デニス・コジュヒンのこと

投稿者:ヤマネ


デニス・コジュヒンが武蔵野に登場するのは2回目になる。前回は2011年の2月で、展覧会の絵などを演奏したが、私の記憶に一番強く刻み付いているのが、アンコールで弾いたリゲティの「悪魔の階段」だ。


この曲は、難曲として知られるリゲティの練習曲集の中でも最も難しい曲の一つであり、それを弾こうということ自体もう恐るべき事ですガクガクブルブル、と言っても良い。だが、コジュヒンは何の強引さもなく無理もなく、それこそごく自然にスーッ、と弾いた。抜群のキレだった。


あまりに見事な切れ味。切られたことすら気がつかない ― 鎌鼬(かまいたち)


こういう演奏は、プロコフィエフにうってつけである。シャープで、「全ての鍵盤の奥底まで下がりきった」強く、しなる鋼(はがね)のような音。冴え渡るリズム感。そしてピアノという巨大な楽器の、全体が鳴り響いている感覚、これはそうそう味わえるものではない。


こんなピアニストは、世界広しといえど、本当に滅多にいない。まさしく、ロシアピアノ芸術の継承者と呼ばれるに相応しい天才だ。世界三大コンクールの一つ、エリザベート国際コンクールで優勝し世にでたが、最近の同コンクール覇者たちと比較しても、その才は頭抜けているのではないだろうか。


「21世紀の巨匠ピアニスト」と呼ばれる可能性を多いに秘めた天才が演奏するプロコフィエフの全曲。実は今シーズンで、私が一番楽しみにしている演奏会である。


■デニス・コジュヒン プロコフィエフ:ピアノソナタ全曲演奏会[1/26(土),27(日)全2日]
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/09/post-118.html

 

意外と大きい?テノヒラサイズ

投稿者:ひよこちゃん


私ひよこちゃんはどちらかと言えば手が小さく、指相撲をすると大概負けます。たまにどうしても負けたくないときはズルをして(人差し指がにょろにょろ)勝ちにいきます。短い指は、子どもの頃から関節をポキポキ鳴らしすぎたせいか、関節部分だけが太くなってしまい、ひよこちゃんの指は短く寸胴というかわいそうな体型をしております。まあ、"ひよこ"はみな押し並べて寸胴な生き物ではありますが。


さて、手のひらと言えば、10/4に発売した劇団テノヒラサイズ「テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰2012」。東京ではあまり知名度があるとは言い難い劇団ですが、関西の演劇界ではかなりの人気がある劇団です。東京では小さな劇場で公演を行っている彼らですが、大阪ではHEPホールなどの有名な劇場で公演を行っています。脚本・演出を務めるオカモト國ヒコ氏は、演劇界のみならずTVドラマのシナリオも手がけており、ギャラクシー賞というTV界で最高の栄誉とされる賞も受賞しているすごい人です。


関西というと、吉本新喜劇のようなお笑いを思い浮かべる人が多いかと思いますが、テノヒラサイズの作品はどちらかと言えば「コメディ」という言葉がよく似合います。事実、私ひよこちゃんは約10年ほど吉本の本拠地(?)大阪に住んでいたのですが、残念ながら私、新喜劇の面白さだけは最後まで理解できませんでした。


しかし!


そんな私でもテノヒラサイズは楽しめる!!


舞台装置や衣裳などかなりシンプルで、ほとんどセットもない舞台に「パイプ椅子」がいくつか並ぶだけ、そして役者さんは皆が同じ、つなぎのような極めて匿名性の高い衣裳を身にまとっています。しかし、パイプ椅子を様々なものに見立て、色々な場面を生み出し、そして役者陣はつなぎという無個性な衣裳であるが故に、かえって様々な役や場面・状況を演じることができるのです。例えば、マリー・アントワネットのようなドレスで「私、お金がなくて、もう3日もご飯を食べていないの」なんて言ってもしっくりこないですよね。やっぱりマリー・アントワネットには「パンがないなら、ケーキを食べればいいじゃない」と言って欲しいじゃないですか!
しかし、全員がつなぎを着ていれば、そこにキャラクターの違いなどはないわけで、別に何を言ってもらってもいい訳です。皆が同じつなぎというのは、皆が裸みたいなものですから、どんな役柄や状況をやっても不思議としっくり来るものなのです。


"テノヒラサイズ"という劇団名は「僕たちは舞台の上というテノヒラサイズくらいの小さな事しかできません。でも、舞台の上なら宇宙の始まりだろうが終わりだろうが手作りでなんだってやれますよ」という気概からつけられたそうです。彼らは舞台という限られた空間で、パイプ椅子とつなぎという道具だけで、どんな世界もどんな夢も見させてくれます。そういう意味では彼らのテノヒラは無限のサイズをもっています。


「テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰」は富士山(!)を舞台に、富士山のマグマのエネルギーを利用して、日本のエネルギー問題を解決するという"富士エコロジープロジェクト"なるものに参加している人たちのお話です。なんだか壮大そうなお話ですが、そこはテノヒラサイズ、きっと一風変わったコメディに仕立て上げてくれることでしょう!小難しいことなどは一切なく、誰にでもわかりやすく面白い!そして、11/6と11/8の公演は初回割ということでたった2000円、友の会なら更にお得に1800円!内容的にも価格的にも初めての演劇にももってこいかと思います。


スティーブン・ルービンさんが弾くフォルテピアノ

 

投稿者:I.D

オルガンコンクールが終わり、いつもの“芸術の秋”が始まりました。

 

先ほど終わった「アルフィート・ガスト」、明日の「スティーブン・ルービン」、7日の「バーデン歌劇場」、8日の「ベン・キム」と公演が続きます。

 

スティーブン・ルービンさんはフォルテピアノ・リサイタル。いつかのブログにもあったように武蔵野文化会館にフォルテピアノはありません。

昨日の休館日にひよこちゃんが休日出勤し、所有者の方たちといっしょに運びいれました。しかしこのフォルテピアノ、大きさ的にエレベーターに乗らず、階段で運び上げたとのこと。決して“屈強の体育会系”とは言えないひよこちゃん、大丈夫だったのでしょうか。

 

さて、今回お借りしたフォルテピアノは「クリストファー・クラーク製作(1994年、仏クリュニー)による、アントン・ワルター(1794年、ウィーン)モデル」というもので、フォルテピアノ奏者・チェンバロ奏者であった故・小島芳子さんが所有されていたものです。

 

アントン・ワルターというのは18世紀後半の著名な楽器製作者で、ハイドンで有名なエステルハージ所有の楽器を直したり、モーツァルトやシューベルトが彼の製作した楽器を使っていたらしいです。

 

このフォルテピアノ、ルービンさんはどの様に弾きこなしてくれるのでしょうか。さあ、明日の公演をお楽しみに!

 

 

 

Kei Koitoを知っていますか?

投稿者:Director's Choice


オルガン・コンクールは日本人の初優勝で幕を閉じました。フランスで行われているシャルトル国際オルガン・コンクールでも3回連続で日本人が優勝しています。シャルトルも世界最高の権威を誇るコンクールで、ピアノで言えばエリザベート、ショパン、リーズなどのコンクールのような名コンクールです。


こうして日本人のヨーロッパオルガン界での活躍が伝えられる中、ヨーロッパに根を下ろして、世界の名匠と言われている大オルガニストがいます。Kei Koitoで、日本語では小糸恵と書きます。ハルモニア・ムンディやクラーヴェスからCDが出ているので、古楽ファンには知られているかもしれません。


彼女はめったに日本で演奏することがないのですが、来年3月に約10年ぶりの公演が実現します(普段はローザンヌ音楽院の教授をされています)。特にバッハが感動的で、武蔵野でもオールバッハのリサイタルを行います。


東京では武蔵野でしかコンサートがないので、この希有の機会を逃さないで、是非いらして頂きたいですね。「いいですよ!」


小糸恵オルガン・リサイタルは来年3月16日(土)19:00開演!
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/09/post-113.html


さて、カツカレーというと燕楽(新橋)とか、安くておいしい「まんてん」などをすすめる人が多いかも知れませんね。小川町のポンチ軒のカツとカレーは衝撃です。一皿で二度美味しく、さらに常連さんなら、かき氷も注目。ビールでも頼めばもう、普通のカツカレーの4倍の魅力が!

 

コンクールは終わっていないのである。

 

投稿者:あ・と・お
 
第7回武蔵野市国際オルガンコンクールが終わりました。武蔵野文化事業団が誇る(?)ブロガーみんなが書いてますね。長かったような短かったような10日間でした。そして、気がつけば、もう10月に突入です!
 
