スタッフブログ:2013年09月

LやRの発音の件、イリーナ・クリコヴァの場合から

投稿者:ヤマネ

外国人の名前の発音って、難しいのです。私たち日本人(そして韓国人や・・・たぶん中国人も。間違っていたらごめんなさい。)は英語のLとRの区別がうまくできません。どっちにしたってらりるれろ、であります。


しかし、これは欧米人にとっては信じられない驚愕の事実であるらしく、大げさに驚かれたり、笑い話に使われたりもします。「え、LとRって全然違うじゃないっすか!!」。


・・・・先日のイリーナ・クリコヴァさんのケースをお話しいたしましょう(彼女はロシア人ですが)。「中国人はIrinaという発音が出来なくてIlinaになるのよ、ハハハ!!」と大声で笑われたのですが、居合わせた日本人はシーン、としてしまい、一瞬気まずい空気が流れてしまいました。何が違うのか、理解できなかったのです。


LR問題であります。私は経験からこういう雰囲気を知っていますので、すかさずその空気を打ち消し、笑いへと昇華させることに何とか成功しました。(かく言う私も英語は一応話せますが、習い始めが中学生からですので、聞き取りのLRの区別はだいぶ不完全です。文脈から類推し判断します。残念です。)


でも大丈夫!そんな彼らは我々の名前をうまくよめませんから。ええ。私の苗字は山根ですが、ヤマーネ!と絶対に「マ」にアクセントがつき「ー」が必ずつき、ストレートに読めません。


矯正を試みますが、だめです。ヤマネ、と繰り返すうちに少しずつ言えるようになってきますが、すぐにまたヤマーネ!・・・彼らは日本語の発音がついにできません。私はここに至って、勝利の法螺貝を力強く、吹き鳴らすのです!


日本人でよかったと思う、ささやかな瞬間なのであります。

  
  

チケットもぎりの作法

投稿者:ヤマネ

当事業団では、昔からチケットを切ったり(「もぎる」と言う)する、いわゆる受付業務を職員が行っております。


で、このチケットを切る、もぎる作業ですが、私もさせていただいておりますが、モットーはもちろん、綺麗に、素早く、正確に、であります。


しかるべく切ったチケットは、お客様の、半券を受け取るべく差し出された手の向き、高さ、速度に合わせてお返しするのであります。たいがいのお客様は立ち止まることなく、つまり、歩きながら手を出されますので、全ての作業を渋滞無く行う必要があるのであります。プロであります。


特に大ホールでの公演の場合、一気にたくさんの方がお越しになりますので、もたもたしておりますと後のお客様がつっかえます。最悪の場合、公演開始に間に合わないという事態が発生しかねないため、素早く切らねばなりません。


また、ごく稀にですが、違う公演のチケットをお持ちになる方もおられるので、本日の公演のものかどうか、ちゃんと確認をして切ります。「このチケットは来週の公演のものです」などと申し上げた時のお客様の驚きのお顔は、少々こちらが気の毒になります。


ですがこういう場合、お客様がその場に立ちすくまれるので、時として列が一気につかえる事があります。あせります。急ぎ隣の受付カウンターにご案内をしますが、このロスを取り返すべく、スピードを上げてもぎります、もぎります。


そうかと言って、あまり慌てますと、うまくミシン目に沿って切れない事があります。ミシン目に沿って切りますと、乾いたパリパリッ!という音がします。快感です。しかし、少しでもずれますと、シャワッ!と、まあ紙を切る音ですね、それがしますので、狼狽いたします。ド派手に全然違う箇所を切ってしまうこともあります。「なんじゃこりゃ!」「うわー、面白い切り方ね!」とお叱りの言葉を頂戴します。深くお詫び致します。


・・・とまあ、チケットを切る時はだいたいこのような事を考えております。ご参考になさって下さい。


今夜はタカーチ弦楽四重奏団の公演です。ご来場のお客様、チケットを間違えずにご用意下さいませ。


  

  

ショスタコーヴィチの音楽は、あまちゃんのようです。

投稿者:ヤマネ


■12/1(日) アトリウム弦楽四重奏団 ショスタコーヴィチ・マラソン
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-228.html


