食べることなら大好きです

 

投稿者:ヤマネ


食べることが好き、という知人宅で、中国薬膳火鍋をいただきました。紹興酒とともに。写真に写っているミトンならパンダ柄です。


実にいろいろな隠し味が入っていたようなのですが、私のように胡乱(うろん)な者にはその全てなど分るわけもなく、んん?柑橘系の何かの皮が入っていました、か?ぐらいしか言い当てることが出来ず、いや、柑橘系なんて噛めばすぐに分かるだろうというツッコミが当然だと思うのですが、ただただ、うまいうまい、と絶句しながら食したのでした。そうして食べながらあれやこれやと音楽の話に熱中しているうちに気がつけば日付が変わらんとしており、覚束ぬ足元で帰途についたのです。


しかし音楽と同じで、食というのは本当に探せば探すほど果てしなく広がっていくものすごい世界です。作る方も作る方なら食べる方も食べる方で、たとえばジョージ・セル(1897-1970、指揮者)は相当なグルメだったらしく、ソースに何が入っているか全部当てることが出来たなんていう逸話があるようですが、そんなすごい口になってみたいものだと思う気持ちと、そうなったら食べ物を楽しむことがなかなか難しくなったりして、などという気持ちと、両方があります。果たしてどちらが一体幸せなのでしょうね。ウォーレン・バフェットやジェイムズ・ワトソンのようにマクドナルドでOK(むしろマクドナルド「が」OK)という人だっていますし、幸せとはその人それぞれなのであります・・・というごく当たり前なしょうもない結論を書いてみたり。


コリン・デイヴィスの訃報を知った朝に、上記のようなことをつらつらと考えておりました。デイヴィスの話じゃ全然ないのですけれども。