スタッフブログ:2012年12月
「今年1番の○○大賞!」
さて、今年から始まりました武蔵野文化事業団のブログも、2012年は今日が書き納めでございます。2012年のトリが1番下っ端の私でいいんでしょうか?
ヤマネ氏「いいよ(棒読み)」
I.D.氏「いいよ(棒読み)」
あ・と・お氏「いいんじゃない(棒読み)」
Director's Choice氏「別に(エリカ様)」
年末といえば、日本レコード大賞しかり、モノマネ王座決定戦しかり、「今年1番の○○を決める」という賞レースがマスメディアでは盛んになりますよね。せっかくなので、我々も便乗してみましょう。というわけで、武蔵野文化事業団版ジャンル別「今年1番の○○」を、私が勝手に選んでいこうと思います。一部根拠のある物もございますが、私の主観とイメージのみに拠っているものもございます。実際とは異なることもあるかも知れません。ご了解のうえお読み下さいませ。
2012年1番「サイン会の列が長かった」公演
記憶を辿った限りでは、オーギュスタン・デュメイさん、アリス=紗良・オットさんの公演が長かったような気がします。小ホールのホワイエ、スロープを上りきったところでサイン会の列が始まり、そこからグルーっと市民文化会館の大階段下まで列が伸びていました。
トップを究めたヴァイオリンの巨匠と、才色兼備の期待の若手ピアニストのサイン会が長蛇の列になるというのは、順当な結果と言えそうですね。
2012年1番「編成の大きいオーケストラ」公演
曲によって演奏者の出入りがあるうえ、全てのオーケストラ公演の記録がすぐに出てこなかったので、暫定とさせていいただきますが、トップ3は以下の通りです。
第3位:7/2スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
第2位:6/28ロシア・ナショナル管弦楽団
第1位:12/6モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
というわけで、第1位は3週間前に公演だったモスクワ・フィルハーモニー交響楽団でした。大編成を要する「革命」がプログラムに入っていたことが勝因?でしょうか。
ちなみに、新年早々の1/7公演プラハ交響楽団もほぼ同人数の大編成のようです。
2012年1番「完売が早かった」公演
データを見返したところ、2012年に発売した公演(小ホールで開催の公演)のうち最も完売御礼となるのが早かった公演TOP5は以下の通りです。
第5位:ニコライ・ホジャイノフ(p) 11:30完売
第4位:ギャリック・オールソン(p) 11:20完売
第3位:オーギュスタン・デュメイ(vn)
ヴィーラント・クイケン(バロック・チェロ) 11:10完売
第2位:ウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウス・アンサンブル 10:50完売
第1位:藤原真理(vc) 10:25完売
第1位は、もはや風物詩ともいえる藤原真理さんの誕生日・バッハ無伴奏組曲全曲演奏会でした。藤原真理さんの公演は本当に早かったですね・・・。
私も電話を取っていて、その席の埋まり方にいささか唖然としてしまいました。470席の小さいホールとはいえ、25分で完売というのは凄いのではないかしら。毎年楽しみにして下さっている方の多さを改めて実感致しました。
やはり、いわゆる「巨匠」と言われる方々の公演は早く売れるようですね。そんな中で、ニコライ・ホジャイノフさんはちょっと異色。まだ確か19か20歳でしたでしょうか?ただ、彼の公演も発売前から多数お問合せがありましたので、皆さま待ち望んでいらっしゃったのでしょう。
2012年1番「出席率が高かった」公演
これもやはり有名な「巨匠」「名人」といった方々たちの公演が高くなります。
第3位:立川志の輔独演会(96.38%、大ホール)
第2位:ギャリック・オールソン(96.41%、小ホール)
第1位:ダン・タイソン(97.25%、小ホール)
ダン・タイソン氏の公演は来られなかったお客様はおそらく10名ほど。驚異的な出席率です。他にも、クイケン、デュメイ、ルプー各氏の公演なども高出席率でした。
ちなみに、番外編としては松露寄席。第19回・第20回はそれぞれ35名のうち34名様が来場し、出席率は97.14%でした。どちらの回も「あと1人で100%」と待ちわびていたのですが、残念ながら待ち人来ず。そういえば、今年の正月に引いたおみくじにそう書いてあった気がします。
2012年1番「イケメン」アーティスト
さて、こうなると完全に主観です。誰の演奏が1番かと同じくらい主観的で意見が割れるかも知れません。どうやら事務所内では(特に他の女性職員の間で)フランク・ブラレイ氏を推す声が多数派のようです。なるほど、ワイルド系イケメンですね。
個人的にはヨハネス・モーザー氏が正統派の美男子だと思うのですが、いかがでしょうか?