あまちゃん、今まさに大団円を迎えんとする大ヒットドラマであります。明後日最終回。


しかし似ているのですね。ショスタコーヴィチに。・・・え?どういうところかというと、ひねってある所ですね。


あまちゃんは伏線を見つけたり、色々と深読みをしたりすることが流行っているとかそうでないとか。つまり、あちこちの小さな断片から、ああ、あれがここでつながるのか!などと熱心なファンは楽しむのだそうです。ただ普通に観ていても面白いですが。そこがポイント。


ショスタコーヴィチの音楽も(というか人生そのものが、ですが)、かなり全力でひねってまして、スターリン時代の恐怖の粛清を乗り切るため、本人の真意は常に隠されている、健全そうな音楽に聴こえても実はあれは・・・・とか、あそこはナニナニからの引用で、とか、まあそういう深読みがあります。つまり、うんちくを大量に収集した後、斜に構えて聴いても、フフンいいね、となるのです。だがしかし、普通に聴いてもいい音楽だなー、アハハン、という音楽なわけです(ちょっと癖がありますけど)。


20世紀のクラシック音楽は、あまり一般的に広く親しまれているとは言い難いですが、ショスタコーヴィチが広く知られる作曲家となったわけは、そういうわけなのです。ショスタコーヴィチはズバリ「あまちゃんでうまく語ることが出来る」のであります!ババーン!!・・・って牽強付会ですかそうですか。


引き続き、強引に話を持っていきます。


ショスタコーヴィチ・マラソンは、そういうわけなので、「あまちゃんが好きだ」という方にぴったり。あまちゃんが終わって物足りないわあー、退屈だわー、というあなた、そう、そこのあなたです、あなたっ!ショスタコーヴィチ・マラソンにお越し下さい。


たった4人の弦楽器奏者による演奏を延々と11時間に渡って聴き続けるというとんでもないコンサートですが、あまちゃん好きの方は、この番組をほぼ毎日半年も!延々とご覧になっていたわけですから、たった、ほんの11時間なんて全く問題ないですねっ!いや、むしろ短すぎて拍子抜けするに違いないっ!


このコンサートの頃には既に次の連ドラが始まっていますが、ああ、何ということでしょう。日曜日・・・お休みなのです!心置きなくお越しいただけるのです。


■12/1(日) アトリウム弦楽四重奏団 ショスタコーヴィチ・マラソンのチケットは以下から
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-228.html


  

皆様にお願い致します。メールは早めにお返事下さい。

投稿者:ヤマネ


タイトルを読んでドキッとされた方、そうです、そんな貴方に、本日はお願いがございます。


昔は海外との通信はガジャガジャとあんな事やこんな事をしていたそうですが、今はメールであります。数ミリ秒~数秒で、あるいは長くかかっても数分以内にはまず、地球の裏側まで届くようになっております。いやー、便利。


しかし、で、あります。メールに返事をくれない方が居られます、たくさんの方がそうだ、とは申しません。ですが、居られるのです。日本の問題ではなく、これは世界共通の問題なのであります。そしてこれは・・・困ります。


いや、最初からぜんぜん来ないのであれば、それはそれで「まあしゃーないね、ハハ」のですが、最初は返事をくれるのに突然ある時を境にふっつりとくれなくなる・・・そういう場合が一等、難題なのであります。


私は催促をします。しかし返事はない。だんだん焦ります。二度三度と催促をします。しかし待てど暮らせど返事が来ない。べらぼうに焦ります。電話をかけてみます。不幸は重なるもの、こういう時はまず留守電になります。しょうがないので、メッセージを残します。


でも返事は来ない。試しに他の人から送ってみようと言う事になります。送ります。来ません。そこで発令されるのが「連打の警鐘」であります。同じ催促メールをひたすら連打する(転送ボタンをクリックし、繰り返し連続送信)、という方法です。


たいていの場合、ここまでするとようやく返事が来ます。そして、来る返事の冒頭、やあやあごめんごめん、と、ちっとも悪びれないあたりに共通項があるように思います。そこで私は天を仰ぎ、エウレカ!!と叫ぶのであります!!(←マチガイ)。なお、これでも返事が来ない場合は電話をジャンジャンかけまくる事にしております。


そこまでする必要ないジャン、と思われるかも知れません。友人同士の会話ならよいですが、公演に関する事であれば、残念ながらそうもいかないのがつらいところであります。契約書、ヴィザ、フライトなど、さまざまなやりとりがコンサートに向けて必要になります。そうしてコンサートは残念ながら待ってくれません。私としては十分な余裕をみて各方面にメールを送るのですが、こういった時は本当に気がもめますで、いや、ほんま。


