それを聞いたことでいろいろな人にアークの気持ちが伝染していくというものなのですが・・・(ここから先は実際に読んでみていただければと思います)小説に限らず震災後の芸術作品は様々な形で、その影響を受けてきているものが多くありますが、丁寧に人々の気持ちに寄り添い、かつ文章は軽快なリズムで読みやすく書かれており、読者に対して押し付けがましいことなく様々な想像力を促せる傑作だといえると思います。賞の結果はどうであれ、これを機にまたたくさんの方々に読まれることを願います。また今回の芥川賞候補は鉄割アルバトロスケットを主宰されている戌井昭人さんや劇団FICTIONを主宰されている山下澄人さんなど演劇関係の候補者も多いのはうれしいことです。17日の結果が楽しみですね。

 さて、吉祥寺シアターでは秋の演劇シーズンに向けてラインナップの詳細が少しずつ発表されてきています。今日紹介するのは、葛河思潮社 第三回公演『冒した者』です。葛河思潮社は、阿佐ヶ谷スパイダーズで作・演出を手がける長塚圭史が新しい演劇の表現を探るべく始動させた団体で、今回は出演になんと、田中哲司、松田龍平、松雪泰子を始めとするテレビ、映画など様々なジャンルで活躍する豪華出演陣で、三好十郎の名作「冒した者」に挑みます。すでに公式HPには詳しい詳細がアップされていますので、ぜひチェックしてみてください!!

  

『ヴェローナの二紳士』ポストパフォーマンストーク開催決定!!

書いた人:バタコ

 いよいよ来週初日を迎える劇団ハイリンド『ヴェローナの二紳士』ですが、
7月14日(日)18時の回にポストパフォーマンストークの開催が決定しました!!

 トークに参加するのは今回の上演のために『ヴェローナの二紳士』の翻訳を手がけた松岡和子さん、今回の『ヴェローナの二紳士』の演出を手がける西沢栄治さん、劇団ハイリンド主宰の多根周作さんです。前にブログでも紹介したとおり、松岡和子さんの手がける翻訳は解説がついていて分かりやすく、でもユーモアたっぷりでとてもおすすめなのですが、ポストパフォーマンストークもとっても面白いのです!! 他の作品ではありますが、私バタコは何回か松岡和子さんの登場するトークを聞かせていただいたことがあります。作品を見た直後だからこそ分かる作品の細部(台詞の言い方や間など!!)にまで及ぶ松岡和子さんの愛情たっぷりのツッコミがとても面白く、演出家さんも思わず熱くなってしまうようなトークが展開されていました。主宰でもあり出演者でもある多根さんと日本古典作品の演出も手掛ける西沢さんがどう対峙するのかも注目です。

 実は先日、ハイリンドの人気作品である『牡丹燈籠』の映像を見せていただきました。歌舞伎の『牡丹燈籠』は観たことがあったのですが「怖い怪談もの」というだけでなく人の気持ちが絡み合っておこる事件の連鎖にとてもドキドキしてすごく惹きこまれました!今回の『ヴェローナの二紳士』は喜劇ではありますが人の気持ちがどんどん連鎖して大事件になっていくので、今回もどんな作品になるのかますます楽しみです!!

 『ヴェローナの二紳士』はなかなか上演されないレアな作品だけあって、ポストパフォーマンストークもどんな話が展開されるのか未知数なのも気になるポイントです。シェイクスピア作品ファンはもちろんですが、シェイクスピア作品って難しそうで観ただけだと分からないかも・・・と不安な方もぜひこちらのトークに参加していただいて、シェイクスピア作品の自分なりの楽しみ方を発見してみるというのはいかがでしょうか?7月14日18時の回も事業団ではまだまだチケット受付中ですので、まだチケットをお持ちでないお客様はぜひ!

ポストパフォーマンストークの詳細はこちらから↓
http://www.hylind.net/index.html

チケットのご予約はこちらから↓
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

家庭の味

                                  書いた人:スピカ
 

デパートのキッチン用具のコーナーで面白いものを発見しました。なんでも電子レンジでガスコンロの「グリル」機能と同様のものが作れる簡易魚焼きが出来る専用皿を売っておりました。値段もそう高くない。さて買うか・・・と迷ってしまいました。

と申しますのも、その数日前に銀鮭の塩焼を定食屋で食したのですが、焼きたてということもあって、脂がのって驚くほどほどおいしかったのです。本当に他店では味わったことのないような感覚でした。これをグリル機能がついていない自宅で再現できる方法はないものか、ふと探っていた矢先でありました。しかし、これは考えてみれば、かつて知っていた味、自分は焼きたての魚という味を田舎にいた頃は割合に食べていたことに思い当たりました。

