小ホール、振り返ると何がある?

執筆者:I.D

武蔵野市民文化会館小ホールでは、17日から23日まで、「ヘニング・クラッゲルー」「ニコライ・ホジャイノフ」「ロンドン交響楽団金管五重奏団」「ナレク・アフナジャリャン」「セルソ・アルベロ」「オーギュスタン・デュメイ」と怒濤のごとく公演が続いています。

 

小ホールは音響がいいね!とのお言葉を時々いただくのですが、このホールは残響が最長2.2秒あります。

 

…最長?と疑問をもったお客様、するどいです。

 

そうです、小ホールの残響の長さは1.6秒~2.2秒まで変えることができるのです。

 

 

この一面ぎっしりあるパネルは1°刻みで角度を変えることが出来、それが残響の長さを変えることになるのです!

 

私共の主催公演では、その公演で最高の音響が得られるよう、細かい調整をしています。

 

次回小ホールにいらしたとき後ろを振り返ってみてください!

 

(このような装置を備えているコンサートホールは結構あります…、念のため)

海外の歌手たちにオファーを送る

執筆者:Director's choice


海外の歌手10名近くに来日のオファーを送った。いずれも世界最強のエージェントがついているので、そのうち何人かでも来日が実現すれば、と考えている。


もちろんチケット代を3000円~5000円にできれば全員来日するのかもしれないが、、、日本では全員全くの無名なので、もう少しチケット代を抑えたい。実現するかどうかは交渉次第なのである。ちなみに、先日ブログでピアノ・デュオを見つけたことを書いたが、その来日がほぼ決定した。お客様に楽しんで頂けると思います。


さて今日は少しオタク向きのワインをおすすめします。コトー・デュ・ラングドック・サンジョルジュ・ドルク・グラン・キュヴェ・ドメーヌ・ド・ラプローズ (Côteaux du Languedoc Saint Georges d'Orques Grande Cuvée Domaine de la Prose) であります。
チリかアルゼンチン・ワインのようなタフさですが、体には優しいので、パワーヒッターのようなワインをお好きな方は探して下さい。日本橋の千商がインポーターさんです。

 

チケット電話攻略ノスゝメ (必勝法ニ非ズ)

執筆者:ヤマネ

明日はチケットの発売日ですね。予約受付けの電話は、武蔵野文化事業団には16回線あり、職員が総出で、可能な限り迅速に対応しておりますが午前中は特にお電話を集中的に頂くため「なかなか繋がらない」とお叱りの言葉を受けることもしばしばです。


特にオーケストラやオペラなどの発売日は、午後になってもつながりにくい状態が続くことがあります。たくさんのお電話に感謝致しております。そしてご不便をおかけしておりますことを改めてお詫び申し上げます。


どうしても繋がらない、という方のため、内緒の情報をこっそりこのブログだけでお知らせします。


実は・・・・いいですか、ゴクリ・・・。電話は11時前から11時過ぎぐらいまで、少し回線に空きが出がちなのです。なんと!本当?!えー!!あら!不思議!


10時からずっとかけ続けた方が、疲れて小休止されるのではないか、と私は個人的に想像しているのですが、事実は不明です、全く闇の中です。ほんの少しだけ、回線に空きが出ます。なんと言うことでしょうか!そして11時過ぎになると再び全回線がふさがり、人気の公演はそのまま完売となってしまいます。


と、言うわけですので、明日の朝、どうしても繋がらないと言う事でしたら、この時間帯に試して頂きますと、もしかしてひょっとすると、すんなり繋がるかも知れません(すいません、やっぱり繋がらないかも知れません)。


これからも皆様のご予約に迅速にご対応できるよう、引き続き努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。


 

アンコールのお話 その2

投稿者:ひよこちゃん

   

   
先日ヤマネが書いておりましたアンコールの貼り出しなのですが、現在は昨年の1月分より貼り出した紙が市民文化会館の事務所に保存してありました。まれに過去に自分が聴いたコンサートのアンコールを知りたいというお客様もいらっしゃるので残しておいたのですが、さすがにかなりの量になりましたし、1年前のアンコール曲を知りたいという方はまずおられないので、新年度が始まった4月より心機一転、3月までの貼り出しの紙を全て処分することと致しました。(欲しい!という方は、、、いらっしゃらないですよね...)


