ゴールデンウィークも営業中

執筆者:I.D

公益財団法人 武蔵野文化事業団が管理する武蔵野市民文化会館…。

 

いやー、端々から堅さが滲み出てくる名前ですね。“役所”っぽさが濃厚に感じられますね。

 

お客様のなかには「きっとここの事務所の営業時間は月~金の9時~5時なのだろう」と思ってらっしゃるかたも多いのです。

 

しかーし!われらが市民文化会館は水曜の休館日以外は、常に午前9時から午後10時までやっております。チケット予約電話0422-54-2011は武蔵野市内にある他の館でも受けているので、年中無休です。

 

土日関係なし!ゴールデンウィークも関係なし!

 

日曜日の夜9時半頃「チケット買いたいなー。でもネット立ち上げるの面倒だなー」と思ったお客様!そんな時間でも電話でチケットが買えるのです!是非お電話ください!(吉祥寺シアターのブログを書いているコモトさんは若いせいか、売り込みに若干の照れが感じられますが、私にはそのようなものはありません。うーむ年でしょうか…)

 

 

おまけ

小ホールでは先月21日の「ナレク・アフナジャリャン」、今日の「ナレ・アルガマニヤン」とアルメニアの演奏家が続いておりますが、今日5月1日はアルメニア人の最も著名な作曲家アラム・ハチャトゥリアンが亡くなった日だそうです(1978年)。CDなどをお持ちのお客様は、彼を偲んで聴いてみてはいかがでしょうか。

ただ今、作業中

投稿者:あ・と・お


いよいよゴールデンウィークに突入しましたが、いかがお過ごしでしょうか?ようやく暖かくなり、日が長くなってきたのは、なんだかうれしいですね。

さて、先日来「まだDMが届かないんだけど…」というお電話を何人かのお客様からいただきました。いつも楽しみにして待っていてくださり、ありがとうございます!目下、職員総出でDMの封入作業をおこなっているところです。間もなく、発送させていただきます。そして、どうぞご安心ください、5月の発売日はいつもより少し遅めで、10日(木)が最初で、12日(土)、24日(木)となっております。

ゴールデンウィーク中に吉祥寺にお出かけのお客様、ぜひ吉祥寺美術館へも、ぶらっとお立ち寄りください。こぢんまりとした美術館で、コピス吉祥寺(伊勢丹跡)7階にあります。常設展とともに、現在、企画展として東日本大震災を追った「石川梵写真展」を開催中(5/13まで)。入館料は100円です。

吉祥寺美術館:www.musashino-culture.or.jp/a_museum/

Have a nice Golden Week! 

アーティストを絞り込む。

執筆者:Director's choice


秋に主催するラテン系のバンドのチラシをつくっていた。まわりのクラシック・ファンはデオダートもトニーニョ・オルタもジャヴァンもジョイスも知らないという・・・。そうか・・・。僕の中ではみんな最高のアーティストなんだけれど。


日本に来ていないピアニスト7人を今後呼べるか改めてリストアップした。隣の音大ピアノ科出身のYくんに僕とは違う耳で聞いてもらうことにする。100人を超すピアニスト(初来日となる人)を半年ぐらいかけて絞り込んだ。それでも最終的に何人呼べるか、お客様に満足してもらえるものを出すのはそう簡単ではない。


さて、今回案内する店は代々木上原にあるとんかつ武信分店だ。ここにメンチの丼がある。銀座YAMAGATAのジューシーメンチのファンも多いと思うが、丼では勝手が違う。しょう油の風味と肉のうま味、、、。1470円とちと高いが、それだけとれる味でもある。

 

リヒテルはお好き?

