使う機会がないのがなによりですが...

投稿者:あ・と・お
 
 
今週の火・木は、文化会館では催し物が入っていません。何にもやってないのか…いえいえ、そんなことはありません。今回は消防設備の保守点検をやっているんです。館内にある消火栓・消火器などはもとより、非常放送設備なども含めて、専門業者さんにより年1回定期的におこなっています。
 
これにあわせ、毎回、全職員で消防設備の取り扱い方法の訓練をやっています。また、今回は、AEDの使用方法、三角巾を使っての応急手当の実習などもおこないました。これは、事務所の職員だけでなく、舞台、警備、駐車場、建物管理のスタッフさんから清掃さんまで参加して研修を受けました。
 
写真は、みんなで三角巾の使い方を実習しているところです。1枚の三角巾だけで、腕や脚を固定したりする優れものです。
 
この研修のほかにも、救急救命や自衛消防の講習会を外に受けに行って、資格を取ったりもしています。
 
今回習ったことを実際に使う機会がないことが何よりですが、万が一の時に備えつつ、お客様をお迎えしています。
 

ヴィニツカヤのリサイタル

投稿者:ヤマネ

先日のヴィニツカヤのコンサートは、とても盛り上がりましたね。演奏も繊細で、パワーに満ちていて。ベルガマスク組曲のメヌエットでは、ハッとさせられ、ぞわっ、と鳥肌のたった瞬間がありました。


さて、会場に居られた方はお気づきになられたと思うのですが、間もなくお子様がお生まれになるそうです。かなりお腹が出ていましたので、最初、おっと、と思われた事でしょう。お二人目だそうです。


しかし、あれだけのお腹で、12時間ほど飛行機に乗って、7時間も時差のある国に来ようというのですから、たいしたものです。ただ来るだけではなくて、ピアノを弾く、という「強度の緊張を伴う」行為をするのですから、なおさら感心してしまいました。


すごいですね。やはり大陸の方はおおらか・・・・というか、まあそれだけではないでしょう。そもそも身体のつくりも違うのでしょうか。あんなにパワフルに演奏して、おなかの子にさわりがあったりはしないのだろうか、というのは考えすぎでしょうか。ちなみに、公演の前は武蔵野市民文化会館の前の道をふらふら~っと歩いたりしていたそうです。やはり歩くのが身体によいのでしょうか。


とまれ、私はそんな身重な彼女の演奏を聴き、振る舞いを見て、もっと強くならなければいけないな、と痛感致しました。個人的には「~ねばならない」といった考えはあまり好きではないのですが、このときは素直に、そのように感じました。


私たちは今、ご存じの通り、体制が代わり、世代交代、分岐点に立っております。今後、武蔵野文化事業団をより良い方向へと進ませることが出来るよう、強く、彼女のように強く、しっかりと立たねばならないな、と痛感したのです。


そんな意味で、力と、考えるきっかけをくれたアンナ・ヴィニツカヤさんに、私は感謝しております。ですので、ここで一句:ヴィニツカヤ/ああヴィニツカヤ/ヴィニツカヤ。・・・・傑作が、出来た!!(ウソ)

  

この人が聴きたい

投稿者:ひよこちゃん


本日先ほどまで、スイングホールで三遊亭小遊三師匠の会の方についておりました(スイング寄席)。本日もたくさんのご来場ありがとうございました。手前味噌ではありますが、会場が大盛り上がりで良い会だったなあと感じております。桂伸治師匠が高座でマクラの折に仰っていましたが、笑いって良いですね。心がすっきりします。私も落語会の時は、たとえ仕事中でも影でひとり笑っております。ははは。


明日6月2日(日)は武蔵野文化事業団6月の第1回発売日ですが、明日は隅田川馬石師匠の独演会を発売致します。武蔵野芸能劇場を会場に、芝居噺や人情噺を得意とする馬石師匠が、三遊亭圓朝・作の大ネタ『鰍沢(かじかざわ)』を口演します。
 
 
芸能劇場は私が働き始めた時からずっと、「落語にぴったりの小屋」と感じており、今後は芸能劇場での落語会を増やしていきたいなと考えているので、馬石師匠はちょうどトップバッター的な感じでしょうか。


