コンクールと賞金

 

投稿者:ヤマネ
 
 
 
お金の話をするのは芸術にはふさわしくない、と感じる方もおられるかもしれません。特に日本ではお金の話はあまりおおっぴらにしないものだ、という考えが昔からありますよね。
 
 
例えば不肖私も、ピアノのレッスンに行ったときは、必ず封筒(郵便番号を書くところのない、無地のもの)に新札を入れ、レッスン室の隅に置かれた机にそっと、置いたものです。そうすると先生が、すっと、タイミングをみてお取りんなる・・・・。そんな感じでした。
 
 
お札だけを手渡しなんてとんでもない!超失礼!と諭されたものです。うっかり、レッスンの直前になって新札がないことがわかったら、あわてましたね。私はしたことがないのですが、アイロンをかけた(お札にアイロンです!)、という話も聞いたことがあります。
 
 
いや、これは別に、これがいいとか悪い事だとか言いたいわけではなくて、ああ、そう言えばそうだったなと、このブログを書き始めてふと思い出したことをつらつらと書いただけです。
 
 
閑話休題。芸術家も生きて行かなければなりませんから当然お金が必要です。そして若い人達は、世にでるためコンクールというチャンスが与えられており、だいたいのコンクールでは賞金が出ます。先日開催した武蔵野市国際オルガンコクンクールでも、第1位には120万円という大きな賞金が与えられました。
 
 
でも、世界にはもっとたくさん賞金がもらえるコンクールもけっこうあります。例えば、昨日結果が出たハノーファー国際ヴァイオリンコンクールの賞金はかなり高額です。第一位は50,000ユーロ!およそ500万円と言いますから、とんでもないことです。ヴァイオリンのコンクールでは世界最高額なのだとか。
 
 
今回は1位が二人でしたので、おそらくは、一位と二位の賞金を足したものを半分ずつ分けたのではないでしょうか。公式ページをみますと2位が30,000ユーロとありますので、それぞれ40,000ユーロもらったのではないかと想像します。そうするとチロルチョコが一体いくつ買えるのか・・・考えただけで鼻血がでそうです。
 
 
■ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール公式サイト(ドイツ語/英語)
 

滅多に第1位が出なかったコンクール

投稿者:I.D

セバスチャン・マンツのチラシにはデカデカと「ミュンヘン国際コンクールで40年ぶりに第1位誕生(クラリネット部門)」と書いてあります。40年ぶりって凄いですよね。ホントに40年間優勝者が出なかったのでしょうか。もちろん出なかったのです。チラシに嘘偽りはありません。

 

ミュンヘン国際コンクールはドイツ公共放送連盟が主催で、1952年に始まった“歴史と伝統のある”コンクール。ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、トランペット、オーボエ、クラリネット、ホルン、トロンボーン、ファゴット、サックス、オルガン、ギター、ハープ、打楽器、弦楽四重奏、金管五重奏、声楽、ピアノデュオ、ヴァイオリンとピアノのデュオ、チェロとピアノのデュオなどの30弱ほどの部門があり、そのなかから毎年4つほどの部門を選び行われます。1つの部門がだいたい4年~6年ごとに回ってくるようです。

 

1956年以前は順位というものが無く、一人の受賞者が選出されており、それ以後1位~3位がつくようになったようですが、受賞者一覧を見ていると2000年以前は“ほんっとに”第1位が出ていません。

 

クラリネット部門で前回優勝者が出たのは1968年。その優勝者はフランクリン・コーエン。その前は1957年にエドモン・ブーランジェ。60年の歴史でたった3人だけです。

 

オーボエ部門では昨日公演を行ったハインツ・ホリガーが1961年に優勝しており、1967年にモーリス・ブルグ。2007年にラモン・オルテガ・ケロ。こちらも3人だけです。

 

実は今年のミュンヘン・コンクールもクラリネット部門があり、9月14日に結果が出たのですが、今年もやはり第1位なし。2位をSergey Eletskiy、Stojan Krkulesk、Annelien van Wauweの三人が分け合いました。

 

しかしコンクールで1位を出さないというのはなかなか勇気がいるように思うのですが。実力の無いと思われるものを1位にするのも権威が損なわれますが、やはり1位が出るとコンクールが盛り上がるため、審査員や事務局も優勝者を出したい誘惑があるんじゃないでしょうか(想像です)。