執筆者:ヤマネ


晩年のリヒテルは、会場の電気をほぼ真っ暗にして、ピアノの脇のスタンドライト一個で演奏していたという。私は残念ながらリヒテルをライヴで聞いたことがないので、伝聞でしか知らない。自宅にあるCD、DVD、モンサンジョンのドキュメンタリーフィルム、同じくモンサンジョンの手による、筑摩書房から出ている超高額!の伝記本ほか数冊の本、それだけが私の知っているリヒテルだ。


ついでに言えば、日本に来たことのあるピアノの巨人ではホロヴィッツも、ベネデッティ・ミケランジェリも、ギレリスもグルダも聞いたことがない。多くのクラシックファンからうおおおーい!という突っ込みが来そうだが、ないものはない。つくづく残念である。


脱線しました。


昨日のブラックショウは、実に細部にまで神経を遣うピアニストだった。照明をすごく暗くしたり、足元のペダルのごくわずかな軋みを気にしたり(本人以外はおそらく誰も気がつかなかったと思う)、かなり繊細で、周りの我々も普段より色々と気を遣いました(とはいえ、ぴりぴりとした雰囲気ではなかったので、念のため。)。


しかもただ照明を暗くするのではなく、ここはもう少し明るく、とか、白っぽい照明にしないで、出来れば黄色とかオレンジとか、そんな色はないですか。などという細かなリクエストだった。「照明を暗くすることで、特別な雰囲気が出るのだよ。暗い照明というのはcrucial(きわめて重要、決定的といった意味)だ」と言うから、リヒテルみたいですね、と可能な限り通ぶって言うと、ブラックショウの目がきらりと光った。「リヒテルを聴いたことはある?」


そこで「ないです」と答えねばならぬ哀しさ。ため息が「ああ」とブラックショウの口から漏れる。私も残念です。

 

ひよこちゃん、ミスター・ブラックショウと出会う。

投稿者:ひよこちゃん


  
     
本日の19時より市民文化会館の小ホールではクリスチャン・ブラックショウのピアノ・リサイタルが行われました。駆け出しのひよこちゃん、今度はイギリス生まれの紳士ミスター・ブラックショウをホテルからホールまでご案内することになりました。


今回の来日がプライベートも含め初めての来日のブラックショウさん、まさに「イギリス紳士」といった感じで、物腰も柔らかく、非常に優しいおじさまです。本日のリサイタルにお越しになったお客様はわかっていただけるのではないかと思うのですが、演奏(音も動きも)から感じる雰囲気、人柄そのままの方でありました。演奏にはその人の人となりが出ますね...。強く実感しました。今回は、長い時間ではありませんでしたが、ミスター・ブラックショウが積極的にお話をしてくれるのをいいことに、拙い英語ながら色々とお話をさせてもらいました。


ひよこちゃんが初めてお会いしたのが来日2日目だったこともあって「時差ボケで寝不足だよ」とは言っていたものの、日本家屋のお庭に興味津々であったり、私たちが歩いていた住宅街の通りを「まさにピクチャレスクだ。美しい」と言って下さるなど、初めての日本を楽しんでいただけているようで一安心。本当はこの来日で京都にも訪れたかったというミスター・ブラックショウですが、なにぶん多忙なスケジュールのため今回は断念したとのことでした。京都出身のヤマネになり代わり、京都のすばらしさをアピールしてきたので次回の来日はそう遠くはないかも知れません。


日常では物腰柔らかい紳士のミスター・ブラックショウは、リサイタルに対しては「さすがプロ!」と思うようなストイックさやこだわりを垣間見ることができました。リハーサルのときでさえすごい集中力だったのか、リハーサル後は色白の顔が真っ赤に染まり、かなりお疲れのご様子でした。本番の日も、リサイタルの空間作りにもミスター・ブラックショウは非常に気を遣っており、開場の直前まで舞台照明のチェックを行い、5分ほど開場がおしてしまうほどでした(お待たせして申し訳ございません)。

そんなこんなのうちに多少親近感を抱いていただけたのか、それともただ思い出しただけなのかはわかりませんが、突如ミスター・ブラックショウからこんな質問を投げかけられました。


