舞台裏

投稿者:あ・と・お
 
仕事上、リハーサルに立ち会ったりもしますが、ここで働き始める前は、コンサートに通いながら、どうやって音楽やステージが作られるのだろうと興味津々でした。オケの公開リハーサルやホールのバックステージ・ツアーなどにも何度か行ったことがあります。一般の人の場合、そんな機会でもないと、なかなか制作の現場は覗けませんよね。
 
オペラも、どのように制作されているか、気になりませんか?「気になる」という方にぴったりの映画が、9月から公開されますので、ご存知ない方のために、ちょっとご紹介させていただきます。
 
『椿姫ができるまで』というドキュメンタリー映画で、2011年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演された「椿姫」の制作風景を追っています。私は、ひと足お先に6月の「フランス映画祭」で見てきました。ヴィオレッタ役のナタリー・デセイと演出家ジャン=フランソワ・シヴァディエとのやりとりを中心に制作現場が垣間見られて、なかなか面白かったです。
 
ちなみに、アルフレード役で、数年前に武蔵野で招聘した、チャールズ・カストロノーヴォが出演しています。映画には出てきませんが、この音楽祭の総裁は、昨年の武蔵野市国際オルガンコンクールの審査委員長も務めたオルガニストで作曲家でもあるベルナール・フォクルール(前ベルギー王立モネ劇場総裁)。エンド・ロールのところに名前だけは出ていました。
 
椿姫ができるまで
 
実際の公演の模様はAmazonなどでDVDが入手できそうです(ただ、輸入盤で日本語字幕付きは出てなさそうです)。
 
 
もしよかったら、ご覧になってみてください。
 

ぽつぽつと変更事項など

投稿者:ヤマネ

いやー、夏ですね。今朝の天気予報でやっていましたが、「一日の半分近くが30度を超す」とはいったいどういうことでしょうか。暑い暑い暑い暑い。あべこべクリーム、欲しい。あまりに暑いのでベッドから落っこち、床の上を、さらなる冷を求めてゴロゴロと転がって行く毎日の明け方です(ひんやりしていて意外と気持ちいい)。


というわけで、ツイッターやFacebook、メルマガでも告知致しておりますが、携帯電話からチケットの予約ができるようになりました。アクセス、詳細はこちらからどうぞ。フィーチャーフォン、いわゆるひとつのガラケーのみならず、iPhoneなどFlash未搭載のスマホからでも利用できます。携帯サイトでは、券種をまたいでの購入ができない、複数公演を同時に購入できない、という制限はありますが、よろしければご利用下さい。


また、インターネットでのチケット予約の際、予約完了後こちらより自動的に送信されるメールの文章なのですが、冒頭部分、


――――――――――――――――――――
*****様

このたびは、武蔵野文化事業団インターネットサービスのチケットをお申込いただき
まして、誠にありがとうございます。

以下のお申込内容をご確認くださいますようお願い申し上げます。
――――――――――――――――――――


となっておりましたが、「確認って何ですか意味わかんない。電話をしてリコンファームとかしないといけないの?えっ、えっ、何もしなくていい?」というご指摘があり、なるほど、言われてみれば少々判りづらいということで、


――――――――――――――――――――
このたびは、武蔵野文化事業団インターネットサービスのチケットをお申込いただき
まして、誠にありがとうございます。

以下の内容で、ご予約を承りました。
――――――――――――――――――――


と文言を修正致しました。


自分たちの常識を疑えとは良くいったものです。「私の常識は、あなたの非常識」とも教わりました。多角的に物事は見つめなければいけません。今後も気をつけて行きたいと思います。ご指摘に感謝致します。


いやはや、人生とは、成長の連続です。成長をあきらめたとたんに、そこからは坂道のように転げ落ちるのみ。つらつらと考えてみれば、芸術もそうです。もっとよく出来るはずだ、という理想のもと切磋琢磨を続けるなら、さらに良いものが出来るのです。


