武蔵野のチケット代は安い?

 


投稿者:Director's Choice


武蔵野のチケットが安いのは、日本や世界のマネジメントなどの協力があってはじめて出来ることなのだ。なぜ、今さらこんなことを言うか・・・というと。


先日音楽関係者2人と話していて「アーティストの出演料の5倍近い売値をつけて、各主催者にコンサートを売っているエージェント」はおかしい、ものには限度というものがあるんじゃないだろうか、と言う私に対し、彼らは「エージェントは君のように後ろ盾がないんだから、お金は儲けてもいい、高く売ってもいいんじゃないかと思う」という。ロンドンの大手マネジメントが、こうした日本の状況に対して、やりすぎだと怒って、様々な新しい手段に出たことを話しても「お金を儲けることも大切じゃないだろうか」。つぶれてしまっては元も子もないというわけだ・・・。


僕がおかしいというか、ありえないと思うのは、結局お客さんが、世界一高いと言われるチケット代を払わなければならなくなることだ。ヨーロッパの場合、あまり高いチケットを売れば、切符は売れない。したがって自動的にブレーキがかかる。残念ながら日本の場合「有名なものにはいくらでも払うが知らないものは観ない」という傾向が強くて、こうした制御装置がはたらなかい。


その一方、良心的で、こうした暴利とは全く無縁のエージェントもある。その一例が、もうすぐ売り出すゴムツィアコフというチェリストのエージェントだ。シカゴ交響楽団の定期に二回招かれ、ピリスなどのデュオで知られる名手を1,000円(友の会)で武蔵野がお客様に提供できるのは、こうしたマネジメントがついているからだ。


「1,000円だからたいしたことない人では?」などという心配は無用なのです。是非聴いて欲しいです。


虎ノ門に天然居(→公式サイト)というチャイニーズがありますが、四川の方が調理していて、安くて美味!本物の味をお楽しみ下さい。


4月16日(火)パヴェル・ゴムツィアコフ無伴奏チェロ・リサイタル(2/15[金]発売):
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/01/post-157.html