咲き始めました。

 

投稿者:あ・と・お
 
一気に春めいてきましたね。武蔵野市民文化会館の駐輪場付近にある桜も咲き始めました。日当たりのいい枝の花はもう結構咲いています。
 
今年度の事業は、昨日の「ピエール・レアック ピアノ・リサイタル」で全て終了しました。新年度の最初となる次のコンサートは、4月2日の「デュオ・アマル」(ピアノ・デュオ)なので、この調子ですと、その時にはもう盛りをすぎているかもしれません。ということで、写真を撮ってきました。
 
 
 
なお、武蔵野市民文化会館と武蔵野芸能劇場は、通常、毎週水曜日が休館日ですが、本日(水)が祝日開館のため、今週は明日3月21日(木)が休館となります。チケットお引取りの際などはお気をつけください。
 

太陽の戦士

投稿者:Director's Choice


僕は児童文学が好きで、どうしてもこの一冊と言われてローズマリ・サトクリフの「太陽の戦士」を推します。


片手のない少年が、原始の時代を強く生きていく話です。こういう仕事をしていると、世界の首相とお話しすることもありますが、自分の中ではどんなに偉い人でも小さな幼稚園の子でも同じようにしか接することができません。


どうしても弱い方に味方してしまうので、一般的に見れば損な人生かも知れませんね。最近は原始時代、さらにもっと前の時代に思いをはせることが多くなりました。数億年前・・・。1年、2年、3年と数えるだけでも息と胸が苦しくなります。ベートーヴェンやモーツァルト・・・モンテヴェルディやラッススもそれから比べれば昨日のことのようです。


蛍の光の一瞬にもならない人生を生きて、お客様にコンサートを提供しているのです。ですから一夜のリサイタルで一つの音符だけよければ僕自身は満足だったりします。ですから本当はアーティストの名前だけ書いて、曲目も海外のようにただシューベルトとかだけ書いて、その瞬間をアーティストと聴衆と共有したい気持ちですね。でも残念ですがチケットを売らなければならないので、名曲をやったり東京よりいくら安いなどと書いたりします。


今秋にフェデリコ・コッリという人のリサイタルをやります。ザルツブルクのモーツァルト国際コンクールの優勝者で、公演をやったことがありましたが、もう一人のヴァイオリンの優勝者ばかりみなさん絶賛して、このコッリ君を良いという人はほとんどいませんでした。


僕は彼の弾くベートーヴェンの1番のソナタがとても好きでした。暖かい家庭が目に浮かんできて、お母さんを中心に家族が笑い合っているような音楽でした。マネージメントは「売れない」という理由でその後、彼を招くことはありませんでした。


しかしそんな彼がリーズ国際ピアノ・コンクールに優勝したというニュースが入ってきました。ああ、ヨーロッパには彼をきちんと評価する人が居るんだ、と心から嬉しくなりました。音楽とは人の心を聴くものです。


さて、麻布十番にオルタシアというフランス料理店(→公式サイト)があり、今とても素晴らしい料理を出していますよ。


 
 

タワーレコード渋谷に行くとき

投稿者:ヤマネ



マルグリス兄妹である。昨夜、たまたま夜ご飯を一緒に食べることになったので、しゃぶしゃぶをしゃぶしゃぶしながらグダグダと阿呆な話をしていたら言い出したのである。


ご存じの方も多いと思うが、欧米と比較しても、日本のCDショップの品揃えはかなり良く、マニアックであり、日本にしかない、というものも多い。それを知っていて、行きたいと言ったのだ。


欧米ではCDは売れなくなっており、タワーレコードやHMVなども倒産してしまっている。しかし日本ではタワーもHMVもまだ頑張っている。秋葉原の石丸電気はなくなったけれども。


マルグリスたちも、短い滞在時間だったが渋谷タワーを楽しんだようで、ご満悦であった。10枚ぐらい買っていた。そしてついでに自分の(そして自分たち家族のもの。父であるヴィターリのものとか)CDはないかな、とお店の方に尋ねたところ、残念ながら二人のデュオのものしかなかったのだが、置いてあると知って喜んでいた。「あー、でも僕らこのCDは持っているから買わない、ごめんね。」