おりゃー!根性ジャー!七転び八起きぃぃぃいいい!!・・・と、血みどろの努力を続けたから凄い結果が出る、とは必ずしも言えないところが人生の残酷な所ですが。そうは言いましても、努力の無きところに成長はあまり望めないかも知れません。


というわけで、ってどういうわけなのかよう判りませんが、とりあえず、武蔵野文化事業団のサイトも、使い勝手の良いサイトをめざし、亀の歩みで進んで行きたいと思う所存でございます。


今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

  
    

待ち望まれたプラチナ・バンドの到来

投稿者:ヤマネ

私の携帯電話はソフトバンクです。そうです、電波が話題の会社なのです。つまり、つながらないのです。いや、つながらなかったのです。どういう加減か、武蔵野市民文化会館の中はかなりの確率で、ソフトバンクは圏外だったのでした。


つながらない、というのは困ったことです。特に困るのは、アンコールです。だいぶ前に書きましたとおり、アンコールはドレミファ・ドンでやっている場合も結構あるのです。


アンコールは出たとこ勝負で、という人たちもまあまあ居ますし、「アンコールはこの曲で」と事前に教えて貰っていたにも関わらず、弾き始めたら・・・うおおおーい、全然ちゃう曲やーん!となる事もしばしば。


それで、あー・・・っと、この曲・・・なんだっけ?となった時、ホールのロビーなどで私はセコセコと携帯型端末機器アイフォーンを利用し、インターネットで曲の検索を試みます(舞台裏と言うのは常に、冷や汗→胸をなでおろす、の繰り返しなのであります)。


一生懸命カチカチやります。遊んでいるのではないかと勘ぐられるかも知れませんが、いいえ、お顔マッツァオになっております。


しかし、ついに、武蔵野市中町3丁目(ホールの所在地)にプラチナ・バンドがやってきました!!オオ、ワンダフル、ベリベリ、ナイス!!というわけでつながりやすく・・・なったけど圏外も多いな・・・。やはりコンサートホールには魔物が棲んでいるのです。


なお、携帯電話の電源は、公演中は必ずお切り下さいますよう心よりお願い申上げます。

    

ロン・カーター

投稿者:I.D

8月3日には、ロン・カーター(11/27公演)を発売いたします。ロン・カーター!言わずと知れた超大御所だっっ! と興奮しても、当然「なんか名前聞いたことある程度…。」もしくは「そんな人、知らん!」とおっしゃる方も大勢いると思うのでちょっとご紹介を…。

 

カーターは、御年76歳、芸歴50年以上、1960年代よりモダン・ジャズの歴史の直中を歩みつづけるジャズ・ベーシスト。

 

まずなんといって60年代の、マイルス・デイヴィスのクインテットということになるでしょう。ポール・チェンバースの替わりとして、1963年に加入。マイルス、カーターとハービー・ハンコック、トニー・ウィリアムス、ジョージ・コールマン。翌年にはコールマンがウェイン・ショーターに替わり、68年頃まで続くクインテットが出来上がる。

 

カーター、ハンコックとトニー・ウィリアムスは、ほぼ同時にマイルスの元に集まってきたのですが、マイルスはその時のことを、自叙伝でこう言っています。「新しいクインテットはものすごいバンドになるという自信が、オレにはあった。彼らはほんの二、三日間であれだけすごくなったんだから、二、三カ月後にはどうなっているんだろうかと、こみ上げてくる興奮があった。それは、オレがしばらく忘れていた感覚だった。すばらしい、ものすごい音楽が聞こえてくるようだった。」(中山康樹氏訳)

 

またマイルスはこんなことも言っています。「(このクインテットで)個人的な関係では、たぶんロンと一番近かっただろう。…バンドの中でおふくろに会っていたのは、ロンだけだった。」

 

70年代にもV.S.O.P.クインテットへの参加など、活躍を続けるロン・カーターですが、なんと彼はこれまでに2500枚以上ものアルバム録音に参加しているとのことなのです。ちょっと待ってくださいよ。50年間でって言っても、年間50枚、つまり…50年間コンスタントに7.3日に1枚の録音をしないとその枚数にはならないぞ。うーむ、恐るべし。しかもその共演者が、ソニー・ロリンズ、ビル・エヴァンス、ベニー・グッドマン、アレサ・フランクリン、B.B.キング、ジェームズ・ブラウン、クロノス・カルテット…。挙げるとなると延々続くのでやめますが、豪華絢爛です。