自戒を込めここに記します。よろしいか、みなさま、メールの返事は「まあもうちょっといいか」と思わず「今すぐに」して下さい。
  
---------------------------------
■完売間近!「スコティッシュ・ハープの女神」カトリオーナ・マッケイは残券11枚!!
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-225.html
公演詳細&インターネット・チケット予約は上記URLからどうぞ
---------------------------------
 

イリーナ・クリコヴァ公演が終了、NHKのテレビ収録も。

投稿者:ヤマネ


イリーナ・クリコヴァのギター・リサイタルは一昨日、無事に終了しました。ご来場のお客様、ありがとうございました。


ギターという楽器、音がそもそも小さいですので、静かな集中力とともに公演が進み、暖かい拍手が送られていたのが印象的でした。しかし、ご本人はと言うと、明るく活発にお話しをされる方でした。


「国際会議で最も困難な事は、インド人を黙らせることと、日本人に話をさせることである」という、おふざけとも真面目とも言えぬ絶妙のジョークがありますが、ロシア人もお話し好きな方が多いように思います。


たくさんのおしゃべりの中で、日本のお客様は大変静かに、集中して暖かい雰囲気で聴いてくださるので嬉しい、とコメントしていただきました(ちなみに、一昨日の武蔵野公演が彼女の日本での初舞台でした)。


一昨日はNHKのテレビ収録がありました。第一回目の放送は10月22日(火)午前6時から、BSプレミアムで予定されております。インタビューも収録されておりますので、お越し頂いた方もお越し頂けなかった方も、お楽しみにお待ち下さい。


昨日は西武線、新所沢駅から徒歩2分の小さなホール、松明堂音楽ホールというところで同じくリサイタルがあり、不肖私がお連れしてきました。上の画像は、そのホールの舞台から撮った写真です。


このホールは、ある方の私財を投じて16年ほど前に建てられ、座席数は約80、月に二回ほどのペースで様々な公演が開催されています。(来月は、武蔵野でもおなじみ藤原真理さんのリサイタルも予定されています。)クリコヴァさんのホールに入っての第一声が「わあ、教会みたいね」。


小さな、しゃれた空間でのギター演奏はとても親密な感じがしますし、残響も多すぎず少なすぎず、ギターという楽器の演奏会にはちょうどぴったりでした。


近くにお住まいの方は、機会があれば足をお運びください。

  
  

シリル・ユヴェ公演は、赤ワインとともに

投稿者:ヤマネ



アトリウム弦楽四重奏団の話題が盛り上がってきておりますが、本日20日は、同じくクラシック音楽の公演がもう一つ、発売されます。それがシリル・ユヴェ(公式サイトはこちら)のピアノ・リサイタル。


EMIなどからCDを出しているのですが、ご本人に確認しましたところ今回が初来日だそうです。最近はフォルテ・ピアノ奏者としての活動も多いようですが、武蔵野では通常のピアノで演奏して頂きます。


フランスの名手に相応しく、フランスゆかりの作品、ショパンやドビュッシー。あるいはスクリャービンの小品。そしてこの方はかのクラウディオ・アラウの愛弟子でもありましたので、アラウ直伝のリストも聴くことが出来ます。フランスのエスプリを体験できる公演です。楽しみですね。


それで、この日は11月21日(木)なのですが、ご存じでしょうか。そうなのです。ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日なのですねこれが。えっ!知らなかったですって!じゃあお教えしましょう!毎年11月の第3木曜日が解禁なのです!!私も今回調べて初めて知りました!!!


コホン。そうするとではどうなるのか、という事なのですが、ボジョレー、出しちゃいましょうよ、という事なのです。終演後に、お客様にボジョレーを一杯、プレゼント致します!演奏家はフランス人、ワインはフランス、なんという偶然でしょう!(偶然ではありません。念のため)。


この公演は休憩なし、1時間の演奏を予定ですので、早めに終わった演奏会の後にちょっとばかし、乾杯などして、盛り上がろうではありませんか。演奏者と一緒に乾杯しようではありませんか。せっかくの機会なので、ワインは樽出しにしちゃいましたし。おっ、ますますいいですね。ご提供いただくのは、吉祥寺のワインショップENOTECAです。


あ、もちろん、当日「車で来ちゃった」とか「私飲めません」とか「未成年ですけど飲ませて!」という方にはブドウジュースをご用意させて頂きます。


■11.21(木) シリル・ユヴェ ピアノ・リサイタル公演詳細&チケット予約:
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-226.html
本日(9月20日)午前10時発売開始です!
  