 

*このブログを掲載したあと、ツイッターの書き込みで教えていただいたのですが、ミュンヘン国際コンクールは2000年頃からなるべく1位を出そうという方針に変わっており、多くの部門で1位が誕生しています。まだまだ勉強不足で申し訳ありません。今後気をつけます。

 

■セバスチャン・マンツの動画です。

ジャン・フランセのクラリネット協奏曲の第2楽章(クリスティアン・バスケス指揮バイエルン州立ユース管弦楽団)

 

 
 
 

コンサートいろいろ

 

投稿者:あ・と・お
 
オルガンコンクールがあったため、夏からオルガンのことばかり書いているような気がします。季節はもう秋。ですが、今回も、もうひとつオルガンのネタで…。
 
そのコンクールも終わり、さて次のオルガン・リサイタルは…というと、武蔵野文化事業団の主催では1月13日のベルナール・クデュリエの公演となります。ディアパソン誌などのCD賞に何度も選ばれている名手によるフランス古典から現代までオルガン音楽のエッセンスが余すところなく詰まったリサイタルになること間違いありません。
 
 
じゃあ、それまでオルガンは使われないのかというと、そんなことありません。さっき“武蔵野文化事業団の主催では”と前置きしましたが、私どもの主催ではなく、個人やグループでホールを借りてくださって、コンサートを開かれることもしばしばあるのです。
 
今日は、その借りていただいてのオルガン・リサイタルを2つばかりご紹介。
 
まずは、明後日(10/13)、世界的オルガニストの松居直美さんが、バッハの『ライプツィヒ・コラール集』の全曲演奏会を開催されます。バッハが晩年にまとめたもので、「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」などを含む名曲揃いの曲集です。
 
 
森武靖子さんは、2007年から年2回のペースで、バッハの全曲演奏会シリーズをおこなっておられます。これまで11回が終了。次回(第12回)は12月23日(日)に予定されています。
 
 
チケットは、それぞれのお問い合わせ先でお申し込みいただくか、武蔵野市民文化会館の窓口でも販売もしています。
 
この他にも合唱曲の中でオルガンが使われる演奏会なども予定されているようです。また、オルガンをいい状態で維持していくために、定期的に保守点検を入れ、空いている時間で弾き込みも行われています(これらは非公開)。
 
武蔵野文化事業団の主催以外の催し物について、「催し物案内」をご覧ください。
 
 
ホールもオルガンもたくさん使っていただいて、ありがたいです。武蔵野文化事業団主催以外の公演にもぜひ足を運んでみてください。
 

こだわり

投稿者:Director's Choice


グルメ情報誌などの、うどんの名店ランキングでベスト3の常連のうどん屋Aに行った時の事です。席に座るといきなり店主に「お客さん、麺マニアかい?」と聞かれました。


「何?麺マニアって?僕は豆大福、焼き芋、フランス料理、なんでも納得のいくものを探すけれど、麺マニアってものではないなあ。それに僕の仕事のやり方は"マニアック"というより、お客様に喜んで頂ける、今お出しできる最高のものをお客さんに出す感じなんだ」と答えた。


するとその店主が、「そうだよなあ・・・みんな私のことをこだわっている、と言うんだが、こだわりじゃないよね。素材の一つ一つ、全部にこだわっていたら、今日はこの素材のいいのがないからって、結局店を閉めなければならないから、自分が食べていけることも考えて、自分が納得できるものを出す感じだよね」と返してきた。


この店主、次のお客さんが入ってきた瞬間に黙ってしまい、後は一言も口を開くことはなかった。12月10日に武蔵野で開催するセバスチャン・マンツのクラリネット公演も、僕のそんな気持ちの上にあるものだ。


マンツを呼びたいと思ったのは4年前のミュンヘン国際コンクールで1位になった時で、クラリネット業界の人たちが「あれは、いいよ」と口々に言ってきた。彼はそうしているうちにルツェルンやザルツブルクの音楽祭に出演し、成長を続けている。どうしよう、呼びたいなあ・・・でも日本ではほとんど知られていないし、などと迷っていた。そしてマンツより先に、作曲家でもある天才クラリネット奏者、イェルク・ヴィットマンの日本デビュー・リサイタルを開催してしまった。


