あの頃、君は若かった。


投稿者:あ・と・お
 
今月は、とにかくコンサートが多い!武蔵野市民文化会館だけでも、15公演が予定されています。昨日はシュトゥットガルト室内管弦楽団でした。私が小学生の頃に行った数少ないクラシックのコンサートのひとつで、その名前を耳にすると懐かしいです。ヴィヴァルディの「四季」を聴いたのではないかと思います。クラシック好きの少年というわけではなかったのですが、テレビのCMで見て、なぜか「これ行きたい!」と両親にせがんだ記憶があります。1980年代ということになります。
 
ちょうどその頃、武蔵野市民文化会館ができたわけですね(1984年)。何回か前に書きましたが、今月1日で28年目に突入しました。今日は、開館前の小ホールの写真をご紹介します。オルガン建造中のものです。本当は、オルガンコンクールの頃にご紹介しようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。
 
これ、どこだと思いますか?小ホールステージ正面です。オルガンがない!
 
オルガンのパーツがばらされた状態で到着。荷下ろし。
 
いよいよ組み立て開始。
 
組み立て途中ですが、だいぶ、オルガンらしくなってきた状態です。
 
さて、今後のオルガン・リサイタルは、1月と3月に予定されています。チケット好評発売中です!
 
1月13日(土) ベルナール・クデュリエ
 
3月12日(火) リズベス・シュランベルジュ
 
※3月16日(土)の小糸恵は、おかげ様で完売いたしました。
 

テノヒラサイズ小屋入りです!

投稿者:ひよこちゃん



大爆笑が起こるという事からもわかるようにコメディなのですが、漫才的なボケとツッコミで笑いをとっていくというよりは、どちらかと言えば落語的な面白さがあり、自然な会話や人間関係で笑わせてくれます。明日の本番が私今から楽しみであります。


演劇ファンのみならず、音楽ファンや落語ファンなどあまり演劇にこれまで馴染みのなかった方にもぜひ観ていただきたい公演です。
たくさんのご来場お待ちしております。

 
ご予約はこちらからどうぞ↓
https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-t/index.jsp?id=31&type=O


 

ブログにビックリ!?


投稿者:Director's Choice


他のスタッフのブログを読んで「そんな事を思うんだ」と感じることがよくあります。


I.D.くんのルプーのピアノ選びのブログもその一つでした。ルプーが2台あるピアノのうち1台を弾き、2台目を弾いて5秒で1台目を引くことに決めたのを見て驚いた、というものです。私は逆に、このI.D.くんの反応に驚いてしまいました。「え?どうして?」


ルプーがピアノを選ぶ意味と言うのがあり、彼は"自分の音"というものを大切にしている人で、ピアノの調整についても他のピアニストとは違う"秘密"のようなものがあるわけですね。ですからルプーは「このピアノを選ぶだろう」というピアノをまず一番に弾く場所に置いておいたわけです。そしてルプーは迷い無くそのピアノを選んだのです。ピアノを選ぶ場合、ピアノに何を求めるかなどによって、ずいぶん違う選び方をしています。


迷う人も多いです。3台あるスタインウェイを行ったり来たり・・・・。わかりやすい例を一つ挙げてみます。ピアニストTさんは、3台を2台にするのは早かったのですが、2台のうちどちらにするのか決められません。「1台目はモーツァルトに良い、もう一台はショパンに適している。どうしよう?」という理由で迷っていたのです。


1台目のピアノは本当にモーツァルトを弾くと魅力的です。オール・モーツァルトをプログラムにする名モーツァルト弾きも迷わずすぐにこのピアノを選びました。このピアニストに「さすがによくおわかりですね」みたいな事を言うと、「でしょ。モーツァルトならこれだ」とおっしゃっていました。ピアノも生き物のようなもので、好不調もありますので、調律師さんと2人3脚で大切に大切に育てています。


さて11月26日(月)から12月3日(月)に日程が変更になったルイ・ロルティのピアノ・リサイタル。日程変更による若干のキャンセル分を11月16日(金)に売り出します。世界では大変高い評価を受けながら日本では今回がリサイタル・デビュー!本当に世界の音楽シーンと日本のコンサート業界の違いを感じてしまいます。2,000円(友の会)で彼のリサイタルが出来ることはもうないと思いますので、何とかチケットをゲットして聞いて欲しいと思っています。


餃子が美味しいお店はたくさんありますが、通し営業していて便利で美味しく安いのが原宿餃子楼(→食べログで見る)。水餃子より焼き餃子がおすすめ。今回訪れると隣は日中国の方。昔はアメリカの方と並んで食べていました。アメリカ人はまずコーラ!おもしろいですよね。

打率ウオッチャー

投稿者:ヤマネ


我々は見ています。何をか?