さて、コンクール本体は確かに終わったのですが、まだまだ終わっていないこともあるのです。まず、武蔵野市民文化会館小ホールでは見事栄冠を手にした福本茉莉さんの優勝記念CDのための録音がさっそく進行中です(こちらは非公開となっております。あしからず)。ステージ上にはマイクが立ち並び、楽屋にはスタジオさながらに機材が並んでいます。
 
福本さん、本格的な録音は初めてだそうですが、気合いが入っています。録音しては、細かいところまでチェックして、納得がいくまでまた録音の繰り返し…の連続。かなりの体力と集中力の持続が必要です。1日目のレコーディングは無事に終了。でも、福本さんは閉館時間まで練習されるそうです。なんでも、オルガンを弾いている時が一番幸せなんですって。やっぱり、1位になる人はただ者ではありません。
 
 
 
CDはナクソス・レーベルからリリース予定です。発売日などが決まり次第、またお知らせいたします。
 
審査委員のフォックルールとエスケッシュはというと、本選の翌朝には帰国の途につかれました。フォックルールはベルギーに帰国しても、またすぐにモントリオールに飛ぶのだとか。エスケッシュもデンマークで演奏会があるそうです。
 
ガストとペレッティは、まだ日本に滞在中で、日本各地でリサイタルやマスタークラスを行っています。
 
アルフィート・ガスト
10月
4日(木) リサイタル@武蔵野市民文化会館(おかげ様でチケット完売)
6日(土) リサイタル@盛岡市民文化ホール:www.mfca.jp/jigyou/12_1006.htm
 
ピエール・ダミアーノ・ペレッティ
6日(土) リサイタル@豊田市コンサートホール:www.t-cn.gr.jp/info/1165/
 
武蔵野まで来られない方、ちょっと旅行したい気分の方、各地のコンサートにもぜひ足をお運びください!
 

ただ前進するのみの我ら。

投稿者:ヤマネ


4年に一度の国際コンクールは終わりました。お越し頂きました皆様は、お楽しみ頂けましたでしょうか。コンクール、全部みたよ!という方も少なからず居られるかも知れませんね。


そして本日の午後には、とんとんと披露演奏会も終わり、呆然と立ち尽くす我々。しかし、武蔵野市民文化会館の玄関前では、どーんと掲げられていた看板を取り外す作業が、台風の接近する中、早速行われていました。早いですね。


いやー、終わった終わったオワター。と、何となく、余韻にひたっていてもいいかな、なんて思いも若干ありました。もうちょっと看板、掲げてあってもいいのでないかい?なんて思わぬでもない・・・。


もちろん、お客様にはながくながーく、余韻に浸って頂きたいのですが、我々はそうも言ってはいられません。皆様にこれからもより良い公演をどんどんご提供していきたいと思っておりますので、どんどんと、前を向いて前進しております。たったいまこの瞬間には、本日の2公演目となる、カタリン・ロタールのコントラバス・リサイタルが行われております。今週の木曜、金曜にも公演が予定されており、その準備も始まっております。


それにしても、宴というものは、華やかな舞台を演出するため、裏では多くの人が仕事を支えています。この看板を外す作業にしてもしかり。大勢でワラワラと群がり、あっというまにばらされてしまいました。というわけで、舞台裏でさまざまな方法で様々に我々を助けて下さった皆様にも心より御礼を申し上げて、私の余韻と感傷のおしまい、といたします。


それではまたお会いする日まで、ごきげんよう!(明日からも私はずっと事務所に座っております。)


  

宴のあとで

投稿者:ひよこちゃん


9/21に始まったオルガンコンクールですが、本日、遂に本選が終了しました。ご来場下さいました皆さま誠にありがとうございます。また、本日Ustream中継をご覧下さった皆さま、一体どれほどいらっしゃるのでしょうか、お楽しみいただけましたでしょうか?また、ご協力いただいた方々や審査委員の方々、そして出場者の皆様、本当にありがとうございました。


気になるコンクールの結果は・・・


こちらへどうぞ→ http://www.musashino-culture.or.jp/iocm/index.html


現在、武蔵野市民文化会館某所では、明日には帰国する審査委員もいるため、「さよならパーティ」が催されております。出場者や審査委員、組織委員の方々が出席して食事や少々のお酒を肴に色々とご歓談をしているようです。そういえばお昼ご飯も食べていない私ひよこちゃんとしては是非そのお食事を分けていただきたいところではございますが、働きアリがそのようなことを女王アリ様たちに申し上げる訳にもいかないので、せっせとこうやって1階の事務所でお仕事をしております。


4年に1度のコンクールということで、新米の私には初めての経験だったのですが、本当にあっという間の1週間でした。始まる前は「どうなることやら」と、色々問題が勃発するんじゃないかと思っていたのですが、そこは経験豊富な皆様に支えられ、そして各方面からの多大なご協力もあり、なんとか無事成功裡に終わることができました、と言ってもよいのではないでしょうか。