「日本語で、"Thank you"と"Hello"はなんて言うんだい?」


そんなわけで、ミスター・ブラックショウに「ありがとう」と「こんにちわ」を教え込んだのは私であります(えっへん)。なかなか「こんにちわ」を覚えられず苦労していたミスター・ブラックショウでしたが(その後何回も「なんて言うんだっけ?」と聞かれました)、「ありがとう」に関してはすぐに覚えたようで、その後ことあるごとに「ありがとう」と言っていました。


ちなみに余談ですが、私の名前は外国の方には呼びにくいのか、最後まで間違ったまま発音されていたのもいい思い出です。

             


シュワルツァーは今日がラスト・チャーンス!?

執筆者:I.D

本日はいち早くブログを読んでくださっている方にのみ有効な、プチ情報をこっそりお伝えいたします。

 

現在発売中の「イェレミアス・シュワルツァー リコーダー・リサイタル」ですが、当初より、チラシ等に記載していますように、武蔵野市内の小中学生の鑑賞が入ります。現在の残席にも座ってもらうのですが…

 

その受付開始日が4月27日なのです!

 

ですので、明日になると一気に完売!となるかもしれません。

 

買おうと思っていたけど、ついうっかり買っていなかったというお客様、今日までこの公演があることは知らなかったけど、ビビビときた!是非行きたい!というお客様、お急ぎください。

 

今日がラスト・チャーンス!(だと思います…。申込が殺到するはずです…。しかし予想は外れることがあるので悪しからず。)

一服いかがですか?

投稿者:あ・と・お


       

松露庵をご存知でしょうか?武蔵境の古瀬公園内にあるお茶室です。
 

松露庵
www.musashino-culture.or.jp/sisetu/shoroan/top.html

 


ここでは、年6回(4, 5, 6, 9, 10, 2月)、武蔵野文化事業団と武蔵野市茶道連盟が主催して、お茶会を催しています。一昨日の日曜日に、私も4月の会に行ってきました。当日は、少し寒かったものの、和の空間でお茶をいただくと、とても気分がいいものです。

 

次回の5月のお茶会は完売しましたが、6月の会はまだ若干枚数チケットがございます。6月は煎茶の会です。お茶会というと抹茶を思い浮かべられる方も多いかと存じますが、そう煎茶なんです。一煎目、二煎目でも、全く味わいが違うんです。目から鱗。
「お作法が...」なんて心配も無用です。お気軽にお出かけください。コンサートなどと同じく、お電話かインターネットでご予約を承っております。お待ちしております。


 

松露の「茶の湯」(6月)
www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2012/03/post-53.html


                

なんでも聞いてしまう。

執筆者:Director's choice


少しだけ時間があり、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサー、中田ヤスタカのユニットcapsuleやMark Stewart、OZROSAURUS、山根万理奈、Orbitalなどを聞いていた。


クラシック音楽の仕事をしていると、まわりにあまりPOPSを聞かない人が多いが、好奇心のなせる業か、何でも聞いてしまう。


今日もとても才能のあるソプラノを見つけた!何という美しい声・・・。イタリアに住んでいるので、スカラ座は彼女の情報をしっかりおさえている。ブレイクする前に何とかしないと。


今日のお勧めは大泉学園のBoulangerie bee のMür(ミュール)だ。このパンにエシレのバターを塗って、よく冷えた白ワインを飲めば、「何かいいことないかなあ・・・」なんて思っていたことを忘れ、至福の時が訪れる。210円の幸福。

 

コンサートでのトーク。クラシック音楽の場合。

執筆者:ヤマネ

基本的にクラシック音楽のコンサートでは、演奏だけが行われ、トークが入ることは滅多にない。滅多にないと言うからには例外はあるわけで、話す場合もある。そういう場合はだいたい事前に、話をしたいが良いか、と連絡が来る(もちろん事前の連絡がない場合もある)。