打率です。え?え?何のこと??・・・・失礼しました。公演の出席率の事です。熱心にお越し頂く皆様のおかげをもちまして、武蔵野文化事業団の、ほぼ全ての公演のチケットは売り切れとなっております。改めまして感謝致します。


ところが、売り切れでも、当日会場には空席が見える、という事があります。何らかの事情により、購入はしていただいたものの、来られなかった、という席です。当然のことながら、日によって空席の数は変わりますので、我々は見ているのです。そしてふふん、とか、ははあ、とか、あれあれ?とか思っているわけです・・・・ってこないだもこんな事を書いたような。


あくまで傾向として、ですが、チケット代の安いものは、空席の数が増えます。雨の日など、天気の良ろしくない日も空席数が増えます。私どもが一番多く主催公演を開催している武蔵野市民文化会館小ホールの座席数は470席(+車椅子用の席4席)ですが、少ないときは、入場者数が400人に満たない場合があります。70人の欠席。


仮に400人入ったとすると打率.851となり、これがバッターだったならドカベンの7割5分を遙かに凌駕する驚天動地の数値ですが、コンサートの出席率としてはどうも・・・・なんだか人がいないね、という感じがします。いろいろと個々のご事情がおありになるのでしょうが、やはり入場者が少ないと寂しい気はします。


その反対に、チケット代の高額な公演は、はい、非常に出席率が良い。さらには遅刻率も劇的に下がります。払った金額分、元をとらにゃあソンソン、と、いささか下世話で恐縮ですが、そういう心理が働くことは想像に難くない。


つまり、一昨日のラドゥ・ルプー公演は、非常な高額だったこともあり、出席率が高かったとのだ、いう事が、結論として私は言いたいのです。空席わずかに16席。打率.965であります!すごい!素晴らしい!


さあ、果たしていつの日か奇跡の打率「10割」を私が眼にする日はあるのでしょうか!ババーン!!

 

気をつけよう アメ玉ひと粒 大顰蹙(字余り)

投稿者:ひよこちゃん


11月は公演ラッシュです。
昨日の巨匠ピアニストであるラドゥ・ルプー氏に始まり、あんな公演やそんな公演、こんなものまで!(全部書き出すと長いので割愛しました)の怒濤の1ヶ月は、やはり巨匠クリスチャン・ツィメルマン氏のピアノ・リサイタルで幕を閉じます。
文化の秋、にしてはちょっと寒くなってきましたが(私は既にジャケットの下にカーディガンを着ております)、全国的にこの時期はもっともコンサートや各種公演が多い時期でしょう。皆さまも今日はどんな演奏が聴けるのかなあとワクワク毎日をお過ごしになっているのではないでしょうか。


さて、そんな楽しいシーズン、気持ちよく楽しむために!という訳で、皆さまに1つだけお願いを。


コンサートホール内はたぶん全国どこでも(例外はありますが)飲食禁止となっており、実際ほぼ全ての方に守っていただいておりますが(ありがとうございます)、場内案内のために会場に立っている時、もしくは客として座席に座っているとき、お客様が「ある物」を食べようとしているとすぐにわかります。それは何でしょうか?コンサートや演劇などよく足を運ばれるお客様ならお分かりかも知れません。


答えはズバリ「アメ玉」です。


アメは小さくて目立たないからわからないだろうと思われているのかも知れません。アメは個包装で、ビニールに包まれていることが多いですが、ビニールを破いたり外したりする音は、ただでさえよく響くホールでは楽器のようによく響くため、「あ、いま誰かアメの袋を開けているな」とすぐにわかるのです(しかし、残念ながらどこの誰かまでは特定できないのデス・・・)。そう、アメを出す音は、本人が感じる以上に大きく響いているのです!
昨夜のルプー氏のコンサートでもアメの音が聞こえました。お客様からもいくつかお叱りを受けてしまいました。。せっかくのルプー氏のピアノをアメの音で邪魔されるのは、確かにいい気分ではないかと思います。特にクラシック音楽は生音を楽しむ世界ですからね・・・。


コンサートは、平均2時間前後、9割以上の確率で途中休憩があります。
アメは美味しいものですし、私も大好きですが、2時間くらい待っても味は変わりません。むしろ我慢した分、美味しく感じるかも知れません。
これからの時期は乾燥しているため、「ノドを痛めたからのど飴を舐め続けたい」という方もいるでしょうが、そこはぐっと我慢をして下さい。のど飴は薬ではないですから、やはり終演まで待っても効果は変わりません。どうしてもという場合は、開演してから舐め始めるのではなく、開演直前や休憩終わりに何粒も口の中に入れておいて、上演中には新しく開けないというのなら、あまり他の人の迷惑にはならないかも知れません。(でもホール内は飲食禁止ですからね☆)

  

切り替え

 