処分される前にどんな曲が演奏されたのかもう1度見ておこうと思い見返しましたが、なかなかヴァリエーションに富んでいますね!手元に残っている限りでは、アンコールで1番多く演奏されたのはショパンとバッハですね。次点がモーツァルト。意外に少ないのがベートーヴェン(たぶん2回)で、リストやラフマニノフ(各5回)も多く演奏されていました。歌曲ではヴェルディとプッチーニが多いようです。


今年の1年はまた違った結果になるのでしょうか?それを楽しみにまた1年、アンコールの恐怖と戦いたいと思います!最近では武蔵野文化事業団のtwitterや公演の個別ページでもアンコール曲を掲載しております!今年のアンコールもお楽しみに!


(ちなみに写真はちょうど1年前の4/15のアンコール曲です。)

    

武蔵野シティバレエのオーディション

執筆者:I.D

今日は涼しいですね…。この雨で桜がいよいよ終わってしまうのでしょうか…。

昨日は悔いのないよう、たっぷり桜を見てしまいました。

 

 

さてさて、武蔵野シティバレエは、日本のバレエ界でも珍しい毎回出演者公募という形式をとっています。

 

そのオーディションが明日大ホールで行われます。(これは非公開です。)

 

今回もこんなにたくさんのご応募をいただきました!

 

 

合格した方は11月の公演に向けて、6月頃からとても厳しい(?)練習が始まります。

 

今年の演目は「白鳥の湖」!

武蔵野シティバレエでこの名作を上演するのは10年ぶり!なのです。

 

プティパ=イワノフ版に武蔵野らしさを加えるとの意気込みも、振付家から届いています。

 

皆様この秋をご期待ください!

今年は何の年?

執筆者:あ・と・お

 

今年一番のビッグイベントといえば、やはりロンドン・オリンピックでしょうか。同じく4年に一度、オリンピックイヤーに開催されるのが(意図的に合わせている訳ではないと思います…)、「武蔵野市国際オルガンコンクール」です。今年も、9月21日~30日に武蔵野市民文化会館で開催いたします。1988年に第1回が開催され、今回で第7回目を迎えます。回を重ねるたびに世界的にも認知されるようになり、今回は21ヵ国から計120名の応募がありました。その中からオーディションで選ばれた15名が第1次予選に出場します。

 

ただ今、このコンクールにあわせ、夏からの様々な関連コンサートを企画中です。これまでにオルガン・コンサートに足を運ばれたことのある方もそうでない方も、もっともっとオルガンの魅力を知っていただき、コンクールを楽しんでいただくために、いつものオルガン・コンサートとはひと味もふた味も違う公演も数多く取り揃えます。来月発表予定です。どうぞ、ご期待ください!

 

武蔵野市国際オルガンコンクール公式ホームページ
www.musashino-culture.or.jp/iocm

シュクルーハンというバリトン歌手

執筆者:Director's choice


クラシックとトラッドの双方ですばらしい美しいヴァイオリニストを見つけました。日本に紹介できたらと考えていますが、最も魅力的なレパートリーが日本になじみのないものであるため、少し迷います。


バーデンの歌劇場で来日するシュクルーハンというバリトンにつてい少し。彼はチェコで活躍している多くのロシア系バリトンの中でもトップの実力を持っていると言っても過言ではありません。ただ、人間は器用に生きられる人と生きられない人とがいますが、彼は後者に属するのです。アーティストといっても劇場に生きる者はいわゆる"おぼえがめでたい"タイプの人が使われてしまいます。


シュクルーハンは歌も人間もよいのですが、妥協ができない芸術性を持っているが故に、その実力は海外に伝わって来ません。彼の良さを判る耳をもつ者だけが起用しているのです。ダブルキャストの一人で、武蔵野で必ず歌うとは限らないが、注目してほしい実力派です。


最近ギョウザをよく食べます。目黒の鎮海楼のギョウザはなかなかのものです。新橋の一味玲玲もよい。トッパンホールの通り道?にある白龍もわるくないです(ただし他のメニューもすべておいしいわけではないので、あくまで餃子をとる事を前提にお勧めします)。

 

ひよこちゃん、『一握の砂』を読もうとする

投稿者:S.O.S改め、ひよこちゃん

皆様、石川啄木をご存知でしょうか?
私は知りません。ウソです。でも、あまり知りません。


小学校や中学校の国語の教科書にもよく載っているらしいなのですが、ひよこちゃんはその昔から国語の授業がとても嫌いでした。国語の教科書もつまらなくて大嫌いだったので決して読みませんでした。今では国語の授業の思い出といえば、春の日ざしが刺す教室で授業中に気持ちよく寝ていて、友達と楽しく遊ぶ夢を見ていたら国語の先生に「バカタレ」と起こされたことくらいでしょうか。カワイイ思い出です。


