@kichi_theatre2005

マコンドー初日!

 

書いた人:しだた


  早いもので2月もあっという間に過ぎ去りまして、気がつけばもう3月ですね!少し暖かくなる日もあるかと思いきや、まだまだ冬の寒さは残っています。まさに三寒四温、ここから少しずつ春にむかって行くのでしょうか。そしてすでに花粉は蔓延していますよ!個人的にはこのブログを書きながらも、目がかゆく鼻水ダラダラで今にもくしゃみが出そうな状態なのですが・・・今年もこの季節がやってくると何となく春が来たのかなという実感もあります。
3月というと、卒業シーズンということで街やテレビなどでも“旅立ち”や”別れ”なんて言葉を聞くことが多くなってきました。ただよくよく考えてみると、卒業式のしんみりとした気分の横では花粉症でくしゃみ連発という何とも落ち着かない慌ただしい季節ともいえますね(笑)
 

 さて、吉祥寺シアターでは本日よりオーストラ・マコンドー小津安二郎に捧ぐ『家族』の公演がはじまります。今回は小津安二郎監督の名作映画「東京物語」へのオマージュとして描かれる公演になるのですが、設定はより現代に近く「東京物語」には出てこない人物も登場します。実は昨日一足お先にゲネプロ(本番通りに通すリハーサルのこと)を拝見しました。物語自体は「東京物語」同様シンプルで淡々と進んでいくのですが、所々に入る笑えるシーンや子供達のシーンでほんわかし、家族の現実を見せつけられるところではシリアスになり、最後には家族の良さをじんわりと感じさせてくれる作品でした。そしてどの役者さんも演技が素晴らしく、本当の家族のようでした。当たり前ですが演劇は映画とちがい生身の役者さんを目の前で感じ、自分の好きな視点で見ることができます。もし小津監督がこの舞台を見たとしたら何と感想を言ったのかななんてことも想像してしまいました。こんな時期だからこそ自分の家族や親しい人を誘って見ていただきたい作品になっています!

前売チケットは武蔵野文化事業団でも各公演前日の16時まで取り扱っています。また7日(土)まではお得な前半割引も実施しているので、ぜひチェックをお願いします。
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventinfo/2014/12/post-31.html

また今回の公演を特集したカンゲキのススメも更新しているので、観劇を迷っている方もすでにチケットをお持ちの方もぜひ一度読んでいただければと思います

 

 

 

 

オーストラ・マコンドー小屋入り!

書いた人:めろん

 いよいよ3月に入り、オーストラ・マコンドーさんが小屋入りしました!

 稽古場ブログに、今回の物語の相関図が載っていたので、ご紹介します。↓

(出典:オーストラ・マコンドー 稽古場ブログ

 

 今回は、映画界の巨匠・小津安二郎監督の『東京物語』へのオマージュとして描かれているだけあって、「東京見物のため、東京にいる子供たちを訪ねた老夫婦が、子供たちには構ってもらえず、結局亡くなった息子の嫁に世話になる・・」という物語のベースラインは同じなのだそうです。『東京物語』は、実の子供たち、元は他人であるはずの嫁、そして老いた夫婦・・・それぞれの姿を丁寧に描写することで、家族の姿を浮かび上がらせる名作ですよね。しかし、相関図を見ると分かるとおり、今回の舞台ではオリジナルの要素として亡くなった息子の同級生たちが登場します。しかも、劇団ホームページのあらすじを見ると、彼らが嫁である紀子に新しい男性を紹介するとか!?彼らが物語にどう関わるのかが、見所のひとつになりそうです!

 

 稽古場ブログではそれぞれの配役も紹介されています!気になった方、観劇前に少し予習してみたい方は、ぜひご覧になってみてください。

 

 観に行きたいけれど予定が直前まで分からない!という方も、大丈夫。武蔵野文化事業団では、公演日前日の16時までチケットのご予約を承っています!3月5日から始まるオーストラ・マコンドー「小津安二郎に捧ぐ『家族』」、劇場でお待ちしています! 

吉祥寺シアター3月公演掲載情報!

書いた人:バタコ

 2月ももうすぐ終わり!3月は吉祥寺シアターの注目公演が続きます。各公演についてのインタビュー等がHPや雑誌に掲載されていますので少しご紹介いたします。
 まずはオフィスコットーネ『漂泊』から演出の田村さん、出演の市毛さん・若松さんのインタビューがシアター情報誌Confetti4月号に掲載されています!












