躍進するipad楽譜

投稿者:ヤマネ

昨日ひよこちゃんがフォルマッジャの事を書いていたのに、時系列を乱してしまいますが、私としては、その前の20日(木)に演奏したピアニスト、ゲルシュタインの事を書いてみたい。むしろ書き尽くしたい。


ゲルシュタイン、ipadを楽譜として使用していました。とはいえ、実際に使っていたのは、ナッセンの作品だけ。折角なので写真を撮ってみました(下の写真。クリックすると拡大します)。左の黒い長方形の物体がページめくり用ペダルですね。ケーブルで繋がっている小さな長方形、それがwifiの器具である、と。これを左足で踏みますと、ページが進むのであります。ゲルシュタインの曰く「ペダルの左側に、テキトーに置いてくれ給へ」。



どういう曲で使用するのか、と尋ねれば、それは現代音楽と室内楽だ、という。なるほど確かに室内楽でも使えますね。譜めくりさんが不要と言うことになり・・・これは便利。


もう2年以上使っている、クラシック音楽のミュージシャンとしては、かなり早くから使っている方に属するはずである、云々。ナニナニ?私の生徒であるところのデニス・コジュヒンも先日武蔵野で使用していたのであるか?ははあ、そうであろうそうであろう、私が薦めたのだ、云々。


でも、怖くないッスか、ほら、フリーズ(画面が固まって動かなくなること)したり、データが飛んだらどないします?という質問に対してはさすがに一瞬間が空きましたが、でも、譜めくりの人が間違ってめくったらどうする?と返ってきました。まあ、2年使ってて1度も問題が無かったということでしょうね。技術の進歩万歳!


それにしても、ゲルシュタイン、うまかったですね。今後日本でゲルシュタインの名前を聞く機会も増えるかも知れません。


  

ダニロという男

投稿者:ひよこちゃん


さて、本日は19:00から「ダニロ・フォルマッジャ テノール・リサイタル」がございます。彼は武蔵野文化事業団が独自に招聘しており、今日のコンサートのためだけに来日し、明日には帰国予定です。なかなかユニークな男です。
成田空港からの道中、突然誰かに誰かに喋りかけていたので、「ん、なんか呼ばれた?」と思って彼の方を見たら、外の車に話しかけていました。これはその後、何度かあり、少し車線をはみ出しているトラックを「ソリーソリー」と言いながら手で押し返すジェスチャーをしてみたり、渋滞に巻き込まれたのですが、なるほど退屈しない時間でした。


また、彼はとても日本びいき。「時間がきっちり、規則はきっちり守られる、なぜイタリアではこうならないのだろうか」、と。一般的に抱かれているイタリア人のイメージよりはお堅めのナイス・ガイ。ちなみに彼の愛車は10年近く乗っているというトヨタ・プリウス。「ニッサンなどの車もいいと思ったが、プリウスがしっくりきたんだ。まあ、僕よりもワイフの方が乗るんだけどね。僕の車は、飛行機に、電車、そしてバス。ディス・イズ・マイ・ライフ(これが僕の人生だ)」と、世界中を飛び回るアーティストらしい一面もうかがえました。


「日本で歌うのはとても素晴らしい体験だ。これまで何度かオペラ・ハウスと来日して歌ったが、お客さんの熱気を感じられる。お客さんが楽しんでくれているのがわかって、僕らもノレるんだけど、イタリアではそうはいかない。お客さんがみんなこんな感じなんだ(と言ってちょっと白目のジェスチャー)。だから、今回のリサイタルもとても楽しみだ。マネージメントからオファーを聞いて即決したよ。大切なのはお金じゃない、人なんだよ。日本のお客さんの前で歌えるなんて、こんな素晴らしいことはそうないさ」との意気込みのコメントもいただいておりますし、どうぞ皆様お楽しみに!


