スローカー大先生のこと

 
投稿者:ヤマネ

ブラニミール・スローカーと言うと、泣く子も黙る名トロンボーン奏者。40年にわたり率いてきたトロンボーン四重奏団の最後の日本公演が先月開催されました。


なぜいまさらスローカー?・・・と言いますのも、昨晩武蔵野文化事業団のFacebookページにこの公演の記録写真を掲載したからなのです。宣伝なのですが、当事業団のFacebookページには、公演時の写真など、他にはない情報を掲載していたりしますので、多くの皆様にご覧頂ければ幸いです。この公演は、クラシック音楽の演奏会とは思えない、というと語弊があるかもしれませんが、トークが付いてお客様を笑わせたり、変わった隊形で演奏したり、と、お客様をよろこばせる仕掛けもいっぱいでした。


私の経験上、金管アンサンブルでは、トークが入ってお客様を笑わせる公演が多いように思います。オーケストラの団員は楽器によって性格が非常に異なる、と本にしてしまったのはN響の茂木大輔さんですが、金管楽器は(比較的)体育会系でノリがいいから、でしょうか。


私はかつて音楽事務所で働いていた経験があるのですが、その時に招聘したベルリン・フィルの金管アンサンブルでも、何度かクラウス・・・ゴニョゴニョ(ナイショ)という方の爆笑トークの日本語訳をお手伝いしたことがあります。


予め送られてきた英語のテキストを読み、どういう事を言いたいのか意図を汲んで、日本語ではこう言い換えた方が受けるだろう、と、一人でニヤニヤ笑いながら台本を訳し、アルファベットにして書いて行ったのを憶えています。原文には書かれていないことも加えたりして、クラウス・ヴァレ・・ゴニョゴニョ・・さんと相談しながら作っていきました。実際に会場がドッカーン!!と受けると、舞台袖で一人よし、と一人ガッツポーズをしていたのでした。


そういえばそんな事もしたなあ、と懐かしく思い返すようになったらもう年を取った証拠ですか。いやいや、まだまだこれから。前をしっかと見据えて進んで行きたいと思います。