レイチェル・コリー・ダルバはいま、花開こうとしている。

 
執筆者:Director's choice


7月にレイチェル・コリー・ダルバの日本デビューを開催する。彼女を日本に呼ぼうか真剣に迷ったのは2010年の彼女のワーナーからのCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」がリリースされた頃だった。このイザイのCDは世界の音楽雑誌で賞賛された。(日本は残念ながらこうした世界の情報とは隔たったところで音楽会が作られ、一般の方がヨーロッパの動きを即座に知ることがないのは本当に残念だ。)


しかしこの頃はまだトゥールーズ室内管、ベルン交響楽団、ビール交響楽団にデビューしていたものの、まだキャリアが十分ではなく、もう少しだけ待つことにした。スイスのモントレーを越えた山に住んでいる彼女は、果たして世界のメジャーの舞台に登場するのだろうか・・・。


そして彼女は世界に出てきた。2012年以降は、ロンドンのウィグモア・ホールでリサイタル、ケルン放送響、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ響、フィレンツェのトスカーナ管、トリノのイタリア放送響・・・。1~2年前とは仕事の内容ががらりと変わった。2011年4月にはストラディヴァリウスも手に入れ、今彼女は花開こうとしている。そしてこれは彼女の正念場でもある。


無伴奏のリサイタルが出来るか?と打診すると、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲がやりたいと即答が返ってきた。先日、ヘニング・クラッゲルーもイザイ全曲でリサイタルをやったばかりだが、彼女が世界に出て行くきっかけとなり、世界の音楽雑誌が絶賛したイザイで勝負したい、という気持ちを尊重して、彼女の提案を受け入れた。友の会1,000円という激安価格ですが、二度とこんなことはできないので、興味のある方は今回是非いらしてください。


今日のおすすめの店は、三宿のNOZY COFFEE だ。Fungoでブランチとかモーニングを食べて、NOZY COFFEEに行く。300円でロングのショットグラスで出されたコーヒーを飲む。仕事の原稿を書きながら300円で至福を買う。おすすめしたい(コーヒーの内容、種類は色々選べます)。