そう言えば4年ぐらいまえにも一度、東京の大きな店舗に著名芸術家を連れて行って、探し当てた自分のCDを見て「わー、自分もこの録音は知らなかったなー、懐かしいなあー」と言われた事がある。(ただしその録音はいわゆる一つの海賊版だったので、手放しで喜んではいなかったが。)


CDのこれからについて、どうなるんだろうと考えている方も多いと思いますが、とりあえずまだしばらくは無くならないでしょう。コンサートの記念に買うという方はまだまだ多く居られますし(そしてそれにサインを貰えたらそれはさらなる記念の品となるのです)。


蛇足ながら、お店の方のお一人は、マルグリス兄妹の武蔵野公演に来て下さっていたとの事でした。ありがとうございます。みなさま実にご丁寧に対応して頂きました。感謝致します。

 

「音楽」と「言葉」

投稿者:ひよこちゃん


先日、ユラ・マルグリスと一緒に電車でがったんごっとん東京駅へ向かいながら、彼とあれこれお話をさせていただいて、ふと感じたのですが、


「あれ、ずいぶん英語ができるようになったんじゃないかしら?」


なにより自分の口から英語が随分スラスラ出てくるようになりました。エヘヘ。
まあ、ユラ氏が英語も端正で、人柄的にもとてもお話のしやすい相手だったということもあります。
彼は教育者でもあらはるので、ちょうど私だと生徒さんくらいの年齢だと思うので、向こうからしても生徒とお話するような感じだったのかも知れません。


英語は積み重ねだよ、なんて昔からよく言われましたが、ホントその通りのようです。
毎日少しでもお勉強すると確かに大分変わります。


言語は、子供の頃から身の回りで飛び交う言葉(私だったら日本語)が"母語"(第一言語)として習得され、もちろんこれが言語習得において一番苦労の要らないときになります。いつの間にか習得しています。父が日本人、母がアメリカ人でイタリア生まれ・育ちの子供は母語が3つ(日本語、英語、イタリア語)になることもあるでしょう。羨ましい話です。


しかし、ある程度年歳がいってしまってから新たな言語を習得する場合には「自然と身につく」とはいきません。文法や単語を覚えなくちゃいけない(ルールの習得)、文章を読む/話を聞くことができるようにならなくちゃいけない、自分で話せる/書けるようにならなくちゃいけない。人の置かれた環境にも拠るでしょうが、これらのことをマスターしていくには、それなりの時間と労力を要します。それでいて、ネイティヴにはなれません。子供の頃に自然と身につけた彼らには敵わないのです。


これってなにかに似ているなと、ふと気付きました。


そう、音楽です。
クラシック音楽の演奏家のプロフィールなどいくつかお読みいただければ一目瞭然かと思いますが、ほとんど皆さん幼い頃からなにかしら楽器をやっています。3歳、4歳、早いと2歳とか。昨年吉祥寺シアターで素敵な演奏をしてくれたレナ・ノイダウアーさんが、4歳になる彼女の子供について「音楽家にしたいとは思っていない。それに今から始めるんじゃ、ちょっと遅いわ」と言っていて、かなり驚いたのを思い出します。
そう考えると、言語獲得における臨界期が12歳くらいまでという説がありますが、音楽はそれよりも早いかも知れません。


では、ここでもう1つの疑問です。
「子供の頃に楽器などを習得しなかった人(私のような人)は、外国語のように後発的に習得することはできるのでしょうか?そして、それはどの程度まで、またどのような方法で行えるものなのでしょうか?」


皆さまお気付きかと存じますが、これをすべてちゃんと書こうと思ったら、長い論文や本1冊くらい書けてしまいますので、とてもこのブログ記事で全ては書ききれません(そして、考えきれてもいません)。私は大学でこういった芸術にまつわる理論などをお勉強していて「いやいや、理論を積み重ねただけじゃ、真実は見えてこないよ」と反抗してしまった落第生なので、とりあえず自分で実験するところから始めてみようと思います。そんなわけで、続く、かも知れません(次回未定)。
 
 

がんばれ日本製!