 

往年のジャズ・ファンから、最近ジャズにハマりかけている方まで、皆様是非お越しくだしさい!(ホームページは近日中に公開いたします。)

ロン・カーター アメージング・トリオ

11月27日(水)19:00開演 / 武蔵野スイングホール / 全席指定 友の会 4,500円(一般5,000円)

 

 

やりました!

投稿者:あ・と・お
 
また暑い夏が巡ってきました。今年の夏は特に暑いですね。連日、熱中症のことがニュースになっています。皆さまも、どうぞお気をつけください。
 
さて、一年前の夏、何をやっていたかと思い返してみると、9月に開催した第7回武蔵野市国際オルガンコンクールが間近に迫り、われわれスタッフはその準備にあたふたと追われていました。
 
そのコンクール関連で、先日うれしいニュースが飛び込んできました。昨年の武蔵野のコンクールで、21か国120名の応募者の中から見事栄冠を手にされた福本茉莉さんが、6月に行われたドイツ・ニュルンベルクの国際コンクールでも見事優勝されたのです!おめでとうございます、おめでとうございます、おめでとうございます。これで二冠ということになりますね。音楽は競争ではないという考えもありますが、でも、武蔵野のコンクールの優勝後に、こうしてヨーロッパのコンクールでも活躍されているというニュースを聞くと、うれしいものです。
 
 
 
ニュルンベルクのコンクールは、1968年に第1回が開催されている長い歴史を誇るコンクールです。第1回では、ミヒャエル・ラドゥレスク、ギ・ボヴェが入賞、その後の入賞者リストを見ても、ペーター・プラニアフスキー、ヨン・ラウクヴィク、ルドガー・ローマン、クリストフ・ボッサート、ナジ・ハキム、フランツ・ダンクザークミューラーなどなど、オルガン・ファンなら名前を聞いただけでピンとくる、現在ヨーロッパなどで活躍中のオルガニストが名を連ねています。武蔵野のコンクールの審査委員として招聘した方や、武蔵野や他のホールで来日公演をおこなった演奏家も数多く含まれています。日本人としては、1985年の松居直美さん以来の優勝となります。その他、日本人では、廣江理枝さん、青木早希さんも過去に入賞されています。
 
福本さんは現在ドイツのハンブルク音大で研鑽中です。来年には Naxos より武蔵野のコンクールの優勝記念CDがリリース予定で、ただ今、マスター制作の最終段階に入っています。リサイタルも予定しています。詳細は決まり次第、発表いたします。
 
皆様も、福本さんの今後の活躍にどうぞご期待ください!!
 

お茶を一服どうぞ。

投稿者:ラピスラズリ 

 

梅雨明けからずっと暑い日が続いています。

松露の“茶の湯”は、夏はしばらくお休み、次回は9月22日(日)の予定です。先日発売しましたが、14:00~のお席に少し余裕がございます。最近はすぐにチケットが売り切れ、なかなか買えないというお声もいただいていましたから、今がチャンスです!!

 

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/06/post-212.html

 

前回のお席は裏千家の茶箱のお点前。‘七夕’が近いということで、玄関には大宮八幡様の七夕飾りが飾られ、そこかしこにその趣を感じられるお席でした。

 

裏千家にはいくつか茶箱のお点前があるそうですが、今回は14代淡々斎(たんたんさい)の創案された、御所籠を利用した茶籠による「色紙点前」というお点前でした。御所籠に四枚の古帛紗・茶巾箱・二個の重ね茶碗の中に小ぶりの棗・コンペイ糖を入れたふりだし、その他必要な道具が入っています。それぞれの道具は傷まないよう、大津袋・網袋・袋・仕服に収められています。ひとつひとつがとても可愛らしく、おままごとのようでとてもうれしくなりました。

