スタッフブログ:2014年12月

今年も一年間ありがとうござました。

投稿者:ヤマネ

 

本年の当事業団の主催事業は全て終了しております。今年最後の主催事業は平家琵琶二日公演でした。今年も一年間、多くの皆様にご来場いただき、まことに有難うございました。


いやはや一年が経つのははやいものですね。今年も始まったと思ったら夏になり、めっさ暑いな溶けるでこれ、と思っていたら凍える冬になってしまいました。


冬至も過ぎて、今年も残り5日と少々を残すのみです。紅白歌合戦を観て、行く年来る年を鑑賞するのみとなりました。そうして年が明けたらさだまさしの番組を少々観てから寝るのでありましょう。


皆様の、今年の思い出の公演は何だったでしょうか。一年の公演を振り返って見ますと、一つ一つに思い出がみっしり詰まっている・・・というのは言い過ぎですが、いろいろと思い出されます。キーシン、ツェートマイヤー、アフナジャリャン・・・。うーむ。


個人的に一番印象深く思い出すのはニルス・メンケマイヤーでしょうか。演奏も素晴らしかったですが、その後雪でえらい思いをした、という記憶です。武蔵野市でも爆発的な雪がふりました。来年も沢山の雪がふるのでしょうか・・・。


来年は1月10日のマルティン・フレスト(クラリネット・リサイタル)が、年明け初の公演となります。来年も一年間またよろしくお願い致します。またあっという間に時間が経ってしまうのでしょうね。


当事業団は、28日の午後5時をもちまして年内の業務を終了致します。年明けは4日の日曜日より再開致します。チケットのインターネット予約は年末年始関わらず動いておりますので、よろしければご利用下さい。


それではまた来年。どうぞ良いお年を。


  

ビニール封筒の封詰め、その大敵は。

投稿者:ヤマネ


友の会の会員の皆様にお送りしてるDMの封筒がビニールのものになってから早くも3ヶ月が経とうとしております。(右の画像は現在作業中の、次回DMの様子です)


これにより、DMの封入作業が一部機械化されたため、作業にかかる時間は「大幅に」短縮されました。


そうはいいましても、ビニール封筒にはビニール封筒の持つ難しさというものもあります。これまで使用していた長3と呼ばれるサイズの紙の封筒とは異なる難しさだ。


では一番の難しさとは、何なのでしょうか。


大きくてふにゃふにゃしているから中身を入れたり封をしたりするのが難しい
つるつるしているので、たくさん積み重ねると滑落が起こる


そういう問題もあります。しかし私の思いますに、一番の難しさ、もしくは大敵と言ってもいいのでしょうが、それはビニールであるがゆえの、静電気でありましょう。


糊の部分、そこには薄いビニールがついていて、それをぺりぺりっとはがしてのり付けするわけですが、はがした薄いビニールが、静電気を帯びて手にわーっとへばりつくわけです。特に今は乾燥した冬でありますから、ますますそうなるわけです。これはイライラします。懊悩致します。


そうだ、じゃあ水分があれば静電気は起こらないのかも!と思って手を水で濡らしてみましたら・・・今度は水でくっついて、しようがない。・・・Ohhhh..


この静電気の呪縛から逃れる方策はないか、ただいま絶賛考案中であります!!!


オペラで使用する小物類 字幕編

投稿者:ヤマネ


先日に引き続きオペラネタをもう少々。


オペラに欠かせない小道具?の一つに挙げられるのが、字幕。字幕があるので、お客様は言葉がわからなくても大丈夫。ストーリーが追えます。


字幕は、客席のどこからでも見えるように、ステージ両脇など、会場の複数箇所に設置されているのが普通です。


その字幕、音楽に合わせてちゃんと進んで行きますよね。あれはどういう仕組みなのか、ご存知でしょうか?え?自動じゃないか、ですって?テンポが決まっているから、自動的に先に進むようになっているのでしょうか?


・・・現実を申しますと・・・あれは・・・人力です!!人が一人、字幕専用のオペレーターとして、字幕の見える場所に陣取り、音楽の進行に合わせてパソコンを操り、字幕をチョンチョンと先に送っているのです!!ガガーン!!私はこれを知ったときはめまいがしましたね。冗談抜きで。


楽譜と首っ引きで、ひたすら間違いの無いようにえんえんと適切な場所でクリックする、という、考えただけで卒倒しそうな仕事が、あるのです!!


字幕が見える場所に陣取るのはなぜかというと、担当者と話をしたわけではないのですが、表示をチェックするのはもちろん、トラブルが起こった時にすぐわかるように、でしょう。そしてこれはパソコンがフリーズしたときのためだと思うのですが、パソコンが、2台用意されています!!

