世界は意外に狭いという話、オペラ歌手編

 
投稿者:ヤマネ


世界は意外と狭いですね、本当に。イッツ・ア・スモール・ワールドです。ディズニーランドに行ったら必ず乗るアトラクションの事です。すいてますしね。


・・・いや、そういう話ではありませんでした。


私が仕事として関わっているクラシック音楽業界と言いますのは、関係者の絶対数が非常に少ない業界ですので、だれとだれがつながっていて、あ、そうなの?へーへー、という事は良くあることなのですが、先日もそのつながりを体感致しました。


エカテリーナ・サダヴニコヴァとアウロラ・ティロッタ。このお二人はたまたま同じ月に武蔵野市民文化会館で歌ったというだけで特に接点はない、と私は思っていましたし、実際お知り合いではないようなのですが、二人の口から同じ名前が出てきて一瞬ハッとしました。


まずはサダヴニコヴァさん。当事業団のサイトには、細々とですが公演情報の書かれた英語のページがあります。そして彼女はそこをご覧になったようなのですが、武蔵野市民文化会館に向かう車の中で「そう言えば来月はガテルとコンパラートが歌うんでしょう?」と、その会話が始まりました。


ええええ!!知り合いなの!!!ガガガーン!・・・と、ここで驚く必要でしたらば、ありません。実はこの3人は同じイタリアの事務所に所属していました。なのでお互いを知っていて何の不思議もないのです。すいません。


彼はどうだ、彼女はなんだ、といろいろ話をしていて、最後にぽろっと出たのが「ジェシカ・プラット Jessica Pratt」(画像の女性)という名前でした。いやー、仲の良い友達でね、と言われて、おっと、ジェシカ・プラットでしたら、今度6月に武蔵野でリサイタルをして頂く予定になっていますよ、というと、あらまあ、おやまあ、と、エカテリーナさんも面白がっていました。


「確か今スカラ(世界のオペラの殿堂、ミラノ・スカラ座の事)でプラットはルチア(ドニゼッティの書いた傑作歌劇「ランメルモールのルチア」の主役)を歌っていると思う」とのこと。「ガテルも出てるよ、エドガルドじゃなくてアルトゥーロで」、というわけでカタカタ調べてみますと、スカラのサイトに掲載されておりました。アルビナ・シャギムラトヴァとのダブル・キャストですね。エドガルド役はピエロ・プレッティとヴィットリオ・グリゴーロ。


そして次なる登場人物はアウロラ・ティロッタさん。彼女はまだサダヴニコヴァさんほどのキャリアはなく、これから伸ばさんとしているのですが、その彼女の口からも、やはり武蔵野市民文化会館に向かう車の中で「いやー、そうそう、ジェシカ・プラットという友達がいて・・・・」と突然同じ名前が出てきたので、そこに至って私は「ふおおお」とびっくりしました。


まあ、オペラ歌手は星の数ほどいるとは言え、同じイタリアで歌っているのですから知っていても何の不思議はないのですが、たまたま同じような状況で、こちらから話を振ることなく同じ名前が出たのにちょっと驚きました。強い強い運命の力を感じたのであります・・・!!タリラリー、タリラリー、タリラリーララリリリラリー、リリラリー、リリラリーララリ・・・・。ババーン!!(ここ、意味不明につき読み飛ばして頂いて結構です)


いやはや、やはり世の中は狭いですね。というわけで、ミラノ・スカラ座などで活躍する魅力のコロラトゥーラ・ソプラノ、ジェシカ・プラットの来日公演詳細は来月末に発表予定ですので、いましばらくお待ち下さいませ。