スタッフブログ:2014年11月

平日昼間の公演、ダン・タイ・ソンは完売御礼

投稿者:ヤマネ


ダン・タイ・ソンのピアノ・リサイタルは今週の火曜日の昼間、午後2時に開催されました。


「平日昼の、贅沢」などと銘打って販売致しました。ダン・タイ・ソンは何度も何度も武蔵野市民文化会館小ホールで演奏して下さっていますが、平日の昼間は今回が初めて。


ダン・タイ・ソンのチケットは毎回即日完売していたのですが、さすがに即日とはいかず、売れ残りましたが、結果的にはスーッと減っていって完売致しました。


昔も今も、コンサートと言えば平日なら19時から、土日は午後、というのが基本ですが、平日の昼間にも需要があるのではないか、とは最近の私たちも考えている所です。昨年ぐらいから折に触れて平日昼間の公演を開催しており、いずれも完売のご好評を頂いております。


世の中が多様化し、平日が休みという方も増えております(シフト制で働く私たちも、言ってみれば平日が休みです)。また、年齢の高い方々も昔よりずっとアクティヴになりました。コンサートに出かけたい、というお気持ちはおありになるものの「夜は出かけづらい、だから昼間が嬉しいのですが、、、、」という電話やお声を頂く事がたまにあります。


なので、画一的な考えにとらわれることなく公演は開催してもよいのだ、という事を考えさせられております。


そんなわけで、満席のお客様に(実際のご来場者数と言いますか「出席率」も非常に高かったです)お楽しみ頂くことができ、嬉しく思っております!!私も舞台袖におりまして、素晴らしいスカルラッティだな!と唸っておりました。


今後も時折平日昼間の公演を開催すると思いますが、またその折はどうぞよろしくお願い申し上げます。

  

  
  

チケットが売れる時、売れない時

投稿者:ヤマネ


チケットは(相対的に)売れる月と売れない月が、あります。二八(ニッパチ)と言われる、いわゆる2月と8月が売れないという話は多くのビジネスの世界で知られるところです。確かに2月8月はあまり売れないかも?


しかし、9月や1月、あるいは5月もいまひとつ売れないよう気がしています。もちろんこれらの月でも爆発的に売れる公演もありますが、それでも、全体的にややおとなしめな感じがします。その反対に、11月や12月は堅調です。


今年の10月は、会員の皆様にお渡ししているチケット発売の月報(「information」)の形が変わり、カラーになりました。それに伴い封筒も、「長3」と呼ばれる形の紙封筒から、A4が入るサイズのビニールに変わりました。そのせいだかどうだか、ガタッと売れ行きが下がりました。(その後回復しました。・・・・ホッ。)。


一時的に売上げが落ちた原因は、なんだったのでしょうか。


(1)長年使われていたものから、雰囲気が変わったこと、これだけでも「前の方がよかった」と思われ敬遠される可能性があります。(2)新しいデザインは、長い間考え込まれ、使い込まれて作られた(完成度の高かった)以前のものほど練りきられておらず、求心力が落ちた。(3)デザインや形が変わったため当事業団からのDMだと気付いて貰えなかった、という事も考えられます(実際に、「DMが届いていない」という電話を普段より多く頂戴いたしました)。


その他、もちろんいろいろ理由は考えられるのですが、11月はその反省を込め?インフォメーションのデザインを微調整したほか、チラシにも工夫をしてみました(いつもと一緒ですやん!と言われそうですが・・・。三つ折りチラシをパタパタパタと開けるのと、A4をぱっと見るのとでは、視線の動かし方もきっと違いますよね、という事も念頭において作ってみました。)


そのおかげか、11月はかなりの数のご予約を頂きまして、少し安堵したという所です。これからも試行錯誤や微調整を繰り返しながら、皆様にご関心を持っていただけるような告知をしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。(なお、上の画像は12月号のinformationの一部です。間もなく皆様のお手元に届くかと思われますので、お楽しみに。)


明日はベルリン放送交響楽団のチケット発売日です。2夜連続でブラームスの交響曲全4曲を聴く!2晩で1万円ぽっきり(友の会&武蔵野市民、S席)!!と言う、本当に30周年だから実現できた驚きの公演です。どうぞお見逃しなく!


  
  

デュオ・アマルの電子楽譜はSONYのVAIOで

投稿者:ヤマネ


当事業団の主催公演で電子楽譜を使った人はこれまでにも何人かいましたが、私の記憶が確かなら、その全てがiPadでした。しかし一昨日のデュオ・アマルはと言うと、なんとSONYのVAIOでした。


公演前日に「VAIOを使います」という連絡が招聘元のカメラータトウキョウから来たので、ほほう、と思っていたのですが、しかし実物を見てみますと(右写真)、意外としっくりときますね。むしろなんで今までこれが使われなかったのかと不思議に思うほどよくフィットしていたようでした。


なぜiPadではないのかと問うたところ、「iPadだと小さすぎる」との答え。なるほど。確かにピアノデュオは楽譜のページ数がソロより格段に増えますし、左のページに第1、右のページに第2ピアノの譜面が書かれる場合もありますから、あのぐらいの大きさで「見開きになっている状態の譜面を表示させる」のが、ちょうど良いのでしょう。


アプリは何を使っているのか・・・を聞き損ないましたすいません。しかし、SONYを使って頂けるとはうれしいではないですか、日本万歳!!苦境のSONYですが、今後も期待しております。頑張って下さい!!