ピアニストの斎藤さんとのリハの様子を見ていても楽しそうに歌っておりますので、お客様もどうぞ肩肘の力を抜いて、お楽しみいただければと思います。ただし、プログラムは歌のリサイタルにしては長めです。有名なオペラ・アリアからイタリア歌曲、そしてマーラーの「大地の歌」(の抜粋)まで!(詳細はこちらの公演詳細ページをご覧下さい。)
たぶん休憩込みで2時間くらいです。どうぞ、夜9時頃までごゆっくりお楽しみください。
 
 
「ダニロ・フォルマッジャ テノール・リサイタル」公演詳細はこちら
 
 

この人が聴きたい Part 2

投稿者:ラピスラズリ

先日、とても素敵なママさんにお会いしました。颯爽としたパンツ姿で赤ちゃんを抱っこしてスイング寄席にいらした、女流講談師の「日向ひまわりさん」です。ちょっとだけお話させていただいたのですが、そのお人柄のチャーミングなこと。「この子は置いてきたかったのに、お昼寝してくれなくて連れて来ちゃいました」って。ママの気持ちよくわかりますよ。何か企てていると、赤ちゃんは置いていかれるのを感じるのでしょうか、なかなか眠ってくれない・・出かける時刻は迫る、迫る・・・・そしてママの負け!!そこで一緒にお出かけとあいなる。


ホントに朗らかなママ。お名前の通り、周りを明るくして下さいます。


ということで、お待たせしました、「日向ひまわり、9月29日(日)“松露寄席”に再登場!」です。この方が語る講談ってどんなかしら?是非とも聴いてみたい。講談になじみの薄い私も、期待感で一杯です。35名様限定のお席、毎回大人気で完売必須。発売日は来る6月20日、お早めにご予約をどうぞ。


http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/25.html


ちなみに松露寄席当日、お子さんは残念ながら(?)お留守番の予定だそうです。


ママさんといえば“アンナ・ヴィニツカヤ”のパワフルぶりについてヤマネ氏が触れておりますが、そのピアノ演奏はほんとうに感動的でした。演奏後、楽屋で拝見した様子はリラックスして、小柄なとても可愛らしい方でした。来月、二人目の出産を控えていても自然体な演奏活動をされていて、頼もしい素敵なママです。こんなママさんたちを心から応援したくなります。


梅雨、うっとうしいですね。こんな季節、色々なお野菜を甘酢に漬けてピクルスを作って保存しています。定番はきゅうり、にんじん、かぶ、セロリなど。変化球でカリフラワーやラディッシュ、そして茗荷も。甘酢はオリジナル。好みで酢加減し、甘さを調節して漬けます。冷蔵庫で冷やしておいて‘シャキシャキ’っとサラダ感覚で。すっきり、さわやかな気分になること請け合い!お弁当にもどうぞ! お勧めは出盛りの新生姜。お試しあれ。

 

"船乗り合唱団"リーダーへのインタビュー

投稿者:I.D

歌えヴァイキング!「ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイア」…、と言われても多くの方は、なんのことだかピンとこないと思います。

では、本日はストーム・ウェザー・シャンティ・クワイアの創設者のホーコン・ヴァトレさんにお話を伺ってみましょう。彼は船歌のリーダーであり、ノルウェーの大型帆船SS Statsraad Lehmkuhl 号で長年勤務していた正真正銘の船乗りでもあるのです。

 

-- “シーシャンティ”って、どんな歌?

ホーコン・ヴァトレ:シャンティは、船乗りの歌の一部であり、とりわけ偉大な日帆船(大きな帆船)の労働歌として使用されます。帆船で行う仕事によって、(例えば、長距離航海、短距離航海、帆船のロープ をたぐりよせる時に歌うシャンティ、いかりを巻き上げる時のシャンティ、出港または帰港の時のシャンティ、等々…)シャンティにはさまざまな種類があります。

船乗りの歌は航海にはとても重要なもので、昔から「歌のある船は、幸せの船」と言われています。もし航海中に歌がないとしたら、それは悪いニュースです! 船唄の歌い方は、まずリーダーであるシャンティマン(キャプテン)がソロで歌って、その後、他の乗組員が繰り返し部分(リフレイン)に加わるのがスタンダードなスタイルです。 シャンティマンは航海においてとても重要な役割を担っているのです。 「シャンティマンは、金と同じ価値がある」と言われ、航海中 船員の士気を保ち続ける役割を果たします。 また、良いシャンティマンはロープを引く10人の船員と同じ価値があるとも言われています。

 

-- シャンティの魅力って?