茶箱は旅先でお茶を一服いただけるようにと考案されたもののようですが、今ではちょっとした趣向で座敷や庭などでも楽しまれているようです。

 

松露の“茶の湯”には時折、お子様連れの方がいらして下さいます。(お子様もチケットをお求めいただきます。)玄関で靴を脱いで、足袋代わりの白いソックスに履き替えてから、待合へ入っていく様子を拝見していますと、和室の文化を体験していただくちょうどよい機会ではないかと感じます。正座して手をついてのご挨拶なんて、最近はなかなかしませんから。30分程はじっと座っていないといけないのがチョッピリ辛いかな~。でも、きっと「足をお楽にどうぞ」というお許しが出るに違いありません。お席にお子様が入られると、なんとなく和やかな雰囲気になるから不思議です。どうぞお気軽にいらして、ぜひ特製のお菓子とお茶を一服召し上がれ。

 

 

最近の猛暑でお野菜の値段が高めで困りますね。こんな時の優等生が“もやし”です。

ほんとに一年中変わらず・・でも、ちょっと手をかけるとよそ行きの姿になるのをご存知ですか?髭をつまんで取ってしまうと見かけは別人、口当たりもよく、シャキシャキして美味しくなります。高級(・・)中華料理では欠かせないひと手間!だから、調理場では‘未来の巨匠’が山のようなもやしと格闘しています。ちょっと面倒かもしれませんが、一度お試しあれ。

 

 

またまた譜めくりをした話

投稿者:ヤマネ

譜めくりをしました。スメタナ・ピアノ三重奏団の演奏会です。


素晴らしく安定したピアノの演奏でしたので、私はほほう、とか、いやいやいや、うまいねー、などと思いながらめくっておりました。あそこまで脱力した演奏が出来る人は、プロといえどなかなか居りません。イトカ・チェコバー恐るべしですね。(ところで、脱力した演奏というのは悪い意味ではなくて、褒め言葉です。専門的な事はすっとばして、いわゆる「力み」がない、という状態です。これが本当に難しいのです。)


譜めくりは、前も書きましたが、意外に神経を遣います。1曲1曲が真剣勝負です。常に巌流島の決闘なのであります(左画像、参照のこと)。ですので、舞台袖に戻るたび、私が一人こっそり、よっしゃー!とガッツポーズをしている、そんな事実をここに書いてもバチは当たりますまい。また一曲生き延びた(=無事めくり終えた)、という意味での、雄叫びなのであります。


告白しますと、私は一度だけ、失敗したことがあります。思い返せばそれは15年ほど経ちますな・・・遠い思い出であります。


大学3年の時の後期試験だったか、協奏曲を弾くべし、という課題がありまして、当然協奏曲ですから伴奏が付くのですが、その伴奏は誰がするのかというと、オーケストラではなくてピアノでやるんですね。その伴奏ピアノは誰が弾きますかといいますと、それは、試験を受ける人の友達、とか、先輩後輩とか、その辺りの、要するに近しいピアノ科の学生とかがやるわけですな。


で、その伴奏者の譜めくり(試験を受けているソリストはもちろん暗譜)は、誰かその辺をうろうろしている輩に頼むわけですが、私がその時頼まれちゃったのですね。ええ、ええ。そして、自分の試験が、確か翌日だか翌々日だかだったのですね、つまり、心そこにあらずという、よろしくない状況でして、今となっては、ごめん、の一言なのですが、はい、一箇所、めくり損ないました。


伴奏者がなんだかこっちの方をちらちら見よるなあ・・・なんでかなあ・・・。ってやばい!!と気がついた時には既に次ページに進んでおりまして、周章狼狽、慌ててめくったのですけれども、私は後からその女性にこっぴどくどやしつけられたのでありました。いやあ、悪いことをしました・・・。


以来、譜めくりをする日の翌日には試験を入れないようにしております。(ウソです。)

  
  