東西700人(でしたっけ?)ほどいると言われている落語家の中から、今回、馬石師匠に「独演会をぜひ!」とお願いしたきっかけは、初めて師匠の高座を拝聴した際に、馬石師匠が噺に入った後で盛大に噛んでしまい、客席の笑いを誘っていたのですが、その時のリカバーの見事さに感嘆し、「嗚呼いつかこの人とお仕事がしてみたい」と思った時でした。
噛んでそこで一気にしらけてしまうというのは、よくあることなのですが、そうならずに、噛んで言い損ねた部分も、そのリカバーも、「当然そうあるであるはずの芸」といったような感じで、自然に進めていく様をかっこいいなと思ったのですね。それ以来、意識して高座に足を運ぶ噺家さんの1人です。


馬石師匠の高座で私がいいなと思うのは、そのなめらかな語り口、そして、大げさになりすぎない、それでいてドラマティックで懐の深さを感じさせてくれるところでしょうか。ハイテンションで力ずくで笑いをとりにくるという芸も、それはそれでかなり笑えて好きなのですが、馬石師匠の高座は聴いてて飽きがきたり疲れたりすることがなく、「ずっとこの人の語りを聴いていたい」と思わせてくれるものだと思いますので、今回初めて武蔵野に出ていただきますので、武蔵野寄席やスイング寄席、松露寄席などによく足を運んで下さっている方も、落語はあんまり聴かないという方も、そして馬石師匠のファンだという方ももちろん、ぜひ聴いていただきたいと思います。


隅田川馬石師匠の独演会は9月17日(火)19:00開演です。
予約開始は明日の午前10時から!多くの方のご予約をお待ちしております!
 
 
「隅田川馬石独演会」公演詳細:http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-198.html


※追記(6/3):昨日の売り出しで早速完売となりました。皆様ご予約ありがとうございます。あまりにも早く完売したことに、いささか驚きを隠せずにおりますが、ひよこちゃん嬉しくてぴよぴよと泣く思いでございました!
 
 

バシキール民族舞踊団

投稿者:I.D

6月2日より、ロシア連邦バシコルトスタン共和国の「バシキール民族舞踊団」を発売いたします。

 

地図をひろげて、「ロシア連邦バシコルトスタン共和国はどこですか」と言われた時、迷わず「ここです!」と即答できる方は、かなり筋金入りのロシア好きか、地図好きじゃないでしょうか。私はロシアも地図も好きなのですが、「ふーむ、ロシアのどこかだよね…(当たり前)、バルト三国やカムチャツカのあたりではなさそうな…、中央アジアのほうかな…」という感じでした。

 

どうもウラル山脈の南のほうにあるようです。広大な草原、透き通った川や湖のある美しい国だとのこと。ここに住んでいる「バシキール人」である振付家ファイジー・ガスカロフが1939年に創設したのが「バシキール民族舞踊団」です。

 

ガスカロフは1912年生まれ。1932年にボリショイ劇場附属の舞踊学校に入学、ロシア民族舞踊の巨匠イーゴリ・モイセーエフに師事し、多大な影響を受けます。モイセーエフもガスカロフを自らのバレエ団のソリストに起用したり、振付アシスタントをさせたりとかわいがり、一緒に活動し続けることを求めました。

 

しかしガスカロフは祖国バシキールの民族舞踊への情熱を断ちがたく帰郷。バシキールの人々の生き方、民俗学、風俗学などを徹底的に調査し、その成果を100作以上の舞踊へと結実させます。「バシキール民族舞踊団」はまさに、ガスカロフの情熱の結晶なのです。

 

さて、それがどんな感じの踊りなのか、というと動画を見ていただくのが一番ですね。“民族舞踊”“フォーク・ダンス”というと村の素朴な踊りを想起してしまいますが、彼らのダンスは民族性に、確かなテクニックとエンターテイメント性が加わった見応えのあるもとなっています。

 

 

 ↑38秒あたりからダンスが始まります。↑

 

「国立バシキール民族舞踊団」

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-194.html

 

 

 

お近いのがお好き

投稿者:あ・と・お
 
珍しく、続けてのブログです。
 
ここ4日間、スイングホール公演が続きます。昨日(5/30)の「ジャズ・スイング・スターズ」、本日(5/31)の「ジャズ・オールスターズ」、6/1「三遊亭小遊三のスイング寄席」、6/2「マイク・モレノ・カルテット」。
 