シャンティの魅力は、とてもシンプルで、良い曲を生声でうたうところにあると考えています。そして同じフレーズを何度も繰り返すので覚えやすい。実際何より 100年以上も歌い継がれていることが、良い歌であることの証です。厳しい航海を乗り越えるには良い曲でなければならなかったのです。

 

--“ヴァイキング”とは何ですか?

ヴァイキングは8世紀終わりごろから11世紀中頃の探検家、戦士、商人、海賊、商人のことを言い、ヨーロッパ、アジア、北大西洋の国々の地域に定住しました。 ヴァイキングは、西はコンスタンティノープルやロシアのボルガ川、東はアイスランド、グリーンランド、ニューファンドランドまで長い船で移動しました。

一般的に‘バイキング’は‘海賊’を意味しますが、スカンジナビアでは、スカンジナビアからの侵略者のことを指す言葉として使われています。ノルウェーのヴァイキングの歴史は非常によく知られています。

 

--“海のフォークソング・フェスティバル”について教えてください。

海のフォークソング・フェスティバルは、私達もブレーメン(ドイツ)とRomanshorn(スイス)で出演したシャンティ(船唄)フェスティバルです。他のフェスティバルと違うところは、全てのフェスティバル会場とライブ会場で演奏することです。

私達の大きな目標は、若い世代の人たちに継承されてきた伝統的な船歌を継承することです。すべての年齢の人々と、幸せな時間を共有することはかけがいのないことだと思っています。元気な若い世代の人から、小さな子供やお年寄りに向けて音楽を届けます。シャンティは良い曲なので、どこに行っても大丈夫!

 

-- メンバーが住んでいるのはどんな場所?

ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイアのメンバーのうち5人はストッドという島に住んでいます。ノルウェーのHordalandにある人口2万人の小さな市町村です。 ストッドの中には海岸線、フィヨルド、森、農地や山間部などが豊かにあり、“ミニチュアのノルウェー”と呼ばれています。 メンバーのひとりは、ストッドから約60キロ南のHaugesundに住んでいます。

 

 

10月4日(金)ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイア(動画もあります。)

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-195.html

 

 

使う機会がないのがなによりですが...

投稿者:あ・と・お
 
 
今週の火・木は、文化会館では催し物が入っていません。何にもやってないのか…いえいえ、そんなことはありません。今回は消防設備の保守点検をやっているんです。館内にある消火栓・消火器などはもとより、非常放送設備なども含めて、専門業者さんにより年1回定期的におこなっています。
 
これにあわせ、毎回、全職員で消防設備の取り扱い方法の訓練をやっています。また、今回は、AEDの使用方法、三角巾を使っての応急手当の実習などもおこないました。これは、事務所の職員だけでなく、舞台、警備、駐車場、建物管理のスタッフさんから清掃さんまで参加して研修を受けました。
 
写真は、みんなで三角巾の使い方を実習しているところです。1枚の三角巾だけで、腕や脚を固定したりする優れものです。
 
この研修のほかにも、救急救命や自衛消防の講習会を外に受けに行って、資格を取ったりもしています。
 
今回習ったことを実際に使う機会がないことが何よりですが、万が一の時に備えつつ、お客様をお迎えしています。
 

ヴィニツカヤのリサイタル

投稿者:ヤマネ

先日のヴィニツカヤのコンサートは、とても盛り上がりましたね。演奏も繊細で、パワーに満ちていて。ベルガマスク組曲のメヌエットでは、ハッとさせられ、ぞわっ、と鳥肌のたった瞬間がありました。