実際にはどうやって使うのか、と申しますと、まず舞台上に出て来て、チョンチョンチョン、あチョン、と画面をタッチし、必要な楽譜を呼び出します。足元にパソコンと通信するペダルを置き、それを踏むことで、次のページへとどんどん流して行くのであります。


唯一怖いのは、パソコンがフリーズすることなのですが、これには解決策はありません。せいぜい、パソコンがフリーズしないようにお祈りするぐらいでしょう。


もしそうなった場合はどうするのかな、といつも(ほんの少しだけ)ドキドキします。今回はピアノの譜面台の上に紙の楽譜が(「紙の楽譜」と書く時代が来たのか!!)ありましたから、万が一の時はそれを使用するつもりなのでしょう。


万が一・・・と申しましても、実際にはほとんど事故など起こらないと思うのですが、紙はフリーズしたりいきなりダウンしたりするような事はないですから、そこは安心のクオリティー。
  

  

クロエ・ハンスリップとイヤフォン。

投稿者:ヤマネ


先日のクロエ・ハンスリップ無伴奏ヴァイオリン・リサイタルの公演もたくさんの方にご来場頂きました。誠にありがとうございました。


途中で、スピーカーが使用された曲がありました。ジョン・タヴナーの作品です。バッハが終わった後にゴロゴロとスピーカーが舞台前面に出てきたのでなんだなんだと思われた方もおられることでしょう。


スピーカーの上にはCDプレーヤーが乗せられており、さらにそこにはイヤフォンが繋がれていたのでした。ハンスリップがイヤフォンの片方を耳に入れ、おもむろにCDの再生ボタンを押して演奏が始まったのでした。


さて、あのイヤフォンにはどういう音が鳴っていたのでしょうか?気になりませんでしたでしょうか?ホールにおられた400名強の皆様の純粋なる疑問に、ここでお答え致します!!!ババーン!!


実は・・・・クリック音でした。チッチッチッ、というようなメトロノームのような音です。ただしメトロノームのように常に一定のリズムではなく、速くなったり遅くなったり、伸び縮みがありました。つまり、そのクリック音が、演奏のタイミングを教えてくれていたのです。


会場にいて曲を聴いた方は覚えておられると思いますが、彼女が実際に演奏していた音も、CDから流れていた音も、同じような音型で進んでいる場合も多かった。なので、このクリック音は混乱防止のためでしょう。大変興味深かったですね。こういう曲は、自宅のオーディオで聴くのではなく、会場で聴いてこそその面白さが判るというもの。


実際にはCDの右チャンネルにあらかじめ録音されていたヴァイオリンの音が入っており、左チャンネルにクリック音が入っていたのです。


あまりこういう曲が演奏されることはないので、午後ステージ上で打合せをしていて、ちょっとワクワクしました。


  

先週のクイズの回答:武蔵野市民文化会館に来たことのあるレアなアーティスト

投稿者:ヤマネ


先週、武蔵野市民文化会館に登場した最もレアなアーティストは誰でしょうとクイズを出しましたが、正解を記します。沢山のご回答に感謝致します!!(回答は・・・一件だけ・・・。シクシク。こばやし様、ありがとうございました!!)。以下、答えの部分は白黒反転させています。マウスでドラッグすると回答が見えます。


それはチェリビダッケです。1990年にセルジュ・チェリビダッケミュンヘン・フィルと武蔵野市民文化会館に来ていたと言う事を知り、大変驚きました。まさかブルックナーの第七番の交響曲をやったとは。驚愕です。ヒャッハー!!


武蔵野市民文化会館大ホールは残響があまり長くありませんから、もしかしてテンポもだいぶ違っていたりしたのでしょうか。果たしてどのように苛烈でスローな音楽が鳴り響いたのでしょうか。なお、信じられないと言う方のために、そのときのチラシもあったので激写いたしました。ここをクリックするとチラシの画像が見られます。


え?チラシがカラーだって?・・・そういう時代もあったのです!!ていうかそこは反応すべきポイントではありません!!そこは華麗にスルーして下さい、スルー!


いやー、今日も秘密の小部屋に30分ほど籠もっていろいろホーとかへーとか言いながら昔の資料を見ておりましたが、実に面白い。(すいません、一般には未公開な資料です)。


アルゲリッチ&ベロフのデュオ・リサイタル(なんと!)ですとか、ペーター・ダムのホルン・リサイタルなど、色々な名前が次々と並んでいて、思わず時間が経つのを忘れそうになりました。オーケストラではムーティ指揮フィラデルフィア管、バレンボイム指揮シカゴ響、ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレなど、豪華な名前も。


歴史に乾杯!


・・・とともに、これからも歴史を作るべく皆様と共に歩んで行きたいと思いました。今後もどうぞよろしくお願い致します!