それに合わせるかのように(合わせている訳では絶対ないはずです…)、武蔵境駅がちょっと新しくなりました。5月29日に高架下に新しく商業施設nonowa(ノノワ)がオープン。「武蔵野のわ『輪・和』になりたい」というところからのネーミングだそうです。スーパーマーケットやパン屋さんなどが入っています。
 
nonowa武蔵境
 
これにともない、武蔵境駅には“nonowa 口”という新しい改札ができました。立川寄りで、スイングホールへはこちらの改札のほうが近くて便利です(ただし、SuicaなどICカード専用の改札)。改札を出るとすぐ目の前がスイングホール。
 
JR武蔵境駅
 

ドキドキ

投稿者:あ・と・お

一昨日(24日)は「夏の特別コンサート」のチケット発売日でした。発売日は、われわれにとってドキドキの日です。どれも自信をもって売り出すのですが、果たして実際どれぐらいお客さまから反応があるものなのか、何度経験しても発売開始の時間が迫ってくると心配になってきます。いざ10時を過ぎて、どんどん予約が入ってくると、ほっと一安心。逆に、撃沈してガーンなんてこともあります。

 

今のところ、おかげ様で売れ行き好調で、一昨日売り出したものもジョルジュ・プルーデルマッハーの4日間8回でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を弾くという演奏会と、ジャズのダニー・グリセット・トリオ公演は、完売いたしました。もうひとつ、「真夏の夜のバロック」と銘打ったパイプオルガンとバロック・ダンスの公演、こちらもチケットはまだありますが、たくさんのご予約をいただいて、早くも残り80枚を切る勢いです。たくさんの方が申し込んでくださるのは、本当にありがたいことです。

 

その「真夏の夜のバロック」、タイトルから皆さまは何を思い浮かべられるでしょうか?シェイクスピアの「真夏の夜の夢」、はたまた「真夏の夜のジャズ」という映画でしょうか。夏の公演のタイトルは、まあ、そのあたりから拝借しました。「真夏の夜のジャズ」は1958年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルの模様を収めた名ドキュメンタリーですね。サッチモことルイ・アームストロング、アニタ・オデイ、ダイナ・ワシントン、セロニアス・モンクなどなど、錚々たるジャズ・レジェンド達が次から次へと出てきます。まだご覧になってない方は、ぜひご覧になってみてください。

 

さて、本題に戻って、「真夏の夜のバロック」のほうは、バロック・ダンスがテーマのひとつです。プログラムなどでよく目にするメヌエット、アルマンド、クーラント、サラバンドなどは、ご存知の方も多いかと思いますが、全部、舞曲のリズムで書かれているんですね。絶対王政時代のバロック期には、ヴェルサイユなどヨーロッパの宮廷でダンスが大変もてはやされ、ルイ14世もかなり熱を上げていたそうです。自身も太陽神アポロンに扮して踊った記録が残っており、王立舞踊アカデミーも設立しています(このアカデミーの流れは、現在のパリ・オペラ座バレエ学校へとつながっていきます)。このあたりのことは「王は踊る」という映画にもなっていますね。ルイ14世につかえ、ヴェルサイユで活躍したジャン=バティスト・リュリ(夏のプログラムにも、この人の作品が入っています!)が主人公で、当時の宮廷の様子がよく描かれています。リュリは、演奏会で指揮をしている最中に、指揮棒(というか、当時は杖のような大きなものだったのですが)で、誤って足を打ち、その怪我がもとで亡くなったことでも知られていますね。ちなみに、映画での音楽はラインハルト・ゲーベルが監修しています。この映画もまだの方、ぜひ一度ご覧になってみてください。

 

そして、何を隠そう、実は、私、昔ちょろっとだけですが、バロック・ダンスを踊ったことがあるんです。一度はカルチャーセンターの講座に誘われて(男性が足りないとかで)、もう一度はバロック・ダンスを使った創作公演で、“その他大勢”役でしたが、ちゃんと衣裳も着させてもらって出ました(まあ、こちらはほとんど立っているだけでした)。そういえば、大学で社交ダンスのクラスも1学期間取ったな。意外とダンス好きだったりして。いえいえ、そんなことないんですけど。もちろん、今度の夏の公演に、私は出たりしません。

「真夏の夜のバロック」を、お楽しみに!