ジョルジュ・プルーデルマッハーさんにお会いしました。

投稿者:ひよこちゃん


先週辺りからすっかり夏ですね。暑くて倒れそうです。
夕立もスコールみたいですし、東京はいつの間にか熱帯雨林気候になってしまったのですね。


さて、今年の夏に初めての試みとして行う「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会」、今日はこの苛酷な?公演で全32曲を演奏する、パリの巨匠ジョルジュ・プルーデルマッハー氏にお会いしました。そうです、念願のひよこちゃんinパリ!ではなくて、プルーデルマッハー氏、現在来日中なのです。今週末の土曜日13日に紀尾井ホールでヴァイオリニストのボリス・ベルキン氏とのデュオ・リサイタルに出演されるのです。
今回数日間、東京に滞在されて、また一旦帰国し、来月に再来日、という訳で、その辺りのヴィザ関係のことをコチョコチョするべく、私ひよこちゃん、ご挨拶も兼ねて、彼が滞在するホテルまでお迎えにあがり、東京入国管理局までご同行いただいたのでした。


ホテルのロビーで面識のない方を待つというのは、いささか居心地が悪いもので、だんだんと緊張してきていたら、ご本人らしき方が登場!確認のために話しかけようとしたその時、一瞬先にプルーデルマッハー氏が口を開き「○○(←私の苗字)さんデスカ?」とお上手な日本語!予想外の展開に面喰らっていると「プルーデルマシェーです」と自己紹介まで先を越されてしまいました。
(※氏のファミリーネームのスペルはPludermacherで、これはドイツ語読みで「プルーデルマッハー」、フランス語だと「プルーデルマシェー」になります。)


相手の方が日本語が喋れるというのは大変心強いです。私が英語でなんと言っていいか分からなくても、日本語で話せば通じるかも知れないのですから。ハハハ(乾いた笑い)
どのくらいプルーデルマッハー氏が日本語を喋れるかというと、私が間抜け面で「日本語お上手ですね」と言うと、「いえいえ、そんなコトありません。ちょっとだけデス。」と紳士的に日本語で返して下さるくらいです。小心者の私もすっかり安心して気が大きくなったので、移動のタクシーの中で色々と(英語で)お話しさせていただきました。夏のベートーヴェン・チクルスの話、それに向けてのいくつかのリクエストについてもお話しをうかがい、その他「美味しいお好み焼き屋さん知らないかい?」やら「築地のオークション(せりのこと)は楽しかったよ」やら、約1時間半ほどですが、ポンポンポンポンと話題は飛んでいきました。


入管では彼のヴィザの職業欄に書かれた"Entertainer"(エンターテイナー)という文字を指さしながら、「土日に1日2公演でベートーヴェンのソナタを演奏するというのは、とても大変だけど、"Entertainer"らしくお客様を楽しませられるように頑張るよ。でも、ピアノを弾くしかできないけどね、そもそも"Entertainer"って何なんだろうね?でも、こう書けって(大使館で)言われたんだよ」云々、これほどのキャリアを積んでいる方でもやはりベートーヴェンのソナタを全曲演奏するというのは、特別なものがあるようです。「3週間近く滞在するけど、ベートーヴェンのソナタを全曲演奏することを考えたら、コンサートが終わる日まではたぶん練習以外ほとんど何もできないだろうね。だから、僕はコンサートが終わった9/2からとても忙しいよ。帰国するまでに買い物やら人に会うやら沢山行くところがあるんだ」と笑っておりました。


彼はとても柔らかな雰囲気をもった方ですが、音楽に対して、真摯に向き合うことはもちろんのこと、表面の柔らかさの陰に強い覚悟をもった方のように感じます。この人はきっと全身全霊をかけてリサイタルに、そしてベートーヴェンの音楽に臨んで下さるだろうと、別にわざわざそんなことを口に出さずとも伝わってくる印象がありました。
いやあ、夏のコンサート、暑くて大変そうだと思っていたけれど、楽しみになってきました!今回8公演セット券で完売したので、できるだけ多くの方に「全出席」をしていただこうと、現在アレコレ検討中でございます。お買い求めいただいたお客様には、できるだけ「一瞬たりとも」見逃さず・聴き逃さずを目指していただきたいものです。
 
  

アンドレアス・ショルのこと

投稿者:ヤマネ

ドイツのカウンターテノール、アンドレアス・ショルのチケットを発売しました。おかげさまで券売は大変好調です。

 

友の会でも5,000円と、当事業団の主催するリサイタル公演では比較的高額な部類に属しますが、さらにはカウンターテノールの公演は「チケットが売れない」というジンクス?もございますが、発売開始から3日間で、残席70枚(全470席です)を切りました。ありがとうございます!