さて、会場に居られた方はお気づきになられたと思うのですが、間もなくお子様がお生まれになるそうです。かなりお腹が出ていましたので、最初、おっと、と思われた事でしょう。お二人目だそうです。


しかし、あれだけのお腹で、12時間ほど飛行機に乗って、7時間も時差のある国に来ようというのですから、たいしたものです。ただ来るだけではなくて、ピアノを弾く、という「強度の緊張を伴う」行為をするのですから、なおさら感心してしまいました。


すごいですね。やはり大陸の方はおおらか・・・・というか、まあそれだけではないでしょう。そもそも身体のつくりも違うのでしょうか。あんなにパワフルに演奏して、おなかの子にさわりがあったりはしないのだろうか、というのは考えすぎでしょうか。ちなみに、公演の前は武蔵野市民文化会館の前の道をふらふら~っと歩いたりしていたそうです。やはり歩くのが身体によいのでしょうか。


とまれ、私はそんな身重な彼女の演奏を聴き、振る舞いを見て、もっと強くならなければいけないな、と痛感致しました。個人的には「~ねばならない」といった考えはあまり好きではないのですが、このときは素直に、そのように感じました。


私たちは今、ご存じの通り、体制が代わり、世代交代、分岐点に立っております。今後、武蔵野文化事業団をより良い方向へと進ませることが出来るよう、強く、彼女のように強く、しっかりと立たねばならないな、と痛感したのです。


そんな意味で、力と、考えるきっかけをくれたアンナ・ヴィニツカヤさんに、私は感謝しております。ですので、ここで一句:ヴィニツカヤ/ああヴィニツカヤ/ヴィニツカヤ。・・・・傑作が、出来た!!(ウソ)

  

この人が聴きたい

投稿者:ひよこちゃん


本日先ほどまで、スイングホールで三遊亭小遊三師匠の会の方についておりました(スイング寄席)。本日もたくさんのご来場ありがとうございました。手前味噌ではありますが、会場が大盛り上がりで良い会だったなあと感じております。桂伸治師匠が高座でマクラの折に仰っていましたが、笑いって良いですね。心がすっきりします。私も落語会の時は、たとえ仕事中でも影でひとり笑っております。ははは。


明日6月2日(日)は武蔵野文化事業団6月の第1回発売日ですが、明日は隅田川馬石師匠の独演会を発売致します。武蔵野芸能劇場を会場に、芝居噺や人情噺を得意とする馬石師匠が、三遊亭圓朝・作の大ネタ『鰍沢(かじかざわ)』を口演します。
 
 
芸能劇場は私が働き始めた時からずっと、「落語にぴったりの小屋」と感じており、今後は芸能劇場での落語会を増やしていきたいなと考えているので、馬石師匠はちょうどトップバッター的な感じでしょうか。


東西700人(でしたっけ?)ほどいると言われている落語家の中から、今回、馬石師匠に「独演会をぜひ!」とお願いしたきっかけは、初めて師匠の高座を拝聴した際に、馬石師匠が噺に入った後で盛大に噛んでしまい、客席の笑いを誘っていたのですが、その時のリカバーの見事さに感嘆し、「嗚呼いつかこの人とお仕事がしてみたい」と思った時でした。
噛んでそこで一気にしらけてしまうというのは、よくあることなのですが、そうならずに、噛んで言い損ねた部分も、そのリカバーも、「当然そうあるであるはずの芸」といったような感じで、自然に進めていく様をかっこいいなと思ったのですね。それ以来、意識して高座に足を運ぶ噺家さんの1人です。