2012年1番「美女」アーティスト
さて、こちらも主観です。人間の顔は好みでだいぶ変わってきますよね。音楽には楽譜という絶対的リファレンスがありますが、人間の顔の美の基準には、そんなものが存在しません。
個人的には、ハンナ・ヘアフルトナーさんかアリス=紗良・オットさんでしょうか。皆さまにもそれぞれ顔の好みはあると思います。美男美女の議論は尽きませんが、「私は○○さんが1番カッコイイと思う」とか「俺は□□さんが1番綺麗だと思うぜコンチクショー」とかありましたら、どうぞFacebookなりTwitterなりご意見をお待ちしております。結論は出しません。人それぞれだよねと言うところで落ち着きますので、その点はご了解下さいね。
というわけで、長々2012年の1番をご紹介して参りました。
これが今年最後の記事で本当に良いのでしょうか?
こちらのブログ、明日から年末年始のためお休みです。新年は1/4より更新を再開致します。トップバッターはヤマネ氏のはずです。それでは皆さま良いお年を!
武蔵野文化事業団 嘱託職員募集中
さて、暮れも押し詰まってまいりました。
そんな年末に全くふさわしくない話題を一つ。
グーグルの検索というのはとっても親切で(?)、「こんなの探してるのとちゃいまっかー」と次の単語をドロップダウンで出してくれますね。詳しくないので確かなことではないのですが、これはたくさん検索された単語が出てくるような気がします(この際そうだとして話を進めちゃいます。違っていても笑って見逃してください)。
例えば「武蔵野」と入れるとグーグルさんは間髪入れず「武蔵野線」「武蔵野大学」「武蔵野銀行」などと出してくれるし、そこでスペースを空けると「武蔵野 図書館」「武蔵野 日赤」「武蔵野 体育館」と出してくれます。「武蔵野文化事業団」は影も形も見当たりません。
いえいえ、言いたいのはそんな自虐的なことではありません。「武蔵野文化事業団」と入れるとどうなるのか…。「地図」「公演」などのありがちなヤツなのか、それともまさかの「ブログ」とか、まさかまさかの「すばらしすぎる」とか…などの妄想はさておいて、実際に出てくるのは「採用」「求人」なのであります。
「採用」「求人」…、なんだかちょっと意外です。まぁそういう検索をする方もいるでしょうが、1番目、2番目にきますか。そんなに武蔵野文化事業団に就職希望!の方がいるとは…。
さあ、そんな方達に朗報です。武蔵野文化事業団は現在「平成25年度採用 嘱託職員(一般事務)」と「平成25年度採用 嘱託職員(学芸員)」を募集しています。申し込み締切は1月7日(月)。年末年始の休みが29日~3日まであるのでご注意ください。
思い返せば…年前、私も集まった人数にとってもビビりながら筆記試験、受けました。私の時の筆記試験は論文で、お題は「あなたが…………ものは……ですか」というものでした(伏せ字ばっかりですいません)。ああいう時ってなんであんなに他の方が字を書く「カッ、カッ、カッ、」って音が力強く聞こえるのでしょうね。あっ、でも筆記試験は毎年色々な試験があり、論文ではなく学科の年などがあるのでご了承ください。今年の試験は…、もちろん私のような下っ端はなんだか知りません。
ともかくたくさんの方が応募してくださったら嬉しいですね。4月から皆様(のうちのどなたか)と働けることを楽しみにしております。
平成25年度採用 嘱託職員(一般事務)試験案内について
http://www.musashino-culture.or.jp/info/archives/25.html
平成25年度採用 嘱託職員(学芸員)試験案内について
http://www.musashino-culture.or.jp/info/archives/25-1.html
メリークリスマス!