  

ショスタコーヴィチ・マラソンの事

投稿者:ヤマネ

 

ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲をやろう、と言い出したのは、誰あらぬDirector’s Choice氏でありました。ロンドン、ボルドーという2つの難関弦楽四重奏コンクールを制したロシア期待の若手、アトリウム弦楽四重奏団がまた日本に来ると聞き、それならば面白い事が何か出来るのではないか、と考えて招聘元に提案をしたのです。おお、そらおもろいやんけ、やりまひょ、とメンバーも膝をバシーンと打ち(実際に打ったかどうかは詳らかにしませんが)、決定。

 

午前11時に開始するこの公演は全15曲、実際の演奏時間は約6時間半ですが、休憩を挟みながら、トータルでは11時間つまり午後10時頃の終演を予定。

 

ご存じの方も居られると思いますが、実は武蔵野でショスタコーヴィチ・マラソンをやるのはこれが2度目です。1度目は2005年10月14日のマンハッタンQでした。実に8年振りです。

 

アトリウムの面々はこのプロジェクトに乗り気満点で、武蔵野からの打診を受けてから、世界各地にこんなんどうですかとアピール!既に公演がいくつも決定し、ショスタコーヴィチの生地であり、アトリウムQの発祥の地でもあるサンクト・ペテルブルクや、アイスランド、フランスでも既にこのマラソンコンサートを開催しています。(彼らのウェブサイトに特設ページが設けられておりますのでご興味のある方はご覧下さい)

 

これからもアメリカ、ドイツ、オランダ、イギリスで予定が入っているようで、まさに世界規模の一大プロジェクトと言えますね!!というわけで、これはクラシック音楽ファンならば見逃す訳には・・・行きませんっ!!ババーン!!

 

一足早くフランスでの公演を実際に体験して来た方のお話しによりますと、全部聴くのは確かに大変だったが(演奏者はけろりとしていたとか)、翌日もその次の日も感動の余韻がずっと身体に残り続け、むしろじわじわと感情が高まってゆき「うおおおまた日本でも聴きてえええ!」と「うずうず」なさっている、との事です。いやはや、楽しみであります。

 

朝の11時に始まり、休憩を挟みながら全11時間を予定しているこのコンサート、前日の土曜日はゆっくりと静養をしてお望み下さい。チケットはいよいよ今週の金曜日に発売開始!皆様のご予約をお待ち申し上げております。

 

■12.1(日)アトリウム弦楽四重奏団 ショスタコーヴィチ・マラソン

公演詳細&インターネット予約は以下のURLからどうぞ:

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-228.html

9.20(金)午前10時発売開始です!

 

ドイツ・カンマーフィル

投稿者:ヤマネ


ブランド、あるいは伝統、という言葉の持つ磁力はなかなか強いものがあります。安心のクオリティ。その名前が付くだけで、全く同じ物であっても遙かに広く人の関心を引くことが出来ます。


クラシック音楽の場合もブランド力は強力です。最強の例が「ウィーン」です。ベルリンという言葉も強いですが、ダントツで、ずば抜けて、ウィーン。ウィーンという名前の持つ魅力は古今の人々を引きつけて止まないようです。


たとえばウィーン・フィルという名前は、音楽に興味が無い方にもまずほとんど、通じるでしょう。気になる女性(←左、好きな風に自由に換えてお読み下さい)に「ウィーン・フィルのコンサート、行きたーい」と言われれば、あなたは二つ返事で承諾される事でしょう。


へー、ウィーン・フィル。よくわからんけど、ウィーン、ね。いいね。


・・・ではこの逆は、いかに。どれほど素晴らしいオーケストラでも、名前が知られていないと関心はなかなか・・・。そこで、本日のお題となるわけです。


ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団。

上のおねだりの言葉の「ウィーン・フィル」の所に、このオーケストラの名前を入れて口に出してみて下さい。おお、いいっすね、行きましょう、と答えが返ってきた場合、そのお相手は残念ながらクラシック・ファンです。一緒にチケットを買い、コンサートにお越し下さい。