そんな私でも唯一、啄木について知っていることは、彼が『一握の砂』という詩集の人だということだけでした。しかし、6月30日(土)と7月1日(日)に石川啄木原作・結城座公演『雲は天才である』が武蔵野芸能劇場で上演されることになったので、私は慌てて石川啄木さんについてお勉強を開始することにしました。


ひよこちゃんは典型的な「形から入るタイプ」ですので、たまたま入った古本屋で見つけたこんなものを買ってみました。


......うーむ。ハードル高し。。。い、いきなりこれは厳しいですよね......。


というわけで、もう1冊買い足しました。


こ、これなら、教科書を読めなかった私でもなんとかなりますよね...!
そして、もう1個。今回の結城座公演の原作にもなっている『雲は天才である』を青空文庫(著作権が切れた本をWeb上で公開しているページ)にて発見しました!!興味のある方はこちらからどうぞ→http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/card45462.html


そんなこんなで、結城座『雲は天才である』公演の準備が着々と進むなか、私ひよこちゃんの啄木学習もちびちび進んでおります。併せてご注目下さいませ!

アンコール、その恐怖

執筆者:ヤマネ


アンコール、と言う言葉はご存じでしょう。音楽会の場合は、いわゆる本プログラムが終了した後に拍手が鳴り止まないため、追加で何曲か演奏したり歌ったりする事です。武蔵野文化事業団では終演後、ロビーにアンコールの曲目を書いて掲示しております。


このアンコールがくせ者なのです。だいたいの人はアンコール曲を用意していて、あらかじめ教えてくれるのですが、中には「アンコールの事でしたならば出たとこ勝負で行きます」みたいな事を言う人もいるわけです。


そんなわけで、はい、アンコールの始まる時が、人生で一番緊張しますね。全身を耳にして、ドレミファ・ドン!(古い)しています(演奏家のレパートリーが判っている場合はレパートリー・リストも参考にします)。私はそれでもピアノ科出身ですからピアノ曲は判るほうです。でも、ショパンの夜想曲とかワルツとかは作品番号が判らず往生しますし、フレデリック・ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲から第21変奏、なんてやられたら絶対に判りません。


そういう場合は袖に戻ってきた演奏家を捕まえ、アーアー、今ノ曲ハ何デアッタカ?と聞くのですが、ごく稀に、演奏者自身も曲の正確な名前を知らない、と言う場合があり、すわ!舞台袖は阿鼻叫喚こだまする錯乱状態へと突入するのです!ババーン!


アンコールは心臓に悪い、と申し上げて過言ではありますまい。


第1回 武蔵野寄席 ネタ帳

執筆者:I.D

さて、昨日は武蔵野公会堂で武蔵野寄席“春”が開催されました。

 

私は武蔵野文化事業団に入るまでは、落語にほとんど接したことがなかったので、初めはわからない事ばかりでした。

 

落語好きの方は当然知ってらっしゃることですが、落語家さんはその日やる噺を、事前に決めることはあまりなく、多くの方が当日に噺を決めると聞いたときには驚きました。

 

当日楽屋に入ると、以前その落語会でどのような噺をしたのかが書かれているノート「ネタ帳」や、お客様の年齢層や雰囲気を参考にするとのことですが、なんと高座に上がってから噺を決める方もいるとのことです。さすがプロ!という感じです。

 

武蔵野寄席でも昭和60年の第1回からの、全ての出演者と演目が記されている「ネタ帳」があります。

 

 

これがネタ帳に記された第1回目の武蔵野寄席だ!!  あっ、つい興奮してしまいました。すいません。

 

出演は、まだ前座で「昇八」を名乗っていた春風亭昇太さん、「愛橋」を名乗っていた二つ目時代の瀧川鯉昇さん、内海桂子・好江さん、春風亭小柳枝さん、松旭斎すみえさん、そして春風亭柳昇さん!

 

柳昇さんの肝いりで立ち上げられた武蔵野寄席を成功させよう、との意気込みが伝わってくる、盤石のメンバーでございます。

 

皆様のご愛顧により、それから27年もの間続いてきた武蔵野寄席を、これからも益々発展させていかなければ!と気を引き締め直す思いでございます。

 

これからも武蔵野寄席をよろしくお願いいたします。

 

 

おまけ 舞台袖から見た高座です。前座さんたちが、真剣なまなざしで師匠の芸を見つめていたりします。