投稿者:あ・と・お

一人前になるには時間がかかる!?
投稿者:Director's Choice
ハンガリー国立歌劇場で「椿姫」をやろうか、という話になったとき、まず第1番目に押さえた歌手はサボルチャ・ブリックナーでした。ヴィオレッタが先なんじゃないの普通、と思われるかもしれませんが、若くて納得できるテノールを見つけることの方が難しいのであります。
彼を初めて聴いたのはエリザベート王妃国際コンクールに優勝した2008年でした。呼ぼうかな・・・・どうしよう・・・・ずいぶん悩んで、成長を見守ることにしました。
あれから5年、バイエルン国立歌劇場で「マクベス」、フランクフルトで「椿姫」に出るまでになりました。もうこの辺で呼んでみたい。まだ早いという人もいるかも知れないが、せっっかく母国ハンガリーのトップ・オペラハウスの来日なのだから、彼に出てもらいたいと思ったのです。今のハンガリーのテノールではNo.1でしょう。
メトやバスティーユ、コヴェントガーデンの常連となったミクローシャのヴィオレッタを相手に、同じハンガリー人同士で声の質が似ていますので、これも聞きものです。
さて、桜新町にラクレというフレンチ・レストランがあります。シェフが一人で作っていて、女の子が一人給仕にあたります。昼にシカのジビエとかとってもコースで3,000円くらい!安い!うまい!(ちょっと皿が出るのが遅いので急ぐ方はご注意)。豚の足と舌のカリカリ焼きのロール仕立てなんて、ネットリとした旨味に美食家も納得。
■6月18日(火) ハンガリー国立歌劇場「椿姫」 チケット購入はオンラインからも可能です!
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/index.jsp?id=2506181&type=N
- カテゴリ: Director's choice, クラシック, 日々のつぶやき
タタミに猛烈な反応、一部の芸術家たち
投稿者:ヤマネ
一昨日、街を歩いていて行き当たったくまモンに教えてもらったのですが、畳の材料である藺草(いぐさ)の生産量は熊本県が日本一というか95%なのだそうです。
畳というのは日本独特の文化でございますね。海外から来るアーティストたちのうち結構な割合の人がtatamiという言葉を知っています。中には大大大大大好きという変わった人もいて、フランス人にそういう傾向を持つ人が多いのではないかと、個人的に何となく思っております。統計をとったわけでもなんでもないのですが。
で、畳とか、和室とか、WabiとかSabiとかそういう風なものに目がない人の中には、いわゆる普通のホテルではなくて、畳のあるリョカンに泊まりたい、と言い出す事があります。
残念ながら武蔵野文化事業団のまわりには良い旅館がないので(ない、というか知らないだけかも知れませんけれども。東京に住んでいるとそもそもお宿に泊まる機会がありませんので)、下町方面だとか、そういう所の宿をオススメすることになるわけです。
となると必然的に我らが武蔵野市からは遠くなり、リハーサルや本番のための移動が若干面倒になるのですがそこは大丈夫!「自分一人で移動するからモウマンタイよ」みたいな事になります。そして実際に泊まってみるとやはり感動のあまり顔を朱く染め、ワンダフルだのブンダバー(ドイツ語)だのマニフィック(フランス語)だのなんだのとギャースギャース喜びながら帰って行くのであります。美しい日本を愛する者の一人として、誠に慶賀に堪えない。
来年2月4日、寺神戸亮との公演のためお越しになるフレデリック・ハース(ベルギー人です)も大の日本びいきで、旅館に泊まりたいと熱望。都心の旅館にお泊まりになる事になっております。特定のリョカンの、特定の建物に泊まりたいという、熱心で細かな指定が微笑を誘いました。
この人の前に、当事業団の呼んだアーティストで旅館に泊まったのは・・・たぶん去年の9月23日に松本紘佳さんと共演したピアニストのエリアンヌ・レイエでしょう。あれれ、この人もベルギー人だ。
高田馬場はおもしろい?