約20年振りの舞台出演となる市毛さんの意気込みや気になる作品の内容まで、公演がますます楽しみになる内容です。吉祥寺シアターでは早速チラシラックに掲出いたしました。その他の劇場でもゲットできます!ぜひお手に取ってご覧下さい。

そしてオーストラ・マコンドー『家族』はHPにインタビューが掲載されています。
インタビューはこちらから→http://www.austra.tv/tei_01.html
稽古の様子や作品の内容についてなど、かなり細かいインタビューで読み応えありです。ぜひ公演前にチェックしてみて下さい。

どちらの公演もチケット絶賛発売中です。3月は吉祥寺で観劇三昧しませんか?
チケットご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/
皆様のご来場お待ちしております。

 

  

シアターカフェの隠れメニュー

書いた人:バタコ

 柿喰う客 女体シェイクスピア007『完熟リチャード三世』は2月17日(火)に無事楽日を迎えることができました!たくさんのご来場誠にありがとうございました。

2月は土日の公演を除いて、保守点検週間に入る吉祥寺シアター。公演がないとロビーや劇場は人気がなく少し寂しい印象です。でもそんな保守週間にも少イイコトがあるんですよ!!実はシアターカフェの隠れランチメニューが登場するんです!!

それがこちら↓












私が食べたのは「菜の花とアンチョビのクリームパスタ」でした!メインとなる野菜はその日のおすすめによって変わるそうですが、アンチョビのクリームパスタは、公演が夜だけの日、もしくは公演がお休みの日だけ登場する限定メニューなんです。アンチョビが好き!という方はもちろん、アンチョビはあんまり・・・という方にも、クリームでまろやかになっていてお子様でも食べやすい味でした。特にこの日の菜の花入りは、まだまだ寒い日が続いていますが、春を感じることができました。公演は少ない2月末ですが、カフェは24日の休館日以外毎日オープンしていますので、是非遊びに来てください!

そして2月が終わるとすぐにオーストラ・マコンドー『家族』オフィスコットーネ『漂泊』の公演が始まります!どの公演もご予約はお早めに!
チケットご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

 

『完熟リチャード三世』盛り上がっています!

書いた人:バタコ

 吉祥寺シアターでは現在柿喰う客 女体シェイクスピア007『完熟リチャード三世』上演中です!!

吉祥寺シアターでは女体シェイクスピアの上演は3回目!各公演を思い出していただこうと「女体シェイクスピアの過去作品ポスター」展示を吉祥寺シアター2階ロビーに出してみました!ご観劇の際は、是非こちらもチェックしてみてくださいね。
まず一つ目が、女体シェイクスピアが初めて吉祥寺にやってきた『絶頂マクベス』のサイン寄せ書き&ポスターです。












そうそう!このメイド服と執事服が登場したときのインパクトは忘れられません。この公演には柿喰う客の劇団員、深谷さん、七味さん、葉丸さんに加え、岡田さん、内田さんと今回の公演の7人中5人が出演されていたんです!! 懐かしいですねー!


二つ目は『失禁リア王』のサイン寄せ書き&ポスターです!












このポスターもインパクト大!!思わずうっとり眺めてしまいます。ミュージカル仕様になっていたこの作品、柿喰う客では恒例となっている乱痴気公演(全キャストシャッフル公演)はいつも以上に大変そうでしたが、盛り上がりもさらに倍増していましたよね。

今回の乱痴気公演もかなりの盛り上がりでした。乱痴気公演は終了しましたが、残念ながら参加できなかった皆様にはまだ2月14日(土)のバレンタインデーの夜はガールズナイトがあります!!女だらけのバレンタインデーガールズナイトはいっそう盛り上がること間違いなしです!?是非お楽しみに。

柿喰う客女体シェイクスピア007『完熟リチャード三世』のチケットは武蔵野文化事業団では前日16時までご予約受付中です。オーストラ・マコンドー『家族』オフィスコットーネ『漂泊』の公演もご予約受付中です。どの公演もご予約はお早めに!

チケットご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

劇作家のための講座、はじまります

 

 書いた人:めろん

 

 突然ですが、小学校の卒業式で、「将来の夢はシナリオライターです」と言いました。

 

 今思えば、テレビドラマも生の舞台もほとんど見たことがない子供が、なぜシナリオライターと言ったのだろうと思いますが、私の創作意欲は幼稚園のときにスーパーのチラシの裏に書いた「けろけろけろっぴの大冒険」にはじまり、中学生になって演劇部で自作の脚本を演出するほどになったのです。

 しかし、中学3年生のときインターネットや学外の活動などを通じて脚本を書いている同世代の他のひとたちに出会い、私は早くも挫折しました・・「文章って才能がいるものなんだ・・・」

 

 こうして子供のかわいい夢は簡単に潰えてしまいました。残念。あのときひとりで勝手に挫折するのではなく、誰かに相談して「こうやってみたら?」と手を差し伸べられていたら、私の未来は変わっていたかもしれません・・・。

 そうです、夢はひとりで叶えるなんてかっこつけずに、誰かが助けてくれるならば、大いに甘えるべきです!!

