異国みやげ

 
投稿者:ひよこちゃん


  
ひよこちゃんは未だに海外に出たことがありません。生まれてこのかた、ずっと日本であります。もっと言えば、少年時代、家族で沖縄旅行をした数日以外はずっと本州でございます。しかし、高度に情報化社会となってしまった現代では、湯水よりも格段に手軽に海外からの情報が流れ込んできます。現にひよこちゃんは西洋の音楽(クラシック音楽)に関わるお仕事をし、時には異国の言葉(たどたどしい英語)を使ってコミュニケーションをおこなっております。(読者のみなさまも同様かと存じます。)
日本画よりも西洋絵画を好み、学生時代はアメリカ文学を好んで読んでいたひよこちゃんとしては、こうなってくると当然、海外への憧れが嫌が応にも高まるというものです。


だが、しかし。憧れは高まれど、お土産として買って帰りたいものや食べたい料理などはまるで思いつかないものです。行ってみたい場所は、身体がいくつあっても時間がいくらあっても足りないくらいあるのですが、そこで買い物をするということへのイメージが湧きません。マルシェ(市場)とか行ってみたいんですけど、マルシェで食材を買う自分はイメージがつきません。ひねり出しても、美術館で画集、くらいしか思いつかないのです。


とはいえ、みんながみんな、ひよこちゃんのように買いたい物がないわけではないようで、武蔵野にいらっしゃるアーティストの方々もスケジュールの合間を縫って、お土産を買ったり、日本料理を楽しんだりされているようです。先日、吉祥寺シアターでダンサーの加賀谷香さんとともに、素敵なステージを披露してくれたレナ・ノイダウアーさんはしきりに「何か日本的なもの」が欲しいとおっしゃっていました。お寺や神社に興味津々だった彼女のことなので、その手のものが欲しかったのかも知れません。(そういえば彼女はどこかで何かを買えたのでしょうか...)


他には、カロリン・ヴィットマンさんは「母がこういうの好きだから」と、和紙を買ってらっしゃいました。うーむ、これは日本的。旅に慣れている感じがありますね。ヘニング・クラッゲルー氏にはいきなり「ジャパニーズ・ウィスキーのオススメはなんだい?」と訊かれ、ウィスキーのことなど何も知らないひよこちゃんはかなりまごつきました。でも確かにこれもまた日本的。"ニッカ"を思い出せなかった自分に少し反省した夜でした。他の国からいらっしゃる方と初対面でもできるだけ親しくお話しするには、日本のことをよく知らないといけないのですね。ひよこちゃんがいつか海外に行くときのお土産はおいおい考えるとして、まずは身近な日本みやげや日本料理を知ることからスタートです。


だいたいどの方も「SUSHI」(寿司)とおっしゃるので、まずはリーズナブルで美味しいお寿司屋さんからでしょうか。あ、、、よだれが・・・・・・