まあ世の中のほとんどの人が「・・・はっ?何それ?」と反応するでしょう。実は非常に優れたオーケストラで、近年急激に頭角を現した存在として欧米では認知されているのですが、日本においてはブランドとしての力がまだそこまで強くない。


車で例えましょう。「ベンツ」皆、知っています。「BMV」もちろん知っています。「アストンマーチン」・・・ん?んん??・・・・そういうことです(ちょっと違うか)。


なので「は?ドイツ・カンマー?何それ?」と思わず答えてしまった方は、このブログを読んだら速攻でチケットを買い、コンサートにお越し下さい。


武蔵野の公演としてはちょっとチケット代が高いな?と思われるかも知れませんが、既に一流に名を連ねる彼らの出演料は高額です。これは交渉に交渉を重ね実現した「ギリギリの」お値段なのです!実演に接すれば、その値段をはるか上回る、驚くべき満足感を得て頂けることに疑問の余地はありません。


■11/29(金) パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/07/post-215.html
オール・ベートーヴェン・プログラム
フィデリオ序曲、交響曲第4番、第3番「英雄」


  

オリンピック、東京に決定!

投稿者:あ・と・お
 
 
オリンピック、東京に決まっちゃいましたね。今朝のニュースも、この話題ばかり………ということで、タイムリーな(?)話題をひとつ。
 
五輪といえば、聖火リレーがありますね。
 
1964年の東京オリンピックの時には、聖火が武蔵野市も通過して、しかも何と、武蔵野市役所に1泊したそうです。担当した課の職員は徹夜で見守ったそうです。
 
 
そして、その武蔵野市役所というのは旧庁舎のことなのですが、なんと、現在、武蔵野市民文化会館が立っているところにあったのです。
 
今度、武蔵野市民文化会館にお越しの際は、“この地に聖火が泊まったんだ”とちょっと思い浮かべてみてください。
 
ちなみに、吉祥寺の武蔵野公会堂も同じ年に開館しました。
 

スコティッシュ・ハープ

投稿者:I.D

さてさて、昨日『カトリオーナ・マッケイ(スコティッシュ・ハープ)&クリス・スタウト(フィドル)』を発売いたしました。スコティッシュ・ハープとフィドルのデュオで、スコットランドの伝統音楽に根ざした音楽をやるのですが、色々と頭の中に「??」が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。

 

スコットランドねぇ…、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」は好きだし、スコッチ・ウィスキーも好きだけど、「スコティッシュ・ハープ」ってのは聞いたことがないなぁ、という方がほとんどだと思います。

 

カトリオーナ・マッケイはスコティッシュ・ハープについて、このように説明しています。

 

『クラシック・ハープよりサイズが小さく、弦の数も少ない。クラシック・ハープには足ペダルがついているけれど、スコティッシュ・ハープはレバーを手で動かす作り。これはオートマの車か、ギア付きかの違いのようなもの。

 

スコットランド、アイルランド、ウェールズ、ブルターニュにおいて、ハープは意味深い歴史をもっていて、文化の一部としてとても重要な楽器。「クラルサッハ・ソサエティ」(クラルサッハはゲール語でハープのこと)によると、スコティッシュ・ハープはスコットランドで一番古い楽器といわれ、古代の石の遺跡の彫刻にもその絵柄が見られるとのこと。12世紀には他国の学者に、スコットランドはハープ芸術の中心地として紹介されている。

 

しかし、18世紀にはハープシコードなどの鍵盤楽器にその地位を奪われ、衰退の一途をたどる。ほぼ絶えたかと思われた19世紀末に復興の波が押し寄せ、やがて今日の隆盛へとつながっていく。』

 

うーん、なるほどケルトとハープは切っても切れない関係なのですね。そういえばギネスのマークもハープですよね。カトリオーナによると彼女にとって「小さい」ということが意外と重要らしいです。『私は“祖国の一部”を持ち運ぶことができ、素晴らしい人達に出会えて、その人達と音楽の喜びを分かち合える』とのこと。

 

ちなみに「スコティッシュ・ハープ」と「アイリッシュ・ハープ」「ケルティック・ハープ」の違いは、「フィドル」と「ヴァイオリン」の違いのようなもの、つまり明確な違いはないようです。

 

さて肝心の音は…、やはり聴いていただくのが一番です。

 

 

カトリオーナ・マッケイ&クリス・スタウト 公演詳細

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/08/post-225.html