 

「真夏の夜のバロック」 大塚直哉(オルガン)&市瀬陽子(バロック・ダンス)

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-191.html

 

今年の夏、ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会

投稿者:ヤマネ

今年の夏、武蔵野文化事業団では、かつてない、思い切った公演をすることになりました。


会員の皆様のお手元にはDMが届いていることと思いますが、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会です。ベートーヴェンがその生涯に書き綴った全32曲のピアノ・ソナタを、ジョルジュ・プルーデルマッハーが4日間かけて演奏します。(8月24日[土]、25日[日]、31日[土]、9月1日[日]/各日13時〜、19時〜/各回とも休憩1回、約2時間予定)


プルーデルマッハーは、ご存じ、ベートーヴェンの全ピアノ・ソナタをフランスの音楽祭でライブ録音し、それが非常に高い評価を得た大家です。20世紀ヴァイオリンの巨匠ミルシテインに「ザ・ラスト・リサイタル」という、最後の演奏会のライヴCDがありますが、そのピアニストを務めたということでご存知の方もおられるかもしれません。


ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。録音は数多く世に出ていますが、いま現役で、しかもライヴで全曲を演奏出来る人は一体何人いるでしょうか?いや、単に全曲を弾くだけならばもしかすると、俺も私も、なんてことになるのかも知れませんけれども、お客様を唸らせ、感動させる演奏の出来る人はどれほどいるでしょうか。そういう意味でも非常に期待の公演だと思っております。


2週の土曜、日曜にそれぞれリサイタル2回分ずつ、計4日間8公演。プルーデルマッハー氏としても「問題ない」とのことでしたし、聴くほうとしましても「体力勝負」というほどきつくもありません。4日間ならワーグナー「指輪」と同じですねっ!!(ちょっと違うか・・・)


ともかく、一気にぎゅっと全曲を体験していただけますので、ベートーヴェンを「崇拝している」という方から「まあ好きなんだよね」ぐらいの軽い気持ちの方まで、幅広い方々にとって忘れ得ぬ体験となるに違いないと確信しております。


発売は今週の日曜日(26日)午前10時。全公演セット券を電話&ネットで発売致します。
セット券料金: ARTE友の会料金=7,500円(一般10,000円)


多くの方に聴いていただきたい!との思いで、チケット料金は低く設定いたしました(プルーデルマッハー氏ご本人と、氏の日本とフランスのエージェントにも計り知れないご協力をいただいております!!関係者各位に深く深く感謝しております)。


一回券はないの?とご質問を早くも受けておりますが、一回券の発売有無については、セット券の売れ行きを見て決定いたします。ただ、こんな稀有な演奏会ですから、一回や二回だけなんかではなく、皆様に全てを聴いていただき、ベートーヴェンという巨大な人間と対峙し、考える特別な機会としていただきたいです。


いろいろな思いを詰めた、夏ならではの特別な公演です。みなさまのご予約、お待ちいたします!!


■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会は「明日10時」発売!詳細は以下から:
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/05/post-189.html
  

  

新時代のオペラ

投稿者:ひよこちゃん


最近とみに暑くなってきて外出するのがとても億劫なのですが、こういうときに限って予定が入っている・・・。というわけで、昨日5/22、仕事後に渋谷のオーチャード・ホールで行われたボーカロイド・オペラ「The End」を観て参りました。ボーカロイドというのは皆様ご存知でしょうか?私はほとんど馴染みがありません。。まだ20代なので世代的には馴染みがあってもおかしくない、というかもっとアンテナを張っておくべきなのでしょうが。ものすごく簡単に言えば、何の曲でも歌ってくれる声のソフト、なのでしょうか・・・?


この「The End」はボーカロイドの中でも抜群の知名度・人気を誇る初音ミク(※写真のキャラクターです)が歌うというもので、国内外の先鋭的な電子音響作品を数多く作曲・リリースしている渋谷慶一郎氏が音楽を担当し、脚本・演出をチェルフィッチュの岡田利規氏が担当するというもので、それ以外は何の予備知識も入れずに好奇心の赴くまま拝見してきました。


いやあ、すごかったですね・・・。
公演は本日夜まであるので詳しくは書きませんが、空間を立ち上げる映像がものすごくかっこよく、ガンガン響き渡る音楽が骨を伝って全身を震わされました。有名な初音ミクの声は、個人的にはピンと来なかったのですが、なるほど確かに将来的にはこういった電子音楽×映像のようなバーチャルな舞台芸術がより一層発達することは間違いないだろう、と思わされる作品でした。
ただ、バーチャルとか未来とか言ってもやはりこの「The End」も"オペラ"だなと思わされたのは、この作品のコアな部分は、私たちが慣れ親しんでいるオペラと同様に、音楽×歌(詩)にあり、そこに視覚的な部分(この作品なら映像やデザインなど)が絡み合うという関係性に変わりはないなと感じたからです。