 

 吉祥寺シアターでは、4月から『若手舞台人のためのドラマ・ドクター』という企画をスタートします。あなたが書いた戯曲を、ティーファクトリー代表の川村毅さんに1対1で見ていただける大チャンスです!!夢叶って劇作家になった方、劇作家になる夢を夢中で追いかけている方はもちろん、夢を諦めかけている方も、ぜひチャレンジしてみては?!選考を経て、秋には受講者の作品を使用したリーディングイベントも実施予定です。4月の講座への参加申込みは2月末まで!詳細は以下のURLをご確認ください。多くの方のご応募をお待ちしております!!

 

『若手舞台人のためのドラマ・ドクター 川村毅』

http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/eventworkshop/2015/01/post-11.html 

おいしいご飯はチームをつくる!

 

 書いた人:めろん

 

 昨日より、サスペンデッズ第16回公演『夜と森のミュンヒハウゼン』上演が始まりました!!早速、アンケートなどでお客様から「泣けた~、感動した~!」といったうれしいお声をいただいております!

 

 公演情報ページカンゲキのススメで見どころなどはすでに触れられているので、あとは舞台を楽しみにご覧いただきたいと思うのですが、サスペンデッズが小屋入りしてから私が魅力的に感じていることがあるのでお伝えしたいと思います。

 

 それは・・“炊き出し”!!

 

 劇場に入るとスケジュールはぎっしり、いつ何が起こるか分からない・・という状態になるので、劇団側がスタッフさんや役者さんたちのご飯を用意するということがあります。これは主に劇団の制作さんのお仕事で、やり方は劇団によって様々ですが、お弁当を劇場近くのお弁当屋さんに発注して用意するということが多いです。だから、劇場には近隣のお弁当屋さん情報が劇団のために用意されていたりします。

 

 お弁当ではなく、劇団みんなで協力してご飯を作ることもあります。その、ご飯を作ることを、“炊き出し”と言うのです。本番直前の忙しい時間の合間を縫ってご飯を作るのはかなり大変だろうと思うのですが、ひとつの舞台に関わる人たちが、文字どおり「同じ釜の飯を食べる」というのは、チーム!!!という感じがしていいですよね!

 

 サスペンデッズは炊き出しをしていて、お昼前や夕方になるといいにおいが劇場の事務所まで・・・。「みんなでご飯を食べているんだな~いいな~」と、こっそり羨ましく思っておりました。そんなチーム・サスペンデッズ、舞台上でも素晴らしいチームワークを見せてくれると思います!!各回当日券も出るようですので、ぜひぜひ吉祥寺シアターまで足をお運びください!

 

チケットのご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

または0422-54-2011(9:00~22:00まで) 

 

 

オーストラ・マコンドー「家族」公演に向けて(小津安二郎映画より:俳優編)


書いた人:スピカ


 本日、劇団オーストラ・マコンドーによるプレイベント「東京物語を読む!」のワークショップが開催される運びとなりました。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。17時からの参加者による発表会の観覧は無料となっておりますので、ご興味のある方はぜひとも吉祥寺シアターまでお越しください。また「東京物語」をもとに同劇団、倉本朋幸さん脚本・演出による「家族」の本公演が3月にございますので観劇をご検討頂ければ幸いです。

 さて、新年が明けて、新聞を読んでいると脚本家の山田太一さんの朝日賞受賞の報が眼に飛び込んできました。山田太一さんと言えば、少し前のことになりますが私は講演会でお話を拝聴する機会がありました。講演の中では(フリーとして活動を決めた際に)笠智衆さんを主軸に据えて脚本を書いてみたかったというお話が今でも印象に残っております。

 その場にいらした聴衆は20-30代が中心だったため、おそらくは「リュウチシュウ」という響きに“誰だったかその俳優さんは?”という方もいらしたかもしれません。

 お顔が分かればそれと知れるのに、名前が出てこない、笠智衆さんは若い世代にとってはそんな俳優のお一人かもしれないと私は勝手に思っていたりします。

 笠智衆さんは戦後の小津映画には欠かせない俳優の一人です。「東京物語」をはじめ、多くはご年配の、老父役を演じたことで知られます。88歳まで現役を貫かれた方ですので、まさに役柄の年齢に実年齢が徐々に追いついていったような人生を歩まれたように思います

 ちなみに山田太一さんが脚本を務めた笠智衆作品というのはどういったものだったのか調べたところ「ながらえば」「冬構え」「今朝の秋」など1980年代にNHKで放映されたもののようですね。いつかDVDで鑑賞したいものです。