投稿者:あ・と・お
 
もう、11月ですねぇ。ここ1週間でグッと冷え込んできたような気がします。
 
それに合わせるかのように武蔵野市民文化会館は冬モードになりました。何がかというと空調が暖房に切り替わったのです。“切り替える”なんて大袈裟なと思われるかもしれませんが、実際、スイッチひとつで変えられる家庭用とは違い、これだけ大きな空間の空調設備となると専門の業者さんがやってきて3日かけて冷房から暖房へ、またはその逆の切り替えをします。その冷房から暖房への調整が10月29日~31日におこなわれました。そのため、今は暖房の状態です。
 
そして、今のような季節の変わり目は、温度調整がとっても難しいのです!日中暖かい日があったかと思うと、日が落ちると急に冷え込んだり。一定の温度に設定されていても、風がある/ない、湿度、お客様のお召し物などよっても体感温度が違ってきます。また、ホール内でも客席の前のほう/後ろのほう、空調の吹き出し口からの距離などの位置でも随分違いますし、照明の熱も結構なものです。
 
結局、実際に開場前に入ってチェックしたり、お客様の様子を見ながら微妙な調整をしていきます。確かに、開館30年まであと数年のため、最新式の空調設備とは言えないかもしれませんが、お客様に快適に過ごしていただけるようにしていきたいと思っております。
 

ルプーのピアノ選び

投稿者:I.D

明後日はいよいよ、ラドゥ・ルプーのピアノ・リサイタルが開催されます(チケットは完売)。2年前の10月、ツアーの途中で体調不良となり、惜しくも武蔵野公演も中止となってしまったこともあり、ホントにいよいよ、ワクワクという感じがある私です。

 

そのルプーさん、本日ピアノを選びに武蔵野市民文化会館にいらっしゃいました。2台のピアノから本番で使う方を選んでもらうため、舞台の上に並べて準備しており、調律師さん達と待っていると…、恰幅が良く、温和そうな、(失礼ながら)どことなく森のクマさんのようなルプーさんが現れました。

 

さっそく舞台上のピアノのところへ…、まずは下手(しもて)に用意したものへ座ります。そして弾きます。躊躇なく曲を弾いていきます。

 

7、8分も弾いていたでしょうか。すくっと立ち上がり、悠然と上手(かみて)のピアノへ。そして…、2台目のピアノを弾いた時間、わずか5秒!早っ!これでわかってしまうんですね。うーむ、うーむ。本日一番ショッキングな瞬間でした。

 

また泰然と1台目のピアノに戻り、これに決定した旨をおっしゃり、調律師さんにいくつか要望を伝えていました。照明を本番用にすると、それについてもいくつかの要望が。照明にもこだわりのある方なのですね。

 

ちなみにこの数年間で、ルプー以外に事前にピアノを選びに来たのはレオン・フライシャーでした。その時フライシャーを連れていっしょに来たのは…、まだ音楽事務所に勤務していたヤマネ氏でした。まったくの余談ですが。

 

 

ナポリタン?それとも桜エビのキッターラ?

投稿者:Director's Choice

ナポリタンと言えばホテル・ニューグランド(横浜)で誕生した日本生まれの、多くの方が愛するスパゲティ。しかしイタリア料理店では基本的に出て来ません。「桜エビのキッターラとメインを仔羊で…」なんて感じになってしまうのです。

 

僕は物心ついたころからクラシック音楽を聴いて、小学生のころにはオペラや現代の音楽を好きになり…、ボルドーワイン、フランス料理、イタリアの地方料理を食べ、浴びるように西欧の本を読み、油絵を小さい頃から描いて中学、高校では「西欧かぶれ」と言われたかなり特殊な人かもしれません。

 

でもやっぱり日本人なんです。

 

きっと僕の脳はやっぱりナポリタン的なところがあって、西欧人じゃないんですよね。だから、今でも知らない音楽や、知っていても詳しくない音楽を勉強し続けて、自分の血になるまで努力することになります。

 

ベルナール・クデュリエのオルガン・リサイタルを1月にやりますが、彼が出してきたプログラムは本当によく考え抜かれていて、ヨーロッパの音楽をよく知る方は納得のものかもしれません。

 

クープラン、グリニー、ブクステフーデ、バッハ、ブラームス、アランを並べてきました。グリニー、ブクステフーデ、バッハ、ブラームス…、これを違うスタイルで弾くわけです。これは僕みたいな日本人には血ではわからないから、勉強するしかないんですね。これはお客様に聴いていただく機会を通して、自分も学び続けるわけです…。

 

オール・バッハ・プログラムのほうが楽しいと思う方も多いと思いますが、真にヨーロッパ的でなければ難しい、こうしたクデュリエの演奏会も聴いてほしいと願う私です。

 