こうした中、マンツがロータス・カルテットと日本で共演する計画が昨年になって持ち上がり、それなら絶対リサイタルをやりたい!という事になったのだ。「1,500円でお出しできる今最良のクラリネット奏者の一人です。ヨーロッパで最も注目されている新星に間違いがありません!」チケットが残り少なくなってきました。とてもありがたいことです。


そんなうどん屋の中で新宿の慎(しん)を紹介したいです。昼~夜通し営業で便利な上に、かなりの美味。もしかするとお客を選ぶ店かも知れませんが、今注目です。


■12月10日(月)19:00 セバスチャン・マンツ クラリネット・リサイタル
www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/09/post-114.html
 
 

デニス・コジュヒンのこと

投稿者:ヤマネ


デニス・コジュヒンが武蔵野に登場するのは2回目になる。前回は2011年の2月で、展覧会の絵などを演奏したが、私の記憶に一番強く刻み付いているのが、アンコールで弾いたリゲティの「悪魔の階段」だ。


この曲は、難曲として知られるリゲティの練習曲集の中でも最も難しい曲の一つであり、それを弾こうということ自体もう恐るべき事ですガクガクブルブル、と言っても良い。だが、コジュヒンは何の強引さもなく無理もなく、それこそごく自然にスーッ、と弾いた。抜群のキレだった。


あまりに見事な切れ味。切られたことすら気がつかない ― 鎌鼬(かまいたち)


こういう演奏は、プロコフィエフにうってつけである。シャープで、「全ての鍵盤の奥底まで下がりきった」強く、しなる鋼(はがね)のような音。冴え渡るリズム感。そしてピアノという巨大な楽器の、全体が鳴り響いている感覚、これはそうそう味わえるものではない。


こんなピアニストは、世界広しといえど、本当に滅多にいない。まさしく、ロシアピアノ芸術の継承者と呼ばれるに相応しい天才だ。世界三大コンクールの一つ、エリザベート国際コンクールで優勝し世にでたが、最近の同コンクール覇者たちと比較しても、その才は頭抜けているのではないだろうか。


「21世紀の巨匠ピアニスト」と呼ばれる可能性を多いに秘めた天才が演奏するプロコフィエフの全曲。実は今シーズンで、私が一番楽しみにしている演奏会である。


■デニス・コジュヒン プロコフィエフ:ピアノソナタ全曲演奏会[1/26(土),27(日)全2日]
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/09/post-118.html

 

意外と大きい?テノヒラサイズ

投稿者:ひよこちゃん


私ひよこちゃんはどちらかと言えば手が小さく、指相撲をすると大概負けます。たまにどうしても負けたくないときはズルをして(人差し指がにょろにょろ)勝ちにいきます。短い指は、子どもの頃から関節をポキポキ鳴らしすぎたせいか、関節部分だけが太くなってしまい、ひよこちゃんの指は短く寸胴というかわいそうな体型をしております。まあ、"ひよこ"はみな押し並べて寸胴な生き物ではありますが。


さて、手のひらと言えば、10/4に発売した劇団テノヒラサイズ「テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰2012」。東京ではあまり知名度があるとは言い難い劇団ですが、関西の演劇界ではかなりの人気がある劇団です。東京では小さな劇場で公演を行っている彼らですが、大阪ではHEPホールなどの有名な劇場で公演を行っています。脚本・演出を務めるオカモト國ヒコ氏は、演劇界のみならずTVドラマのシナリオも手がけており、ギャラクシー賞というTV界で最高の栄誉とされる賞も受賞しているすごい人です。


関西というと、吉本新喜劇のようなお笑いを思い浮かべる人が多いかと思いますが、テノヒラサイズの作品はどちらかと言えば「コメディ」という言葉がよく似合います。事実、私ひよこちゃんは約10年ほど吉本の本拠地(?)大阪に住んでいたのですが、残念ながら私、新喜劇の面白さだけは最後まで理解できませんでした。


しかし!


そんな私でもテノヒラサイズは楽しめる!!