 さて、その中の一本に、田舎に隠遁していたご老人が都内に住む一人息子の死が近いことを知り病院に駆けつける・・・と「今朝の秋」の解説文にありましたが、これは確か、内容は逆で、息子が田舎の父親の元へ戻ってゆくというものがあったなとデジャヴュのようなものを感じたところ、2008年に民放で放映された「風のガーデン」(倉本聰さん脚本)で演じた緒形拳さんの姿でした。笠智衆と緒形拳、活動された期間は少し異なりますが、俳優のあるべき境地として緒形さんが笠智衆さんの名を挙げていたことは意外に知られていないことかもしれません。詳しくは『SWITCH STORIES 彼らがいた場所』新潮文庫 の笠智衆の章、並びに解説にその詳細が書かれてあります。

そんなこともあり「風のガーデン」と聴くとこの作品が遺作となった緒形拳さんと笠智衆さんの姿がダブって見えてしまうことがあります。 

時の振り子

 

 

書いた人:スピカ

 

およそ10年前に買った時計が急に止まってしまったので、電池を換えに行くことにしました。店の従業員の方が使い込まれた時計を見て

「これ・・・いつくらいに(電池)交換しましたか?」

「10年くらいもちましたかねぇ」

なんてやりとりのうちに、そんなに内臓バッテリーがもつものなんですか?

と店の方に驚かれはしましたが・・・。

 

 以前、当ブログにも十年一昔、英語ではdecadeですね。などと物知り顔で申しておりましたが、改めて電池を入れ替えた時計を手にすると、止まっていた時が動き出したかのようで購入したときから数えて十年という“時”の、歳月の重みを持っていったときよりも治したものを持ち帰るときにズシリと感じました。

 そんなこともあってかTVではつい少し前にあった今年の成人式の様子などを見ておりましたら、ある小学校の先生が、教え子たちの10代を撮ったビデオ録画を本人に見せるという試みに眼がいき、改めて10年という時間の重さを思いました。言うまでもなく10代(子ども)の十年と20代過ぎてからの(十年)では意味が大きく違いますけどね。・・・既に成人式なんてあったのかというくらいに歳を重ねてしまいましたが、自分にとっての貴重な想い出や価値観は変えずにブレイクスルーできる術を私自身も身につけたいものです。

 

 さて前置きが長くなってしまいましたが、吉祥寺シアターでも昨年の内はまだまだ先のことと思っていた1月の催し物が本番を迎えることになりました。

 まず劇団オーストラ・マコンドーの3月公演「家族」の、プレイベントとして開催される1月18日(日)17時からの「東京物語を読む!」(リーディングイベント)参加者による無料成果発表会、続いて、24日(土)からはサスペンデッズによる公演「夜と森のミュンヒハウゼン」です。

 サスペンデッズの公演を含め吉祥寺シアターの事業団、チケットの前売りに関しましては回によっては若干枚数となっているものもありますので、ご興味のあるお客様はお早めにご予約をお願いいたします。(チケットのご予約は→こちら

  

観劇初め

書いた人:めろん

 

 2015年“観劇初め”はもうお済みですか?

 

 私の今年の観劇初めは、当館で上演された前進座さんの『松本清張 朗読劇シリーズ』でした!3つの演目のうち、『波の塔』を職務で拝見(拝聴?)させていただいたのですが、3人の役者さんが複数の役を見事に演じ分けていらっしゃっていて、本当に引き込まれるような舞台でした。1時間を超える上演時間があっという間に過ぎ、仕事とはいえ観劇初めにふさわしい時間を過ごさせていただきました。

 

 さて、2月3月の公演のチケット販売が続々と開始していますが、今月上演の当館提携公演・サスペンデッズ『夜と森のミュンヒハウゼン』も、初日までいよいよあと2週間を切りました!

 

 劇団さんのTwitterやブログも日々更新され、公演に向けての稽古の様子を伺い知ることが出来ます!http://suspendeds.jugem.jp/ ブログにもあるように、『夜と森のミュンヒハウゼン』初演の際は、そのセットがかなり話題となりました。今回もどんなセットで吉祥寺シアターをサスペンデッズワールドに変えてくれるのか、かなり楽しみです。また今回は新しい役やムーブメントも加わるということで、初演をご覧になった方も楽しめることと思います!

 

 「チケット取り忘れていた・・!」という方、ご安心ください!お席がかなり少なくなってきた回もありますが、まだご予約間に合います!「そういえば年が明けてからまだ観劇していないな~」という方も、観劇初めにぜひ吉祥寺シアターでお待ちしております。

 

チケットご予約はこちらから→https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/

または 0422-54-2011(9:00~22:00)まで