イスラエル・ゴラーニ、あるいはバロックギターという楽器への誘惑

 
投稿者:ヤマネ


先週開催しましたイスラエル・ゴラーニ バロックギター・リサイタルについて。


イスラエル人のイスラエル、変わったファーストネームだな、と思いましたが、昨今の日本のキラキラネームからしますと、さして変わった名前ではないのかもしれませんね。


以前、あるイスラエル人歌手と話をしていましたところ、イスラエルでも、リンゴとかイチゴとかそういう意味の風変わりな名前を子どもに付ける親が増えている、という話を伺いました。ちなみに私はラヘルという名前で、聖書にも出てくるとても古典的な名前よ。と言っていました。


いきなりですがクイズ:ラヘルというファーストネームを持つ歌手が武蔵野市民文化会館に出演したのはいつか。またそのフルネームを答えなさい(5点)。なお、スマホ等での検索についてはこれを禁止とする。


ゴラーニ、遠目からみますと、何かに似ている・・・。そうだ、セサミストリートの・・・エルモかな?カーミットかな?(赤いやつ、緑のやつ。キャラクターに例えるなんて失礼な事をしてすいません)。


しかしバロックギターという楽器をご存知の方はどれほどおられましたでしょうか。超マイナーな楽器です。ゴラーニの持って来たギターは後ろが丸く膨らんでいて、リュートのようにも見える形状。


ギターのリサイタルも少ないですが、バロックギターのコンサートはなお少ない。ギターに詳しい専門家に聞きましても「ほとんどない」との事でしたから、そういう意味でも貴重で、興味深い公演でした。招聘をしたのはムジカテミスという会社。


この楽器は、サイズ、音量から言っても、親密な空間という意味でも、スイングホールという場所によくマッチしていました。プログラム的にも、楽器的にも、本人が書いたプログラムノート的にも、いろいろな意味で知的好奇心を満たす公演だったことはまちがいありません。


しかも最後にご本人から「ステージに楽譜と楽器を置くから自由に見てってね」というお言葉に皆一気に興奮。写真を撮りまくりの素晴らしい満足度。みんな額に汗かき顔を朱くボッと染めつつ、喜色満面、帰途につかれたのに違いないのである。


知的好奇心が、人間を成長させるのである。好奇心万歳!!バロックギター万歳!エルモ万歳!!