投稿者:あ・と・お

 
暖かくなったかと思うと寒くなったり、また先日の砂嵐にも参りましたが(コンタクト辛かった)、でも、だんだん春らしくなってきていますね。
 
さて、今週はパイプオルガンのリサイタルが2つ続きます。ひとつは、フランス・リヨンから招聘したリズベス・シュランベルジュさん(12日に終了)。もうひとつは、スイスを拠点に長年ヨーロッパなどで活躍中の日本人オルガニストの小糸恵さんです。
 
シュランベルジュさん(実際には“リズベット・シュルンベルジェ”という発音のほうが近かった)は、初来日で、空いている時間には浅草や明治神宮に行かれて日本滞在を楽しまれていた様子でした。それと、銀座も。でも、優雅に“銀ぶら”という訳ではなく、そこでしか手に入らないあるものを買いに行かれました。さて、なんでしょう…?
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
答えは、靴です。シュランベルジュさんが今、オルガン用に使っている靴は、銀座ヨシノヤ製だったのですが、古くなってきたので、新しいものを買い求めに行かれたのでした。銀座四丁目店とオンラインショップのみで扱っているようです。
 
 
 
ヨシノヤはこんな靴も作っていたのですね。当日アシスタントをしていただいた方によると、日本人オルガニストでも、以前はアメリカ製のものを使っている人が多かったようですが、最近、仕様が変わったそうで、このヨシノヤ製が出てからは、こちらを使っている人が増えているそうです。特に、日本人の足型には日本製のほうがいいのかもしれませんね。
 
普通の靴ではダメだそうで、オルガニストの皆さんは楽譜とオルガン専用の靴を抱えてやって来られます。大概、“使い込まれた”感が出ています。やはり、足によく馴染んだものを大事に長く使われているのだと思います。スポーツ選手のシューズのようなものではないでしょうか。シュランベルジュは、古くなったものが修理できないか聞いてみたところ、残念ながら、修理できるレベルを超えていたそうです。見てみると確かに相当使い込まれていました。
 

2年前のバッハとラフマニノフ

投稿者:I.D

本日はリズベス・シュランベルジュのオルガン・リサイタルが開催されます。前半はバッハ、後半はメシアンの「主の降誕」です。シュランベルジュさんの希望でプログラムには、バッハのコラールと「主の降誕」の元となった聖書の言葉も掲載しました。

 

ちょうど2年前の3月12日、武蔵野市民文化会館小ホールでは「マルティン・シュメーディング オルガン・リサイタル」が開催されました。この公演で、シュメーディングさんは、プログラムに入っていないバッハの“われら悩みの極みにありて BWV641”を日本のために演奏してくれました。このコラールの元となった詩は次のようなものです。

 

「われら悩みの極みにありて

出ずるに道なく、入るに道なく、

助けも来らず、途方に暮るるとき

われらを支うる慰めはこれのみ。

すなわちわれら相ともに心を合わせて、

おお真実なる御神よ、汝に訴えまつり、

この悩みと苦しみより救いたまえと

切に祈ることなり。」

(杉山好氏訳)

 

また、同じ年の3月18日に行った「グラーフ・モウリャ ヴァイオリン・リサイタル」でもモウリャさんとピアニストのナタリア・ゴウスさんも、ラフマニノフの“ヴォカリーズ”を日本のために演奏してくれました。

 

その時私は大きな、なにかを超えるような“力”を感じました。彼らがしてくれたことを記憶にとどめておきたく思い、ここに記させていただきました。

 

追記:さらにグラーフ・モウリャさんとナタリア・ゴウスさんは、それぞれ出演料の半分を義援金として寄付してくれました。

 

 