成田空港までアーティストの方をお迎えに上がって東京まで戻る道中、海外からいらっしゃった方々(特に日本初めての人)にウケるポイントがあることに最近気付きました。
山手線にがったんごっとん揺られていますと、そのポイントに自然と辿り着きます。
たかだのばば~だかだのばば~
そう、「高田馬場」駅です。
たかだのばば~だかだのばば~
初めて聞く人からすれば、なんじゃこの名前って感じなのでしょうか?みなさん笑いをこらえます。先月やってきたレオノーラ・アルメリーニさんなどは同伴のマミーと共に声を上げての大爆笑大興奮。
なにこれ?駅の名前?なになに?ちょっとあなた言ってみて。
タカダ、ノ・・・ババ?タカダノババ?
オゥッ、タカダノババ!Hahaha~!
てな具合。
昨日素敵な歌声を響かせてくれたマリア・アレイダさんも、高田馬場駅で笑いをこらえながら「これはなんと言っているのか」と尋ね、私が外国風に「タカダのババ」と教えると楽しそうに、「タカダノババ~」と連呼するのでした。
確かに、江戸っ子以外の日本人からしても「なんじゃこりゃ」っていう語感の地名ですが、異国の地からやって来た方からすれば、あまりにもユニークすぎて「これが日本文化なのかーっ!!!」とカルチャーショックの場になるようです。(ちょっと違う?)
これからの日本文化発信の中心地はタカダノババで決まりですね。
たぶん世界中がso cool!と笑ってくれることでしょう。
※ちなみに、この「高田馬場」エピソードは、映画「ダーリンは外国人」でもとり上げられたそうです。「ダーリンは外国人」は以前、JRの車内でアニメーションが流れていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。私、映画は未見なのですが、原作のエッセイ漫画はなかなか面白いですよ。↓↓
今年最後の小ホール公演
投稿者:I.D
もうすぐクリスマスです。もう準備はお済みでしょうか。我が家でも昨日4歳の息子のクリスマス・プレゼントを買いにいきました。もちろん見つからないように押し入れに隠してあります。子供って結構気が変わりやすいので、ギリギリに買いに行くようにしています。それからサンタさんに手紙も書くように言いました。うちの子ったら4歳なのに字が書けるんですよ。(超親バカ。子供を持つ前は、親バカにだけはならないようにしようと思ったのですが、実際に持つとダメです。抗えません。)
クリスマスが終わると1週間でお正月が来てしまいます。子供の頃はクリスマスとお正月ってもっと離れていたような気がしたんですが…、もう今年も終わりですね。
さて、本日行われる「マリア・アレイダ ソプラノ・リサイタル」で、今年の文化会館の公演はすべて終了となります。
試しに今年武蔵野市民文化会館で主催・共催事業はどれくらいやったのか、数えてみました(決して暇なのではありません。)。ピアノは当然としても、やはりオルガンコンクール・イヤーだったため、オルガンの多さが目立ちますね。ああ、オルガンコンクール…(遠い目)。
来年も数多くの公演を行っていきますので、よろしくお願いします。
大ホール (合計15本)
オーケストラ 8
オペラ 2
吹奏楽 1
ピアノ 1
バレエ 1
落語 1
ポピュラー音楽 1
小ホール(合計83本)
ピアノ 21
ヴァイオリン 8
チェロ 5
弦楽四重奏 4
その他の弦楽 2
ギター 1
木管・金管 5
古楽 6
オルガン 14
声楽 12
合唱 1
室内オケ 1
オペラ 2
民族 1
また一人大物が亡くなりましたね...。 その2
投稿者:あ・と・お

イギリス人はクロスオーヴァーがお好き!?
