新型椅子、(たぶん)初登場。

 
投稿者:ヤマネ

ピアノの椅子。ベンチ型の椅子というのをご存じですか。背もたれがなくて、本革が張られていて、重たくてずっしりとしていて、高級感溢れるアレです。


あれは、実は常々何とかならんかなーと思っていた難点があります。それは、高さ調整です。はっきり言って、上げたり下げたりがものすごく面倒なんですね。


ベンチの両脇にクルクル回す丸いプラスチックが付いていて、それを回すことで上へ、下へ、と動かすのですが、それがチョロリ、チョロリとしか動かないので、オラオラオラオラオラオラ、と回し続けないといけません。


ちょっとだけ上げる・下げる、といった微調整をするのには向いているかも知れませんが、背の高い(低い)人の後に使う場合など、全然違う高さにセットしなおさないといけない時は困りますね。ギュルギュル回しているうちに手首が疲れます。


なので、ピアニストが複数出演するような公演ではあらかじめその人専用に(その人の希望する高さに合わせた)椅子を用意し、人がかわるたび椅子も次々交換してしまう、という事をする場合もあります。


ところが今日、ファツィオリからピアノとともに持ち込まれた椅子!!それは!!ガスが入っていて上下運動がチョー楽チンという椅子でした。ほらほら、使ってみなよ、と陽気な代表取締役のMr. Weilに勧められるまま上げ下げしてみましたが、たしかにこれは便利。クルクル回す器具の代わりに楕円のプラスチックが付いており、そこをキュッと軽くひねるだけで上下します。嗚呼。思わずため息が漏れます。


まあ考えてみればオフィス椅子はこういう椅子ばっかりなんですけど、なぜピアノ椅子では今まで誰も商品化しなかったのだろう!と、ちょっとだけ興奮してしまいました。


いや、そもそもこういうアイデアを取り入れる需要がそもそもないのか・・・・な・・・?作ったのはスペインのメーカーのようです。「それほど高くはないよ」だそうですのでみなさんも使ってみてはいかがですか(といっても20万円します)。


■FAZIOLIのサイトには動画も掲載されていました
http://fazioli.co.jp/hidrau/index.html