チケットがとりにくい・・・

投稿者:Director's Choice


今、お客様がチケットを買って下さり、多くの公演のチケットが早い段階で完売しています。
ありがとうございます。


2年ほど前に、「チケットを売る!」と決めて、全体のプランを動かし作ってきて、今好調な状態にすることができました。何故最近チケットが売れているのか、事業団のスタッフもきっとわからないでしょう。そうなるように考えて作り上げたのですが、まあ"勘ピューター"だろ?と言われれば、そういう部分もあります。
もちろん一つ一つの企画を、心を込めてお客様に満足していただけるように、全身全霊でお届けすることも忘れていません。


例えば、アンナ・ヴィニツカヤのリサイタルは1時間くらいで完売致しました。音楽ファンなら「まさか?」と思われたのではないでしょうか。日本では全く人気がなく、あまり知られていませんし、プログラムもマニアックですから。ヴィニツカヤはエリザベートで優勝した後、武蔵野で弾いてもらった「展覧会の絵」に僕はどうしても満足できませんでした。もし次に彼女と仕事をするときが来たら、彼女の真価を聴衆に届けたいという気持ちになりました。


そして、今回です。
プロコフィエフやシューベルトの一般には知られていないソナタがメインです。僕はチラシを作るときはほとんど歩きながら考えます。どうしたらヴィニツカヤの素晴らしさを分かってもらえるか、そう考えながら僕は空想と幻想の世界に入っていきます。どこを歩いているのかも分からなくなりました(たぶん根津あたり?)。ヴィニツカヤの弾くプロコフィエフの音が巨大な円錐形の氷の塊となって、僕に突き刺さります。何本も何本もコートの上から。僕はヨロヨロと歩き、苦しくてどうにかなりそうになっていると、チラシが頭の中で出来上がりました。電車の中で頭の中でできた文を紙に書いてチラシにします。お客様にヴィニツカヤの音が伝えられたら・・・それが僕の仕事です。


信じられない話かも知れませんが、チケットを売れるようにすること、売れなくすることは、コントロールがある程度できるのです。今は2つ大きな理由があって、どうしても「チケットを売りたい」時です。1つの大きな理由は3・11です。もう1つは今にお話し致します。ずっとずっとチケットがとりにくい訳ではないと思いますので、暖かく見守って下さい。


さて、来月はミミリチとがーまるちょばという、ロシアと日本の、世界で活躍する2つのパントマイム・グループのチケットを売ります。ミミリチも他の公演は大ホールですが、武蔵野は470人の小ホール、がーまるちょばは350人の公会堂、このくらいだと端から端まで楽しんでいただけると思います。

 
 
ところで、女性はレストランで原価をよく見ていますね。立川のパセリ・ドゥーエ。確かに銀座の超一流店には味では一歩落ちるかも知れません。でも1050円のランチパスタにホタテがゴロゴロたくさん入っていて、「銀座なら2個よね」と女性達が押しかけます。デザートにちゃんとプリンがついて、その値段です。
 
 

明日はユラ・マルグリスが登場

投稿者:ヤマネ


昨日無事にユラ・マルグリスとアリッサ・マルグリスの兄妹二人は来日した。実は直前にオモチロイちょっとしたドタバタがあったがそれはまたの機会にでも。


妹でヴァイオリニストのアリッサは昨年、吉祥寺シアターでのダンス公演で演奏したのをお聴きになった方もおられるだろう。ハッピーな音楽を奏でる。兄のユラ・マルグリスはアルゲリッチなどと度々共演しており、「凄い」と言われながらも、なかなか日本では聴く機会のない名ピアニストだ。


ただいま二人は、武蔵野市民文化会館の一室でリハーサルをしている。この二人、近くに住んでいないどころか、めちゃくちゃ離れたところ、あさっての方角に住んでいる。兄はアメリカ、妹はドイツ(とベルギー)である。