投稿者:Director's Choice
クラシック音楽を全く聴いたことがない若い人とよくCDを買いに行き、スタンダードなクラシックの名曲を最高の演奏家による名盤でお勧めしながら買いそろえていった。しばらく経った頃「ねえ、一番よく聴くCDは何?」と聞いてみた。「あのー、それが・・・これおもしろいからって、番外だけどって言われて推薦されたヴァネッサ・メイのCDです」
「うーん・・・」さすがにそういうものかと思った。
ヴァネッサ・メイはロックというか、ポップスに足をかけたクロスオーヴァー・ヴァイオリニストだ。やっぱりオイストラフやハイフェッツよりヴァネッサ・メイなのだ・・・・。
このメイと共演したり、ローリング・ストーンズのロン・ウッドやスティングなどと共演する新たなクロスオーヴァー・ヴァイオリニストがやって来る。ヴァスコ・ヴァシレフだ。
ロイヤル・オペラのコンサートマスターで、ベレゾフスキーなどと共演する正統派のヴァイオリニストでありながら、クラシックをポップに転換し、母国ブルガリアでは2万人の聴衆を動員。今回は日本のロックバンド、Blu-Swingと共演する。
友の会は2000円のチケット料金。本人は、自分がやりたいことだからお金はどうでもいいんだ、と言い、マネジメントも、それなら利益など考えないでやろう!ということになって実現したものだ。ロックバンドのカンサスなんてご存じでしょうか。カンサスは、ヴァイオリニストがいて、高校生の頃よくコピーしていました。
ロンドンのオリンピックでもかかっていたエレクトリック・ライト・オーケストラなどもよくコピーしていました。僕はギターは弾けず、ヴァイオリンしか弾けないので・・・。こうしたクラシックとロックの境界を越えた音楽はイギリスでは市民権を得ているのです。
中目黒セイロン・イン(→食べログで見る)のカレーはなかなかですよ。ダールカレーなど、レモングラスがたくさん入る純スリランカ料理。お試しください!
■3月4日(月) ヴァスコ・ヴァシレフ 公演詳細:
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/12/post-141.html
- カテゴリ: Director's choice, クラシック, 日々のつぶやき
シリーズ「この人に会いたい!」・・・・林喜代種さん(写真家)
投稿者:ヤマネ
いつも大好評を頂いております、シリーズ「この人に会いたい!」の時間がやってまいりました。今回は写真家の林喜代種さんです。(・・・ってすいません、そんなシリーズはありません。今テキトーにつくりました)
林さんは、武蔵野文化事業団の多くの公演で写真を撮って頂いている写真家です。武蔵野文化事業団Facebookページに載せられている公演写真の、そのほとんどを撮って頂いております。(写真の端の方にHAYASHI Kiyotaneとクレジットの入っているものがそうです。)
林さんの写真と簡単なプロフィールは以下ページ左下にあるコラム「撮っておきの音楽家たち」でも見られます:
http://www.jazztokyo.com/column/column_index1.html
林さんは、実はクラシック音楽の業界では知らない人はいないのではないかと言うほど有名な方で、いつもご多忙。時々私も、サントリーホールのロビーやなんかで、あ、こんちは、どもどもども、まままま、オトトオトト、そのままぐいぐいっと、となる事もあります(最後の方はウソ)。しかしそんなお忙しい中、当事業団の公演のため可能な限りいつもお越し頂いております。ありがとうございますありがとうございます。
では、あの写真は一体いつ、撮っているのか?と言うと、もちろん本番中に撮っていることも多いのですが、公演の前か後にフォトセッションをやっていることもあるのです。この場合、ステージ上で、衣装を着て、実際に演奏をしてもらいながら(歌手なら歌ってもらいながら)撮っています。アーティストにお願いしてフォトセッションのための時間を5分ほど頂くわけです。
もちろん、誰しもがフォトセッションOKというわけではなく、ダメという人はダメと言いますから、そういう場合は、本番中に撮る。さらには写真を撮ることそのものがNGという事も稀にあります(例えば先日の超大物演奏家。あの人とかあの人とか、あの人とか・・・・)。その日その日で、公演ごとにどうするかを決めているのです。
それでは最後にこれからもよろしくお願い致しますと言うことで、ご尊顔を、ドドーン!
撮るのなら慣れていますが撮られる方はまだまだこれから。・・・・ウソです。生意気言ってごめんなさい。