世界中を飛び回っている音楽家は、英語が共通語で、トークもだいたい英語でするのだが、お客様には英語を解さない方もたくさん居られるわけで、こういう時どう対処するか、考える。それに、武蔵野市民文化会館小ホールで公演をするとなると、残響が長く、そもそも何を言っているかわからない、と言う事態になりやすい(マイクを使っても聞き取りやすさはさほど改善しない)。


先日のクラッゲルー(無伴奏ヴァイオリン・リサイタル)は、実はステージでイザイの曲目の解説をしながら演奏したかった。事前に打診があった。曲間で次のソナタについて話をする、というスタイルだがどうか、との事だった。ポーランドでのリサイタルではそれで大成功を収めたようだ。しかし、英語で解説をされると、それはそれでおもしろいのだけれども、何を言っているかさっぱりわからず座っているのが苦痛になってくる方も居られるかも知れない。だからといって通訳を立てると、話の流れ、公演全体の流れが切れ切れになり、ホール全体の集中力が落ちてしまう。


そこで今回は鳩首協議、喧々囂々、侃々諤々、口角泡を飛ばす大舌戦!の結果(ウソ)、プログラムノートとしてチケット購入者には事前にメールで告知、ならびに当日も会場で配布をした。公演をよりお楽しみ頂けたのであれば幸いだ。


ちなみに昨日のアフナジャリャン(無伴奏チェロ)もフドヤンのソナタを演奏する前にすこし話をしたが、その意味はだいたい以下の通りであった。


「この作品は、トルコ人による『アルメニア人虐殺』の犠牲者に捧げられている。この大虐殺では150万人近くのアルメニア人が殺された。虐殺があったのは1915年4月24日で、日にちが近いこともあり(昨日は4月21日)、本日はそれを記念して演奏したい。」

 

コンサートホールのお仕事

投稿者:ひよこちゃん



先日このブログで書きました、アンコールの貼り出しの紙たち(上の写真)は、処分しようとしていた矢先に、「欲しい!」というお客様がいらっしゃいましたので、その方に差し上げることとなりました!

本日は公演のときのチケットのもぎりについてお話しします。


普段よりお越しいただいているお客様はご存知でしょうが、基本的にはチケットのもぎり(チケットの半券を切ること)も会館のスタッフが自ら行っております。初めてその任務を仰せつかったときには緊張でドキドキし、なかなか「手早くキレイに」もぎることができなかったのですが、最近ではすっかり手慣れてきて「手早くをキレイに」をかなり実践できるようになってきたと思います。(でも時々間違ったチケットを切ってしまったり、切り取り線以外のところで切ってしまい汚くなってしまうことがあります。申し訳ございません。)


今ではもう緊張することもほとんどないのですが、それでもたまに心の準備が必要なときがありまして、それは、


1:大ホールの公演のとき......なにせお客様の数が多いですから(小ホールの約3倍)

2:ダブルヘッダーのとき......マチネとソワレで2公演行うときは、お客様も間違われる場合があるので神経を使います。


今日がそのダブルヘッダーの日だったのですが(「ナレク・アフナジャリャン 無伴奏チェロ・リサイタル」と「セルソ・アルベロ テノール・リサイタル」)大きな事故もなく、なんとか無事にお客様を会場にご案内することができました。両公演とも大盛り上がりで、両方来られたお客様も多数いらっしゃいましたが、かなりご満足いただけたのではないかと思います。


スタッフとしてもダブルヘッダーはなかなか大変な感じもあるのですが、聴きに来られるお客様もかなりハードだと思います。(私も休みの日はしょっちゅうあれこれダブルヘッダーをしますが、1日が短く感じる反面、ソワレ公演後はいつも結構疲れています。)


日本中ほとんど何処でもそうでしょうが、市民文化会館でもスタッフ同士は帰る際には「おつかれさまでした」と言って帰ります。「今日はダブルヘッダーおつかれさまでした」と言って帰ることになると思いますが、今日のような日にはお客様にも「おつかれさまでした。本日はご来場ありがとうございました」と心の中で一言添えて家路につこうと思います。