・・・焼き魚を料理といってよいかどうかはわかりませんが、おふくろの味ってよく聞きますけれども、その家ごとに家庭の味って異なりますよね。それは献立によく表れていて、その家の食生活が色濃く反映されるような気がするのです。また今現在、食べたいわけではないのですが、何か味覚として「これはいつか食べたことのある感覚・・・」というものにあたるとやはり懐かしいなぁという気がするのではないのかと感じます。

当たり前のことかもしれませんが、これと同じように人は自分が見知っていることに親近感を抱き、異なるものには始め、戸惑いやすいものです。私は演劇、戯曲に関してあまり詳しいとはいえませんので、まずは書籍から入ってみたのですが、これが予想以上に頭に入ってこない。戯曲を読むという習慣がなかったからです。つまり全編、会話体とト書きで構成されていることにこれまで抵抗があったからで、これは、読み物として避けて通ってきた道といってもよいくらいです。

演劇が好きな方はまず物語について大体のあらすじから覚え(バックグラウンドとなる事柄)や観劇をしてからの読書、人物に対して調べたりと作品の背景を無意識のうちに見知っているわけで、登場人物についてなにかしら手立てがないと読み進まないものです。それを補完するように文体に(言葉遣いの誇張等で)どのような人物かを示すような言葉遣いがされているのですが、戯曲や演劇には多分にその要素が強いように思います。(特定の登場人物を示す言葉遣いを専門用語で“役割語”というようです。)読みやすいかどうかは人によるかとは思いますが、慣れの要素は確実に必要になってくるのかと思います。

と、このように話がどんどん話が膨らんできてしまったのですが、何かに関心をもつということはその分だけエネルギーを要することだと思いますので、まずは家にある“積ん読”から、まず興味のある事柄について調べながら読み始めてゆきたいと思っている次第です。

さて、吉祥寺シアターでは8日(月)~15日(月・祝)の日程でシェイクスピアシリーズ第三弾である劇団ハイリンドによる「ヴェローナの二紳士」がはじまります。本日も早くより稽古場入りして、公演に向けて準備を着々と整えていらっしゃいます。待ち遠しい限りです。ぜひともお早めにチケットをお求めいただければと思っております。

チケットの予約はこちらから

公演情報続々!!

書いた人:バタコ

 6月もあと一日!(いつも月末に同じことを言っている気がしますが)ついに2013年も下半期に突入です。これからは夏の暑さも本番になってきますが、夏の楽しみも盛りだくさんな7月にしていきたいですね。7月ということはハイリンド『ヴェローナの二紳士』の公演まであと僅かですが、下半期はハイリンドを皮切りに注目のイベントや公演が目白押しです!

 まず7月・8月はハイリンド『ヴェローナの二紳士』に夏休み限定ワークショップ!こちらはすでにブログでも何回か登場しています。特に吉祥寺シアターダンス部は7月7日が締め切りですから、応募はお早めに!

 そして9月は一ヶ月のうちに2回吉祥寺シアターにいらっしゃる方も多いはず!!というのも前半と後半で大人気の演出家の注目作が上演されるのです。
 前半はPARCO劇場や本多劇場などでも大活躍の演出家・中屋敷法仁率いる劇団柿喰う客の女体シェイクスピアシリーズ!去年は吉祥寺シアターで『マクベス』を執事言葉とメイド服で大胆な世界を作り出した『絶頂マクベス』を上演しましたが、今回は四大悲劇のひとつ『リア王』を上演します。その名も『失禁リア王』!この「失禁」にはリア王が「家族を裏切るという最大の禁忌を犯して全てを失う」姿、またリア王が病に侵される姿(失禁=sick in)を表す意味があるとのことですが、あの『リア王』が女優のみの舞台でどんな姿を見せるのかとても気になります!公演情報ページももう間もなく公開いたしますので、続報をお待ちください。

 そして後半は葛河思潮社『冒した者』!舞台だけでなく映画やドラマに活躍中の田中哲司さん、松田龍平さん、松雪泰子さんはじめとする豪華キャストが発表されて、すでに吉祥寺シアターにもたくさんのお問合せをいただいています。世田谷パブリックシアターで再演された『浮標』に続いて注目の演出家・長塚圭史が三好十郎作品を手がけます!公演日程やチケット情報は未定ですが、確定次第出来るだけ早く公演情報をお届けしますので、今しばらくお待ちください!!