馬石師匠の高座で私がいいなと思うのは、そのなめらかな語り口、そして、大げさになりすぎない、それでいてドラマティックで懐の深さを感じさせてくれるところでしょうか。ハイテンションで力ずくで笑いをとりにくるという芸も、それはそれでかなり笑えて好きなのですが、馬石師匠の高座は聴いてて飽きがきたり疲れたりすることがなく、「ずっとこの人の語りを聴いていたい」と思わせてくれるものだと思いますので、今回初めて武蔵野に出ていただきますので、武蔵野寄席やスイング寄席、松露寄席などによく足を運んで下さっている方も、落語はあんまり聴かないという方も、そして馬石師匠のファンだという方ももちろん、ぜひ聴いていただきたいと思います。


隅田川馬石師匠の独演会は9月17日(火)19:00開演です。
予約開始は明日の午前10時から!多くの方のご予約をお待ちしております!
 
 
「隅田川馬石独演会」公演詳細:http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-198.html


※追記(6/3):昨日の売り出しで早速完売となりました。皆様ご予約ありがとうございます。あまりにも早く完売したことに、いささか驚きを隠せずにおりますが、ひよこちゃん嬉しくてぴよぴよと泣く思いでございました!
 
 

バシキール民族舞踊団

投稿者:I.D

6月2日より、ロシア連邦バシコルトスタン共和国の「バシキール民族舞踊団」を発売いたします。

 

地図をひろげて、「ロシア連邦バシコルトスタン共和国はどこですか」と言われた時、迷わず「ここです!」と即答できる方は、かなり筋金入りのロシア好きか、地図好きじゃないでしょうか。私はロシアも地図も好きなのですが、「ふーむ、ロシアのどこかだよね…(当たり前)、バルト三国やカムチャツカのあたりではなさそうな…、中央アジアのほうかな…」という感じでした。

 

どうもウラル山脈の南のほうにあるようです。広大な草原、透き通った川や湖のある美しい国だとのこと。ここに住んでいる「バシキール人」である振付家ファイジー・ガスカロフが1939年に創設したのが「バシキール民族舞踊団」です。

 

ガスカロフは1912年生まれ。1932年にボリショイ劇場附属の舞踊学校に入学、ロシア民族舞踊の巨匠イーゴリ・モイセーエフに師事し、多大な影響を受けます。モイセーエフもガスカロフを自らのバレエ団のソリストに起用したり、振付アシスタントをさせたりとかわいがり、一緒に活動し続けることを求めました。

 

しかしガスカロフは祖国バシキールの民族舞踊への情熱を断ちがたく帰郷。バシキールの人々の生き方、民俗学、風俗学などを徹底的に調査し、その成果を100作以上の舞踊へと結実させます。「バシキール民族舞踊団」はまさに、ガスカロフの情熱の結晶なのです。

 

さて、それがどんな感じの踊りなのか、というと動画を見ていただくのが一番ですね。“民族舞踊”“フォーク・ダンス”というと村の素朴な踊りを想起してしまいますが、彼らのダンスは民族性に、確かなテクニックとエンターテイメント性が加わった見応えのあるもとなっています。

 

 

 ↑38秒あたりからダンスが始まります。↑

 

「国立バシキール民族舞踊団」

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-194.html

 

 

 

お近いのがお好き

投稿者:あ・と・お
 
珍しく、続けてのブログです。
 
ここ4日間、スイングホール公演が続きます。昨日(5/30)の「ジャズ・スイング・スターズ」、本日(5/31)の「ジャズ・オールスターズ」、6/1「三遊亭小遊三のスイング寄席」、6/2「マイク・モレノ・カルテット」。
 
それに合わせるかのように(合わせている訳では絶対ないはずです…)、武蔵境駅がちょっと新しくなりました。5月29日に高架下に新しく商業施設nonowa(ノノワ)がオープン。「武蔵野のわ『輪・和』になりたい」というところからのネーミングだそうです。スーパーマーケットやパン屋さんなどが入っています。
 
nonowa武蔵境
 
これにともない、武蔵境駅には“nonowa 口”という新しい改札ができました。立川寄りで、スイングホールへはこちらの改札のほうが近くて便利です(ただし、SuicaなどICカード専用の改札)。改札を出るとすぐ目の前がスイングホール。
 