とはいえ、音楽家は忙しく飛び回る。ユラ・マルグリスは今、5週間の演奏旅行まっただ中で、日本の後は韓国とかハンガリーとかその辺りに行くようだ。成田空港で会ったときにちょっと驚いたが、強烈に重い荷物を2個抱えており、さらにむちゃくちゃ重いバックパックも背負っていた。(たいていのピアニストは、荷物が非常に少ない。)


本人も自覚しており、「まるで女性のようにたくさんの荷物を持っているんだよ、ハハ」と笑う。だが、自分はどこに何を入れたかきっちりと正確に覚えている、とも言う。「あれを出せと言われればすぐ出るよ。」これはロシアで生まれたが、幼少の頃より長くドイツで育ったからかもしれないな、うむ、実によろしい、と首肯する私。


そしてアメリカに住むようになってからも既に20年と、長い。ロシア語、ドイツ語、英語はほぼネイティヴ・レベルだと言うから、では妹とはどの言語で話すか?と問うてみた所の回答が興味深かった。

「何語でもいいのだ」と言う。会話の内容によって換えるのだと。「まあ通常の会話はロシア語かもしれない。でも込み入った話はドイツ語でするし、軽い話題なら英語かな。」


二人の会話を聞いていると、実際にコロコロと言語が変わる。つい日本人同士英語で話すと背中がこそばくなり赤面して小声になってしまう私なんぞとは大違いだ。・・・え、一緒にするな?やっぱり・・・・(タメ息)。


日本で聴く機会のなかなかない名ピアニスト、ユラ・マルグリス、明日の武蔵野公演は完売しているが、14日(木)の群馬県高崎公演、15日(金)の名古屋公演はまだチケットがあるそうなので、都合の付く方、ぜひ足を運んでみて下さい。おもろいおっちゃんでっせ。


3.14(木)19:00 高崎シティギャラリー・コアホール  問合せ:027-328-5050
3.15(金)18:45 名古屋 宗次ホール  問合せ:052-265-1718
 
 

初めてのチケット電話。

投稿者:ひよこちゃん

本日はチケット発売日でした。
3/11公演のマルグリス兄弟が本日来日するということもあって、11時過ぎにはチケット電話の担当を他のスタッフに引き継いで成田空港に向かったのですが、その時点で「アンサンブル・ウィーン」が完売、「スメタナ・ピアノ三重奏団」も完売間近という状況で、「あらあら早いなあ」と思っていたら、先ほど戻ってきたところ「スメタナ・ピアノ三重奏団」は早々に完売していて、「ルノー・カプソン」も残券僅少(お求めの方は今すぐご予約を!)で、ありがたいやら驚くやらまあなんとやらといった感じでございます。本日も沢山のご予約ありがとうございます。


2年前の4月よりこちらの武蔵野市民文化会館で働き始めたのですが、働き始めたその日にはチケット予約システムの使い方を教えられ、「じゃ、明日発売日でいっぱい電話かかってくるから頑張ってね」と、早速放置?されたのを思い出しました。(でも何事もなく乗り切れました。)
チケット予約システムは1年半くらい前に新しいものに代わったのですが、以前のやつはかなり旧式のもので、初めて知ったパソコン用語が「Windows95」という世代の私には、全く未知なるものでした。インターネット予約もまだ始まってなかったですし、もはや隔世の感があります・・・。


初めての予約電話の時に売り出した公演は、そのときのInformation冊子を引っ張り出して確認すると、


・樫本大進 with ベルリン・バロック・ゾリステン
・トーマス・オリーマンス バリトン・リサイタル
・ユリウス・キム ピアノ・リサイタル
・ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイァ
・第107回武蔵野寄席


の5本でした。


樫本大進さんが出演する公演が大ホール公演だったこともあって、電話が途絶えることなく午後まで鳴り続け、早速お仕事の洗礼を浴びたような気がしたのを覚えております。クラシック音楽の興行が好評だとは面接の時に伺っていたのですが、正直言ってまさかこれほどだとは思いませんでした。(というか、チケットの予約電話を受けるなんてことすら、働く前は想像してなかったのですが・・・。)