本選に臨む出場者の姿を見て思ったのですが、皆さんすごく集中しているな、と。その姿にはちょっと感極まってくるものがありました。結果は結果としてありますが(そしてそれが重要なのは勿論ですが)、ものすごい集中力でオルガンと対峙するその後ろ姿は、順位や技術といったものを超えて、それだけで人の心を大きく揺さぶるものだったと思います。


コンクールは終わりました、と書きましたが、明日は入賞者たちによるエキシビションがございます。チケットはありがたいことに完売御礼となっております。明日はもう少しのびのびとした入賞者たちの姿が見られる予感がします。一期一会は、新しい人との出会いだけではなく、もう既に出会った人たち、知っている方たちとの間にも生まれてくるものなのかも知れません。


コンクールを運営するのは大変なんだなということを身をもって体感した1ヶ月でしたが、色々な出会いもありトータルで見ればとてもいい1ヶ月だったように思います。この1ヶ月に巡り会えたことを、諸先輩方や関係者など全ての皆様に感謝したいと思います。

 

オルガンコンクール本選 インターネット中継決定!

 

投稿者:ID

皆様、オルガンコンクールが大詰めを迎えてきました。今現在も進行形で第2次予選の2日目の演奏が行われており、今夜には本選出場者が決定します。本選出場者は本日中にオルガンコンクールのHPに掲載いたします!

 

さて、本日は重大発表があります。それは…、あっ、標題でわかってしまっていますね。そうです、第7回武蔵野市国際オルガンコンクール本選、インターネット中継が急遽決定ィィィィィ!!!…でございます!!

 

これでこの日、地方にいる方、海外にいる方、会場に来られない全ての方に本選の“すべて”を楽しんでいただけます! ではキチンとご案内いたしましょう。

 

中継時間は9月29日(土)午後1時~午後8時。つまり本選の演奏開始から表彰式終了まで、約7時間ずっと生中継し続けるわけです。

 

そして、どのように見るかといいますと…、Ustream上で中継いたしますので、ずばり下記のURLをクリックしていただくだけでございます。

http://www.ustream.tv/channel/IOCM2012

 

Ustreamでmusashino bunkaで検索していただいてもOKです。Ustreamに詳しくない方もいらっしゃるかと思いますので、念のため記すと、事前の登録や費用の発生は一切ございません。安心してお楽しみください。これをご覧になったからといって後日、武蔵野文化事業団から「早く視聴料を払ってください!」などいう電話がいくことはございません。もしそういう電話があったら、それは新手のサギでございます。

 

武蔵野文化事業団のHPにもリンクを貼り付ける予定ですが、今のところまだですので、出来次第Twitterなどでお知らせいたします。

 

そして、そして、本選のチケット本日夕方遂に完売いたしましたぁぁ!!

 

…ぇ、ちょっと待てよ、タイミング良すぎないか、いくらなんでもネット中継の発表遅すぎるだろ、完売までひっぱっていただろ、という声も聞こえてきそうですが、信じてください!そういうわけでは全くございません!

 

なにぶん昭和59年に建てられた建物(予想以上に、予想外の配線など…)で、充分な容量を確保した中継をするのは、最後の最後まで本当に出来るか予断が許さず、本日遂に最終的なGOがでたのです。それ以外の理由、全くございません!

 

当日券で本選行こうと思ってたのに…、というお客様、会場にはお越しいただけませんが、是非是非インターネットでお楽しみください。

 

武蔵野文化事業団始まって以来初の試み“インターネット中継”、最後まで上手くいくかドキドキです!一人でも多くの方にご覧いただければ幸いです。

 

 

会議は踊る

投稿者:Director's Choice


多くの方は学校でウィーン会議について習っていますね。宰相メッテルニヒの名前や毎夜毎夜舞踏会が行われ「会議は踊る」と言われたことなど・・・。そう、ウィーンはバル(舞踏会)の街です。毎年、数多くのバルが開かれ、その最も権威あるバルがウィーン国立歌劇場で行われます。


日本に度々来日するウィーン・オペラ座舞踏会管弦楽団。このウィーン国立歌劇場のバルのために創設されたオーケストラですが、日本ではウィンナ・ワルツの名曲ばかりを演奏してきました。


このバルという言葉自体が日本人には耳慣れないようで、会館のスタッフも全くといっていいほど知りませんでした。先日テレビでヴェニスはフェニーチェ歌劇場のバルが放映されていましたので「見た?」と聞くと「見ていない」という答え。うーむ。「昔、小澤征爾がバルでデビュッタントの先頭に立ったテレビを見たことない?」と言っても「デビュッタントって何?」と言われてしまいました。まずい。