上の画像をご覧下さい。(1)と(3)がパソコンです。(2)が楽譜です。このようになっております。


私もその実際の作業をひっそりと拝見させて貰ったのですが、実に孤独だ。


片手で大きな楽譜(指揮者の使う巨大なフル・スコアではなく、練習用などで使用される、オーケストラをピアノ一台用に編曲した楽譜)を追いかけていきながら、もう一方の手でパソコンを操る!!


非常に神経を遣う・・・。私にはとても無理だ・・・。しかもマイスタージンガーやアッシジの聖フランチェスコとか、強烈に時間のかかるオペラの字幕をやるとなると・・・。想像しただけで神経衰弱になりそうであります。


蛇足ながら、私はベルギーのブリュッセルに住んでいたことあります。モネ劇場というオペラハウスがあるのですが、そこにも字幕がありました。ブリュッセルの公用語はフランス語(の方言)とオランダ語(の方言)だったので、両方の言語の字幕が必要。


2行ある字幕スペースの1行ずつにそれぞれの言語が表示されるので、猛烈な勢いで、ガンガン字幕が切り替わっていきました。操作している人は・・・絶望的なまでに大変なのでありましょう。

  


  

トゥーランドット終演。休憩時間が長かった?

投稿者:ヤマネ


昨晩、トゥーランドットが武蔵野市民文化会館で久しぶりに上演されました。2006年10月31日以来、8年振りでした(前回も昨晩と同じキエフ・オペラでした)。昨日も喝采のうちに幕がおりまして、一安心をいたしました。


ところで、今回は第2幕と第3幕の間の休憩が30分間ありましたが(1幕と2幕の間は20分間)、これに対して「なぜか」とか、「長い」などというお言葉を頂きました。なぜ30分だったのかお答え致します。それは団員の方々が夜ご飯を食べていたからです。ウオトカ片手に。日本のSUSHIは最高さ!!


もちろんウソです。


本当を言いますと、ステージのセットを大幅に入れ替えていたからです(転換、と言う)。これに30分近い時間がかかったのです。


巨大で近代的なオペラハウスなどには呆れるほどにばかでかいバックヤードがあり、舞台を何個もセッティングしておくことができます。そして電動でそれらをウィーンガチャウィーンガチャとスライドさせることで、あっという間に転換は終了するのですが、そういう豪華な設備のある劇場は、日本広しと言えど、それほどありません。スペース的にも予算的にも「逆立ちしても無理」なわけです。

なので、ツアーをするオペラカンパニーは大変です。転換のことも考えたステージを作って持ってこなければならないのです。昨晩のトゥーランドットでは、休憩時に30名弱のスタッフが群がって全速力で大道具をばらし、片付け、そして組んでいました。


怒号が飛び交う緊張と集中の瞬間であります(上の写真がその様子。クリックすると少しだけ拡大します)。


無事、予定時間内に転換が終了し、関係者一同、胸をなで下ろしたのでした。


トゥーランドットのツアーはまだまだ続くということ。つつがなく、大きな事故もなく全公演が終了することを、影ながら祈念申し上げております。


  

  

あさって公演「コミタス弦楽四重奏団」はアルメニアの星

投稿者:ヤマネ


世界は狭くなったとはいえ、まだまだ広いなと実感しています。


あさって武蔵野市民文化会館小ホールで公演があるコミタス弦楽四重奏団は今年が結成90周年!ものすごく古い団体で、かつてハチャトゥリアン(「剣の舞」で有名なアルメニアを代表する作曲家)が激賞したという団体です。


もちろんメンバー交代を繰り返して今に至っているわけですが、世界でも貴重な、大変興味深い存在だと思います。チャイコフスキー(ロシア)の四重奏曲第3番も入っておりますが、後半にはアルメニアの作品をたくさん入れて頂きました。


ここだけの話、個人的にはアルメニア作品にものすごく心を動かされております。こういう滅多に聴けない音楽の実演に触れるというのは、大変わくわくしませんか!


券売という意味では当初心配しておりました。ほぼ無名の団体(私も恥ずかしながら存じ上げませんでした)が、全く知られていない作品を演奏するコンサートに、果たしてお客様は来て頂けるのだろうかと危惧しました。たしかに出足は少し鈍かったですが、結果的には完売!ありがとうございました。


あさっての公演が非常楽しみです。ご来場の皆様もどうぞお楽しみに。明後日まで、youtubeを見て気持ちを盛り上げて下さい!この曲も演奏して頂ける予定です。


  
コミタス(アスラマジアン編)「私の赤いハンカチーフ」