この数日とみに暖かくなり、周りは皆さま花粉症に悩み、すっかり春到来ですね。
来月4月にはまた市民文化会館にも(そして他のホールにも)新しいスタッフが配属される(と思う)のですが、その方達もチケット発売日にはちょっと面喰らうのでしょうか。来月の最初の発売日は4/6の予定なので、ちょっと時間もあるし皆さますっかり慣れているのでしょうか。私はあまり人に教えるのが苦手だ(し、新しい方が年上の可能性も十分ある)から絶賛ノータッチなので、あ・と・お氏筆頭に皆さまが教育なさるのを、横からニヤニヤと眺めていようと思います。
 
 

武蔵野シティバレエ 出演者オーディションのお知らせ!

 

投稿者:I.D

毎年一回、11月に公演を行っている「武蔵野シティバレエ」は現在、次回公演『ロミオとジュリエット』(全幕)の出演者を募集しています。

 

今年の振付は佐藤宏さん。佐藤さんは1987年の第1回定期公演『眠れる森の美女』(全幕)の時から、実行委員として参加しており、27年にもわたって武蔵野シティバレエを支え続けています。

 

武蔵野シティバレエでの振付デビューは1988年に行われた豊科町公演の『コンチェルト』。これはフランツ・クロンマーの「2つのクラリネットのための協奏曲 変ホ長調 Op. 35」にオリジナルの振付をしたもののようです。当時のパンフレットには「白と黒、光と影をテーマに各楽章ごとに分解し三つのパートで構成された作品。2人のエトワール、4人のソリスト、8人のコールドバレエが、各々白と黒に分かれて踊ります。曲は本来の演奏と異なり、第三楽章から順に第一楽章へと逆に演奏されていきます。」とあります。この解説を見ただけで佐藤さんが、当時から(現在も持っている)佐藤さん独自の世界を確立していたように思えます。

 

その後の佐藤さんの武蔵野シティバレエでの振付作品は次の通りです。

佐藤さんがいかに精力的に振付をしてきたか良くわかります。

1991年、『真夏の夜の夢』(メンデルスゾーン)

1992年、『DUETTO』(グリーグの「ホルベアの時代から」を使用した作品)

1993年、『モルダウ』(スメタナ)

1995年、『コンビネーション』(ラフマニノフの「3つのロシアの歌」を使用)と、『ホワイトゾーン・アウト』(ヴィヴァルディの「四季」を使用)

1997年、『FISIONS FIRST STEP』(シューベルトの「アヴェマリア」とクロノス・クァルテットの「Pieces of Africa」を使用)

2001年、『Heavenly Body』(オッフェンバックの「パリの喜び」を使用)

2003年、『Les Fees de lair』(「レ・シルフィード」を独自の視点で捉えた作品)

2008年、『レ・スリ Les Souris』(「くるみ割り人形」をねずみの側から捉えた作品)

2011年、『ユーピテル Jupiter』(モーツァルトの「交響曲第41番」を使用)

 

今回の『ロミオとジュリエット』は佐藤さんにとって武蔵野シティバレエでは初めての全幕作品となります。振付的にも物語的にも、既成の『ロミオとジュリエット』にとらわれることなく、自由な発想で創り上げていくとの意気込みも届いています。

 

また、佐藤さんは“LA DANSE CONTRASTEE”というダンス・カンパニーも主宰しており、こちらでも次々と作品を発表しています。HPには佐藤さんのプロフィールと、LA DANSE CONTRASTEEの動画もあります。

 

このような佐藤宏さんを中心に創り上げていく「第28回 武蔵野シティバレエ 定期公演」。ひとりでも多くの方がオーディションに参加してくれたら嬉しく思います。

 

オーディションの詳細はこちらをご覧ください。

http://www.musashino-culture.or.jp/ticket/archives/28.html

これまでの武蔵野シティバレエの全チラシを掲載したブログはこちら

http://www.musashino-culture.or.jp/weblog/2012/11/27-1.html