 そして9月以降のラインアップは・・・10月に可児市文化芸術振興財団alaCollection シリーズVol.6『秋の螢』や劇団アマヤドリ、11月には青年団と楽しみな公演が続々続きます!!公演詳細はTwitterFacebookでも更新中です。
2013年下半期も吉祥寺シアターをよろしくお願いいたします。
 

総合芸術としての舞台

                                  書いた人:スピカ
 

紫陽花の青や紫が映える季節となってまいりました。紫陽花にも種類があり、ガクアジサイと西洋アジサイ、ホンアジサイ、ヤマアジサイ等あります。私も2つしか見分けることはできません。その2つとは、“ガクアジサイ”か“その他”のアジサイでありまして、「額紫陽花」は四方を花弁が囲っていて、額縁のようであるからこの名がつけられており、すぐに見分けることができるのです。散歩がてら、紫陽花を見ながら種類や、色合い、花弁の様子を見ているだけで心が和みます。

さて、以前、本ブログ上で公演後に頂いたお客様の声として

「とてもよかった。理由はわからないけど、でもよかった。」

というご感想に対して、感慨深いものがありました。という記述のみ残しましたが、前回は紙幅の関係上あまりよい説明ができなかったので、今回少しそれについて記述させていただきたいと思います。それは、この言葉が、よく分からないけれども「でもよかった。」の“でも”という接続詞に大きく依拠しています。

舞台芸術作品や、観た直後に細部に拘って、こんなところがすごかった、あの場面のあの役者の演技が印象に残ったと、そう言葉に残せることは大変素晴らしいことだと思います。おそらく、評論的な、玄人的な見方というのはこういうことを指すのだと思います。しかし、これはもちろん私も含めて、そういう見方を観劇した直後に表せる人間というのはごく僅かだと思うのです。

観た直後のなんともいえない、言葉に表すことのできない高揚感は、誰に伝えるにしても感嘆の言葉の「とても面白かった!」という表現より他になく、それ以上絶賛の言葉はないように思えるのです。時間が経ってはじめて、どういった部分がよかったと口に出来るのではないかと。この感想の“でも”の行間に―“貯めの部分”に想いが込められていて、いいなぁと感じたのでした。やがて、どういう部分がよかったとご自身で消化されることに思いを馳せたのでした。

思えば、どのような公演にあっても、表面的に見えることばかりが全てではありません。場内で流れる音楽や照明のあたり具合によって場の雰囲気が大いに変わり、目に見えなかった部分、気づかなかった部分が知らぬ間に意識化に自身の心に働きかけ、波紋のようにじわりと広がり印象を残すこともあります。個々の要素を取り上げれば、限りがないくらいきりがなく、総合芸術として一言では言い切れないからこそ、何がよいと具体例を交えて伝えることはできない。けれど、よかったと一言、言える言葉が出てくるのだと思います。そういう意味で舞台は本当に奥深いものだと感じます。舞台を作り上げている全ての方たちによって成り立っているのだと。そこまで拘れることの素晴らしさに。

さて、吉祥寺シアターでは来月8日(月)より、劇団ハイリンドによる「ヴェローナの二紳士」がはじまります。こちらはすでに当館で舞台稽古がはじまっており、公式HPの稽古場の様子からも活気が伝わってきます。お席にはまだ余裕がありますので、ぜひ、この機会にお問い合わせください。

チケットのご購入は→こちらから

イカブーム

書いた人:しだた

  今日は朝から梅雨晴れの比較的過ごしやすい日ですね。自宅近所や駅前で毎年行われている阿波踊りのポスターを見かけると、今年もそろそろ夏がやってくるんだなぁと感じます。あっという間に6月も終わりに近づき、暑い日々がだんだんと近づいてきています。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 夏、といえば海ですが、今年は海は海でも泳いでは行くことができない深海に目を向けてみるのはいかがでしょうか。今日ニュースで知ったのですが、先日テレビで放送された「ダイオウイカ」のドキュメンタリー番組が、なんと未公開映像を加え、映画館で上映されるらしいとのこと!ダイオウイカというのは、大きいもので体長20メートルを超えるといわれているほど巨大なイカで、主に深海で生息しているため、見つけることすら難しいといわれている幻の生物です。そのダイオウイカがこのたび、小笠原諸島近郊で動く姿がカメラに記録されたのです。活発に動く様子を撮影したのは世界初のこと。ゴジラ世代の自分としては、まず巨大イカというキャッチフレーズだけで、興味をそそられてしまうのですが、テレビで放映された映像も神秘的な深海の中を鋭い目つきで滑らかなに動くダイオウイカを食い入るように見てしまいました。そして貴重なダイオウイカを撮影するための映像クルーの必死の努力も同時に記録されており、ドキュメンタリーとしても見ごたえのあるものになっていました。そんな貴重なダイオウイカをスクリーンで見るチャンスがやってくるなんて、よほどテレビの反響が大きかったのでしょう。これは今夏の注目ムービーになることまちがいなし、海水浴もいいですが、涼しい映画館で深海の世界に思いをめぐらせてみるのもいいのではないでしょうか。