 

写真をご覧いただければお感じになると思いますが、この方は、目の前をふらーっと歩いていても絶対に気づかなそうな、普通のおじさんです。写真がそんな感じなんでしょ、本物はそら違いますでしょう、と、思われるかもしれませんが、いやー、普通の、ふっつーの、おっちゃんです(強調しすぎ?)。いいひと。

 

前回(約3年前)も武蔵市民文化会館でだけ、歌って帰りました。その時、タクシーの中などでいろいろとお話をさせていただきましたが、偉ぶったところなど1ミリもない、フランクな方で、ハハハ、アハアハ、キシシシ、などと笑って過ごしました。だが舞台で歌い始めるとその凄さに驚いて椅子からステテテンテンと転げ落ちること請け合いです。

 

参考までにyoutubeの映像を貼り付けておきますので、一度ご覧下さい。デッカ・クラシックスのプロモーションビデオです。

 

いやー、みれば見るほど、普通のおじさんですなー(しつこい?)。でも、声も美しく無理もなく、単刀直入に、うまいんです。本当に。

 

前回のリサイタル公演ではNHKによるテレビ収録がありましたが、現場のディレクターの方が驚嘆して「いやー、彼は本当の傑物ですね。稀にみる逸材だっ!!」と何度も繰り返し絶賛されていたのをよく覚えております。

 

そんな天才に触れる機会、ぜひお見逃しなく!ショルを聴くチャンスは、残り70名様限定です。お急ぎ下さい!(・・と煽ってみたり)

 

■ 10.12(土)19:00  アンドレアス・ショル リサイタル詳細&チケット:

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/06/post-208.html

 

 

夏休み、パントマイムに出会う

投稿者:I.D

本日6/29日は、親子のための特別公演の発売日でした。おかげさまで3公演すべて即日完売となりました。誠にありがとうございました。

 

さて、7月29日にも子供も大人も楽しめるパントマイム公演「ミミリチ」があります。0歳から入場可能で、3歳未満はひざ上鑑賞無料です(3歳以上有料)。

 

ミミリチは、ウクライナのキエフを本拠地とするパントマイム・グループ。1960年代にソ連のクラウン芸に革命を起こし、夭折した伝説の天才エンギバーロフを師とし、20以上の世界各国のコンクールに次々に優勝、入賞する“すご腕”集団です。1990年代より、前身の「ミミクリーチ」としても何度か来日しており、その舞台を覚えている方もいるかもしれません。

 

今回の演目は、「ペーパー・ワールド」。その名の通り、“紙”を徹底的に使ったステージとなります。この世界を闊歩するクラウンは3人。

 

“お掃除屋”

オレンジ色の鼻が特徴。頭から2本のしっぽのようなものが出ている。キレイ好きな彼はゴミを見つけたら掃除をせずにいられない。

 

 

 

 

“もの書き”

青い眼の周りがチャームポイント。鼻に×の絆創膏がついている。彼にとって紙は自分の思いを伝えることができる大事な友達。

 

 

 

 

“Mr.グリーン”

緑色の鼻と口。ストレートの髪の毛は肩にかかるほどのびている。いたずら好き。彼は紙については、あまり気にしていないようだ。

 

 

 

このアナーキーな3人が“紙”の可能性を追求します。吊してみたり、映してみたり、破ってみたり。紙は彼らのアドリブの宝庫となります。大人もいつしか子供の心にかえる、“マイムの真髄”ともいえるミミリチの「ペーパー・ワールド」をお見逃しなく!

ミミリチ 公演詳細情報

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/03/post-170.html