「The End」オーチャードでは今日までで、11月にはパリでも公演が決まったそうです。
私たちが日々慣れ親しんでいる文化・芸術作品の進化に思いを馳せ、その可能性の豊かさについて考えさせられる傑作だと思います。今夜お暇な方は、渋谷に足を運んでみるのもいいかも知れませんよ。
 
 

歌舞伎座へ。

 

お休みの日に新しい歌舞伎座へ行ってきました。

 

柿葺落五月大歌舞伎」公演の第三部、二幕目『京鹿の子娘二人道成寺』がお目当て。

坂東玉三郎と尾上菊之助が白拍子花子で共演しています。新装なった歌舞伎座の杮落し公演で連日盛況と聞いていましたが、運よくお得な幕見席チケットをゲット!歌舞伎好きの方はご存じのことと思いますが・・・幕見席についてはこちらをどうぞ↓

 

http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/makumi/index.php

 

二人の踊りの艶やかなこと!絶妙な掛け合いに息をもつかず、アッという間の1時間余り。幕が閉まるのが惜しく、ずっと観続けていたい~と思っちゃいました。「チョーン」という“析(き)”の鳴る音が響き、カーテンコールは無いの?このまま帰るの?と思ったほどでした。つい、いつもの癖で。

でも、歌舞伎は幕が閉まったら、これでお仕舞い!

アンコールの感動もいいけど、もう一度観たいと思わせる幕引きもいいものですね。

 

「道成寺はもう踊らない」と宣言した玉三郎が杮落しでその封印を解除。菊之助と玉三郎の新旧絶世の美女競演は見ておかなくちゃ損です。もう観られないかもしれないと思うと、観るのは「今でしょ!!」

 

 

さて、休日の朝は、フレンチ・トーストがいいですね。牛乳と卵を混ぜ合わせた液にパンを浸して、バターを溶かしたフライパンで両面を焼き、粉砂糖とメープルシロップをかけていただきます。ネーミング通り、フランスパンで作るのがオリジナル。硬くなったフランスパンを美味しく食べる知恵ですが、フレンチ・トーストが食べたくて、ついバゲット買っちゃいます。

蛇足ですが、『クレイマー・クレイマー』という、古い映画でダスティン・ホフマン演じる仕事人間の父親が、妻が家出してしまい、幼い息子と二人で作る初めての料理がフレンチ・トーストでした。涙・・・続きは映画をご覧くださいませ。

「NYハーレム・ジャズ・トリオ」のマーク・ホイットフィールド

投稿者:I.D

映画監督ロバート・アルトマンの作品に『カンザス・シティ』というのがありました。この映画は、本筋とは関係ないジャズの演奏シーンが全編に溢れていて、むしろこちらが主役となっている感もあります。ここに登場するジャズマンは、実際に90年代に台頭してきた若手が、30年代の大物達を演じています。例えばこんな具合に。

 

レスター・ヤング → ジョシュア・レッドマン

ベン・ウェブスター → ジェームス・カーター

カウント・ベイシー → サイラス・チェスナット

コールマン・ホーキンス → クレイグ・ハンディ

ハーシャル・エバンス → デヴィッド・マレイ

 

ジャズにも造詣が深かったアルトマンが選りすぐった、この生きのいい若手たちに混じって、フレディ・グリーンを演じるのが、マーク・ホイットフィールドです。

 

1966年生まれのマーク・ホイットフィールドはジョージ・ベンソンに気に入られ、彼の手引きでアート・ブレイキー、ロイ・ヘインズ、ベティ・カーターなどと共演する機会を得ています。さらにベンソンの世話でワーナー・ブラザーズとの契約を成功。ファースト・アルバムのプロデューサーがトミー・リピューマという華々しいデビューを飾り、セカンド・アルバムは、ケニー・バロン、ロン・カーター、ジャック・ディジョネットを従えるというエリート・コースを歩んでいます。

 

その後もワーナーやヴァーヴから“ジャズ・ギターの王道!”という感じのCDを発売するほか、クリス・ボッティともよく活動することからもわかるように、スムース・ジャズも得意としています。ここらへんからも“ジョージ・ベンソンの後継者”と言えるんじゃないでしょうか。

 

今、脂がのって円熟の時を迎えるギタリスト マーク・ホイットフィールドが参加する「NYハーレム・ジャズ・トリオ」の発売は5月24日です!

http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2013/04/ny.html