 さて、イカの話はこのぐらいにして、こちら吉祥寺シアターでは7月8日よりハイリンド『ヴェローナの二紳士』の公演を予定しております。先日よりシアターの稽古場での稽古がはじまりまして、その様子はハイリンドのHPのブログにもアップされています。なんでも毎日の稽古はヨガからはじめているとのこと、私も最近運動不足なのでぜひヨガだけ参加させていただきたいなぁとひそかに思っています(笑)そんな稽古場の雰囲気も伝わってくるので、ぜひチェックしてみてください。今回の作品は吉祥寺シアターシェイクスピアシリーズの第三弾として上演されます。「ヴェローナの二紳士」もシェイクスピアの中ではあまり上演されることの少ない貴重な作品なので、ぜひこの機会をお見逃し無く!
チケット発売中です→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

念願の・・・

書いた人:バタコ

 午前中の曇り空から一転、きれいな青空になってきた本日、6月27日(木)から公演がスタートする劇団6番シードが小屋入りしました!たくさんのスタッフさんが仕込みで大忙しで、熱気にあふれています。とはいえ明日6月25日は毎月一回の吉祥寺シアターの休館日です。劇場も事務所もお休みをいただいて、入ることが出来ませんのでお気をつけください。

 そんな本日、吉祥寺シアターでも一の食いしん坊を自負するバタコの念願が叶いました!!吉祥寺シアターの舞台以外のもうひとつの素敵ポイントとも言えるシアターカフェの季節限定ケーキを食べることが出来たのです!このケーキ、実はずっと狙っていたのですが、なかなかタイミングが合わず食べることが出来なかったのです。ですが本日、ようやく運命の出会いを果たしました!
 それがこちら↓











 「生姜と黒こしょうのレアチーズ」
 意外な組み合わせのチーズケーキ、気になるお味は・・・?
 濃厚チーズケーキに生姜のさっぱり感がアクセントになっていて、こしょうの風味もキリッとしていて、梅雨時期にぴったりな味でした!吉祥寺シアターで観劇の際は、ぜひシアターカフェにもお立ち寄りください。ちなみにシアターカフェでは吉祥寺シアターの当日の公演チケットをお持ちのお客様はお会計時に提示していただきますと、全品10%オフのキャンペーン中です。劇団6番シードの公演はもちろん劇団ハイリンドの公演でもぜひお立ち寄りください。

 私流ですが、シェイクスピア作品を観る時の楽しみ方のポイントが
「ちょっと優雅な気持ちになっておくこと!」です。
何を言っているんだ?と思われるかも知れませんが、シェイクスピア作品はひとつの台詞が長かったり、貴族や王族が登場したり、現代劇よりちょっと優雅な世界観になっています。この世界観に入り込むには、カフェで一服して気持ちをリセットしてから観劇するとより楽しめるのではないかと思います。よろしければぜひお試しください!

 ハイリンド『ヴェローナの二紳士』チケット予約はコチラから

  

うめめ

                                  書いた人:しただ
 
 

傘を持ち歩かないといけない天候が続いていますね、今日は久しぶりに朝から晴れていましたが、なにやら夕方から雨とのうわさを耳にしました・・・洗濯物を干すタイミングが無くて、着る物がないなぁとか毎年この季節はそんなことばかり考えている気がします。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