舞台装置や衣裳などかなりシンプルで、ほとんどセットもない舞台に「パイプ椅子」がいくつか並ぶだけ、そして役者さんは皆が同じ、つなぎのような極めて匿名性の高い衣裳を身にまとっています。しかし、パイプ椅子を様々なものに見立て、色々な場面を生み出し、そして役者陣はつなぎという無個性な衣裳であるが故に、かえって様々な役や場面・状況を演じることができるのです。例えば、マリー・アントワネットのようなドレスで「私、お金がなくて、もう3日もご飯を食べていないの」なんて言ってもしっくりこないですよね。やっぱりマリー・アントワネットには「パンがないなら、ケーキを食べればいいじゃない」と言って欲しいじゃないですか!
しかし、全員がつなぎを着ていれば、そこにキャラクターの違いなどはないわけで、別に何を言ってもらってもいい訳です。皆が同じつなぎというのは、皆が裸みたいなものですから、どんな役柄や状況をやっても不思議としっくり来るものなのです。


"テノヒラサイズ"という劇団名は「僕たちは舞台の上というテノヒラサイズくらいの小さな事しかできません。でも、舞台の上なら宇宙の始まりだろうが終わりだろうが手作りでなんだってやれますよ」という気概からつけられたそうです。彼らは舞台という限られた空間で、パイプ椅子とつなぎという道具だけで、どんな世界もどんな夢も見させてくれます。そういう意味では彼らのテノヒラは無限のサイズをもっています。


「テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰」は富士山(!)を舞台に、富士山のマグマのエネルギーを利用して、日本のエネルギー問題を解決するという"富士エコロジープロジェクト"なるものに参加している人たちのお話です。なんだか壮大そうなお話ですが、そこはテノヒラサイズ、きっと一風変わったコメディに仕立て上げてくれることでしょう!小難しいことなどは一切なく、誰にでもわかりやすく面白い!そして、11/6と11/8の公演は初回割ということでたった2000円、友の会なら更にお得に1800円!内容的にも価格的にも初めての演劇にももってこいかと思います。


スティーブン・ルービンさんが弾くフォルテピアノ

 

投稿者:I.D

オルガンコンクールが終わり、いつもの“芸術の秋”が始まりました。

 

先ほど終わった「アルフィート・ガスト」、明日の「スティーブン・ルービン」、7日の「バーデン歌劇場」、8日の「ベン・キム」と公演が続きます。

 

スティーブン・ルービンさんはフォルテピアノ・リサイタル。いつかのブログにもあったように武蔵野文化会館にフォルテピアノはありません。

昨日の休館日にひよこちゃんが休日出勤し、所有者の方たちといっしょに運びいれました。しかしこのフォルテピアノ、大きさ的にエレベーターに乗らず、階段で運び上げたとのこと。決して“屈強の体育会系”とは言えないひよこちゃん、大丈夫だったのでしょうか。

 

さて、今回お借りしたフォルテピアノは「クリストファー・クラーク製作(1994年、仏クリュニー)による、アントン・ワルター(1794年、ウィーン)モデル」というもので、フォルテピアノ奏者・チェンバロ奏者であった故・小島芳子さんが所有されていたものです。

 

アントン・ワルターというのは18世紀後半の著名な楽器製作者で、ハイドンで有名なエステルハージ所有の楽器を直したり、モーツァルトやシューベルトが彼の製作した楽器を使っていたらしいです。

 

このフォルテピアノ、ルービンさんはどの様に弾きこなしてくれるのでしょうか。さあ、明日の公演をお楽しみに!

 

 

 

Kei Koitoを知っていますか?

投稿者:Director's Choice


オルガン・コンクールは日本人の初優勝で幕を閉じました。フランスで行われているシャルトル国際オルガン・コンクールでも3回連続で日本人が優勝しています。シャルトルも世界最高の権威を誇るコンクールで、ピアノで言えばエリザベート、ショパン、リーズなどのコンクールのような名コンクールです。


こうして日本人のヨーロッパオルガン界での活躍が伝えられる中、ヨーロッパに根を下ろして、世界の名匠と言われている大オルガニストがいます。Kei Koitoで、日本語では小糸恵と書きます。ハルモニア・ムンディやクラーヴェスからCDが出ているので、古楽ファンには知られているかもしれません。


彼女はめったに日本で演奏することがないのですが、来年3月に約10年ぶりの公演が実現します(普段はローザンヌ音楽院の教授をされています)。特にバッハが感動的で、武蔵野でもオールバッハのリサイタルを行います。


東京では武蔵野でしかコンサートがないので、この希有の機会を逃さないで、是非いらして頂きたいですね。「いいですよ!」


小糸恵オルガン・リサイタルは来年3月16日(土)19:00開演!
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/09/post-113.html


さて、カツカレーというと燕楽(新橋)とか、安くておいしい「まんてん」などをすすめる人が多いかも知れませんね。小川町のポンチ軒のカツとカレーは衝撃です。一皿で二度美味しく、さらに常連さんなら、かき氷も注目。ビールでも頼めばもう、普通のカツカレーの4倍の魅力が!