さて先日ナポリタンマニアのサラリーマンがTVで東京で1番美味のナポリタンは新橋のPOWAと言っていたので行ってみました。「うーん」「これは」という感じ…。僕は新橋駅前ビルの名店ポンヌフや、POWAと同じニュー新橋ビルの「むさしや」の方が好きです。バターを多用していて滑らかです。(おみやげに買って帰る人も多いですよ。)

 

 

サイン会ウォッチャー

投稿者:ヤマネ


一昨日のアリス=紗良・オット公演終了後の、サイン会の列は強烈に長かったです。私の見た中ではユジャ・ワンと同じか、それ以上に長かった。(武蔵野市民文化会館小ホールでの公演に限って話をしています。)


サイン会といえば、ヨーロッパでは、オーケストラのソリスト、まあたいていソリストが演奏するのはコンサートの前半ですが、そのソリストはたいてい、自分の出番が終わった直後、つまり休憩時にロビーに出てせっせとサインをしていました。まだコンサートが終わっていないのになー、と、何だか不思議な感じがしたものでした。いやー、おもしろい。


とここまで書いてふと思ったのですが、もしかして日本でも休憩中にソリストがサインしていますかね?していたらすいません。私の無知を恥じ、謝りたいと思います。


それで、そのサイン会ですが、我々は、見ています。何を見ているかというと、もちろん列の長さを、です。その長さを見て、ははあ、とか、ふふん、とか、あれあれ?とか思っているのです。ちょっとばかし面白いものです。


傾向として、いわゆる巨匠と言われる人のサイン会は、長い。とりわけ日本での演奏機会が長い間なかった人のは、長い。若い女性演奏家、とりわけに容姿端麗(すいません)ですと、長い。イケメン男性の場合も、長い(←並ぶ人の客層が若干変わります。)その逆に、名匠と言われる人でも、見目麗しく・・・ない、たとえば肥えた中年の男性なんかは短い傾向があります(ごめんなさい)。


演奏が素晴らしかったからサインをもらう、という純粋な方も当然多く居られるでしょうが、ミーとかハーとかそういう感じ、もしくは鼻の下あたりがややロングな感じ、という事実も否定はできない話でありましょう。
  

タイムリーヒット

投稿者:ひよこちゃん

そろそろ会員の皆さまのもとにも11月発売分のチラシが届き始めている頃でしょうか。
そのうちの1つ、松露寄席「桂宮治&神田松之丞」連続二人会は、将来有望な若手を皆さまに少しでも早く聴いていただき、知っていただこうというコンセプトのもと企画された公演です。宮治さんも松之丞さんも1度聴けば大器だとおわかりいただけると思いますが、いかんせん聴いていただかないことには・・・。


とかなんとか思いつつ、チラシの発送準備に取り掛かっていた頃、桂宮治さんご本人のツイッターから驚きの情報が!


https://twitter.com/miyajikatura/status/259644662841753601


なんとちょうど一週間前の10/20ですが、NHK新人演芸大賞を受賞したのです!
これを私はちょうど宮治さんがツイートした翌日に耳(目?)にしたのですが、残念ながらチラシの発送準備に入ってしまっていたので、皆さまにお送りするチラシには書けず仕舞い(残念)。ですが、館内のポスター等にはきっちり追記させていただきました!


NHK新人演芸大賞は1991年に現在のこの名称になったようですが、落語部門は1972年に始まったNHK新人落語コンクールにはじまり、数多くの名人が誕生しています。古くは春風亭小朝師匠、春風亭昇太師匠、林家たい平師匠、柳家喬太郎師匠、第19回松露寄席にご登場いただいた林家彦いち師匠、最近では春風亭一之輔師匠など錚々たる顔ぶれが、この賞を受賞しています。(昇太師匠、たい平師匠は優秀賞。)


この顔ぶれの中に、宮治さんも仲間入りしたわけですが、彼はなんとまだ入門してから5年経っていません(平成20年入門)。受賞者全員を調べた訳ではないのでうかつなことは申し上げられないですが、入門5年未満での受賞者はほとんどいないはずです。若干23歳で受賞した小朝師匠も入門8年目でしたし、ざっと見たところでは8~10年目くらいで受賞される方が多いようです。入門4年で受賞というのがかなり凄いというのがおわかりいただけるのではないでしょうか!


将来的に彼は、彼目当てで寄席に行くというお客さんがたくさんいるような噺家になっていくと思います。今はその名前も知らないという方も少なくないとは思いますが、この受賞を機により大きく羽ばたいていくだろうと思います。そう考えますと、本当に今回の企画はグッドタイミングだと思います。しかも会員の方なら1公演1000円です。12/22と1/19(どちらも土曜日)の2回この二人会はございます。今がチャンスだと思います。若い才能が羽ばたく瞬間を見届けていただければと思います。