そんなじめじめっとしたいやな気分を吹き飛ばすべく、先日「梅佳代展」に行ってきました。メディアへの露出も多いのでご存知の方も多いかと思いますが、梅佳代さんは石川県出身の写真家で、写真集「うめめ」で木村伊兵衛賞を受賞、男子小学生を撮影した「男子」や自分自身の祖父を撮影した「じいちゃんさま」などの作品をこれまで発表しています。梅佳代さんの特徴は、日常生活にある見落しがちな瞬間をカメラにおさめているところです。何気ない日常の中にある一瞬は、特に脈略や意味があるわけではないのですが、だからこそ驚きやおもしろさがあり、見ている観客の想像力を掻き立てるのです。私のお勧めは、上でも述べた大阪の男子小学生を撮影した「男子」です。ランドセルを背負った男の子達が、路上や公園などで道に寝そべったり、変な顔やポーズをとったり、小学生男子特有の天井知らずのパワーがそのまま写されているかのような写真です。この年齢の小学生なら少しは恥じらいがありそうなものですが、それが一切感じられない写真ばかりで、撮影している梅佳代さんと子供たちの信頼関係の良さにも自ずと感じ入ってしまいます。中学生を撮った写真も展示されているのですが、中学生になると思春期がはじまり、小学生とはまたちがった独特の表情を見せています。小学生は小学生の、中学生は中学生の年齢に応じた成長があり、その時々の経験や感情が大人になるための大切な要素だなぁとしみじみと感じました。

さて、そんな日々成長を続ける小学生や中学生、高校生の方々に朗報です!今年、吉祥寺シアターでは、夏休みに演劇とダンスのワークショップ「吉祥寺シアターダンス部」と「吉祥寺シアター演劇部」をそれぞれ開催します。演劇部は昨年に引き続きですが、今年はダンス部も開催されます。ダンス部は7月21日から25日まで、対象は中学一年生から高校三年生、演劇部は8月22日から26日まで、対象は小学三年生から中学三年生です。色々な学校から参加者が集まり、年齢も違うので、普段の学校生活だけでは体験できない5日間になるはず。ご応募お待ちしております!

詳細は→http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventworkshop/index.html

 

 

 

理論と実践

                                  書いた人:スピカ
 

6月も下旬となり、いつの間にか昨日、「夏至(げし)」を迎えたようですね。夕刻、外が明るいと、もう7時なのか、まだ7時なのか。捉え方の違いではありますが、気の持ちようも変わってくるような気がいたします。しかし反面、湿度だけはとても上昇しておりますので日中、半袖でいくら調度よくても、勢い夜半に雨交じりの夜気にさらされると、気温の低下に体調を崩してしまいそうな気もするので、微妙な頃合ですね。

田舎に帰ると、ときどき親戚の子の宿題を解いている様子などを垣間見ることがあります。時折感じますのは、問題が対象の年齢にとって難しいかどうかは全くわからないのですが、解く様子が―とにかく鉛筆を動かす様子が―、一文字、一文字本当に丁寧に書いている様子が伝わってくることでした。手首を使ってさらりと書くのではなく、腕を動かすように文字を書くからそのような印象を受けるのでしょう。時にそれは“ゆっくり”ともとれるのですが、当人にとってみれば、それが一番の手順であり、雑に書こうとすると、それこそ誰が見ても読めない字となってしまうので・・・。

小学校低学年の授業に「書き方」(書写)という硬筆の授業が設けられていることからも、まず文字を見て、相手が読めるかどうか、丁寧に書くということは低学年の子どもにとって非常に重要なことであることを示唆しているようにも思います。(試しに利き手とは逆の手で児童と同じ問題を解いて見なさいと言われたら、「理解する」のは造作ない作業でしょうが、「実践すること」、文字にして起こすこと、筆記することがいかに困難な作業か想像に難くないので、一面の真理は突いていると思うのです。)

だから私たちは理解することにおいて、実は子どもとさほど差はないのであって、利き手で鉛筆を移動させるスピードが造作なくできるだけに過ぎないのではないか、とふと気づいてしまうわけです。おそらく子どもはいくつもの体験をしながら、自分が書く字と他人が読める字が同一であることを認識し、その共有できる範囲を定め、自己と他者の境界を徐々に理解することによって自分の書きやすい字、字体を確立してゆくことでコミュニケーションが円滑となり、自身を取り巻く周りの環境との関係性に気づいてゆくのかなぁなどと考えておりました。

と、何やら理論めいたことを書いてしまいましたが、何事においても「ものを理解すること」と「実践すること」は2つで1つであり、大切だということに考えを廻らせておりました。本年も吉祥寺シアターではワークショップを開催いたしますが、今年は演劇部に加えて、ダンス部もスタートします。実際にプロのダンサーや、演出家の指導を仰ぎ、動いて実際に体験するレッスンがあります。机上の理屈だけではありません。日常、自覚してこなかった動き、発声等を経験することによって内在する価値を具現化する、外に向かって発信することは、きっと貴重な体験となるはずです。

対象となるのは、児童、学生です。きっと夏の忘れがたい想い出となるのではないでしょうか。(お申し込みの詳細は→こちら