 

コンクールは終わっていないのである。

 

投稿者:あ・と・お
 
第7回武蔵野市国際オルガンコンクールが終わりました。武蔵野文化事業団が誇る(?)ブロガーみんなが書いてますね。長かったような短かったような10日間でした。そして、気がつけば、もう10月に突入です!
 
さて、コンクール本体は確かに終わったのですが、まだまだ終わっていないこともあるのです。まず、武蔵野市民文化会館小ホールでは見事栄冠を手にした福本茉莉さんの優勝記念CDのための録音がさっそく進行中です(こちらは非公開となっております。あしからず)。ステージ上にはマイクが立ち並び、楽屋にはスタジオさながらに機材が並んでいます。
 
福本さん、本格的な録音は初めてだそうですが、気合いが入っています。録音しては、細かいところまでチェックして、納得がいくまでまた録音の繰り返し…の連続。かなりの体力と集中力の持続が必要です。1日目のレコーディングは無事に終了。でも、福本さんは閉館時間まで練習されるそうです。なんでも、オルガンを弾いている時が一番幸せなんですって。やっぱり、1位になる人はただ者ではありません。
 
 
 
CDはナクソス・レーベルからリリース予定です。発売日などが決まり次第、またお知らせいたします。
 
審査委員のフォックルールとエスケッシュはというと、本選の翌朝には帰国の途につかれました。フォックルールはベルギーに帰国しても、またすぐにモントリオールに飛ぶのだとか。エスケッシュもデンマークで演奏会があるそうです。
 
ガストとペレッティは、まだ日本に滞在中で、日本各地でリサイタルやマスタークラスを行っています。
 
アルフィート・ガスト
10月
4日(木) リサイタル@武蔵野市民文化会館(おかげ様でチケット完売)
6日(土) リサイタル@盛岡市民文化ホール:www.mfca.jp/jigyou/12_1006.htm
 
ピエール・ダミアーノ・ペレッティ
6日(土) リサイタル@豊田市コンサートホール:www.t-cn.gr.jp/info/1165/
 
武蔵野まで来られない方、ちょっと旅行したい気分の方、各地のコンサートにもぜひ足をお運びください!
 

ただ前進するのみの我ら。

投稿者:ヤマネ


4年に一度の国際コンクールは終わりました。お越し頂きました皆様は、お楽しみ頂けましたでしょうか。コンクール、全部みたよ!という方も少なからず居られるかも知れませんね。


そして本日の午後には、とんとんと披露演奏会も終わり、呆然と立ち尽くす我々。しかし、武蔵野市民文化会館の玄関前では、どーんと掲げられていた看板を取り外す作業が、台風の接近する中、早速行われていました。早いですね。


いやー、終わった終わったオワター。と、何となく、余韻にひたっていてもいいかな、なんて思いも若干ありました。もうちょっと看板、掲げてあってもいいのでないかい?なんて思わぬでもない・・・。


もちろん、お客様にはながくながーく、余韻に浸って頂きたいのですが、我々はそうも言ってはいられません。皆様にこれからもより良い公演をどんどんご提供していきたいと思っておりますので、どんどんと、前を向いて前進しております。たったいまこの瞬間には、本日の2公演目となる、カタリン・ロタールのコントラバス・リサイタルが行われております。今週の木曜、金曜にも公演が予定されており、その準備も始まっております。


それにしても、宴というものは、華やかな舞台を演出するため、裏では多くの人が仕事を支えています。この看板を外す作業にしてもしかり。大勢でワラワラと群がり、あっというまにばらされてしまいました。というわけで、舞台裏でさまざまな方法で様々に我々を助けて下さった皆様にも心より御礼を申し上げて、私の余韻と感傷のおしまい、といたします。


それではまたお会いする日まで、ごきげんよう!(明日からも私はずっと事務所に座っております。)