ウィーンには今でも社交界があるので若い男女は社交界デビューをオペルンバルでするのであります。この若者たちをデビュッタント、デビュッタンティンと言います。このバルで使われている音楽がとてもとても素敵なんです。シャルパンティエ作曲のファンファーレは現地ではウィーン・フィルのメンバーが吹くのですがそれはもう、ドキドキします。ツィーラーの扇のポロネーズが演奏されて、デビュッタントが入ってくるところはもう蠱惑的・・・。


昔日本にウィーン・フォルクスオーパーがはじめて来日したとき、オペレッタってこんなに素敵なのかと初めて知って、「メリー・ウィドウ」のワルツでぼろぼろ泣きましたよね。このオペルンバルの音楽も日本の聴衆には"出会い"かもしれませんが、それは最高に「いいね!」という感じです。お客様から「オーケストラの人も踊るの?」という質問がありましたが・・・踊らないんです。オーケストラが演奏し、バレエダンサー6人が踊り、ソプラノが歌います。もう「ニューイヤーコンサートはいいよ」というクラシック・オタクも大満足なこと請け合いです。


そう、武蔵野でこのウィーン・オペラ座舞踏会管弦楽団の演奏会が1月11日(金)に掲載決定!乞うご期待!いいですよ。


西武国分寺線の小川駅に喜楽というフツーの街の中華料理店があります・・・。この中華、意外に美味しいところが数少なくて。そんな中ここはアリ!です。野菜炒めに餃子4個のランチ600円に納得!

 

オルガンコンクール 第1次予選終了

投稿者:あ・と・お

 

久々のブログ投稿となります。実は、諸事情で、ひよこちゃんが“血を吐きながら”準備をしていると言っていた大忙しの時期に長期のお休みをいただいておりました。戻ってみると、街も当ホールも、まさにオルガンコンクール一色。

 

8月からコンクール開幕直前まで武蔵野市内の各所でおこなったプレイベントや各新聞に取り上げられた効果か、一昨日と昨日おこなわれた第1次予選には、おかげ様でたくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございます。チケットもほぼ完売で、1次からこんなに盛況なのは、オルガンコンクール史上初めてです。当日券を求めて長蛇の列もできていました。並んでいただいた方、お待たせして、すみませんでした!入賞者披露演奏会は完売していますが、2次予選(9/25, 26)と本選(9/26)は、まだチケットお取りいただけます。お早めにお求めくださいね。電話(0422-54-2011)やインターネット(www.musashino-culture.or.jp/)でも受け付けております。

 

さて、昨日の1次予選が終わって審査があり、2次予選に進む出場者が発表されました。発表の瞬間はこんな感じです。

 

2次予選の出場者リストは、コンクール・ホームページをご覧ください。

www.musashino-culture.or.jp/iocm/index.html

 

残念ながら2次予選に進めなかった方々ですが、発表の後、希望者には審査委員のコメントが聴ける機会を設けました。各審査委員が一人ひとりに時間をじっくりかけて丁寧に、そして熱心にコメントし、みんな真剣に聴いていました。120名の応募者の中からオーディションで選ばれて、1次予選に出場できたということだけでも大変なことです。今回のコンクールでの経験は、彼/彼女たちが将来振り返ってみた時、きっと他では得難いものとして、演奏活動にプラスになっていることと信じています。彼/彼女たちの今後の活躍も目が離せません!

 

さてさて、2次予選ですが、今度の課題曲は、ブクステフーデ、グリニー、バッハ、出場者自らが選曲した現存作曲家の作品となります。ブクステフーデは、バッハが音楽家として憧れていた人物で、当時ハンザ都市として隆盛を誇った北ドイツの街リューベック(ちなみに、審査委員のガスト氏が活動されているところでもあります)まで、400kmの道のりを歩いてその演奏を聴きにいったのは有名な逸話です。しかも、バッハは務めていた教会から4週間の休暇をもらっていたのですが、無断で4ヶ月も延長したんだとか。グリニーは、フランス・バロックの作曲家で、彼の『オルガン曲集 第1巻』は、やはりバッハが高く評価して楽譜を写していたんだそうです。ふたりともバッハに多大な影響を与えたことは間違いありません。そして、バッハの作品ももちろん含まれています。1次の課題曲よりも、大きな作品となります。そして、現存作曲家、ようするに今生きている作曲家の作品です。これは、出場者がコンクールに応募するときにどの作品にするか自分で決めて提出してもらっています。出場者が何を選択しているかも注目です!

 

では、皆様のご来場をお待ちしております!