JR武蔵境駅
 

ドキドキ

投稿者:あ・と・お

一昨日(24日)は「夏の特別コンサート」のチケット発売日でした。発売日は、われわれにとってドキドキの日です。どれも自信をもって売り出すのですが、果たして実際どれぐらいお客さまから反応があるものなのか、何度経験しても発売開始の時間が迫ってくると心配になってきます。いざ10時を過ぎて、どんどん予約が入ってくると、ほっと一安心。逆に、撃沈してガーンなんてこともあります。

 

今のところ、おかげ様で売れ行き好調で、一昨日売り出したものもジョルジュ・プルーデルマッハーの4日間8回でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を弾くという演奏会と、ジャズのダニー・グリセット・トリオ公演は、完売いたしました。もうひとつ、「真夏の夜のバロック」と銘打ったパイプオルガンとバロック・ダンスの公演、こちらもチケットはまだありますが、たくさんのご予約をいただいて、早くも残り80枚を切る勢いです。たくさんの方が申し込んでくださるのは、本当にありがたいことです。

 

その「真夏の夜のバロック」、タイトルから皆さまは何を思い浮かべられるでしょうか?シェイクスピアの「真夏の夜の夢」、はたまた「真夏の夜のジャズ」という映画でしょうか。夏の公演のタイトルは、まあ、そのあたりから拝借しました。「真夏の夜のジャズ」は1958年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルの模様を収めた名ドキュメンタリーですね。サッチモことルイ・アームストロング、アニタ・オデイ、ダイナ・ワシントン、セロニアス・モンクなどなど、錚々たるジャズ・レジェンド達が次から次へと出てきます。まだご覧になってない方は、ぜひご覧になってみてください。

 

さて、本題に戻って、「真夏の夜のバロック」のほうは、バロック・ダンスがテーマのひとつです。プログラムなどでよく目にするメヌエット、アルマンド、クーラント、サラバンドなどは、ご存知の方も多いかと思いますが、全部、舞曲のリズムで書かれているんですね。絶対王政時代のバロック期には、ヴェルサイユなどヨーロッパの宮廷でダンスが大変もてはやされ、ルイ14世もかなり熱を上げていたそうです。自身も太陽神アポロンに扮して踊った記録が残っており、王立舞踊アカデミーも設立しています(このアカデミーの流れは、現在のパリ・オペラ座バレエ学校へとつながっていきます)。このあたりのことは「王は踊る」という映画にもなっていますね。ルイ14世につかえ、ヴェルサイユで活躍したジャン=バティスト・リュリ(夏のプログラムにも、この人の作品が入っています!)が主人公で、当時の宮廷の様子がよく描かれています。リュリは、演奏会で指揮をしている最中に、指揮棒(というか、当時は杖のような大きなものだったのですが)で、誤って足を打ち、その怪我がもとで亡くなったことでも知られていますね。ちなみに、映画での音楽はラインハルト・ゲーベルが監修しています。この映画もまだの方、ぜひ一度ご覧になってみてください。

 

そして、何を隠そう、実は、私、昔ちょろっとだけですが、バロック・ダンスを踊ったことがあるんです。一度はカルチャーセンターの講座に誘われて(男性が足りないとかで)、もう一度はバロック・ダンスを使った創作公演で、“その他大勢”役でしたが、ちゃんと衣裳も着させてもらって出ました(まあ、こちらはほとんど立っているだけでした)。そういえば、大学で社交ダンスのクラスも1学期間取ったな。意外とダンス好きだったりして。いえいえ、そんなことないんですけど。もちろん、今度の夏の公演に、私は出たりしません。

「真夏の夜のバロック」を、お楽しみに!

 

「真夏の夜のバロック」 大塚直哉(オルガン)&市瀬陽子(バロック・ダンス)

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-191.html