スタッフブログ:2016年06月

武蔵野市立第四小学校に行くとき、行けば、行け!

投稿者:ヤマネ



武蔵野文化事業団の友の会の皆様ならご存知かと思いますが、今年度は武蔵野文化事業団が新しくはじめたこと、それが出張公演であります。難しい言葉で言うとアウトリーチと言います。


アウトリーチが厳密にどういう意味なのか知りません。ちゃんと調べずにアウトリーチアウトリーチと言っております。out =外、reach=届く、「外に届く」んですよ。ふんふん、わかるわかる。判った顔した者勝ちですよこれは、いや本当に。


昨日、私たちは、一般的な告知はしておりませんが、武蔵野市立第四小学校に行ってまいりました。吉祥寺駅から北へ15分ぐらい。ここで何をしたのかと言いますと、アウトリーチだぜぇ?


イム・ジヨンさんという音楽家はご存知でしょうか。知らないという方は今すぐ、そう、今すぐに!ここでこの文章を読むのを止めて、ググってから戻ってきて下さい。



戻って来ましたか。そうかそうか。そういう有名な方なんです。


平たく言うと、世界で注目されている21歳のヴァイオリニストで、去年のエリザベート国際音楽コンクールで優勝した人です。エリザベート国際コンクールについて説明します。ショパン、チャイコフスキーと並び、クラシック音楽における「世界三大コンクール」の一つと言われる超難関で、前身である第1回イザイコンクールではオイストラフが優勝している、そういう歴史と重みを持ったコンクールです。韓国人として史上初めて優勝した人、それがイム・ジヨン!


ググって来いやと言いながら全部説明してしまって申し訳ありません。無駄に頂いてしまった皆様のお時間をお返しすべくこれから全力を尽くします。


ジヨン・イムさんは、今週の土曜日、武蔵野スイングホールに出演して頂く事になっておりますが、それに先立ち昨日の朝、武蔵野市立第四小学校の5年生児童の前で約30分、クライスラー、エルガー、フバイなどを演奏しました。


5年生、どうかなちゃんと聴いてくれるかな?と思っていたのですが、爆発的な集中力を発揮!最後までシーンと集中して聴いてくれました。一曲終わる度に、ニコーって、全力で笑って拍手してくれた子たちに、むしろこちらが感激。



質問コーナーも愉快。最後にはみんなで歌を一曲うたってくれました。一児の父としては号泣禁じ得ぬお時間であります。


不肖私が、特段に自己紹介もせず譜めくりをしたり、通訳兼説明、進行役を務めさせていただきまして、児童達にとってみれば、「変なアクセントで話すあのおっちゃんは誰やねんなんですか?」状態やったかと思うんですが、最後まで謎のままで終われたので、よかったです。


めちゃくちゃ上手い人の演奏を聞けて、家より高い超高級楽器も間近に見られて(イム・ジヨンさんのヴァイオリンはストラド)、昨晩5年生のみんなはきっと知恵熱を出しておうちでは大変だったと思うんだ。うん。


遠路はるばる武蔵野市まで来て演奏してくれたイム・ジヨンさんと、この公演に関係して下さった皆様に改めて感謝しつつ、今年は他の小学校も、いろんなアーティストと回るから、神出鬼没でよろしくな!(悟空風に)


   


  
  

今週は主催公演が多め。 昨日と今日はトリオ・ワンダラー

投稿者:ヤマネ


今週は主催公演が連続します。月曜はバシュメット公演(小金井)でした。昨日と今日はトリオ・ワンダラー公演(三鷹)です。金曜日はドミトリー・マスレエフ(武蔵境)です。土曜日はジョン・エリス(武蔵境)です。武蔵野文化事業団、あちらこちらに出張しております。


つまり毎晩遅くなっております。妻や子が寂しい思いをしているのだろうな、と思うと心がキュッと締め付けられるようです(「模範解答」をしているわけではありませんよ!)。


帰りましたらまず息子君の寝顔を見まして、ほっぺたをつんつん、プニプニっとやります。迷惑そうにため息をつかれます。寝返りをうったりします。そうなったらしめたもの。お父さんったらニヤニヤが止まらないわよ。息子君の寝顔を肴にキューっとやるわけですね。


しばらくしますと、もう飲んじゃだめよ!きついお言葉も飛んで来るわけです。はい。もう一杯だけ、ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク。オラオラ何杯飲んどるんじゃ!叱責の声が、遠くおぼろげながらに聴こえるようだ。


トリオ・ワンダラー。「上手い」という言葉がぴったりとあてはまる人たちですね。抜群の精度。そして下手すると「激ダサ」に聞こえる部分なんかもとってもオシャレに仕上げて来て、舞台袖で聞かせて頂いておりましたが、そんな箇所では笑いがこみあげてくるようでした。


昨日お越しいただいた皆様は絶対的にご同意いただけるものと確信しております。今夜も皆様を三鷹でお待ちしております!今夜の公演は完売しておりましたが、さきほど数席、関係者席を当日券として解放いたしました。あ、今見ましたら残り3席です。ぜひお越し下さい。


今夜の公演のチケットが欲しいと言う方、以下のURLから詳細をご覧ください:
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2015/12/post-517.html


それでは、また今夜ー。

  
  

ジョージ・リーは素晴らしいピアニストでした

投稿者:ヤマネ


皆様こんにちは、いかがお過ごしですか。昨日から6月ですよ。いやー時間がたつのは早いのなんの。


そういうわけですから連日のようにスイングホールで公演をしております。クラシック音楽の公演では少しピアノが続きました。明日はバリトンですね。来週は小金井や三鷹で公演がありますので、そちらもどうぞご贔屓に。


スイングホールはやはりクラシックには少し場所が小さいでしょうか。ただ、演奏者とはその分近い位置に座ることが出来ますので、その意味では臨場感があってよいのではないかと思います。


昨日演奏しましたジョージ・リーは小柄で、愛らしいキャラクターでした。しかし相当なパワーがその身体の中に秘められていましたね。強い目をしている。いや、基本的に優しい顔をしていましたが、ぐっと集中した時の目つきはとてもよかったですね。打鍵もはっきりしていてクリアー。非常に好感が持てました。


特にラフマニノフはずば抜けていましたね。「ブリザード吹き荒れる」と解説にテキトーな事を書かせて頂きましたが、あのラフマニノフは寒いどころか熱かったです。


あまり聞くことのないラフマニノフのカデンツァ(リストのハンガリー狂詩曲第2番の最後の方に挿入されていたカデンツァ)も興味深く聞きました。見事。


うむ。若者はこうでないと。草食系でもええんですけれど、俺、草食系ですしー、とか言って逃げを打つような若者はいけません。若者は少し生意気なぐらいでもOK!・・・・でもね、ステージをおりたジョージはすっかり癒やし系さ。全体的にクリクリしてるんだぜ。


行きたかった!というピアノマニアの方々はご安心下さい。都内でもう一回公演があります。浜離宮朝日ホールでリサイタルは6日の月曜日。ぜひ生ジョージに震えて下さい。


あっ、でも6日は武蔵野文化事業団も小金井でバシュメットの公演をやってるな。そっちにも来て下さいね!身体の半分は築地へ、残りの半分が小金井へ行けば大丈夫っすよ。